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2024-10-08 02:04:23

TOPIX先物

TOPIX先物とは、日本を代表するベンチマーク指数の「東証株価指数(TOPIX)」を対象とした株価指数先物です。TOPIX先物と日経225先物の比較やミニTOPIX先物の紹介、NT倍率の有効活用方法を紹介いたします。

  • ※先物・オプションのお取引には、先物・オプション取引の口座開設が必要となります。

TOPIX先物のポイント

1

TOPIX先物は日経225先物と何が違うの?パフォーマンス比較と構成銘柄比較

TOPIX先物とは、日本を代表するベンチマーク指数の「東証株価指数(TOPIX)」を対象とした株価指数先物です。東証株価指数(TOPIX)は東証第一部に上場するすべての銘柄の株価を基にして算出される指数のため、225銘柄の株価を基に算出される日経平均株価に比べ、特定銘柄の値動きの影響を受けにくいという特徴があります。

下記が日経平均株価とTOPIXのパフォーマンス比較です。2009年以降、日経平均株価がTOPIXを上回って推移しています。なぜ、こうした値動きの差が生まれるのでしょうか。

TOPIXと日経平均株価の値動きの差は構成業種割合や指数の算出方法、構成上位銘柄の違いから生まれます。特に日経平均株価はファーストリテイリング、KDDI、ファナック、ソフトバンクグループ等の構成銘柄上位の比率が高くなっているため、一部企業の値動きが指数の値動きに大きく影響しています。こうした銘柄の株価上昇率が市場平均より高いと日経平均株価はTOPIXを上回るパフォーマンスになり、逆にこうした銘柄が大きく値下がりした場合、日経平均株価はTOPIXを下回って推移することになります。

パフォーマンス比較
  • ※日経平均株価は日本経済新聞社、TOPIXは日本取引所グループ/東京証券取引所が公表のデータを元にSBI証券が作成。
指数算出方法の比較

TOPIX構成銘柄

東証一部に上場している国内普通株式全銘柄
(2016年7月時点:1,970銘柄)

TOPIX算出方法

時価加重平均
=時価総額の大きい銘柄のウェイトが
相対的に大きい

TOPIX業種別構成割合(%)

日経平均株価構成銘柄

東証一部に上場している国内普通株式銘柄から
225銘柄を選定

日経平均株価算出方法

修正単純平均
=基本的に株価水準の高い銘柄のウェイトが
相対的に大きい

日経平均株価業種別構成割合(%)

  • ※日経平均株価は日本経済新聞社、TOPIXは日本取引所グループ/東京証券取引所が公表のデータを元にSBI証券が作成。

TOPIX先物

日経225先物

証券コード

業種

会社名

構成割合

証券コード

業種

会社名

構成割合

7203

輸送用機器

トヨタ自動車

3.89%

9983

小売業

ファーストリテイリング

7.91%

8306

銀行業

三菱UFJフィナンシャル・グループ

2.18%

9433

情報・通信業

KDDI

4.47%

9432

情報・通信業

日本電信電話

1.91%

6954

電気機器

ファナック

4.10%

9984

情報・通信業

ソフトバンクグループ

1.83%

9984

情報・通信業

ソフトバンクグループ

4.05%

9433

情報・通信業

KDDI

1.62%

6971

電気機器

京セラ

2.32%

8316

銀行業

三井住友フィナンシャルグループ

1.38%

8035

電気機器

東京エレクトロン

2.14%

7267

輸送用機器

本田技研工業

1.37%

6367

機械

ダイキン工業 

2.13%

2914

食料品

日本たばこ産業

1.28%

4543

精密機器

テルモ

2.10%

6758

電気機器

ソニー

1.22%

4503

医薬品

アステラス製薬

2.04%

8411

銀行業

みずほフィナンシャルグループ

1.20%

9735

サービス業

セコム

1.84%

  • ※2016/7/29時点データにて作成。
TOPIX先物、日経225先物の商品概要比較

実際売買をする際、TOPIX先物は日経225先物と比較して、呼値単位ごとの価格変動が半分になっており、取引しやすい部分があります。呼値単位ごとの価格変動は日経225 先物が10,000円、TOPIX先物が5,000円(※詳細は比較表参照)。例えば日経225先物の値段が動かずに値幅取りができない時でも、TOPIX先物は値動きがあり細かく値幅取りができるということがあります。この点は日経225先物と比較したTOPIX先物の優位点です。
また、1枚取引するために必要な証拠金も2016/8/17時点では日経225先物が78万円、TOPIX先物が60万円となっており、日経225先物に比べ少ない金額で取引いただけます。

