ホーム > 2015年 投資はじめ > 2015年の見通し > 2015年の原油相場(WTI)の見通し
2015年の原油相場(WTI)の見通し
日経平均株価 | 日本株の注目株・テーマ | 日本の長期金利 | CPI(消費者物価上昇率) | ドル・円相場 | ユーロ・円相場 |
NYダウ平均株価 | 米国の長期金利 | 投資先として魅力的な国 | 原油相場(WTI) | 金価格
【2015年末の原油価格は1バレル60〜80ドル台のレンジに】
2014年の原油先物相場(WTI)は夏ごろまでは、100ドル前後で推移していましたが、秋以降は下落に転じ、12月になって下げを加速する展開となりました。シェール革命を展開する米国が、ロシアとともに、サウジのシェア・トップを脅かす中、サウジが需給調整よりもシェア維持を重視し始めたことが大きな要因です。新興国の経済成長が鈍化傾向にあること、投機資金の供給源である米国で、量的緩和が終わったこと等も影響している可能性があります。
原油市場の構造変化が背景にあり、そこに大国間の思惑が絡んでいるため、原油相場の低迷は続く可能性があります。ただ、2015年に向けて市場の予想は、60〜80ドル台が多数派になっています。米シェール業界の産出コストの下限が60ドルとみられる中、60ドルを割り込むような水準は長期化しないということなのかもしれません。なお、2013年末における2014年相場の予想は80〜100ドルが最多でした。その意味では、想定レンジの低下は覚悟せざるを得ないと言うことなのかもしれません。
なお、比較的少数ではありますが、40〜60ドル台とのご意見も複数ありました。原油相場の先行きには引き続き注意が必要そうです。
※質問項目と回答数(★の数は回答数を示す)
2015年末の原油価格(WTI・1バレル当たり)
100ドル以上 |
なし |
---|---|
80ドル以上〜100ドル未満 |
★(1) |
60ドル以上〜80ドル未満 |
★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ |
40ドル以上〜60ドル未満 |
★ ★ ★ ★(4) |
40ドル未満 |
なし |
関連注目商品
日経平均株価 | 日本株の注目株・テーマ | 日本の長期金利 | CPI(消費者物価上昇率) | ドル・円相場 | ユーロ・円相場 |
NYダウ平均株価 | 米国の長期金利 | 投資先として魅力的な国 | 原油相場(WTI) | 金価格
アンケートについて
- アンケート結果は、DIAMアセットマネジメント株式会社、インベスコ・アセット・マネジメント株式会社、ニッセイアセットマネジメント株式会社、ピクテ投信投資顧問株式会社、朝日ライフ アセットマネジメント株式会社、T&Dアセットマネジメント株式会社、フィデリティ投信株式会社、損保ジャパン日本興亜アセットマネジメント株式会社、新光投信株式会社、スパークス・アセット・マネジメント株式会社、三菱UFJ投信株式会社、みずほ投信投資顧問株式会社、三井住友アセットマネジメント株式会社、三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社、BNPパリバ証券株式会社、HSBC証券会社東京支店、JPモルガン証券株式会社、クレディ・アグリコル証券会社 東京支店、ドイツ証券株式会社、ブラックロック・ジャパン株式会社、国際投信投資顧問株式会社、レオス・キャピタルワークス株式会社(順不同)にアンケート(2014/12/12締切)にご協力いただき、SBI証券が集計したものです。 重複回答・部分回答を含むため、回答数を示す★印に過不足があります。
- アンケート結果の要旨を表現したものであり、SBI証券の見方を述べたものではありません。また、アンケート結果はあくまでも、意見の集約であり、将来の市況や価格の実現を保証するものではありません。
- 当社の取扱商品は、各商品毎に所定の手数料や必要経費等をご負担いただく場合があります。また、各商品等は価格の変動等により損失が生じるおそれがあります。各商品等への投資に際してご負担いただく手数料等およびリスク情報につきましては、SBI証券WEBサイトの当該商品等のページ及び金融商品取引法に係る表示並びに契約締結前交付書面等の記載内容をご確認ください。