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2024-09-26 05:39:22
月間人気銘柄ランキング国内(株価・指標):20分ディレイ、海外(株価・指標):原則15分ディレイ(指数によって異なります)、為替:10分ディレイ 当社専属アナリストがランキングから7月を振り返る!投資調査部 鈴木 英之 7月相場が終わりました。日経平均株価は前月末比0.5%安の19,925円18銭と再び2万円を割り込んで月末を迎えました。なお、日経平均株価の月間の高値(取引時間中ベース)は7/11(火)に付けた20,200円88銭で、安値(同)は7/7(金)に付けた19,856円65銭でした。このため、日経平均株価の月間の高値(取引時間中ベース)を安値(同)で割った月間変動率は1.7%にとどまりました。1980年11月に同変動率が1.2%にとどまって以来実に36年8ヵ月ぶりのこう着相場であったことが、7月相場の最大の特徴と言えそうです。7月相場がこう着状態になった理由は、強弱材料が対立したためと考えられます。プラス面では、米主要株価指標が連日で最高値を更新するなど海外株高が追い風になったことに加え、好調な企業業績に対する評価も株高要因になりました。一方マイナス面では、米国の利上げが緩慢なペースになるとの見方から月後半を中心に円高圧力が強まったことや、日米で政治不安がくすぶり続けたことが逆風となりました。 7月に当社で初めて取引された方が購入した銘柄ではイオン(8267)がトップとなりました。もともと株主優待で人気の根強い銘柄ですが、8月の権利確定に向けて人気が高まってきたようです。第3位のすかいらーく(3197)も株主優待で人気の高い銘柄ですが、6月の権利が落ちた後だけに逆に人気の根強さが表れているとみられます。「はじめての信用取引」ではKLab(3656)がトップの人気となりました。この銘柄はゲームのヒットを期待した個人投資家等の買いで7/13に年初来高値を付けるなど人気化しました。大型株市場がこう着感の強い月になっただけに、全般的にも中小型株の人気が高まりました。また、テーマ的にはゲーム関連株の人気が続いており、売買代金ランキングでは任天堂が売り買いともにトップとなりました。なお、米国市場でリスク許容度が高まる中、VIX指数が歴史的な安値を付けたこともあり、ETF/ETN人気ランキングでは「国際のETF VIX短期先物指数」に逆張り的な人気が集まりました。 8月相場はどうなるのでしょうか。市場参加者の夏休みが本格化することから、買い手が少なくなり、不安定な動きとなる可能性もありそうです。過去10年の月別平均騰落率をみても、8月相場は期待しにくいのが現実です。事実、8/9(水)には北朝鮮動向の緊迫化を背景に日経平均株価が大幅続落となり、7/7の安値を下回るなど波乱の兆しを見せています。ただ、好調な企業業績を背景に、日経平均株価の予想EPS(一株利益)は8/7(月)に1,413円まで上昇し、過去最高を更新しました。したがって、株価が押し目を形成した場面では買いが増えてくる可能性もありそうです。 SBI証券ではじめてお取引された銘柄人気ランキング(2017年7月)現物(2017年7月)SBI証券でのはじめての取引。みんなどんな銘柄を購入したの?
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