 

TOPIX先物

日経225先物

取引対象

TOPIX

日経平均株価

先物価格※

1,301.05ポイント

16,640円

取引単位

指数×10,000円

指数×1,000円

想定元本※

13,010,500円

16,640,000円

1枚あたり証拠金※

600,000円

780,000円

レバレッジ※

21.7倍

21.3倍

限月

3月、6月、9月、12月のうち最も近い5限月

3、9月の直近の3限月と6、12月の直近の16限月

取引時間

8:45〜15:15、16:30〜翌5:30

呼値の刻み

0.5ポイント

10円

呼値単位ごとの価格変動

5,000円(呼値の刻み:0.5ポイント×取引単位:10,000円)

10,000円(呼値の刻み:10円×取引単位:1,000円)

取引最終日

各限月の第2金曜日の前営業日(休業日に当たるときは繰上げ)

最終決済

SQによる差金決済

  • ※いずれの数値も2016/8/17時点
2

はじめての方はミニTOPIX先物がおすすめ!

TOPIX先物取引を始めようと思った時、取引に必要な証拠金が1枚あたり60万円(2016/8/17時点)と高いため、始めづらいという方がいらっしゃいます。そんな方には証拠金が少額で取引できる「ミニTOPIX先物」がおすすめ!

ポイント@

ミニTOPIX先物ならTOPIX先物の1/10の資金で取引できるため、少額の資金から取引開始いただけます。
もちろん“ミニ”でも通常のTOPIX先物と魅力は変わりません!TOPIX先物と同様に投資金額の『約21倍』(2016/8/17時点)の取引を行う事が出来ます。

ミニTOPIX先物は通常のTOPIX先物の1/10の投資資金で始める事が可能!

TOPIX先物とミニTOPIX先物の比較
 

TOPIX先物

ミニTOPIX先物

取引単位

10,000倍

1,000倍

1枚取得するのに必要な証拠金

60万円

6万円

※必要証拠金は2016/8/17時点

1枚当たりの必要証拠金は60,000円(2016/8/17時点)、ミニTOPIX先物の価格が1,300ポイントとすると、
「取引価額」
1,300ポイント×1,000倍(ミニTOPIX先物の単位)=1,300,000円
「レバレッジ」
1,300,000円(取引価額)÷60,000円(証拠金)≒21倍

ポイントA

ミニTOPIX先物の呼値単位ごとの価格変動は「250円」とミニ日経225先物の「500円」の半分となっており、値動きが価格に反映されやすくなっております。

 

ミニTOPIX先物

ミニ日経225先物

呼値の単位

0.25ポイント

5円

取引単位

指数×1,000円

指数×100円

呼値単位ごとの価格変動

250円

500円

3

TOPIX先物を有効活用!NT倍率取引とは

NT倍率取引をご存知でしょうか?
「NT倍率取引」とは日経平均とTOPIXの値動きの違いを利用した取引方法です。常にリスクをヘッジした状態で取引できたり、証拠金相殺効果で少ない資金で取引できたりとメリットが多い取引手法です。

NT倍率取引は日経平均とTOPIXを利用します。
日経平均とTOPIXは概ね同じ動きをし、2つの指数の相関性は非常に強いといえます。しかし、全く同じ動きをするわけではなく、2つの指数の価格差が拡大した後に元に戻りやすい傾向があります。この伸縮する価格差から利益を狙うのが「NT倍率取引」です。

まず、NT倍率の計算方法を確認してみましょう。
NT倍率は日経平均株価(Nikkei225)をTOPIXで割って求めます。この「NT倍率」が「上昇」または「低下」している時を取引のチャンスととらえ、将来の価格差が伸縮することを狙って「NT倍率取引」を行います。

