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2024-04-26 18:03:04

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My−ラップ通信第6号『6月の運用環境について』

2015/7/2
SBIアセットマネジメント My-ラップ運用チーム

My−ラップをお持ちのお客さま“だけ”に、SBIアセットマネジメントのMy−ラップ運用チームより『My−ラップ通信第6号』をお届けします!

6月の運用環境について

年初からの世界的な金融緩和を背景に、日欧を中心に堅調に推移してきた株式市場ですが、今月は独長期金利の急上昇や米早期利上げ観測の強まりを受けて、下旬まで軟調な展開が続きました。ギリシャの支援交渉の進展に期待が高まり、値を戻す局面もありましたが、協議が決裂し同国の債務不履行への懸念が強まると、世界的な大幅株安となり月末を迎えました。

日経平均は、5月下旬から12連騰し6月頭には一時20,600円台まで上昇しましたが、利益確定売りと共に下落に転じると、黒田日銀総裁の発言を受けた円高・ドル安進行や、ギリシャ債務問題を巡る協議の先行き不透明感も相場の重荷になり、中旬には2万円割れまで下落しました。その後、米株高や円相場の落ち着きを好感して反転したものの、月末にかけて急落し前月末比で下落して終わりました。新興市場には個人投資家の買いが入り、マザーズ指数は年初来高値を更新し、中小型株が堅調に推移しました。

日本経済については、個人消費は未だ弱い状況にありますが、4月の毎月勤労統計で実質賃金の伸びが小幅ながらプラスに転換するなど明るい兆しが見えており、給与増等を牽引役に今後回復していくことが見込まれます。米国経済に関しては、天候など一時的要因による1〜3月期の減速を経て、足元では堅調な経済指標の発表が相次ぎ、年後半にかけて回復するという弊社シナリオに沿う展開となっています。欧州では、欧州債の金利上昇をきっかけに、ユーロの巻き戻しなど不安定な相場展開となっており、ギリシャのEU離脱、デフォルトへの警戒感から当面ボラティリティの高い展開が見込まれます。
市場のかく乱要因としては、「ギリシャ問題」のほか、いよいよ実行が視野に入ってきた米利上げに伴う新興国通貨、株式への影響等が挙げられます。

このような中、My-ラップは6月30日現在、基準価額は安定型10,211円(前月比-1.95%)、積極型10,540円(前月比-3.18%)と、今月はマイナスとなりました。
今月の上昇・下落の主な要因は以下の通りです。

積極型
  • 【プラス寄与】:日本小型株式、ヘッジファンド、為替(ユーロ高)
  • 【マイナス寄与】:
     新興国大型株式、米国大型株式、日本大型株式、欧州大型株式、グローバルREIT
安定型
  • 【プラス寄与】:ヘッジファンド(ヘッジあり)、為替(ユーロ高)
  • 【マイナス寄与】:米国大型株式、日本大型株式、米国債券、欧州大型株式

運用方針については、原則、基本配分に沿った運用を行うものの、弊社見通しに基づき、米利上げに伴い新興国市場での資金フローに変化が起こる可能性があることから、株式、債券ともに欧州の配分を中立に戻し、新興国の配分を若干減少させています。

分散投資

My-ラップが設定されてから6ヵ月が経過しました。5月末までの設定来の運用成績を見ると安定型+4.14%、積極型で+8.86%の運用成績となっています。

My-ラップの特徴の1つに、「世界各国のさまざまな資産への分散投資により、中長期的な収益の獲得を目指します」という点があります。今回は、この分散投資についてお話ししたいと思います。まだ、設定後6ヵ月しか経っていないため、中長期の分散投資の成果を実証するには不十分ですが、設定直後の2014年12月11日から2015年5月29日までのデータを用いて、どのような傾向があったかを見ていきたいと思います。

分散投資を行う理由は、(1)収益機会を増やし(リターンの分散)、同時に相場変動リスクを緩和、(2)ファンド全体のリスク(変動率)を下げるという点にあります。(2)のファンド全体のリスクを下げるためには、動きの違うものを組み合わせる必要があります。
(1)のリターンを見ると、設定日から5月までの相場は、日本大型株式と欧州中小型株式の上昇が特に高く、相場変動リスクを勘案してもこの2つの資産の組入れがファンドの運用成績に大きく貢献しています。一方、債券は、新興国債券が相対的に高いリターンをあげた一方、先進国債券がユーロ安の影響によりリターンがマイナスになっています。
(2)の変動率低減効果を見てみると、ヘッジファンドと米国債券の動きが大きな逆相関(反対方向に動く)、ヘッジファンドと先進国債券の動きも逆相関となっており、ヘッジファンドが変動率低減に貢献していることがわかります。具体的には、この期間、ヘッジファンドは、米国国債の金利が低すぎることから、ショートポジション(米国国債の金利が上昇すると収益が上がる戦略)を取っており、米国国債の金利が上昇しリターンが低下する局面でヘッジファンドが収益を確保し、ファンド全体の収益、変動率の低減に貢献しました。
また、同じ方向に動いたのは、米国大型株式と米国小型株式、欧州大型株式と欧州小型株式で同じ地域の株式のため相関が高くなりました。日本小型株式、日本債券は、他の資産の変動との関係が全体的に少なく(無相関)、分散投資の効果が見られました。

My-ラップの1つの特徴である分散投資の効果については、資産配分の見直しとともに今後とも継続的に、ウォッチしていきます。

SBI−SBI グローバル・ラップファンド

【積極型】

金額買付 口数買付 積立買付

【安定型】

金額買付 口数買付 積立買付

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