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2024-04-26 20:31:56

マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 > 日経平均は上昇!米7月CPI減速見込みも、米雇用統計受けた金利の基調転換に注意

日経平均は上昇!米7月CPI減速見込みも、米雇用統計受けた金利の基調転換に注意

2022/8/8

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1買い戻しやCTA買いで週末に28,000円超え

先週の225先物は週間で420円高(上昇率1.51%)の28,170円と大幅反発。

アマゾンやアップルなどの米主要IT企業の堅調な決算を材料に前の週末のナスダック総合指数が続伸したことを好感し、225先物は週初から上昇、終値で28,000円に乗せた。

2日には、米中の景気指標の悪化やペロシ米下院議長の台湾訪問を受けた地政学リスクへの警戒感から、1ドル=130円台まで急速に進んだ円高・ドル安などを嫌気し、売りが広がったことで、28,000円定着はお預け。

その後は米連邦準備制度理事会(FRB)高官のタカ派発言やISM非製造業景気指数の予想外の改善など、強弱材料が混雑するなか緩やかなリバウンドが継続。

一方、週末5日には225先物は予想外に上値を伸ばし、28,170円と節目を大きく超えて終えた。金利の低下でナスダックの堅調推移が続いたことや国内半導体関連企業の好決算が相次いだこと、為替が再び円安・ドル高へ傾いたことなどが支援要因となり、値がさハイテク株が指数をけん引。

日経平均が28,000円を明確に上抜けたことで、米7月雇用統計を前にした売り方の買い戻しが加速したことや、商品投資顧問(CTA)による追随買いが入り、225先物は一気に上昇した。

7月29日時点の裁定残高は、ネットベースで6,460億円の買い越し(前週は5,874億円の買い越し)と増加した。株数ベースでは、2億5,628万株の買い越しで、7月22日時点(2億4,082万株の買い越し)から増加している。

日経平均と裁定残(7月29日時点)

TOPIX先物買い方では海外勢が上位占める

主要企業の4-6月期決算発表が本格化するなか、先物市場の商いは停滞気味だった。

週末の米雇用統計を前にした様子見ムードも強く、全体的に目立った先物手口は見当たらなかった。

225先物では買い方でJPモルガンとBofA証券が累計上位に並んだ。TOPIX先物では裁定買い(先物売り・現物買い)の動きからソジェン、BNPパリバが売り方の累計上位に並び、みずほ証券と野村證券が続いた。

一方、TOPIX先物の買い方では、バークレイズのほか、GS、UBS、モルガンS、BofA証券の海外勢が上位を占めた。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。なお、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。なお、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2日経VIは上昇、コール・プットの売買活発化

先週の日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は週間で1.42pt高(上昇率7.50%)の20.35と上昇。

オプション市場でプット(売る権利)とコール(買う権利)の売買が共に活発化したことで日経VIはもみ合いの末に小幅に上昇した。

8月物ではコールで権利行使価格28,500円、28,000円の売買が活発で、プットでは27,500円、27,000円での売買が活発だった。

建玉は週末にかけてコールが減少する一方、プットが増加し、週後半の株価上昇局面でコールの買い方による利益確定売りが出たと推察される。

9月物では、コールで29,000円に1万枚と最も多くの建玉が積み上がっており、29,500円に7,200枚、3万円に5,300枚と続く。

一方、9月物プットの建玉は28,000円に6,500枚、27,000円、26,500円、26,000円に7,500枚程となっている。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は上昇、米金利安定による225型優位継続

NT倍率(先物)は上昇。根強い景気悪化懸念から景気敏感株の上値が重い一方、米連邦準備制度理事会(FRB)高官によるタカ派発言が相次いでも米金利の低位安定が続いたことで、ハイテク・グロース株は堅調推移が継続。こうした背景から先物市場でも225型優位の展開が続いた。

また、週末には日経平均が28,000円を明確に上抜けたことで、米7月雇用統計を前にした売り方の買い戻しが加速したほか、商品投資顧問(CTA)による追随買いも入り、225先物がけん引する形で相場は上昇、NT倍率は大きく上伸した。

3米雇用統計受けた金利の基調転換に注意

今週の225先物は上昇一服か。

米7月雇用統計では、非農業部門雇用者数が予想および6月実績を大きく上振れた。

平均賃金の伸びも前年比および前月比で揃って予想と6月実績を超過。インフレ減速が見込まれていたが、むしろ加速する結果となった。

1日に2.57%と4カ月ぶりの低水準まで低下していた米10年債利回りも週末には2.83%まで上昇した。

週末のナスダック総合指数の下落率は0.5%程度で収まっているが、7月半ばからの買い戻しがそろそろ一服と見る向きが増えていた中での足元の金利上昇には注意が必要だろう。

