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2021-10-20 05:49:57

マーケット > 朝イチ情報

金利為替動向

(2021年10月8日〜2021年10月15日)

更新 : 2021/10/18 18:00 (更新予定時間:毎週第1営業日18:00頃)

債券をご購入の際に、ご参考として本レポートをご利用ください。現在取り扱っております債券はこちらからご確認いただけます

概要

- 好調な米企業決算受けた株高で、主要通貨堅調 -

海外主要国利回り比較 主要通貨は対円で大幅に上昇した。週初11日、原油先物価格が上昇しインフレ警戒感が強まる中、米金利の先高観からドル買いに。12日、IMF(国際通貨基金)による21年の世界経済見通しの下方修正が主要通貨の上値を抑えた。13日、米9月CPI(消費者物価指数)は市場予想および前月実績を上回ったものの、インフレ加速への過度な懸念は和らぐ内容で、ドル・円は伸び悩んだ。14日、週次の米新規失業保険申請件数の減少、好調な米企業決算が相次いだことによる米株高が主要通貨を支えた。週末15日、米金融機関の好決算が目立ち株高となる中、主要通貨は堅調に推移した。 新興国通貨は対円で上昇するものが目立った。週初11日は、日本株の上昇を受けてリスクオンの円売りが先行した。原油先物価格などの上昇も支え。12日も、原油や貴金属価格の上昇を材料に、資源国通貨への買いが継続した。13日、プラチナ価格の上昇などを受け、南アランドなど資源国通貨の一部は買いが続いたが、米長期金利の低下を背景にした円買いにより上昇が一服する新興国通貨も目立った。特にトルコリラは追加利下げ観測から下値を探った。14日は、原油高を受けて産油国通貨を中心に再び上昇。15日は、世界的な株高や資源高を受け、新興国通貨はトルコリラを除いてほぼ全面高となった。

    前週比
    EURO USD AUD NZD ZAR MXN
各国10年債の
利回り格差
(先週)
EURO -0.026 0.031 0.131 -0.108 -0.037
USD 1.737 0.057 0.157 -0.082 -0.011
AUD 1.820 0.083 0.100 -0.139 -0.068
NZD 2.422 0.685 0.602 -0.239 -0.168
ZAR 10.850 9.113 9.030 8.428 -6.535
MXN 7.618 5.881 5.798 5.196 -3.232

通貨毎の金利と為替動向を確認!

ランド高円安 7.82円(▲0.30円  
債券利回り 短期債 ―/長期債 低下  

為替

南アフリカ国債 ランド・円は上昇した。南アにとって主要輸出品目のひとつであるプラチナ価格の上昇や、南ア株を含めた世界的な株高に加え、SARB(南ア準備銀行)による11月の金融政策決定会合における利上げ観測の高まりもあってランド買い・円売りが優勢となった。米長期金利の上昇一服で新興国市場からの資金流出懸念が後退したこともランド・円の支え。12日発表の南ア8月製造業生産が市場予想を上回ったこともランド買いの材料になった。

債券

長期債利回りは低下した。米長期金利の上昇一服で世界的に債券買いが広がったことを受け、南ア債も足元で利回りが上昇基調にあったことから債券買いが優勢となった。南アランド建て15年債利回りは前週末の10.81%から10.68%に低下して越週した。

ドル高円安 114.22円(▲1.98円  
債券利回り 短期債 上昇/長期債 低下  

為替

米国国債 ドル・円は上昇した。週初11日、原油先物価格が上昇しインフレ警戒感が強まる中、米金利の先高観からドル買いに。12日、IMF(国際通貨基金)による21年の世界経済見通しの下方修正が上値を抑えた。13日、米9月CPI(消費者物価指数)は市場予想および前月実績を上回ったものの、インフレ加速への過度な懸念は和らぐ内容で、ドル・円は伸び悩んだ。14日、弱い米9月PPI(生産者物価指数)を受け米長期金利の低下が続きドル・円の重しとなったが、週次の米新規失業保険申請件数の減少、好調な米企業決算が相次いだことによる米株高がドル・円を支えた。週末15日、米9月小売売上高が市場予想を上回ったほか、米金融機関の好決算が目立ち、ドル・円を押し上げた。

債券

短期債利回りは上昇した一方、長期債利回りは低下した。米国でインフレ警戒感がくすぶりつづけたが、物価関連指標は過度な懸念を減退させる内容だった。11日の米債券市場はコロンブス・デーで休場。ドル建て2年債利回りは前週末の0.32%から0.39%に上昇、ドル建て10年債利回りは前週末の1.61%から1.57%に低下して越週した。

ユーロ高円安 132.52円(▲2.66円  
債券利回り 短期債 上昇/長期債 低下  

為替

ユーロ-ドイツ国債 ユーロ・円は上昇した。週初11日は、独国債利回りの上昇を受け、ユーロ・円も堅調に推移した。12日は米国債の入札が一部で不調となる中、米短期債利回り上昇の影響からユーロ・円は上昇した。13日は、米経済指標が市場予想を上回ったことから、ユーロ買い・円売りが優勢となった。14日は、欧州株式が堅調な中、ユーロ・円は上昇した。週末15日は、ドル・円の上昇を受け、ユーロ買い・円売りが進んだ。