■NT倍率の計算式
NT倍率=N(日経平均)T(TOPIX)

NT倍率はこちらのページで確認できます。

NT倍率チャート
  • ※NT倍率チャートを元にSBI証券が作成。
NT倍率取引の取引例

例えば、上記@のようにNT倍率が急速に低下した時に、その後拡大すると予想した場合は下記のように取引します。

NT倍率の拡大を予想した場合⇒NT買い(日経225先物買い+TOPIX先物売り

逆に上記AのようにNT倍率が急速に拡大した時に、その後低下すると予想した場合は下記のように取引します。

NT倍率の低下を予想した場合⇒NT売り(日経225先物売り+TOPIX先物買い

実際取引する際は日経225先物を1枚に対し、TOPIX先物を1枚取引することになります。そして、同タイミングに約定させることが必要になりますので、バスケット注文をご活用ください。注文される際は通常の取引同様に利益確定と損切のタイミングを予め設定して行うようにしましょう。

  • ※先物・オプションのお取引には、先物・オプション取引の口座開設が必要となります。

免責事項・注意事項

  • 本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客さまが損害を被ったとしても当社、および情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製、または販売等を行うことは固く禁じます。
  • 必要証拠金額は当社証拠金(発注済の注文等を加味した証拠金×100%)−ネット・オプション価値(Net Option Value)の総額となります。
  • 当社証拠金、およびネット・オプション価値(Net Option Value)の総額は発注・約定ごとに再計算されます。
  • 証拠金に対する掛け目は、指数・有価証券価格の変動状況などを考慮のうえ、与信管理の観点から、当社の独自の判断により一律、またはお客さまごとに変更することがあります。
  • 「HYPER先物コース」選択時の取引における建玉保有期限は新規建てしたセッションに限定されます。必要証拠金額は証拠金×50%〜90%の範囲で任意に設定が可能であり、また、自動的に決済を行う「ロスカット」機能が働く取引となります。
  • 先物・オプションの証拠金についてはこちら(日本証券クリアリング機構のWEBサイト)
  • 指数先物の価格は、対象とする指数の変動等により上下しますので、これにより損失を被ることがあります。市場価格が予想とは反対の方向に変化したときには、比較的短期間のうちに証拠金の大部分、またはそのすべてを失うこともあります。その損失は証拠金の額だけに限定されません。また、指数先物取引は、少額の証拠金で多額の取引を行うことができることから、時として多額の損失を被る危険性を有しています。
  • 日経平均VI先物取引は、一般的な先物取引のリスクに加え、以下のような日経平均VIの変動の特性上、日経平均VI先物取引の売方には特有のリスクが存在し、その損失は株価指数先物取引と比較して非常に大きくなる可能性があります。資産・経験が十分でないお客さまが日経平均VI先物取引を行う際には、売建てを避けてください。
  • 日経平均VIは、相場の下落時に急上昇するという特徴があります。
  • 日経平均VIは、急上昇した後に数値が一定のレンジ(20〜30程度)に回帰するという特徴を持っています。
    日経平均VIは、短期間で急激に数値が変動するため、リアルタイムで価格情報を入手できない環境での取引は推奨されません。
  • 指数オプションの価格は、対象とする指数の変動等により上下しますので、これにより損失を被ることがあります。なお、オプションを行使できる期間には制限がありますので留意が必要です。買方が期日までに権利行使又は転売を行わない場合には、権利は消滅します。この場合、買方は投資資金の全額を失うことになります。売方は、市場価格が予想とは反対の方向に変化したときの損失が限定されていません。また、指数オプション取引は、市場価格が現実の指数に応じて変動しますので、その変動率は現実の指数に比べて大きくなる傾向があり、場合によっては大きな損失を被る危険性を有しています。
  • 未成年口座のお客さまは先物・オプション取引口座の開設は受付いたしておりません。
  • 「J-NETクロス取引」で取引所 立会市場の最良気配と同値でマッチングする場合、本サービスをご利用いただくお客さまには金銭的利益は生じないものの、SBI証券は委託手数料を機関投資家から受け取ります。
  • J-NETクロス取引の詳細は適宜修正される可能性がありますのでご留意ください。
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