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2024-05-11 11:14:11

投資信託 > My−ラップ通信第5号『5月の運用環境について』

My−ラップ通信第5号『5月の運用環境について』

2015/6/2
SBIアセットマネジメント My−ラップ運用チーム

My−ラップをお持ちのお客さま“だけ”に、SBIアセットマネジメントのMy−ラップ運用チームより『My−ラップ通信第5号』をお届けします!

5月の運用環境について

日経平均は、4月末からの欧州を中心とした債券利回りの急騰を受けて、連休明けに大きく調整したものの、金利上昇一服後は米株高を好感した買いが入ったほか、企業業績改善期待を背景に続伸し、19日には約3週間ぶりに終値で2万円台を回復しました。
足元の経済指標は力強さに欠けますが、企業業績に目を向けると堅調な回復が伺われ、日本経済新聞社の集計(18日時点)によると2015年3月期の連結経常利益(金融、電力など除く)は前期比6%増となっており、今期も9%近い増益が見込まれています。
一方、米国経済は、悪天候や西海岸湾岸の労使問題などから1-3月期に低迷したあと、4月も景気回復スピードは緩慢なものに留まっておりますが、株式市場は底堅く推移しています。欧州では、量的緩和策開始以降の金利低下、ユーロ安が株高につながる相場展開が一服し、金利上昇からユーロ高、株安への急速なポジションの巻き戻しが起こりましたが、足元では落ち着きつつあります。
市場のかく乱要因としては、引き続き「ギリシャ問題」が挙げられ、6月末の第2次支援プログラムのデッドラインに向けた交渉の行方に注目が集まっています。

このような中、My−ラップは2015/5/29現在、基準価額が積極型10,886円(前月比+3.24%)、安定型10,414円(前月比+2.10%)と、上昇基調で推移しています。
今月の上昇・下落の主な要因は以下の通りです。

積極型
  • 【プラス寄与】:日本大型株式、日本小型株式、欧州大型株式、為替(円安ドル高)
  • 【マイナス寄与】:新興国大型株式、先進国債券
安定型
  • 【プラス寄与】:日本大型株式、ヘッジファンド(ヘッジ有)、為替(円安ドル高)
  • 【マイナス寄与】:先進国債券、新興国大型株式

運用方針については、原則、基本配分に沿った運用を行うものの、年後半に向け通貨のユーロ安方向が継続する可能性が高いとみられることから、ユーロ建て債券に約50%組入れている先進国債券への配分を若干少なめに配分しています。

My−ラップの組み入れETFについて

今回は、前回に引き続き、My−ラップで組み入れているスマートベータのETFについてご説明します。

国内株式大型として組み入れているのは、「JPX日経400」に連動するETFです。
「JPX日経400」は3月のMy−ラップ通信でご紹介した、株式市場で“くじら”とも称される年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が、運用対象として採用したことで知名度が上がった指数です。
この指数は、東証上場銘柄について、以下の方法で銘柄を選定します。

  • (1)“1.適格基準(上場3年未満や3期連続赤字企業等を除く)”、“2.市場流動性指標(直近3年間の売買代金、時価総額)”でスクリーニング、上位1,000銘柄を選定。
  • (2)定量的な三指標(3年平均株主資本比率(ROE)、3年累積営業利益、時価総額)に各指標の順位に応じてスコアを付与し、各40%:40%:20%で加味した総合スコアを算出。
  • (3)定性的な要素(独立した社外取締役の選任、国際財務報告基準(IFRS)の採用、決算情報の英文開示)を加点。
  • (4)スコアが高い順に400銘柄を選定。リバランスは年1回(6月末基準で8月末に実施)

この指数が注目されている理由はROEにあります。昨今、コーポレートガバナンスの強化が求められており、外国人投資家の関心が高まっています。ROEの高い銘柄、すなわち、「株主から調達した資金(内部留保利益を含む)」に対する「営業利益率」が高く、株主の期待に応えている銘柄に投資を行うというものです。このような投資は、「クオリティ」(=品質)に投資するスマートベータと言われています。
同様に、「クオリティ」に投資するスマートベータETFは、米国中小型株式と欧州大型株式に採用しており、それぞれ「ファースト・トラスト・ミッド・キャップ・コア・アルファデックス・ファンド」、「ファースト・トラスト・ヨーロッパ・アルファデックス・ファンド」というETFです。どちらも、グロース(成長)銘柄は株価騰落率、株価売上高倍率、売上高成長率等の指標で選別し、バリュー(割安)銘柄は株価純資産倍率、株価キャッシュフロー倍率、ROA(総資本利益率)等の指標で選別して、グロース銘柄とバリュー銘柄の両方を組み入れるインデックスに連動するETFです。

また、米国大型株式として組み入れているのは、「グッゲンハイムS&P500イコール・ウェイトETF」というスマートベータ指数連動のETFです。ターゲットとしている指数(S&P500イコール・ウェイト・インデックス)は、S&P500指数の構成銘柄を等比率(等金額)に配分した指数です。等金額投資は、古くから行われている投資手法で、安定的な超過収益が得られる手法として知られています。時価総額投資と比べると、時価総額の小さな銘柄の投資比率が多くなることから「小型株効果」が得られます。また、定期的に等金額に投資額を見直すことで、相対的に上昇率が低い(または下落率の高い)銘柄を購入し、相対的に上昇率が高い(または下落率の低い)銘柄を売却することから、「リターン・リバーサル」という逆張りの投資を行うことになります。すなわちこのETFは、「小型株効果」と「リターン・リバーサル効果」の2つのスマートベータを組み合わせたETFと言えます。
新興国債券として組み入れている「パワーシェアーズ・エマージング・マーケッツ・ソブリン・デット・ポートフォリオ」というETFも、対象国をすべて等金額投資、個々の国の中で投資する債券も等金額投資を行っており、米国大型株式のETFと同様に「小型効果」と「リターン・リバーサル効果」の2つのスマートベータを組み合わせたETFです。

SBI−SBI グローバル・ラップファンド

【積極型】

金額買付 口数買付 積立買付

【安定型】

金額買付 口数買付 積立買付

投資信託に関するご注意事項

  • 投資信託は、主に国内外の株式や債券等を投資対象としています。投資信託の基準価額は、組み入れた株式や債券等の値動き、為替相場の変動等により上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。
  • 投資信託は、個別の投資信託毎にご負担いただく手数料等の費用やリスクの内容や性質が異なります。ファンド・オブ・ファンズの場合は、他のファンドを投資対象としており、投資対象ファンドにおける所定の信託報酬を含めてお客さまが実質的に負担する信託報酬を算出しております(投資対象ファンドの変更等により、変動することがあります)。
  • ご投資にあたっては、目論見書や契約締結前交付書面をよくお読みください。
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