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2024-04-26 13:41:23

マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 >  メジャーSQの水曜は荒れる?急変に要注意!

サキモノの『ココがPOINT!』

2018/9/10

メジャーSQの水曜は荒れる?急変に要注意!

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1日米貿易摩擦を懸念し3週ぶりに下落

先週の225先物は前週末比480円安の22,380円と週間ベースでは3週ぶりに下落に転じた。先週は北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉をめぐる米国とカナダの協議再開や、米国と中国の通商摩擦の行方が気掛かり材料になったほか、米政府当局による規制強化を嫌気してハイテク関連中心に売られ、米ナスダック総合指数は急落した。一方、国内でも台風21号や北海道で発生した大規模地震など相次ぐ自然災害が企業活動に与える影響が懸念され、目先の利益を確定する動きが次第に優勢となり、225先物は3週ぶりに下落に転じた。週末になると、トランプ米大統領が次の貿易摩擦の標的は日本になる可能性を示唆したことが伝わり、日米貿易摩擦への警戒感が浮上したことも買い見送り要因につながった。

8月31日時点の裁定残高は、ネットベースで8,881億円の買い越し(前週は7,651億円の買い越し)と増加した。一方、株数ベースでは、5億4,454万株の買い越しと8月24日時点(4億9,546万株の買い越し)比で増加している。

日経225と裁定残(8月31日時点)

CSが225先物売りに転じる

225先物の手口では、週を通じてコンスタントに買い越したHSBC、ナティクシ、AアムロCなどの海外勢が買い方上位に名を連ねた。一方、週初と週末にかけて売りを出したUBSが売り方筆頭になったほか、週を通じてコンスタントに売りをこなしたモルガンS、GS、CSなどの海外勢が売り方上位になった。また、TOPIX先物の手口では、週初に大きく買い越した後も、コンスタントに買い越した大和が買い方筆頭になった。こちら週初の買いは日銀のETF買いとみられている。一方、週末にかけて大きく売り越した野村が売り方筆頭になったほか、メリル、GS、シティGの海外勢が売り方上位になった。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2日経VIは約3週間ぶりの高水準

日経平均ボラティリティ・インデックス(VI)は、前週末比2.09pt高(上昇率13.85%)の17.17ptと2週連続して上昇した。先週は、米国の通商政策に対する警戒感や、国内での台風や北海道での大地震の影響を見極めたいとのムードから先行き懸念が強まった。週末7日には、日米通商摩擦が改めてクローズアップされたことから、8月16日以来約3週間ぶりの高水準となる18.39ptまで上昇した。また、これまで225先物を買い越していたCSが売り越しに転じたことも市場の話題となった。9月末に決算を迎えるファンド筋の売りとみられ、今週もCSの売りが続くのか注目されそうだ。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は上昇、一時13.3倍を付ける場面も

NT倍率(先物)は上昇。週明けに13.2倍を上回ってスタートすると、一時13.3倍をつけるなど高い水準での推移が続いた。6日には日経平均構成銘柄の入れ替え発表に伴って一部で商いが膨らんだこともあり、TOPIXに対して日経平均が相対的に強含み、NT倍率は一時13.3倍まで拡大している。

3メジャーSQの水曜は荒れる?急変に要注意!

今週の225先物は、週末のSQ(9月14日)がメジャーSQ算出日となっており、注意が必要。メジャーSQはオプションやミニ先物だけでなく、ラージの清算値も決める算出日となっており、大手金融機関など大口投資家のポジション調整からくる価格変動の増幅に注意したい。経験則としてメジャーSQ週の水曜日前後は急落することが多いとされており、注意したい。SQ値を終値で日経平均が上回っていると「ジリ高」に期待できることから、終値にも注目だ。

また、今週は米中貿易戦争の一段の過激化など通商政策への警戒感から下値模索の動きにも注意が必要。トランプ米大統領は7日、中国からの輸入品2,670億ドル(約30兆円)相当に制裁関税を課す用意があると明らかにした。これによる一層のエスカレートをみせる米中の貿易摩擦動向を受けて、リスク回避の動きが強まりそうだ。また、トランプ大統領が対日貿易でも強硬姿勢に出る考えを示したと一部で報じられており、日米貿易摩擦の行方も改めて懸念要因となり、先行き不透明感が拭えない状況だ。

一方、12日には米アップルが新型iPhoneなどの新製品発表会を開催する。このところ、米ハイテク株の下落が東京市場の重しとなっていただけに、出直りのきっかけになるか注目される。また、トルコ中銀が13日に政策決定会合を開催する。利上げ実施が見込まれるが、新興国不安がいったん和らぐ展開も想定され、下値を支える可能性もあろう。ただ、政策金利の現状維持になるようだと、再びリラ安となり、トルコに対する債権が多いユーロ圏の銀行などが売られた「トルコ・ショック」の再来には注意しておきたい。

