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2018-01-21 00:15:00

マーケット > 朝イチ情報

金利為替動向

(2018年1月5日〜2018年1月12日)

更新 : 2018/01/15 18:00 (更新予定時間:毎週第1営業日18:00頃)

債券をご購入の際に、ご参考として本レポートをご利用ください。現在取り扱っております債券はこちらからご確認いただけます

概要

- 日銀の量的緩和縮小観測で円買い優勢 -

海外主要国利回り比較 主要通貨は対円で下落した。週初8日は、日本が祝日だったこともあり方向感の乏しい展開。9日、日銀が超長期国債の買い入れを減額したことで量的緩和縮小観測が広がり、円買いが強まった。10日は中国が米国債購入の縮小・停止を検討していると報じられ、ドル売りが加速。11日、中国当局が前日の報道を否定しドルが一時買い戻されたものの、12月開催ECB(欧州中央銀行)理事会議事録がタカ派的だったことからユーロ買いが強まった。週末12日、米12月CPI(消費者物価指数)で食品・エネルギーを除くコア指数が市場予想を上回り、ドルは底固く推移した。 新興国通貨は対円で下落した。週初8日は小動きだったが、9日は米長期金利の上昇を受けてドルが買われる中、新興国通貨は軟化した。10日はトランプ米大統領がNAFTA(北米自由貿易協定)脱退を表明するとの報道を受けてメキシコペソが急落、南アランドは同国のズマ大統領の早期退陣観測が後退したことで売りが強まった。11日は米12月PPI(生産者物価指数)の予想下ブレを受けてドルが売られ、新興国通貨は総じて堅調。12日も新興国通貨は買いが優勢となったが、週前半の下げは取り戻せなかった。

    前週比
    EURO USD AUD NZD ZAR MXN
各国10年債の
利回り格差
(先週)
EURO -0.072 -0.027 -0.059 -0.125 -0.023
USD 1.965 0.045 0.013 -0.053 0.049
AUD 2.172 0.207 -0.032 -0.098 0.004
NZD 2.267 0.302 0.095 -0.066 0.036
ZAR 8.749 6.784 6.577 6.482 -3.588
MXN 7.006 5.041 4.834 4.739 -1.743

通貨毎の金利と為替動向を確認!

ランド安円高 8.99円(▼0.18円  
債券利回り 短期債 ―/長期債 上昇  

為替

南アフリカ国債 ランド・円は下落した。週前半は小動き。南アのズマ大統領の早期退陣観測を受けて高値圏で推移していたランド・円は利益確定売りをこなしながら底固く推移。週内に予定された与党・アフリカ民族会議(ANC)の全国執行役員会議でズマ大統領の退陣が議題に上るとの期待もランドを支えた。ただ、10日に退陣の議題は上がっていないとの報道を受けてランド売りが加速。ランド・円は1ランド=9円を割り込み、週末にかけて停滞した。

債券

長期債利回りは上昇した。週前半は売り買いが交錯したが、南アのズマ大統領の早期退陣観測が後退し、10日に債券売りが強まって利回りは上昇した。南ア債券は週末にかけて買い戻される場面も見られた。南ア15年債利回りは前週末の9.31%から9.33%に上昇して越週した。

ドル安円高 111.06円(▼1.99円  
債券利回り 短期債 上昇/長期債 上昇  

為替

米国国債 ドル・円は下落した。週初8日は、日本が祝日だったこともあり方向感の乏しい展開。9日、日銀が超長期国債の買い入れを減額したことで量的緩和縮小観測が広がり、円買いが強まった。10日は中国が米国債購入の縮小・停止を検討していると報じられ、ドル売りが加速。11日、中国当局が前日の報道を否定しドルが一時買い戻されたものの、12月開催ECB(欧州中央銀行)理事会議事録がタカ派的だったことからドルは対ユーロで売られ、ドル・円も下落した。同日発表の弱い米12月PPI(生産者物価指数)もドルの重しとなった。週末12日、米12月CPI(消費者物価指数)で食品・エネルギーを除くコア指数が市場予想を上回り、一時ドルが買われたものの、その後は伸び悩んだ。

債券

短期債利回り、長期債利回り共に上昇した。日銀の買いオペ(公開市場操作)減額で「ステルス・テーパリング(密かな緩和縮小)」観測が浮上し、日本の長期金利が上昇したことに連動した。2年債利回りは前週末の1.96%から2.00%に上昇、10年債利回りは前週末の2.48%から2.55%に上昇して越週した。

ユーロ安円高 135.50円(▼0.52円  
債券利回り 短期債 上昇/長期債 上昇  

為替

ユーロ-ドイツ国債 ユーロ・円は下落した。週初8日は、欧州での金利低下に反応する形でユーロ・円は下落した。9日は、独11月鉱工業生産が市場予想を上回ったものの、ユーロ・円の下落が続いた。10日は、中国当局が米国債について縮小・停止を検討していると一部で報じられたことからドル売りが優勢となり、ユーロ・円の下落に波及した。11日は、中国政府から前日の米国債投資に関する報道は誤りと発表されたことなどから、ユーロ・円は上昇した。12日は、前日に発表された17年12月のECB(欧州中央銀行)理事会の議事要旨の内容がタカ派的との見方が強まった他、メルケル独首相が社会民主党(SPD)との連立協議で暫定合意に達したとの報道からユーロ買い・円売りが優勢となった。

