更新 : 24/7/26 8:10(更新予定時間:8:30頃)
25日の米国株式は、NYダウが前日比81.20ドル高の3万9935.07ドルと3日ぶりに反発、ナスダック総合指数は同160.688ポイント安の1万7181.725ポイントと3日続落して取引を終了。出来高概算は、NY市場が11億463万株、ナスダック市場が55億8451万株だった。米4-6月GDP(国内総生産)速報値は季節調整済みの年率換算で2.8%増となり、市場予想平均の2.0%増を上回った。堅調な景気動向を好感し、NYダウは一時580ドルを超える上昇をみせる場面もみられたが、戻り待ちの売りに上げ幅を縮小した。一方、ハイテク株比率の高いナスダック市場では、アーム・ホールディングスやハネウエル、アドバンスド・マイクロ・デバイシズなどが下落した。
26日の東京株式は、もみ合いとなりそう。日経平均株価はきのう25日まで7連敗となり、終値ベースでは下落前の16日(4万1275円)からの下げ幅は3400円を超えた。短期的な売られすぎ感から、買い戻しの動きが見込まれる。為替相場は、ドル・円が1ドル=153円台の後半(25日は152円18-21銭)、ユーロ・円が1ユーロ=166円台の後半(同165円12-16銭)と円安方向にあり、輸出関連株には支えとなりそう。ただ、週末要因や米国株の不安定な値動きから、取引終了にかけポジション調整の売りで弱含む場面も想定される。25日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、日本製鉄<5401.T>、三菱UFJ<8306.T>、ファストリテ<9983.T>などが、25日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、25日の大阪取引所清算値比40円高の3万7770円だった。
<きょうの個別材料>
○プラス材料
ジースリーH<3647.T>―プラントライフシステムズ(神奈川県横浜市)と、菜種によるバイオ燃料および化粧品原材料などの製造・販売で合弁会社設立
三信電<8150.T>―25年3月期第2四半期累計(24年4-9月)の連結業績予想を上方修正
●マイナス材料
日産車体<7222.T>―25年3月期第1四半期(24年4-6月)の連結決算は損益が赤字に転落
住石HD<1514.T>―25年3月期第1四半期(24年4-6月)連結決算は赤字幅が前年同期から拡大
上記の材料はあくまでも相場の参考です。個々の銘柄の株価位置、あるいは相場の流れなどにより、その反応は不確定です。
更新 : 24/7/26 8:10(更新予定時間:8:30頃)
ファーマF<2929.T>は25日引け後、24年7月期の連結利益予想の上方修正と、期末配当予想の増額を発表した。
24年7月期業績予想で、売上高は641億円から620億円(前期比9.6%減)に引き下げたものの、営業利益を27億円から50億円(同38.5%増)に増額し、一転して大幅な営業増益となる見込み。業績予想の修正を受け、期末配当予想を従来の10円から15円(前期実績10円)に増額するとした。
25日終値は、前日比41円安の1081円。
更新 : 24/7/26 7:30
シャープ<6753.T>は25日、エジプトで家電製品の販売・製造を手掛けるエルアラビ社と共同で、冷蔵庫の生産を担う合弁会社の設立について合意し、24日に契約を締結したと発表した。
同社とエルアラビ社は、04年にエアコンの技術・生産・販売において協業を開始。現在は、エジプト市場でシャープブランドの5製品(エアコン/冷蔵庫/電子レンジ/洗濯機/テレビ)を生産・販売している。今回の冷蔵庫生産の合弁会社の設立で、27年にはエジプト市場において約50万台の販売を目指すという。
25日終値は、前日比31.4円安の873.9円。
更新 : 24/7/26 7:31
日産自<7201.T>が急落、一時57.5円安の463.9円を付けている。25日午後2時25分、25年3月期の連結利益予想を下方修正し、嫌気された。
25年3月期業績予想で、売上高は13兆6000億円から14兆円(前期比10.4%増)に引き上げたが、営業利益を6000億円から5000億円(同12.1%減)に減額し、一転して減益となる見込み。通期の連結販売台数は前回公表値から減少し365万台となる見込みに変更。通期の為替レートも見直し、1ドル=145円から155円に、1ユーロ=157円から167円とした。
