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2019-07-21 23:46:46

マーケット > 朝イチ情報

金利為替動向

(2019年7月5日〜2019年7月12日)

更新 : 2019/07/16 18:00 (更新予定時間:毎週第1営業日18:00頃)

債券をご購入の際に、ご参考として本レポートをご利用ください。現在取り扱っております債券はこちらからご確認いただけます

概要

- 米国株過去最高値でリスクオンも、米利下げ観測でドル軟調 -

海外主要国利回り比較 主要通貨は対円でまちまちだった。週初8日は、前週末発表の堅調な米6月雇用統計を受けて過度な米利下げ観測が弱まり、ドルが上昇した。9日、翌日のパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の議会証言を控え、様子見ムードが広がった。10日、パウエルFRB議長は議会証言で米利下げの可能性を示唆し、ドル以外の主要通貨は買われた。同日公表された6月開催FOMC(米連邦公開市場委員会)議事要旨が金融緩和を後押しする内容だったことも、ドル売りに拍車をかけた。11日は、NYダウが大幅高となり過去最高値を更新したほか、米6月CPI(消費者物価指数)が市場予想を上回り、米長期金利が上昇する中でリスクオンの動きが広がった。ただ、週末12日は、主要通貨は対円で軟調に推移した。 新興国通貨はも対円で強弱まちまち。週初8日は、前週末の米6月雇用統計を背景に行き過ぎた米利下げ観測の巻き戻しが継続し、新興国通貨は対円で堅調に推移した。9日は、パウエル議長の議会証言を前に大半の通貨が動意薄。10日、パウエル議長が7月FOMCでの利下げを示唆したため新興国通貨は買いが先行した。11日、ハリケーンの接近でメキシコ湾岸の石油施設が一時停止となり、原油先物価格の上昇を背景にロシアルーブルなど資源国通貨が上昇。12日は多くの通貨が小動きとなったが、ロシア製地対空ミサイル購入問題を背景に米国との関係悪化懸念からロシアルーブルとトルコリラはさえなかった。

    前週比
    EURO USD AUD NZD ZAR MXN
各国10年債の
利回り格差
(先週)
EURO -0.065 0.003 -0.045 -0.119 0.128
USD 2.332 -1.436 -1.024 -0.054 0.193
AUD 1.648 -0.684 -0.048 -0.122 0.125
NZD 1.830 -0.502 0.182 -0.074 0.173
ZAR 9.611 7.279 7.963 7.781 -3.787
MXN 7.841 5.509 6.193 6.011 -1.770

通貨毎の金利と為替動向を確認!

ランド高円安 7.73円(▲0.08円  
債券利回り 短期債 ―/長期債 上昇  

為替

南アフリカ国債 ランド・円は上昇した。前週末の米6月雇用統計を受けた円売りの動きが継続し、週初8日のランド・円は上昇。9日は翌日にパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の議会証言を控えて小動きとなった。10日、パウエル議長が議会証言で緩和的な金融政策の必要性が高まっているとの認識を示し、資金流入期待からランド買いが優勢に。11日、南ア5月鉱物生産量の強いなどを支援材料に買いが継続した。12日、高値警戒感もあって利益確定目的のランド売りが上値を抑えた。

債券

長期債利回りは上昇した。債券市場は売り買いが交錯し、方向感の乏しい展開となった。週前半は債券需要が高まったが、週後半には債券売りが優勢となった。南ア15年債利回りは前週末の9.37%から9.40%に上昇して越週した。

ドル安円高 107.91円(▼0.56円  
債券利回り 短期債 低下/長期債 上昇  

為替

米国国債 ドル・円は下落した。週初8日は、前週末発表の堅調な米6月雇用統計を受けて過度な米利下げ観測が弱まり、ドル・円を支援。9日、翌日のパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の議会証言を控え、様子見ムードが広がった。10日、パウエルFRB議長は議会証言で米利下げの可能性を示唆し、ドル・円を下押し。同日公表された6月開催FOMC(米連邦公開市場委員会)議事要旨が金融緩和を後押しする内容だったことも、ドル売りに拍車をかけた。11日は、NYダウが大幅高となり過去最高値を更新したほか、米6月CPI(消費者物価指数)が市場予想を上回り、米長期金利が上昇する中でドル・円は反発。ただ、米利下げ観測がくすぶる中、週末12日は伸び悩んだ。

債券

短期債利回りが低下した一方、長期債利回りは上昇した。パウエルFRB議長の議会証言で早期の米利下げ観測が強まり、金融政策に影響を受けやすい短期金利は低下。一方、米6月CPIが市場予想を上回り、長期金利は上昇した。2年債利回りは前週末の1.86%から1.85%に低下、10年債利回りは前週末の2.03%から2.12%に上昇して越週した。

ユーロ安円高 121.62円(▼0.13円  
債券利回り 短期債 上昇/長期債 上昇  

為替

ユーロ-ドイツ国債 ユーロ・円は小幅に下落した。週初8日は、前週末の米6月雇用統計が良好な結果となったことからドル・円が上昇し、ユーロ・円にもリスクオンの動きが波及した。9日は、パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の議会証言を翌日に控える中、もみ合いが続いた。10日は、パウエルFRB議長が今後の米利下げに前向きな発言を行い、ユーロ・円も一時上昇したものの、結局は小幅の上昇にとどまった。11日は上値の重い展開が続いた。週末12日は、米国の利下げ期待に伴いドル・円が下落し、ユーロ・円も軟調だった。

