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2018-08-20 02:50:22

マーケット > 朝イチ情報

金利為替動向

(2018年8月3日〜2018年8月10日)

更新 : 2018/08/13 18:00 (更新予定時間:毎週第1営業日18:00頃)

債券をご購入の際に、ご参考として本レポートをご利用ください。現在取り扱っております債券はこちらからご確認いただけます

概要

- 米中貿易摩擦やトルコ不安が重し -

海外主要国利回り比較 主要通貨は対円で下落した。週初6日は、英国の強硬離脱(ハードブレグジット)の可能性が高まっていることが意識され、ポンドやユーロが売られた。7日は日中株高が進む中、ユーロ・円が上昇した。8日は、中国が米国製品に対し報復関税を実施すると報じられた他、日米欧の株価が軟調に推移、主要通貨は対円で下落した。9日は、トランプ米政権によるトルコやロシアへの制裁が嫌気される中、新興国通貨が下落、ユーロも売られる中、ドルは底固く推移した。週末10日は、日米欧の株価が大幅に下落、トルコ不安から、リスクオフの動きが強まった。 新興国通貨も対円で下落した。米中貿易摩擦への懸念再燃が上値を抑える中、ロシアルーブルやトルコリラが売られた。週初6日は、米国がトルコの関税優遇制度の見直しを表明したことでトルコリラが急落。7日は、大半の新興国通貨が小動き。8日、米国が3月の元スパイ暗殺未遂事件を受けて対ロシア制裁を発表し、ロシアルーブルは下げ足を速めた。週末10日は、トルコのエルドアン大統領が利上げに消極的な姿勢を示したことなどが嫌気され、トルコリラが大幅安となり、他の新興国通貨もツレ安した。

    前週比
    EURO USD AUD NZD ZAR MXN
各国10年債の
利回り格差
(先週)
EURO 0.015 -0.045 -0.111 0.261 0.120
USD 2.556 -0.508 -0.436 0.246 0.105
AUD 2.272 -0.284 -0.066 0.306 0.165
NZD 2.275 -0.281 0.003 0.372 0.231
ZAR 9.147 6.591 6.875 6.872 -3.273
MXN 7.440 4.884 5.168 5.165 -1.707

通貨毎の金利と為替動向を確認!

ランド安円高 7.88円(▼0.47円  
債券利回り 短期債 ―/長期債 上昇  

為替

南アフリカ国債 ランド・円は下落した。週初6日、米中貿易摩擦の激化懸念がランド・円の上値を抑えた。7日は南アの株価指数の上昇を受けてランド買いが先行したものの上値は限定的。8日、引き続き米中貿易摩擦の激化による世界経済の減速が警戒され、ランド・円は弱含みで推移した。9日は南アの証券市場が休場の中、ランド・円は小動きに終始。週末10日、トランプ米大統領がトルコに対する鉄鋼・アルミ関税の引き上げを表明しトルコリラが急落すると、アルミが主要輸出品のひとつでもある南アランドもツレ安となった。

債券

長期債利回りは上昇した。米中貿易摩擦への警戒感から神経質な展開が続き、週前半は売り買いが交錯したが、週末10日に債券売りが加速した。南ア15年債利回りは前週末の9.29%から9.46%に上昇して越週した。

ドル安円高 110.83円(▼0.42円  
債券利回り 短期債 低下/長期債 低下  

為替

米国国債 ドル・円は軟調に推移した。週初6日は、英国の強硬離脱(ハードブレグジット)の可能性が高まっていることが意識され、ポンドが売られる中、ドルは相対的に上昇した。7日はイラン経済制裁問題が警戒されリスク回避の円買いが強まり、1ドル=111円台を割り込む場面があった。8日は、中国が米国製品に対し報復関税を実施すると報じられた他、日米欧の株価が軟調に推移、ドル売りが強まった。9日は、トランプ米政権によるトルコやロシアへの制裁が嫌気される中、新興国通貨が下落、ユーロも売られる中、ドルは底固く推移した。週末10日は、日米欧の株価が大幅に下落、トルコ不安から、ドル・円は上値の重い展開となった。

債券

短期債利回り、長期債利回り共に低下した。8日は中国との貿易摩擦懸念や株安を背景に米国債が買われた。週末にかけては、株安やトルコ不安の強まりを背景に米国債需要が高まった。2年債利回りは前週末の2.64%から2.60%に低下、10年債利回りは前週末の2.95%から2.87%に低下して越週した。

ユーロ安円高 126.51円(▼2.19円  
債券利回り 短期債 低下/長期債 低下  

為替

ユーロ-ドイツ国債 ユーロ・円は下落した。6日はフォックス英国際貿易相のEU(欧州連合)からの強硬離脱(ハードブレグジット)の可能性が高まっていると発言しポンドが下落、ユーロ・円の上値は重たかった。7日は日中株高となる中、ユーロ買い・円売りが進んだ。8日は日中欧米株安を背景に円買い優勢。9日、トランプ米大統領の強硬な外交姿勢を受けロシアやトルコなど新興国通貨が下落、ユーロ・円もツレ安となった。10日も米・トルコ間の関係悪化が深刻化し、リラ売りが加速。ユーロ・円にも下押し圧力がかかった。

債券

短期債利回り、長期債利回り共に低下した。トルコによる米国人拘束問題をめぐり、米・トルコ関係が緊迫化。リスクオフムードの中で安全資産とされる独債券の需要が強まった。独2年債利回りは前週末のマイナス0.59%からマイナス0.64%に低下、独10年債利回りは前週末の0.41%から0.32%に低下して越週した。

