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2024-04-18 21:21:29

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My−ラップ通信第4号『4月の運用環境について』

2015/5/7
SBIアセットマネジメント My−ラップ運用チーム

My−ラップをお持ちのお客さま“だけ”に、SBIアセットマネジメントのMy−ラップ運用チームより『My−ラップ通信第4号』をお届けします!

4月の運用環境について

日経平均は、終値で20,000円を上回った後、若干調整しています。一方、指数構成銘柄だけが上昇し、個別銘柄の収益状況や割安割高判断が株価に反映されていないとの声も出てきています。当月より3月決算銘柄の決算発表が始まったこともあり、今後は、企業業績に注目が集まると思われます。決算発表時には、多くの企業が今年度(2016年3月期)の業績見通しも発表しますが、例年、保守的な見通しによる業績予想を発表する傾向にあることから、業績見通し発表による相場の変動は市場全体では限定的で、大きなサプライズはないと予想しています。
一方、米国は、寒波などの要因により予想を下回る経済指標が増加しており、FRB(連邦準備制度理事会)の金利引上げの時期が年後半以降になる可能性が以前より高まっています。欧州株式市場は、ユーロ安と量的緩和による流動性相場が継続しており、上昇基調が続いています。
市場のかく乱要因は、前月の懸念事項の中でも挙げた「ギリシャ問題」です。ギリシャはユーロ圏各国の信頼を失いつつあり、ユーロ離脱リスクが徐々に高まっています。

このような中、My-ラップは4月30日現在、基準価額が安定型10,200円(前月比+0.72%)、積極型10,544円(前月比+1.65%)と、若干上昇基調で推移しています。

今月の上昇・下落の主な要因は以下の通りです。

積極型
  • 【プラス寄与】:新興国大型株式、日本大型株式、欧州大型株式、欧州小型株式
  • 【マイナス寄与】:為替(円高ドル安)、グローバルREIT
安定型
  • 【プラス寄与】:新興国大型株式、先進国債券、日本大型株式
  • 【マイナス寄与】:為替(円高ドル安)、グローバルREIT

今後は原則、基本配分に沿った運用を行うものの、通貨のユーロ安方向が継続する可能性が高いとみられることから、ユーロ建て債券に約50%組入れている先進国債券への配分を若干少なめに配分しています。

コラム「スマートベータ」

My-ラップの大きな特色の一つに「“スマートベータ指数”に連動するETFに投資を行う」というものがあります。
スマートベータ指数は、「時価総額に応じて銘柄を組み入れる従来型の株価指数(例:TOPIX等)ではなく、財務指標(売上高、営業キャッシュフロー、配当金など)や株価の変動率など銘柄の特定の要素に基づいて構成された指数」です。
“スマートベータ”と対になる言葉として“インデックス”があります。機関投資家の資産の多くの運用が“インデックス”運用になっていますが、その理由の1つとして、「株式市場は効率的であり、市場に出回る情報はすぐ株価に反映するため、市場を上回る運用成績を長期間継続することは出来ない」(効率的市場仮説)という考え方があります。
この考え方に基づくと、アクティブ運用を組合わせても、長期的にインデックスに勝てないため、アクティブファンドに高い報酬を支払うのではなく、最初からインデックスファンドに投資し、コストを最小限にするのが良いということになります。

しかし、一方、株式市場を見ていくと“アノマリー”と言われる上記理論では説明できない規則性があることが知られています。配当利回りの高い銘柄、株価収益率(PER)の低い銘柄、時価総額の小さな銘柄などは、市場を上回る運用成績を上げることが多いなどの事例がこれに当たります。

株式市場が毎年上昇を続けている局面では、結果として“インデックス”の運用成績が良好であったことや、多くの人が収益を享受できたことから、“アノマリー”はあまり注目されてきませんでした。しかし、リーマンショックを経て株式市場のリバウンドが一段落し、今後も株式市場の上昇基調が継続するのかどうかについて不安に思う投資家が増加してくると、株式市場全体が上昇しないと収益が上げられない“インデックス”に満足が出来なくなり、安定的に収益を上げられる他の運用手法のニーズが高まってきました。このような環境の中で、スマートベータが“インデックス”を上回る運用手法として注目が集まってきたのです。
また、スマートベータ運用は、通常のアクティブ運用と比較してコストを抑えられるところにも特徴があります。

My−ラップにはさまざまなスマートベータに連動するETFを組入れています。その中で、設定日の12月中旬から3月末までの運用成績を見てみると、先進国株式のリターンが高く、かつ、米国、欧州は大型株式より中小型株式のリターンが高いのが目を引きます。特に欧州中小型株式市場は、量的緩和による流動性相場となっており、大幅に上昇しています。

My−ラップで組入れている欧州中小型株式市場のETFは、「ウィズダムツリー・ヨーロッパ・スモール・キャップ・ディビデンド ファンド」というスマートベータ指数連動のETFです。この指数は、欧州株式のうち大型株式上位300銘柄を除いた母集団の中から時価総額下位25%を選択し、年間現金配当率をベースに配分しています。
すなわち、「小型株効果」と「高配当効果」の2つのスマートベータを組み合わせた指数と言えます。

次回以降は、その他のスマートベータ指数に言及していきたいと思います。

SBI−SBI グローバル・ラップファンド

【積極型】

金額買付 口数買付 積立買付

【安定型】

金額買付 口数買付 積立買付

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