テクニカル的には三角もち合いの下限を割り込まず維持できるかが重要。足元では25日移動平均線や75日移動平均線を下回っており、万が一22,000円を下回ったり、8月13日の終値(21,857円)に接近してくるようだと下落が加速しかねない。買いポジションを持っている投資家はタイミングを逃さないようにしたい。予想レンジは21,500-22,500円とする。

経済スケジュール(9月10日〜9月14日)

日付 曜日 国内 海外 時間 内容
9月10日 国内 08:50 GDP改定値(4-6月)
08:50 国際収支(経常収支)(7月)
08:50 銀行貸出動向(含信金前年比)(8月)
08:50 貸出動向 銀行計(8月)
13:30 倒産件数(8月)
14:00 景気ウォッチャー調査(8月)
国債買い入れオペ(残存3-5年、残存1-3年、残存5-10年)(日本銀行)
安倍首相が訪ロ(13日帰国)
海外 10:30 中・消費者物価指数(8月)
10:30 中・生産者物価指数(8月)
16:00 トルコ・GDP(4-6月)
17:30 英・商品貿易収支(7月)
17:30 英・鉱工業生産指数(7月)
20:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(9月7日まで1カ月間)
20:25 ブ・週次景気動向調査
27:00 ブ・貿易収支(週次)(9月9日まで1カ月間)
28:00 米・消費者信用残高(7月)
中・マネーサプライ(8月、15日までに)
中・資金調達総額(中国元)(8月、15日までに)
中・元建て新規貸出残高(8月、15日までに)
米・アトランタ連銀総裁が講演
9月11日 国内 08:50 マネーストック(8月)
13:30 第3次産業活動指数(7月)
15:00 工作機械受注(8月)
海外 17:30 英・失業率(8月)
17:30 英・ILO失業率(3カ月)(7月)
18:00 独・ZEW期待調査(9月)
18:00 欧・ZEW期待指数(9月)
20:00 ブ・FGVインフレ率(IGP-M、1次プレビュー)(9月)
23:00 米・JOLT求人件数(7月)
23:00 米・卸売在庫(7月)
世界経済フォーラムASEAN会議(13日まで)
9月12日 国内 08:50 法人企業景気予測調査(7-9月)
国債買い入れオペ(残存10-25年、残存25年超、残存5-10年)(日本銀行)
海外 18:00 欧・ユーロ圏鉱工業生産指数(7月)
20:00 米・MBA住宅ローン申請指数(先週)
21:00 印・CPI(8月)
21:00 印・鉱工業生産(7月)
21:30 米・生産者物価コア指数(8月)
印・貿易収支(8月、15日までに)
米・セントルイス連銀総裁が講演
米・地区連銀経済報告(ベージュブック)
米・アップルがイベント開催
決算発表 エルメス・インターナショナル
9月13日 国内 08:50 国内企業物価指数(8月)
08:50 機械受注(7月)
11:00 東京オフィス空室率(8月)
11:30 首都圏マンション発売(8月)
香陵住販がジャスダックに新規上場(公開価格:1700円)
マリオンがジャスダックに新規上場(公開価格:2380円)
海外 10:30 豪・失業率(8月)
15:00 独・CPI改定値(8月)
20:00 トルコ・中央銀行が政策金利発表
20:00 英・イングランド銀行(英中央銀行)が金融政策発表
20:45 欧・欧州中央銀行(ECB)が政策金利発表、ドラギ総裁が記者会見
21:00 ブ・小売売上高(7月)
21:30 米・消費者物価コア指数(8月)
21:30 米・新規失業保険申請件数(先週)
27:00 米・財政収支(8月)
米・アトランタ連銀総裁が講演
国際エネルギー機関(IEA)月報
決算発表 アドビ
印・株式市場は祝日のため休場(ガネーシュ・フェスティバル)
9月14日 国内 13:30 鉱工業生産(7月)
13:30 設備稼働率(7月)
国債買い入れオペ(残存3-5年、残存1-3年)(日本銀行)
株価指数先物・オプション9月限SQ算出日
海外 11:00 中・鉱工業生産指数(8月)
11:00 中・小売売上高(8月)
11:00 中・固定資産投資(都市部)(8月)
15:30 印・卸売物価(8月)
18:00 欧・貿易収支(7月)
19:30 露・ロシア中央銀行が政策金利発表
20:00 ブ・FGVインフレ率(IGP-10)(9月)
21:00 ブ・IBGEサービス部門売上高(7月)
21:30 米・小売売上高(8月)
21:30 米・輸入物価指数(8月)
22:15 米・鉱工業生産指数(8月)
22:15 米・設備稼働率(8月)
23:00 米・企業在庫(7月)
23:00 米・ミシガン大学消費者信頼感指数速報(9月)
米・シカゴ連銀総裁が講演
米・ボストン連銀総裁が講演
英・カーニー英中銀総裁が講演
9月15日 海外 10:30 中・新築住宅価格(8月)
米・リーマン・ブラザーズ破綻から10年
  • 提供:フィスコ社
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