2025-07-13 19:20:48
FX市況 デイリーレポート更新 : 25/7/11 9:00(毎営業日9:00頃更新)
Daily Report 2025年7月10日
◆主要通貨ペア4本値 始値 高値 安値 終値 ドル円 146.331 146.787 145.756 146.259 ユーロドル 1.17200 1.17497 1.16627 1.17006 ポンドドル 1.35865 1.36196 1.35333 1.35753 ユーロ円 171.494 171.781 170.938 171.140 ポンド円 198.815 199.256 198.380 198.599 豪ドル円 95.624 96.389 95.393 96.351 (Data:Bloomberg) ◆主要株価指数終値 株価指数 終値 前日比 日経平均株価 39,646.36 ▲174.92 TOPIX 2,812.34 ▲15.82 ドイツDAX指数 24,456.81 ▲92.75 英国FTSE100指数 8,975.66 +108.64 NYダウ平均株価 44,650.64 +192.34 S&P500 6,280.46 +17.20 ナスダック総合指数 20,630.66 +19.32 (Data:Bloomberg) ◆主要国債10年物利回り (終値) 利回り (%) 前日比 (%) 日本 1.490 ▲0.010 ドイツ 2.705 +0.032 英国 4.595 ▲0.017 米国 4.346 +0.010 (Data:Bloomberg他) ◆経済指標・イベント(7月10日公表) 国 指標・イベント 結果 事前予想 英国 6月RICS住宅価格指数 ▲7% ▲9% 日本 6月国内企業物価指数 (前月比/前年比) ▲0.2%/+2.9% ▲0.1%/+2.9% 日本 対内証券投資 株式 (7/4週) +\6,117億 *+\6,513億 日本 対外証券投資 株式 (7/4週) ▲\5,127億 *+\1,906億 日本 対内証券投資 中長期 (7/4週) ▲\1,646億 *+\1兆,591億 日本 対外証券投資 中長期 (7/4週) +\1兆6,568億 *+\1,828億 日本 財務省 20年債入札 ドイツ 6月CPI確報値 (前月比/前年比) ±0.0%/+2.0% ±0.0/+2.0% ユーロ圏 チポローネ・ECB専務理事 講演 ユーロ圏 ビルロワドガロー・フランス中銀総裁 講演 米国 新規失業保険申請件数 (7/5週) 22.7万件 23.5万件 米国 失業保険継続受給者数 (6/28週) 196.5万人 196.5万人 米国 ムサレム・セントルイス連銀総裁 講演 米国 財務省 30年債入札 英国 ブリーデン・BOE副総裁講演 米国 デイリー・サンフランシスコ総裁 講演 *前回の結果(Data:Bloomberg) ◆経済指標・イベント(7月11日公表予定) 発表時刻 国 指標・イベント 事前予想 07:30 NZ 6月PMI製造業 *47.5 15:00 ドイツ 6月卸売物価指数確報値 (前月比/前年比) *▲0.3%/+0.4% 15:00 英国 5月GDP (前月比) +0.1% 15:00 英国 5月GDP(3か月) +0.4% 15:00 英国 5月鉱工業生産 (前月比/前年比) ▲0.1%/+0.2% 15:00 英国 5月製造業生産 (前月比/前年比) ▲0.1%/+0.4% 15:00 英国 5月サービス業指数 (前月比/前期比) +0.1%/+0.4% 15:00 英国 5月建設業生産高 (前月比/前年比) +0.2%/+1.6% 15:00 英国 5月貿易収支 ▲£46.05億 15:00 英国 5月商品貿易収支 ▲£210億 21:15 ユーロ圏 ビルロワドガロー・フランス中銀総裁 討論会 21:30 カナダ 6月失業率 7.1% 21:30 カナダ 6月労働参加率 65.3% 21:30 カナダ 6月雇用者数増減 ±0万人 21:30 カナダ 6月正規雇用者数増減 *+5.77万人 21:30 カナダ 6月非常勤雇用者数増減 *▲4.88万人 21:30 カナダ 6月正規従業員時給 (前年比) +3.5% 