債券

短期債利回り、長期債利回り共に上昇した。ユーロ圏5月鉱工業生産が市場予想を上回ったほか、クーレECB(欧州中央銀行)専務理事の発言も金利上昇につながった。独2年債利回りは前週末のマイナス0.75%からマイナス0.72%に上昇、独10年債利回りも前週末のマイナス0.36%からマイナス0.21%に上昇して越週した。

豪ドル高円安 75.77円(▲0.05円  
債券利回り 短期債 上昇/長期債 上昇  

為替

オーストラリア国債 豪ドル・円は上昇した。週初8日は、米長期金利上昇を受けドル・円が堅調に推移、豪ドル・円もツレ高となった。9日は豪ドル売り・ドル買いが進み、豪ドル・円を下押し。10日パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長が米議会証言で7月利下げを示唆しドル弱含みとなる中、豪ドル・円は11日序盤に一時週の最安値を付けたが、その後は買い戻し優勢となった。12日は米利下げ観測を背景に日米株高が進み、豪ドル・円をサポートした。

債券

短期債利回り、長期債利回り共に上昇した。米豪の金融政策がハト派に傾く中、豪州の利下げ余地は米国より小さいとの見方が強まり、豪金利は上昇した。2年債利回りは前週末の0.94%から0.99%に上昇、10年債利回りは前週末の1.28%から1.44%に上昇して越週した。

NZドル高円安 72.22円(▲0.32円  
債券利回り 短期債 ―/長期債 上昇  

為替

ニュージーランド国債 NZドル・円は上昇した。週初8日は、米長期金利上昇を受けドル・円が堅調に推移、NZドル・円もツレ高となった。9日はNZドル売り・ドル買いが進み、NZドル・円を下押し。10日パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長が米議会証言で7月利下げを示唆しドル弱含みとなる中、一時NZドル買い・円売りが進んだが、その後は一服した。11日から12日にかけては米利下げ観測を背景に日米株高が進み、NZドル・円をサポートした。

債券

長期債利回りは上昇した。米NZの金融政策がハト派に傾く中、NZの利下げ余地は米国より小さいとの見方が強まり、NZ金利は上昇した。10年債利回りは前週末の1.51%から1.62%に上昇して越週した。

レアル高円安 28.86円(▲0.47円  
債券利回り 短期債 低下/長期債 上昇  

為替

ブラジル国債 レアル・円は上昇した。週初8日は、ブラジルの株式市場が堅調に推移、レアルが買われた。9日はブラジルの祝日で、市場参加者が減少する中、小動きの展開。10日は、ブラジルの年金改革法案が可決される期待感が高まったほか、米利下げ観測が広がり、レアル・円は上昇した。11日はホルムズ海峡で地政学リスクが高まり、レアル・円の上値を抑制した。週末12日は、引き続き米利下げ観測がレアル・円の支えとなった。

債券

短期債利回りは低下した一方、長期債利回りは上昇した。米利下げ観測を背景に日米ブラジルの株式市場が堅調に推移、リスクオンとなる中、ブラジル債券は短期債を中心に買われた。ブラジルの年金改革法案可決への期待も、投資家心理の改善につながった。2年物レアル建て債利回りは前週末の5.85%から5.76%に低下、10年物ドル建て債利回りは前週末の1.03%から1.33%に上昇して越週した。

リラ安円高 18.86円(▼0.41円  
債券利回り 短期債 ―/長期債 上昇  

為替

トルコ国債ドル建 リラ・円は下落した。前週末にトルコのエルドアン大統領がトルコ中央銀行のチェティンカヤ総裁を解任したと報じられ、トルコ中銀の独立性への懸念が強まったことで、週初にリラ・円は下落した。週末にかけてはロシア製ミサイル防衛システム「S400」のトルコへの納入開始が伝わり、トルコと米国との関係悪化が改めて警戒され、リラ・円を下押し。期間中、経済指標ではトルコ5月経常収支が黒字転換したものの、市場予想には届かず反応は限られた。

債券

長期債利回りは上昇した。トルコ中銀総裁の解任やロシア製ミサイル防衛システムの納入開始などを受け、トルコ債券は売り優勢だった。トルコ9年債利回りは前週末の6.66%から7.13%に上昇して越週した。

取扱い中の債券を確認!
  • ※ 為替および債券利回りは、2019年7月12日のニューヨークの終値を使用
  • ※ (    )内は、先週末比の数字
  • ※ 2年債、10年債と記載しているものは、残存年限がその年限に一番近い債券の利回りを便宜上使用しています。
  • ※ レアル債券:ブラジルの政府保証債(国債)はレアル建とドル建双方で発行されており、一般的に2年債についてはレアル建が流動性が高く、10年債についてはドル建が流動性が高いため、それぞれを短期債・長期債の指標に用いております。尚、SBI証券で取扱を行っている「ブラジルレアル連動円建債券」は円での投資でブラジルレアル建債券(現在、現地通貨建ての発行は規制によりできません)に投資するのと同様の効果を得られるように設計されている「仕組債」ですので、本情報の指標となる短期債・長期債とは相違点がございますのでご注意ください。
  • ※ リラ債券:債券マーケットが小規模のため、ドル建ての債券利回りを指標として用いています。

提供:コメント/モーニングスター社、グラフ/SBI証券

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