豪ドル安円高 80.95円(▼1.38円  
債券利回り 短期債 低下/長期債 低下  

為替

オーストラリア国債 豪ドル・円は下落した。週初6日は証券市場が休日となる中で小動き。7日、RBA(豪準備銀行)理事会で政策金利の据え置きを決定。豪ドルの反応は限定的だったが、日中株高が豪ドル・円をサポートした。8日は日中株安を背景に円買い優勢。9日、トランプ米大統領の強硬な外交姿勢を受けロシアやトルコなど新興国通貨が下落、豪ドル・円もツレ安となった。10日も米・トルコ間の関係悪化が深刻化し、リラ売りが加速。豪ドル・円にも下押し圧力がかかった。

債券

短期債利回り、長期債利回り共に低下した。トルコによる米国人拘束問題をめぐり、米・トルコ関係が緊迫化。リスクオフムードの中で安全資産とされる豪債券の需要が強まった。2年債利回りは前週末の2.10%から2.00%に低下、10年債利回りは2.73%から2.59%に低下して越週した。

NZドル安円高 73.01円(▼2.01円  
債券利回り 短期債 ―/長期債 低下  

為替

ニュージーランド国債 NZドル・円は下落した。週初6日は小動き。7日は中国株高を背景にNZドル買い・円売りが進む場面があった。8日は日中株安を背景に円買い優勢。9日、RBNZ(NZ準備銀行)理事会で政策金利の据え置きを決定。利上げ開始時期の後ズレ見通しが示されたことでNZドルは急落。トランプ米大統領の強硬な外交姿勢を受けロシアやトルコなど新興国通貨が下落する流れも加わり、NZドル・円は下げ幅を広げた。10日も米・トルコ間の関係悪化が深刻化し、リラ売りが加速。NZドル・円は一段安となった。

債券

長期債利回りは低下した。RBNZ理事会で利上げ開始時期が後ズレする見通しが示されたことに加え、マクダーモットRBNZ総裁補が「利下げの可能性が高まっている」と発言したことなどを受け、NZ金利安に。米・トルコ関係が緊迫化し、リスクオフムードが広がったことも影響した。10年債利回りは前週末の2.79%から2.59%に低下して越週した。

レアル安円高 28.70円(▼1.31円  
債券利回り 短期債 上昇/長期債 上昇  

為替

ブラジル国債 レアル・円は下落した。週初6日は、英国の強硬離脱(ハードブレグジット)の可能性が高まっていることが意識され、レアルは下押しした。7日は米長期金利が上昇しドルが買われる中、レアルは上値の重い展開となった。8日は、米中貿易摩擦への警戒感が強まり、レアル・円は軟化した。9日は、トランプ米政権によるトルコやロシアへの制裁が嫌気される中、新興国通貨が下落、レアル・円も下押しした。週末10日は、日米欧ブラジルの株価が大幅に下落、トルコ不安から、レアル・円は下値模索の展開となった。

債券

短期債利回り、長期債利回り共に上昇した。週初7日は、米長期金利が上昇する中、ブラジル債券利回りもツレ高となった。株安やトルコ不安から、週末10日にブラジル債券は売られた。週末2年物レアル建て債利回りは前週末の8.15%から8.73%に上昇、10年物ドル建て債利回りは前週末の2.43%から2.68%に上昇して越週した。

リラ安円高 17.29円(▼4.60円  
債券利回り 短期債 ―/長期債 上昇  

為替

トルコ国債ドル建 リラ・円は大幅に下落した。16年からトルコ当局に拘束されている米国人牧師をめぐって米国との関係悪化が警戒され、リラ売りが加速した。週初は米国がトルコに対する関税優遇措置を見直すと表明。トルコの外務次官が率いる代表団が訪米し、協議を開始するとの報道を受けて買い戻される場面もあったが、進展が見られないまま協議が終了したため週後半には失望売りが優勢となった。週末にはECB(欧州中央銀行)が一部の欧州銀行のトルコに対する資産状況を懸念していると報じられ、リラ・円は下げ幅を拡大した。

債券

長期債利回りは上昇した。トルコ側が拘束している米国人牧師をめぐる米国による関税引き上げなどの報復措置を受けてトルコ経済の悪化懸念が高まり、トルコ債券需要が減退した。トルコ9年債利回りは前週末の7.34%から8.46%に上昇して越週した。

取扱い中の債券を確認!
  • ※ 為替および債券利回りは、2018年8月10日のニューヨークの終値を使用
  • ※ (    )内は、先週末比の数字
  • ※ 2年債、10年債と記載しているものは、残存年限がその年限に一番近い債券の利回りを便宜上使用しています。
  • ※ レアル債券:ブラジルの政府保証債(国債)はレアル建とドル建双方で発行されており、一般的に2年債についてはレアル建が流動性が高く、10年債についてはドル建が流動性が高いため、それぞれを短期債・長期債の指標に用いております。尚、SBI証券で取扱を行っている「ブラジルレアル連動円建債券」は円での投資でブラジルレアル建債券(現在、現地通貨建ての発行は規制によりできません)に投資するのと同様の効果を得られるように設計されている「仕組債」ですので、本情報の指標となる短期債・長期債とは相違点がございますのでご注意ください。
  • ※ リラ債券:債券マーケットが小規模のため、ドル建ての債券利回りを指標として用いています。

提供:コメント/モーニングスター社、グラフ/SBI証券

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