今週最大の注目は10日に発表される米7月消費者物価指数(CPI)で、前年比の伸びは6月から減速する見込み。

ガソリン価格の下落傾向から予想通りとなる可能性は高いが、強すぎる雇用統計を受けた金利上昇を抑えられるかは不透明。

週末にオプションSQも控えるなか警戒しておきたい。先物手口では、7月半ば以降、225先物では海外勢の買い越しが見られた一方、TOPIX先物では買い越しの動きが少なく、これまでの上昇が本格的なリバウンドと捉えにくいことも気掛かり。

今週の225先物予想レンジは27,250-28,400円とする。

経済スケジュール(8月8日〜8月14日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

8月8日 国内 08:50 国際収支(経常収支)(6月)
08:50 貸出動向 銀行計(7月)
08:50 銀行貸出動向(含信金前年比)(7月)
14:00 景気ウォッチャー調査 先行き判断(7月)
14:00 景気ウォッチャー調査 現状判断(7月)
決算発表 NTT、日産化、ソフトバンクG、住友鉱、INPEX、キリンHD
決算発表 ヤマトHD、東エレク、GMOPG、ダイフク、鹿島
海外 14:45 スイス・失業率(7月)
20:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(先週)
20:25 ブ・週次景気動向調査
27:00 ブ・貿易収支(先週)
英・イングランド銀行(英中央銀行)金融政策委員会(MPC)のソーンダース委員が任期終了
決算発表 ニューズ、AIG
8月9日 国内 08:50 マネーストック(7月)
15:00 工作機械受注(7月)
決算発表 明治HD、大和ハウス、トレンド、マツダ、サントリ食、テルモ
決算発表 出光興産、セコム、ネクソン、アサヒGH、東レ、オリンパス
海外 17:00 ブ・FIPE消費者物価指数(先週)
20:00 ブ・ブラジル中央銀行金融政策委員会(COPOM)議事録公表
21:00 ブ・拡大消費者物価指数(IPCA)(7月)
21:30 米・非農業部門労働生産性速報値(4-6月)
中・資金調達総額(7月、15日までに)
中・マネーサプライ(7月、15日までに)
中・元建て新規貸出残高(7月、15日までに)
米・中間選挙予備選(コネチカット州、ミネソタ州、バーモント州、ウィスコンシン州)
米・3年債入札
ケニア・総選挙(大統領選、上下両院議員選など)
決算発表 コインベース
8月10日 国内 08:50 国内企業物価指数(7月)
10:10 国債買い入れオペ(残存1-3年、残存3-5年、残存5-10年)(日本銀行)
11:00 東京オフィス空室率(7月)
決算発表 ブリヂストン、住友不動産、日本郵政、マクドHD、楽天G、ホンダ、第一生命H、コーセー、東芝
決算発表 SMC、近鉄GHD、NIPPON EXPRESSホールディングス、T&DHD、浜松ホト、東急
決算発表 資生堂、ゆうちょ銀、大林組、富士フイルム、かんぽ生命、三菱HCC、大日本印刷、日本ペイH
海外 10:30 中・消費者物価指数(7月)
10:30 中・生産者物価指数(7月)
15:00 独・CPI(7月)
16:00 トルコ・失業率(6月)
21:00 ブ・小売売上高(6月)
21:30 米・消費者物価コア指数(7月)
23:00 米・卸売在庫(6月)
25:00 露・CPI(7月)
27:00 米・財政収支(7月)
米・10年債入札
米・シカゴ連銀総裁が講演
米・ミネアポリス連銀総裁が講演
韓・サムスン電子が「Galaxy Unpacked」開催
決算発表 ウォルト・ディズニー、鴻海精密工業
8月11日 国内 株式市場は祝日のため休場(山の日)
海外 21:00 ブ・IBGEサービス部門売上高(6月)
21:30 米・新規失業保険申請件数(先週)
21:30 米・生産者物価コア指数(7月)
27:00 メキシコ・中央銀行が政策金利発表
米・30年債入札
石油輸出国機構(OPEC)月報
決算発表 シーメンス、リビアン
8月12日 国内 08:50 対外・対内証券投資(先週)
決算発表 パンパシI、リクルトH、エネオス、光通信、朝日インテ、マツココ、電通G、オープンH
海外 15:00 英・GDP速報値(4-6月)
15:00 英・鉱工業生産指数(6月)
15:00 英・商品貿易収支(6月)
17:00 台湾・GDP(4-6月)
17:30 香港・GDP(4-6月)
18:00 欧・ユーロ圏鉱工業生産指数(6月)
21:00 印・鉱工業生産(6月)
21:00 印・消費者物価指数(7月)
21:30 米・輸入物価指数(7月)
23:00 米・ミシガン大学消費者信頼感指数速報(8月)
25:00 露・GDP(4-6月)
印・貿易収支(7月、15日までに)
8月13日 海外 米中間選挙予備選(ハワイ州)
  • 提供:フィスコ社

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