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サキモノの『ココがPOINT!』

2017/11/20

海外勢が9週ぶり売り越し、その理由は?

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一時22,000円を割り込むも25日線で下げ渋る

225先物は週間ベースで70円の下落となった。週初から利益確定売りに押され、現物市場では大型株を中心に弱い地合いに。海外投資家と思われる売りが続いたことで225先物は一時22,000円台を割り込む場面も見られた。ただ、25日移動平均線が意識されて、この水準では下げ渋り反発。週末にかけては22,400円台でのもみ合いとなった。なお、マザーズ先物も週半ばに下落する場面が見られたものの、週末盛り返している。

11月9日時点の裁定残高は、ネットベースで2兆4,355.49億円の買い越し(前週は2兆5,840.73億円の買い越し)と減少した。一方、株数ベースでも1億1,474.39万株の買い越しと11月2日時点(同1億1,963.03万株の買い越し)比で減少している。裁定に絡んだ売買は一服といったところか。

日経225と裁定残(11/9時点)
JPモルガンが2週連続で225、TOPIXともに売り筆頭

225先物の手口では2週連続でJPモルガンが売り筆頭となった一方、野村、クレディ・スイスが買い方上位に並んだ。TOPIX先物に関してもJPモルガンが売り筆頭となった一方、BNPパリバ、ドイツ証券、シティが買いに回った。JPモルガンはTOPIX先物を1.1万枚売り越すなど大口の売り手口が目立った。

日経225先物手口(期近)  週間累計上位15社(売り買い差し引き)
  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。
TOPIX先物手口(期近)  週間累計上位15社(売り買い差し引き)
  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。
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日経VIはやや高い水準で推移

日経ボラティリティ・インデックス(VI)は20.06p。指数が下落する局面では目立った動きは観測されなかったが、週末にかけて上昇。一時21.32pをつけるなどやや上を意識した格好となった。一部市場関係者は「指数は下げ止まったが、権利行使価格が下のプットを物色する動きがやや見られた」とコメントしている。指数の一段安に警戒する動きがオプション市場では入っているもよう。

ボラティリティ
NT倍率(先物)は12.74倍まで拡大

NT倍率(先物)は12.74倍まで拡大。TOPIX先物ではJPモルガンが週間で1万枚超売り越すなど、TOPIX先物が弱い展開となった。現物市場では、TOPIXコア30銘柄を中心に弱い地合いに。海外投資家による買いは一服したとの観測。

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海外勢が9週ぶり売り越し、その理由は?

225先物は下げ渋っているが上値の重い展開となっている。企業決算が一巡したことで買い材料に乏しく、大型株を中心に売りがやや膨らんでいる様子。手口ではJPモルガンによるTOPIX先物売りが目立っており、早くも12月SQに向けた動きが活発化しているとの声も聞かれる。オプション市場では、コールサイドで25,000円の売買が盛り上がっていたが、足元コールサイドの売買も減少傾向にある。

先週木曜に発表された投資部門別売買動向で、海外勢は11月第2週に9週ぶりに売り越しに転じている。9月第2週から11月第1週までに現物と先物で約5.4兆円買い越しており、一旦利益確定の動きか。特にJPモルガン、ゴールドマン・サックスなど米系証券会社のTOPIX売りが話題になっている。

売り越しに転じた理由としては、米税制改革法案の年内成立が困難との見方から利益確定する動きが広がったと想定されている。法案は先週16日に米下院を通過しているが、上院の内容と異なるため、感謝祭による議会休会後に修正協議が必要なため、年内の成立・実施は困難。期待感が後退し、売り圧力につながっている。

また、11月に入り日経平均のボラティリティが急騰すると直後に先物売りが出ているため、今後はボラティリティの落ち着きどころを待つ展開になりそう。ちなみに日経平均の日中値幅平均は9月が116円、10月139円だったのに対して、11月は平均328円と急拡大中。先週の日経平均も日中値幅300円超が3営業日(上昇1回、下落2回)もあり荒れ相場になっている。今週も日柄調整の展開となる公算が大きい。225先物のレンジは21,900円から22,400円とする。

ただ、先週木曜日時点の日経平均採用銘柄ベースでの予想EPS(1株あたり純利益)は1,532円と今回のQ2前の10月20日時点での1,430円から約100円アップ。直近の株価下落でPERは14.6倍ほどになっており、日柄調整終了後は上昇が期待されます。

経済スケジュール(11月20日〜11月24日)

  • 提供:フィスコ社
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