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2024-04-25 13:30:48

投資信託 > My−ラップ通信第2号『2月の運用環境について』

My−ラップ通信第2号『2月の運用環境について』

2015/3/3
SBIアセットマネジメント My−ラップ運用チーム

My−ラップをお持ちのお客さま“だけ”に、SBIアセットマネジメントのMy−ラップ運用チームより『My−ラップ通信第2号』をお届けします!

2月の運用環境について

日経平均はリーマンショック前の高値を更新し、ITバブル時の2000年の水準に到達しています。
一方、欧米の株価も上昇基調となっており、特に、欧州は、ギリシャ問題やウクライナ問題などを抱えながらも、量的緩和によるマネーの流動性供給もあり、しっかりした展開となっています。My−ラップは、2月の中旬以降は安定して10,000円を上回っており、特に株式の組み入れ比率の高い積極型のリターンが高くなっています。

世界同時株高の主な要因は、相場のかく乱要因になっていた原油安について当面の下値目途が見えてきて、50USドル/バレル台で推移していることです。金利低下、原油安、ドル高は、米国以外の国々にとってはフォローの風となっています。唯一、米国はドル高により多国籍企業の業績が伸び悩むなど負の側面が見られますが、今後、利上げが予想される中、FRB(連邦準備制度理事会)に対する信頼感等から、株式の上昇が続いています。

一方、現在、世界中が注視している地政学リスクとして「ギリシャ問題」があります。今回のギリシャ問題は、今年1月25日のギリシャ総選挙において、急進左派連合(SYRIZA)が前政権とEUとの間で合意した財政再建計画の見直しを公約に掲げ大勝利を挙げたことに端を発します。
しかし、ギリシャはEUの支援がないと資金が行き詰まり、ギリシャ政府及びギリシャの銀行は破たんしてしまう状況にあります。
一方EUとしては、財政再建に反するギリシャ側の要求を受け入れる余地は少ないことから、ギリシャのEU離脱の可能性に市場が注視しています。直近では、ギリシャ政府がEUから求められた条件をほぼすべて受け入れる形で合意し、EUの金融支援は4か月延長される見通しとなり、当面の危機は回避されました。しかし、今回の合意は時間の引き延ばしにすぎず、再び問題化するのは必須の状況と言えるでしょう。

このような中、My-ラップは2月27日現在、基準価額が安定型10,142円、積極型10,338円と、設定来のリターンはプラスで推移しています。

積極型
  • 【プラス寄与】:日本大型株式、米国大型株式、欧州大型株式、新興国大型株式
  • 【マイナス寄与】:先進国債券(主にユーロ安によるもの)、日本小型株式
安定型
  • 【プラス寄与】:日本大型株式、米国大型株式、欧州大型株式
  • 【マイナス寄与】:先進国債券(主にユーロ安によるもの)

ギリシャ問題以外にも、ウクライナ問題など地政学リスクを多く抱える現状では、一時的に相場が混乱する局面も十分考えられますが、原油安が徐々に世界経済に好影響を与えると予想されること等から、中長期的な経済動向も見極めながら、引き続き積極的に投資を行いたいと考えています。

ヘッジファンド(1)

皆さんは「ヘッジファンド」という言葉にどのようなイメージをお持ちでしょうか。 “市場を大きく動かすもので価格の変動が大きそう”、“相場が下がるときでもプラスのリターンを目指しているので安心感がある”など千差万別の答えが返ってくることでしょう。このように人によりイメージが異なるのは、“資産をヘッジするファンド=損を抑えて儲ける(絶対収益追求)ファンド”というのがヘッジファンドの総称であることから、運用手法が多岐にわたっていることが要因です。相場のシナリオを想定しリスクを取って運用する“グロ−バルマクロ”のようにシナリオが当たると儲かるもののシナリオが外れると損失が生じる可能性のあるファンドから、“裁定取引”のように市場間や現物・先物間の鞘取りを行う比較的変動が穏やかなものまで、各運用者が運用手法を競っています。

My-ラップでは、現在1銘柄(安定型は為替ヘッジありクラス、積極型は為替ヘッジなしクラス)のヘッジファンドを組み入れています。このヘッジファンドの中身について、今回と次回の2回に分けてご紹介していきたいと思います。
ファンド名は、“ニューバーガー・バーマン・グローバル・ボンド・アブソリュート・リターン・ファンド”、米国の独立系資産運用会社ニューバーガー・バーマン社が運用する世界の債券への投資を通じて絶対収益を追求するファンドで、主要な戦略は、割安な債券を買い建て、割高な債券を売り建てる“ロング・ショート戦略”です。投資目的は、安定的に短期金利を一定レベル上回る収益を目指すことで、大きな収益を狙うファンドではありません。

このファンドの第1の特徴は、本ファンドが、「米国の投信市場で急拡大している新しいタイプのヘッジファンドである“リキッド・オルタナティブ”であること」です。“リキッド・オルタナティブ”とは、“流動性のあるヘッジファンド”という意味で、いままでヘッジファンドが主に富裕層や大口の法人顧客向けであったのに対して、小口の個人投資家も購入できるよう開発されたファンドです。通常のヘッジファンドが、規制の緩い組合形式(リミテッドパートナーシップ等)で組成されているのに対して、“リキッド・オルタナティブ”は、米国や欧州の投資信託の法律に基づき組成されているところに大きな違いがあります。 そのため、

・設定・解約は日次が基本で“流動性が高い”

・成功報酬がないことから“コストが割安”

・月次・四半期の開示が求められることから“透明性が高い”

・レバレッジに制限があり、“リスクが抑えられている”

などの利点があります。
一方、流動性・レバレッジ制限・透明性により、高いリターンが上げにくいという欠点もあります。

第2の特徴として「金利の上昇局面・低下局面ともに絶対収益を追求する運用であること」が上げられますが、これについては次回のコラムでご紹介したいと思います。

SBI−SBI グローバル・ラップファンド

【積極型】

金額買付 口数買付 積立買付

【安定型】

金額買付 口数買付 積立買付

投資信託に関するご注意事項

  • 投資信託は、主に国内外の株式や債券等を投資対象としています。投資信託の基準価額は、組み入れた株式や債券等の値動き、為替相場の変動等により上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。
  • 投資信託は、個別の投資信託毎にご負担いただく手数料等の費用やリスクの内容や性質が異なります。ファンド・オブ・ファンズの場合は、他のファンドを投資対象としており、投資対象ファンドにおける所定の信託報酬を含めてお客様が実質的に負担する信託報酬を算出しております(投資対象ファンドの変更等により、変動することがあります)。
  • ご投資にあたっては、目論見書や契約締結前交付書面をよくお読みください。
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