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2016年 年頭のご挨拶
新年あけましておめでとうございます。
旧年中は格別のご高配を賜りまして、誠にありがとうございました。
昨年は、好調な企業業績に加えて2014年10月の日銀による追加金融緩和が追い風となって相場は上げ調子で始まり、4月には日経平均株価が2万円の大台に乗りました。8月には上海株式市場の急落が日本市場にも波及したことで一時17,000円を割ったものの、12月には一時2万円まで戻すなど、投資家の皆様におかれましてはお取引の機会に恵まれた1年だったのではないかと存じます。
さて、私は2013年3月に代表取締役に就任して以来、経営理念である「顧客中心主義」の下で、「業界最低水準の手数料体系」、「豊富かつ良質な投資情報、リアルタイム取引ツールの提供」、「魅力ある投資機会(商品)の提供」、「取引の安全性の提供」に努めてまいりました。昨年も、皆様にお約束した施策を以下のとおり実施させていただきました。
- ■商品・サービスの拡充
- ・一般信用のサービス大幅拡充(返済期限の拡充等)
- ・「HYPER先物」サービス開始
- ・先物取引手数料値下げ
- ■各種ツールのさらなる強化
- ・「全板®」サービス開始
- ・「HYPERアプリ」シリーズ リニューアル
- ■法人関連業務の強化とIFA業者様と連携した投資機会の提供
- ・IPO銘柄の取扱増加 など
弊社は昨年末現在、総合口座348万口座、NISA口座78万口座、預り資産は9兆円を超え、インターネット証券内でトップの実績を残すことができ、また12月1日には「2015年 オリコン日本顧客満足度ランキング 総合ネット証券」において史上初となる9度目の総合1位を獲得いたしました。就任以来3年の間に実施してきた施策の数々がこのような形で実を結んだのは、ひとえに多くのお客様のご愛顧の賜物と感謝申し上げます。
就任4年目となる本年は、このように既存のサービスをシンカ(深化・進化)させるとともに、金融事業の革新者としての新たな取り組みを進めるべく、以下の施策を実行してまいります。
1. 他社に無い新たな商品・サービスの提供
2. 高性能で使いやすい取引ツールの提供
3. 法人関連ビジネスの更なる強化と対面取引を希望するお客様など新たな顧客層へのサービス提供
本年は、「申(さる)年」です。相場の格言では『未辛抱、申酉騒ぐ』と申しまして、「相場の変動幅が大きく、値動きが荒いので注意が必要な年」といわれています。その一方で、金融所得課税の一体化の範囲拡大(公社債等)、NISAの拡充(非課税枠の120万円への増額)、ジュニアNISAスタートと重要な税制改正があり、投資を取り巻く環境も十分に整ってきております。本年も皆様の資産形成のお役に立てるよう、社員一同誠心誠意努めて参る所存ですので、引き続きご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。
本年が皆様にとってますます実り多きものとなりますよう心からお祈り申し上げます。
平成28年 元旦
株式会社SBI証券
代表取締役社長