更新 : 24/10/3 8:10(更新予定時間:8:30頃)
2日の米国株式は、反発した。NYダウが前日比39.55ドル高の4万2196.52ドル、ナスダック総合指数が同14.764ポイント高の1万7925.123ポイントで取引を終了。出来高概算は、NY市場が8億9934万株、ナスダック市場が50億3577万株だった。9月ADP雇用統計で、非農業部門雇用者数が季節調整済みで前月比14万3000人増となり、市場予想平均の同12万5000人増を上回った。4日には9月雇用統計の発表が予定されているが、底堅い雇用情勢が相場を支えた。ただ、前日にイラクがイスラエルを攻撃し、イスラエルは報復する姿勢を示していることから、中東情勢の不透明感が意識され、NYダウは下落する場面もみられた。ハイテク株比率の高いナスダック市場では、アプライドマテリアルズやエヌビディア、クアルコムなどが上昇した。
3日の東京株式は、反発後も堅調な展開か。現地2日の米国株式が小幅ながら反発したことや、きのう2日に大幅に下落した反動から、買い先行となりそう。2日に石破茂首相が、植田和男日銀総裁と面会。首相は「個人的には現在、追加の利上げをするような環境にあるとは考えていない」との認識を示した。この発言から為替相場は、ドル・円が1ドル=146円台の前半(2日は144円05-08銭)、ユーロ・円が1ユーロ=161円台の半ば(同159円42-46銭)と円安に振れている。輸出関連銘柄を中心に、買い戻しの動きが強まりそうだ。2日のADR(米国預託証券)は円換算値で、TDK<6762.T>、アドバンテス<6857.T>、ローム<6963.T>などが、2日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、2日の大阪取引所清算値比915円高の3万8665円だった。
<きょうの個別材料>
○プラス材料
コラボス<3908.T>―25年3月期第2四半期累計(24年4-9月)と通期の損益予想を上方修正
霞ヶ関キャピ<3498.T>―25年8月期の連結業績は、大幅な増益を予想し期末一括配当は増額を計画
●マイナス材料
ライトオン<7445.T>―9月既存店売上高は前年同月比13.0%減、7カ月連続で前年を下回る
上記の材料はあくまでも相場の参考です。個々の銘柄の株価位置、あるいは相場の流れなどにより、その反応は不確定です。
更新 : 24/10/3 8:10(更新予定時間:8:30頃)
ナルミヤ<9275.T>は2日引け後、9月の月次売上高(速報)を発表した。
同月は、既存店売上高が前年同月比1.2%増と3カ月ぶりに前年を上回り、客数が同2.9%増だった。同社によると、同月は下旬から涼しい気候となり、秋物の販売が好調に推移した。ブランド別では、by LOVEiT、petit main、LOVST が前年比2ケタ増と好調だった。
2日の終値は、前日比5円高の1274円。
更新 : 24/10/3 7:30
妊娠・出産・育児の情報サイト「ベビーカレンダー」を運営するベビーカレン<7363.T>が続伸、前日比121円高となる1550円を付けた。1日引け後、メディカルリサーチ(東京都新宿区)を吸収合併(簡易・略式合併)すると発表した。
メディカルリサーチの監修医師ネットワークと、ベビーカレンの持つ専門家の親和性を活かし、顧客サービス向上による収益獲得を見込む。
取得価額は4億7700万円。メディカルリサーチの23年11月期の売上高は1億1700万円、営業利益は3100万円となっている。
2日の終値は、前日比56円高の1485円。
更新 : 24/10/3 7:31
炊飯ジャー大手の象印マホービン<7965.T>が年初来高値を更新、前日比153円高となる1780円を付けた。1日引け後、24年11月期第3四半期累計(23年11月21日-24年8月20日)決算を発表した。
第3四半期累計の連結営業利益は44億7800万円(前年同期比6.5%増)だった。調理家電製品やリビング製品、生活家電製品が伸長し、国内・海外とも好調に推移した。さらに、輸入コスト増加に対する価格転嫁も寄与した。
通期予想は営業利益52億円(前期比4.0%増)を据え置いたが、進ちょく率は86.1%と高い。
2日の終値は、前日比46円高の1673円。
更新 : 24/10/3 7:32
村田製<6981.T>は2日、帝人<3401.T>グループの帝人フロンティアとの合弁で設立したピエクレックス(滋賀県野洲市)に関し、同社の100%子会社とすることで帝人フロンティアと合意し、10月1日付けで実施したと発表した。