25日終値は、前日比36.4円安の485円。
更新 : 24/7/26 7:31
住友商<8053.T>は25日、データを活用したデジタルマーケティング支援事業を展開する、KIYONO(東京都港区)へ追加出資を行ったと発表した。
KIYONOは、企業のデジタルマーケティング戦略の立案から、顧客データの集約・分析を行うカスタマーデータプラットフォームツール(CDP)やマーケティング活動を自動化するマーケティングオートメーションツール(MA)などの導入・構築、デジタル広告の出稿までをワンストップで支援している。同社では、今回の追加出資により、KIYONO社との事業連携をさらに強化する。
25日終値は、前日比115円安の3784円。
更新 : 24/7/26 7:33
ジモティー<7082.T>は25日、大阪府門真市とリユースに関する協定を締結し、ごみ減量に向けたリユース啓発を実施すると発表した。
門真市では、廃棄物の減量化と適正処理を目指し、4R(リフューズ、リデュース、リユース、リサイクル)を推進。これまでも環境に関する課題解決に向け、「ローカル・ブルー・オーシャン・ビジョン推進事業」など、多くの取組を実施してきた。足元で、在宅時間が長くなるなどの新しい生活様式が広がり、ごみの量が増加していることから、リユースの更なる促進を目指すため、同社と協定を締結することを決めた。
25日終値は、前日比変わらずの1445円。
更新 : 24/7/26 7:34
ミダックHD<6564.T>は25日、グループのミダックが、佐賀大学と「微細藻類が産生する有用カロテノイドに関する研究」という題目で共同研究を行うことに合意し、共同研究契約を締結したと発表した。
今回の研究は大量培養した微細藻類から抽出した抗酸化物質(カロテノイド色素)を、医薬品としても利用可能な純度まで精製することを目的としているという。
25日終値は、前日比25円安の1556円。
更新 : 24/7/26 7:35
カイノス<4556.T>が変わらずを挟んで5日ぶりに反発、74円高の1245円を付けた。25日午後1時、25年3月期第1四半期(24年4-6月)の単体決算を発表。大幅な増益で着地し、好感された。
第1四半期決算は、売上高が12億9600万円(前年同期比8.9%増)、営業利益が2億6600万円(同27.2%増)だった。敗血症診断用プロカルシトニンキットの垂直拡販に取り組むとともに、基幹領域である生化学および輸血検査試薬などの積極的な営業活動が奏功。賃金アップの影響も吸収して増益を確保した。
第2四半期累計(24年4-9月)の業績予想は、売上高26億5000万円(前年同期比6.5%増)、営業利益4億円(同22.7%減)を据え置き。第1四半期決算の第2四半期累計の業績予想に対する進ちょく率は、売上高で48.9%、営業利益で66.5%となっている。
25日終値は、前日比32円高の1203円。
更新 : 24/7/26 7:36
リミックス<3825.T>は25日、マーケティング支援サービスなどを手がけるLIDDELL(リデル社、東京都港区)と、同日に資本・業務提携契約を締結したと発表した。
資本提携では、同社がリデル社株式185株を3億5000万円で取得。リデル社は調達した資金のうち3億円で同社株を市場買い付けにより取得し、残額は事業投資に充てる。
業務提携ではリデル社と(1)メディカル・ヘルスケア領域へのマーケティング支援(2)メディカル・ヘルスケア領域へのBPR(Business Process Re-engineering)などのソリューション提供(3)メディカル・ヘルスケア領域への医療データ連携にかかるDX(デジタルトランスフォーメーション)化支援(4)メディカル・ヘルスケア領域での新規事業開発――を行う。
25日終値は、前日比6円安の191円。
更新 : 24/7/26 7:37
ロート<4527.T>は25日、イスラエルのBAIBYS Fertility(BAIBYS社)に出資したと発表した。
BAIBYS社は、不妊治療の新たな解決策となる完全自動化精子選択システムを開発しているスタートアップ。同社は今回、BAIBYS社への出資と合わせ、日本およびアジア地域におけるBAIBYS社のシステムの独占販売に関わるオプション権を有しているという。
25日終値は、前日比18円安の3472円。