債券

短期債利回り、長期債利回り共に上昇した。ECB理事会の議事要旨の内容がタカ派的との見方が広がり、利回りは上昇した。独2年債利回りは前週末のマイナス0.61%からマイナス0.57%に上昇、独10年債利回りも前週末の0.44%から0.58%に上昇して越週した。

豪ドル安円高 87.92円(▼0.98円  
債券利回り 短期債 上昇/長期債 上昇  

為替

オーストラリア国債 豪ドル・円は下落した。週初8日は日本市場が休場で動意薄の中、17年11月末から続いた上昇基調が一服した。9日、日銀が超長期国債の買い入れを減額したことから量的緩和縮小観測が広がり、円買いが強まった。10日も日銀国債買い入れ減額の余波が続いた他、中国が米国債の購入を縮小・停止すると伝わり、豪ドル・円は一段安に。11日、堅調な豪11月小売売上高を受け豪ドルは切り返した。12日は中国12月貿易収支で輸入が市場予想を下回り豪ドル・円の伸びを抑えたが、米12月CPI(消費者物価指数)のエネルギー・食品を除くコア指数の強い結果などを受けドル・円が上昇するとツレ高に。その後、ドル・円は下げに転じたが、豪ドル・円は強含みで推移した。

債券

短期債利回り、長期債利回り共に上昇した。米長期金利の上昇や好調な豪11月小売売上高を受け、豪債券は売り優勢となった。2年債利回りは前週末の1.97%から2.03%に上昇、10年債利回りは前週末の2.64%から2.75%に上昇して越週した。

NZドル安円高 80.45円(▼0.64円  
債券利回り 短期債 ―/長期債 上昇  

為替

ニュージーランド国債 NZドル・円は下落した。週初8日は日本市場が休場で動意薄。9日、日銀が超長期国債の買い入れを減額し量的緩和縮小観測が広がり、円買いが強まった。10日も日銀国債買い入れ減額の余波が続いた他、中国が米国債の購入を縮小・停止すると伝わり、NZドル・円は一段安に。11日は豪ドル・円の上昇にツレ高となった。12日は中国12月貿易収支で輸入が市場予想を下回りNZドル・円の伸びを抑えたが、その後は米12月CPI(消費者物価指数)のエネルギー・食品を除くコア指数の強い結果などを受けたドル・円の上昇にツレ高となったものの、ドル・円が下げに転じると、NZドル・円も軟化した。

債券

長期債利回りは上昇した。米長期金利の上昇に連動しNZ債券も売り優勢となった。10年債利回りは前週末の2.77%から2.85%に上昇して越週した。

レアル安円高 34.64円(▼0.37円  
債券利回り 短期債 上昇/長期債 上昇  

為替

ブラジル国債 レアル・円は下落した。週初8日は、米金利が上昇しドルが買われたことからレアルには下押し圧力が強まった。9日は日銀による超長期債の買い入れが減少したことから、テーパリング(量的緩和縮小)が進むとの見方から円買いが強まると、レアル・円は下落した。10日は中国政府による米国債購入が減額すると伝わりドル売りが強まると、レアルは対ドルで上昇、レアル・円は切り返した。週末にかけて、レアル・円はしっかり。米国株式市場が大幅に上昇した他、原油先物価格の上昇がレアルの支えとなった。

債券

短期債利回り、長期債利回り共に上昇した。米国経済の先行きに楽観的な見方が広がると、米国への資金還流の思惑が強まり、ブラジル債券は売り優勢の展開となった。2年物レアル建て債利回りは前週末の7.69%から7.76%に上昇、10年物ドル建て債利回りは1.03%1.62%に上昇して越週した。

リラ安円高 29.62円(▼0.63円  
債券利回り 短期債 ―/長期債 上昇  

為替

トルコ国債ドル建 リラ・円は下落した。日銀が超長期国債の買い入れを減額したことで「ステルス・テーパリング(密かな緩和縮小)」観測が浮上し、週央に円全面高となる場面があり、トルコリラも対円で下落した。期間中のトルコ経済指標は、トルコ11月鉱工業生産は市場予想通りながら前月分を上方修正。トルコ11月経常収支は赤字額が市場予想より拡大したものの、前月分が上方修正されるなど、底固さが確認された。

債券

長期債利回りは上昇した。トルコ債券はトルコ・米国間の関係改善期待などを背景に前年末から買いが続いていたため、週初から週央にかけて反動売りが出た。トルコ9年債利回りは前週末の4.99%から5.12%に上昇して越週した。

取扱い中の債券を確認!
  • ※ 為替および債券利回りは、2018年1月12日のニューヨークの終値を使用
  • ※ (    )内は、先週末比の数字
  • ※ 2年債、10年債と記載しているものは、残存年限がその年限に一番近い債券の利回りを便宜上使用しています。
  • ※ レアル債券:ブラジルの政府保証債(国債)はレアル建とドル建双方で発行されており、一般的に2年債についてはレアル建が流動性が高く、10年債についてはドル建が流動性が高いため、それぞれを短期債・長期債の指標に用いております。尚、SBI証券で取扱を行っている「ブラジルレアル連動円建債券」は円での投資でブラジルレアル建債券(現在、現地通貨建ての発行は規制によりできません)に投資するのと同様の効果を得られるように設計されている「仕組債」ですので、本情報の指標となる短期債・長期債とは相違点がございますのでご注意ください。
  • ※ リラ債券:債券マーケットが小規模のため、ドル建ての債券利回りを指標として用いています。

提供:コメント/モーニングスター社、グラフ/SBI証券

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