ピエクレックスは、繊維が動くことで微弱な電気を発生させ、抗菌効果を発揮する「ピエクレックス」を使用した自社製品の開発・製造・販売や、アパレルメーカーへの繊維および生地の提供を行っている。同社では今回の子会社化で、「ピエクレックス」を使用した事業の拡大・継続と、「ピエクレックス」を始めとした植物由来のアパレル製品や繊維製品を回収して堆肥として利活用する循環インフラ「P-FACTS」の浸透に取り組むとしている。
2日の終値は、前日比114円安の2778.5円。
更新 : 24/10/3 7:33
清水建<1803.T>は2日、高速道路高架橋の支承交換工事効率化を目的に、既設支承の取り出しから新設支承の設置までワンストップで行うことができる専用装置を開発したと発表した。
開発した専用装置は、重量約1-2トンの支承を把持して水平移動させることができるため、狭あいな橋ケタ下でも効率的かつ作業員が無理な姿勢を強いられずに作業を進めることができるという。
2日の終値は、前日比18.9円安の962.1円。
更新 : 24/10/3 7:34
大成建<1801.T>は2日、柔らかく自在に曲げ・ねじることができる新しい木質材料「やわらかい木」を用いて独創的なデザインを持つ壁を構築し、建物の構造部材として使用可能な木質網代(あじろ)構法「T-WOOD Goo-nyaize」を開発したと発表した。
「やわらかい木」は、木製薄板の間にシート状の粘着剤を挟んで貼り合わせた素材を積層して形成される木質材料で、変形性能が高く、グニャッとした触感から従来にない独特の意匠性を有している。同社では、独創的な意匠性を持つ「やわらかい木」の適用範囲を拡げることを目的として、「やわらかい木」の曲げられた形状を維持し、さらに壁などの構造部材への適用が可能となる木質網代構法「T-WOOD Goo-nyaize」を開発。同構法は、一定間隔で連立する木製柱に、帯状の「やわらかい木」を左右から編み込み、上下の帯が交互に凹凸を形づくり、上下対称となるように配置することで、格子状に編み込んだ網代模様の面構造部材として壁や屋根などを構築するという。
2日の終値は、前日比94円安の6261円。
更新 : 24/10/3 7:35
エレマテック<2715.T>は2日、米国シリコンバレーに本社を置くEsperanto Technologies(エスペラント社、カリフォルニア州)に戦略的パートナーとして出資し、資本参加したと発表した。
エスペラント社は、高性能を維持しつつ消費電力を低く抑えたAI(人工知能)向けRISC-V ベースプロセッサの開発・提供を行っている。現在、急速な需要の高まりを受け価格が急騰し、入手困難になっているGPU(画像処理半導体)に代わり、生成AIやエッジAIなどのAI活用における半導体プロセッサの供給を安定かつ低価格で実現することを目指している。同社は今回の資本参加を通して、同社が持つ強力なネットワークを活用し、エスペラント社製品の日本での展開を推進するという。
2日の終値は、前日比20円安の1738円。
更新 : 24/10/3 7:36
三井物<8031.T>は2日、米国で生成AI搭載の業務変革ツールを乗用車ディーラー向けに開発・提供するNumberAI(Numa、デラウェア州)に出資参画したと発表した。
Numaは、乗用車ディーラーの多岐にわたる現場業務や顧客とのコミュニケーションを自動化・効率化することで、従来のディーラー事業を変革するAIツールを開発している。電話・チャットによる問い合わせへの応対から、サービス予約の取付けや顧客管理、タスク管理、ワークフロー設計にいたるまで、小規模な生成AIモデルを複数組み合わせることで、ディーラー業務の効率化と対顧客サービス品質の向上を実現するという。
2日の終値は、前日比37円高の3328円。
更新 : 24/10/3 7:37
ジェリービーンズグループ(ジェリーBG)<3070.T>が急騰、前日比45円高の153円を付けた。1日大引け後、メタシティ(東京都千代田区)とブロックチェーンゲーム「LORD OF DRAGONS」の日本総代理店契約を締結したと発表し好感された。
メタシティはメタバース、ゲーム、ソフトウエア、ハードウエアの開発を手掛ける。一方、同社は子会社として、ブロックチェーンやweb3に関連するサービスの企画、開発、提供と、その関連コンサルティング事業を行う合同会社JB BLOCKを持つ。
今回、メタシティがグローバル展開する「LORD OF DRAGONS」日本語版について、メタシティが同社に対し総代理店権利(期間5年間)を付与する。今後は同社およびJB BLOCKがゲーム事業を積極的に展開するとともに、関連トークンについて日本の暗号資産取引所への上場を見据えたコンサルティングも進めていく。
2日の終値は、前日比25円高の133円。