2025-07-16 10:31:33
月間人気銘柄ランキング国内(株価・指標):15分ディレイ、海外(株価・指標):原則15分ディレイ(指数によって異なります)、為替:10分ディレイ 当社専属アナリストがランキングから2月を振り返る!投資情報部 鈴木 英之 2月の振り返り日経平均株価の2月末終値は21,385円16銭となり、前月末比611円67銭(2.9%)上昇となりました。12月に10.5%下落した後、1月の3.8%上昇に続き、月足ベースでは2ヵ月連続の上昇となりました。米FRB(連邦準備制度理事会)の金融政策に対するスタンスがハト派的なものに変わり、政策金利引き上げや資産縮小が停止されるとの期待が膨らみました。さらに、米中通商問題で妥協が成立するとの期待が高まったことが、投資家のリスク許容度を高めたものと考えられます。反面、2月前半に佳境を迎えた上場企業の2018年10〜12月期決算発表では、企業業績の減速傾向が鮮明になりました。決算発表が佳境を迎えた2/8(金)に日経平均株価は一時20,315円31銭まで下落し、そこが月間の安値になりました。しかし、多くの企業が自社株買い実施を発表したことに加え、日経平均株価の予想EPS(一株利益)があまり下らなかったこと等が下支え材料となり、株価が下落する場面は短期にとどまりました。 ランキングコメント「SBI証券ではじめてお取引された銘柄人気ランキング」では先月に引き続きイオン(8267)がトップでした。もともと、2月に権利が確定する株主優待銘柄で投資家の人気の高い銘柄です。第2位には3月に権利が確定する株主優待銘柄で投資家の人気の高いオリックス(8591)がランクインしました。「はじめての信用取引」でもイオンが第2位と人気でしたが、親会社を抜いて首位に立ったのはイオンモール(8905)でした。2月下旬にかけて売り残が増えた所をみると、つなぎ売り需要が増えたとみられ、やはり株主優待が人気の要因になったとみられます。「SBI証券の売買代金ランキング」ではソフトバンクグループ(9984)が売り買いともにトップになりました。もともと個人投資家に人気の銘柄ですが、この月は自社株買いの発表でさらに人気化する形になりました。「SBI証券のETF/ETN人気ランキング」では、第1位が日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信、第2位が同ダブルインバース・インデックス連動型投信、第3位が日経平均ベア2倍上場投信という順位に変化はありませんでした。「SBI証券のREIT人気ランキング」でもトップは前月と同じ「インヴィンシブル投資法人 投資証券」となりました。 3月の展望日経平均株価は昨年末安値から上昇に転じ、2/26(火)でちょうど2ヵ月になりました。昨年3月末株価21,454円30銭を上回る場面もみられるようになり、機関投資家も一息つきやすく、ここから上値は利益確定売りが増えてきやすい水準となりそうです。戻り売りを消化してさらに上昇するのか、再び波乱となるのか、米中覇権争いを中心に投資環境の再吟味が必要であると考えられます。こうした中、東証から発表されたデータによると、先物と現物の裁定取引に伴う現物株の買い残(期近・期先合計)について、2016/9/9(金)に記録した3,326億円以来の低水準が続いていることになります。リーマンショック以降、裁定買い残が何週間かにわたり1兆円を大きく下回るような「歴史的な低水準」状態は、3回しかない珍しい状態です。需給面では本格的な上昇に転じても不思議ではない状態にあると考えられます。 SBI証券ではじめてお取引された銘柄人気ランキング(2019年2月)現物(2019年2月)SBI証券でのはじめての取引。みんなどんな銘柄を購入したの?
信用(2019年2月)レバレッジを使ったはじめての信用取引。みんなはどんな銘柄を取引したの?
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