債券

短期債利回りは上昇した一方、長期債利回りは低下した。ラガルドECB(欧州中央銀行)総裁がインフレは一時的との見解を示したほか、これまでの利回り上昇の反動が出た。ユーロ建て独2年債利回りは前週末のマイナス0.69%からマイナス0.68%に上昇、ユーロ建て独10年債利回りは前週末のマイナス0.15%からマイナス0.17%に低下して越週した。

豪ドル高円安 84.79円(▲2.77円  
債券利回り 短期債 上昇/長期債 上昇  

為替

オーストラリア国債 豪ドル・円は上昇基調だった。週初11日、豪最大都市・シドニーを州都とするニューサウスウェールズ州の行動制限が緩和されたことや、商品価格の上昇を好感し豪ドル買い・円売りが進んだ。12日は、豪長期金利の上昇が豪ドル・円を支援。13日は、商品価格の上昇が一服し、豪ドル・円は小幅な伸びにとどまったが、14日に商品価格が反発すると、豪ドル・円は上伸した。14日発表の豪9月雇用統計は新規雇用者数の減少幅が市場予想を上回るさえない結果となったが、豪ドル・円への影響は軽微だった。15日も商品価格が一段高となり、豪ドル・円も上昇した。

債券

短期債利回り、長期債利回り共に上昇した。商品価格の上昇を背景に資源国豪州の経済に対して強気の見方が広がったことから、安全資産とされる豪債券は売られた。豪ドル建て2年債利回りは前週末の0.10%から0.11%に上昇、豪ドル建て10年債利回りは前週末の1.64%から1.65%に上昇して越週した。

NZドル高円安 80.74円(▲2.93円  
債券利回り 短期債 ―/長期債 上昇  

為替

ニュージーランド国債 NZドル・円は上昇基調だった。週初11日は、商品価格の上昇を好感し、NZドル買い・円売りが進んだ。12日は、NZ長期金利の上昇がNZドル・円を支援した。13日は、商品価格の上昇が一服し、NZドル・円は小幅な伸びにとどまったが、14日に商品価格が反発すると、NZドル・円は急伸。15日も商品価格が一段高となり、NZドル・円も上値を伸ばした。

債券

長期債利回りは上昇した。商品相場の活況やNZの利上げ局面入りを背景に、NZ債券利回りは上昇した。NZドル建て10年債利回りは前週末の2.14%から2.26%に上昇して越週した。

レアル高円安 20.93円(▲0.55円  
債券利回り 短期債 上昇/長期債 ―  

為替

ブラジル国債 レアル・円は上昇した。週初11日は、原油先物価格の上昇を背景にレアル買い・円売りが優勢となった。12日はブラジルの祝日で取引参加者が減少した。13日は米9月CPI(消費者物価指数)の結果が、市場予想を上回ったもののインフレ加速が警戒されるほどではなく、ドルはもみ合い。材料難からレアル・円も小動きとなった。14日は世界的な株高を背景に、投資家のリスク許容度が拡大し、レアル買い・円売りが優勢となった。週末15日のレアル・円は上昇。米大手金融機関の好調な決算を受け、中国恒大集団の債務問題に対する警戒感が後退した。

債券

短期債利回りは上昇した。原油高を背景にインフレ懸念が強まり、ブラジル債券利回りは上昇した。ブラジルレアル建て2年債利回りは前週末の9.82%から10.07%に上昇して越週した。

リラ安円高 12.33円(▼0.19円  
債券利回り 短期債 ―/長期債 上昇  

為替

トルコ国債ドル建 リラ・円は下落した。週央にトルコのエルドアン大統領が、トルコ中央銀行の金融政策委員会のうち中銀副総裁を含む委員3人を解任し、中銀の独立性に対する不信感が一段と強まった。エルドアン大統領はトルコが高インフレ状態にある中でも金融緩和策を志向するとされ、トルコ中銀は9月下旬に利下げに踏み切っており、市場ではさらなる利下げ観測が広がった格好。また、原油先物価格の強含みが非資源国であるトルコ経済に及ぼす影響なども懸念され、リラは対ドルで過去最安値を更新した。

債券

長期債利回りは上昇した。エルドアン大統領による金融政策委員会メンバーの解任でトルコ中銀の独立性に対する不信感が一段と強まったことなどから、トルコ債券は売り優勢だった。ドル建てトルコ10年債利回りは前週末の6.84%から6.99%に上昇して越週した。

取扱い中の債券を確認!
  • ※ 為替および債券利回りは、10月15日のニューヨークの終値を使用
  • ※ (    )内は、先週末比の数字
  • ※ リラ債券:債券マーケットが小規模のため、ドル建ての債券利回りを指標として用いています。

提供:コメント/モーニングスター社、グラフ/SBI証券

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