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2024-03-28 20:23:36
月間人気銘柄ランキング国内(株価・指標):20分ディレイ、海外(株価・指標):原則15分ディレイ(指数によって異なります)、為替:10分ディレイ 当社専属アナリストがランキングから3月を振り返る!投資情報部 鈴木 英之 3月の東京株式市場は前月に続き、波乱含みの展開になりました。2日に米トランプ大統領が鉄鋼・アルミ分野での輸入関税を表明したことを皮切りに、米国は輸入関税の導入で中国へ揺さ振りをかける戦略を展開。これに対して中国も報復関税で応じるなど、世界的な貿易戦争への懸念が強まりました。森友問題を背景とする国内政治不安も手伝い、日経平均株価は26日には一時20,347円と、2月末水準から8%近く下げる波乱となりました。一方、南北朝鮮が首脳会議開催で合意するなど、北朝鮮が融和姿勢に転じてきたことから地政学的リスクが後退し、そのことが株価の下支え材料になりました。米国の時間当たり賃金の伸びが落ち着き、米長期金利の上昇が一巡し、外為市場でも円高の勢い低下に寄与しました。日経平均の予想PERは終始12倍台で推移し、株価の割安感が強かったことも支援材料になりました。結局、3月末の日経平均株価は21,454円30銭となり、前月末比2.7%下落し、月足としては2ヵ月連続の下落。ただし、年度ベースでは13.5%と2年連続の上昇を維持しました。 「SBI証券ではじめてお取引された銘柄人気ランキング(2018年3月)」では、3月は3月決算銘柄の株主としての権利が確定する月となるため、3月決算企業で予想配当利回りの高い銘柄が「上位独占」となりました。みずほフィナンシャルグループ(8411)は好配当利回りに加え、株価的にも個人投資家にとって買いやすいことで第1位となりました。オリックス(8591)は配当のみならず、株主優待を受けられることが魅力となっています。なお、「はじめての信用取引」で首位の明星工業(1976)も好配当利回りと株主優待の両方を享受できることが魅力となっています。「SBI証券の売買代金ランキング(2018年3月)」は、売り買いとも、上位3銘柄が先月と変わらずであり、傾向に変化はありませんでした。「ETF/ETN人気ランキング」も同様に上位の銘柄に大きな変化はありませんでした。「REIT人気ランキング」では、予想分配金利回りの高い銘柄が上位となりました。 4月の東京株式市場は、中国が市場開放を示唆するなど貿易戦争への懸念を後退させる材料が出始める中で、やや落ち着いたスタートを切っています。外為市場で円高・ドル安が一服していることもあり、当面は戻りを試す展開が想定されます。ただ、日銀短観が示唆するように、円安効果が期待しにくくなる中で、原材料価格の上昇や人件費の高騰など、コスト上昇が企業業績を圧迫し始めています。市場では、決算発表で上場企業が慎重な業績見通しを公表するとの懸念が強く、そのことが株価の頭を押さえているように思われます。日経平均株価は時間をかけて上値を切り上げる展開になりそうです。 SBI証券ではじめてお取引された銘柄人気ランキング(2018年3月)現物(2018年3月)SBI証券でのはじめての取引。みんなどんな銘柄を購入したの?
信用(2018年3月)レバレッジを使ったはじめての信用取引。みんなはどんな銘柄を取引したの?
SBI証券の売買代金ランキング(2018年3月)買い(2018年3月)
売り(2018年3月)
SBI証券のETF/ETN人気ランキング(2018年3月)
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