21:30 カナダ 5月住宅建設許可金額 (前月比) ▲1.7% 22:00 ユーロ圏 イタリア中銀四半期経済報告 03:00 米国 6月財政収支 ▲US$335億 時刻表示は東京時間 *前回の結果 (Data:Bloomberg) ◆要人発言その他 ルラ・ブラジル大統領 ・ブラジルはアメリカに対して相互主義法を用いて対応する トランプ・大統領 ・8月1日より銅に対して50%の関税を課す ビルロワドガロー・フランス中銀総裁 ・今年のフランスのGDP成長率は0.6%と見込む ・成長率は低調だが、フランスにとってはポジティブ 中国商務省 ・米国とは、経済・貿易分野における懸念事項について協議を継続している ・米国と中国が歩み寄り、対話と意思疎通を強化し続けることを期待 ムサレム・セントルイス連銀総裁 ・関税引き上げによるインフレへの影響が明らかになるのは年末もしくは26年初め頃 ・関税は物価に一時的な影響を与える可能性があり、より持続的な影響を与える可能性もある ウォラー・FRB理事 ・現在の政策金利はなお非常に抑制的 ・7月の利下げは検討可能 ・金利をめぐる私見は政治的なものではない デイリー・サンフランシスコ連銀総裁 ・関税による物価への影響は、企業が対応策を見出すことで当初の予想より穏やかになる可能性 ・インフレは緩和しつつある ・金融政策は依然として引き締め的 ・25年に2回の利下げが実施される可能性が高い (source:複数のメディア) ◆7月10日のドル円概況 10日のドル円は146.331でオープン。前日NY時間終盤の流れを受けドル売りが先行、短期筋のストップロスを巻き込み売りが加速し10時前に安値145.756まで下落した。同水準で下げ止まり反発するも146円台を回復できず、10時過ぎに145.763まで下落したが、再び同水準でサポートされると買い戻しが進み、13時30分過ぎに146.411まで上昇した。ただ、日経平均株価が下げ幅を広げると売りに押され146.15近くまで後退、暫く146.10台から30台で推移した。 さらに、マイナス圏で推移するNYダウ先物を見ながら16時頃には146.068まで押し戻されたが、146円割れを回避すると買いが活発となり、16時45分頃には146.465まで値を上げた。146.40台は売り意欲根強く、20時前には146.10近辺まで下押ししたが、売りも続かず再び146.40近くまで持ち直すなど方向感に乏しい動きが続いた。 21時30分発表の新規失業保険申請件数が予想に反し前週から改善したことをきっかけにドル買いが進み、米国10年債利回りの上昇にも後押しされ、23時30分過ぎには高値146.787まで上値を伸ばした。その後、米国10年債利回りが4.37%台で頭打ちとなり買いは一服、さらにNY時間午後に入り、同利回りが低下すると、じりじりと値を下げ、11日5時前には146.171まで押し戻されたが、売りも続かず、引けにかけやや買い戻され、146.259でNYクローズを迎えた。 (文中レート:Bloomberg) ◆7月10日のユーロドル 概況 10日のユーロドルは1.17200でオープン。暫く1.1720台での小動きが続いたが、対円でのドル急落を見ながらユーロ買いが強まり、前日高値1.17294を上抜けると、9時30分過ぎに高値1.17497まで上値を伸ばした。1.1750を超えられず買いは一服、暫く1.1730台から40台での往来となった。欧州勢がユーロ売り参入すると、1.1720台から30台とややレンジを下げたが、引き続き方向感に乏しい中、揉み合いが続いた。 その後、前週比改善した米国新規失業保険申請件数をきっかけにドル買いが活発となる中、米国長期金利の上昇にも押されユーロ売りが進み、8日、9日と連日でサポートされた1.1680台を下抜け、23時30分頃に安値1.16627へと沈んだ。同水準で下げ止まり反転するも、1.1680台、90台で上値の重い動きが続き、引けにかけ辛うじて1.17台を回復、1.17006でNYクローズを迎えた。 (文中レート:Bloomberg) |
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