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2024-04-27 13:40:53
月間人気銘柄ランキング国内(株価・指標):20分ディレイ、海外(株価・指標):原則15分ディレイ(指数によって異なります)、為替:10分ディレイ 当社専属アナリストがランキングから7月を振り返る!投資調査部 鈴木 英之 日経平均株価は、英国民投票において離脱派が勝利を収めたことを受けて14,864円(6/24)の安値まで売られた後、7/4(月)には15,805円まで値を回復しました。しかしその後は、くすぶり続けていた円高圧力が表面化したことを嫌気して下落に転じ、7/8(金)には15,106円まで値を消してしまいました。こうした中、7/8(金)に発表された米雇用統計(6月)で非農業部門雇用者数が予想を大幅に上回り、米国株(S&P500指数)が年初来高値を更新したこと、さらに7/10(日)の参議院選挙で与党が勝利し、安倍政権の経済対策への期待が高まったこと等を好感し、7/11(月)〜7/19(火)に日経平均株価は6営業日連続高となり、7/21(木)には16,938円96銭の月間高値を付けました。ただ、その後は再び下落基調となりました。比較的短期間で急上昇した後だけに、テクニカル指標で一部過熱感が台頭し、利益確定売りが出やすくなりました。7/29(金)に日銀金融政策決定会合の結果が発表され、ETFの買い入れ額増加にとどまった追加緩和策が踏み込み不足との評価から日経平均は一時16,174円35銭まで下げました。しかし、銀行株等の反発を契機に引けにかけては持ち直し、結局7月末の日経平均株価は16,569円27銭(前月末比6.4%の上昇)となりました。 7月のランキングについては、一言で要約すれば「ポケモンGO」の配信にからみ任天堂(7974)やその関連銘柄に人気が集まったことが最大の特徴です。「ポケモンGO」は7/22(金)に日本での配信が始まりましたが、先に配信が開始された米国などでの過熱した人気ぶりが伝えられ、任天堂株は7/6(水)の13,835円を起点に7/19(火)には32,700円まで上昇し、8営業日で2.4倍の上昇となりました。「はじめての信用取引」および「売買代金ランキング」部門でともにランキング第1位の人気となっています。特に上記「信用」部門では、「ポケモンGO」との連動企画を打ち出した日本マクドナルドホールディングス(2702)やイマジカ・ロボット ホールディングス(6879)、サノヤスホールディングス(7022)などの「関連銘柄」も軒並み上位になりました。「任天堂人気」のあおりを受け、レバレッジ投信は「はじめての信用」でも「売買代金」上位でも、7月は首位を取れませんでした。ただ、株主優待で人気のあるイオン(8267)は「はじめての現物取引」で任天堂(第2位)を押さえ首位を回復しました。 8月の日経平均株価は底堅い推移が期待されます。日銀によるETFの買い入れは月間1千億円前後の買い越し需要につながるため、株式需給の引き締まりが期待されるためです。月前半は夏休み本格化で市場参加者が減少するとみられるものの、後半は戻ってくるため、月後半の方が追い風を受けやすくなりそうです。決算発表終了後は企業業績への懸念が後退しやすいこともプラス材料になるとみられます。8/3(水)現在の日経平均の予想EPS(一株利益)は1,205円ですので、予想PER14倍まで買われれば16,870円、14.5倍まで買われれば17,472円と計算されます。これを加味すれば、日経平均株価が17,500円を付けても不思議ではないと思います。反面、円高圧力が残っていることや不安定な原油相場がリスク要因になりそうです。日経平均が予想PER13倍近辺(15,665円)近辺に下がる可能性についても警戒しておく必要は残りそうです。 SBI証券ではじめてお取引された銘柄人気ランキング(2016年7月)現物(2016年7月)SBI証券でのはじめての取引。みんなどんな銘柄を購入したの?
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