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マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 >  20,000円上放れは6/2米雇用統計次第か

サキモノの『ココがPOINT!』

2017/05/29

20,000円上放れは6/2米雇用統計次第か

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参加者限定の静かな相場展開に

225先物は週間ベースで110円上昇。国内外で目立った手掛かり材料に欠ける展開となったことから、出来高は2-3万枚ほどに留まる参加者限定の相場となった。為替市場ではドル・円が111円台辺りでのもみ合いとなり、大型株は動意に欠ける展開。トランプ政権による「ロシアゲート」疑惑の進展を見守る地合いとなった。ただ、指数や大型株が膠着感を強めたことから、物色は中小型株に向かい、マザーズ先物は3月の年初来高値1090pに顔合わせする場面がみられた。

なお、5月19日時点の裁定残高は、ネットベースで1兆7,941.45億円の買い越し(前週は1兆8,505.38億円の買い越し)と減少した。一方、株数ベースでも、1億1,058.70万株の買い越しと5月12日時点(同1億1,136.95万株の買い越し)との比較では減少している。裁定に絡んだ売買は引き続き増加していない様子。

日経225と裁定残(5/19時点)
225先物、TOPIX先物ともにCSが売り筆頭

225先物の手口では、クレディ・スイスが売り筆頭となった一方、野村、SBIが買い方上位に並んだ。TOPIX先物もクレディ・スイスが売り筆頭となった一方、BNPパリバが買い筆頭となったほか、2週連続で買い筆頭だったバークレイズも引き続き買いを進めた。なお、メジャーSQを6月9日に控えていることから、今週末辺りから期近と期先に絡んだロールオーバーが進むとの観測。

日経225先物手口(期近)  週間累計上位15社(売り買い差し引き)
  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。
TOPIX先物手口(期近)  週間累計上位15社(売り買い差し引き)
  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。
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日米ともにボラティリティが低下

日経ボラティリティ・インデックス(VI)は14.75p。米国株の大幅安で18日に18.74pをつけた後は低下が続いており、週末には14.43pと今年の安値圏に迫っている。一方、米VIX指数も低下傾向を強めており、再び10の大台を割り込んでいる。「ロシアゲート」疑惑が注目されているなか、1-3月期米GDP改定値の上振れや好調な企業業績を材料に、米国市場では楽観的なムードが広がっている様子。

ボラティリティ
NT倍率(倍率)は12.5倍台半ばで推移

NT倍率(先物)は、12.5倍台半ばで推移している。225先物、TOPIX先物はともにクレディ・スイスが売り筆頭となったが、NTに絡んだ売買は観測されなかった。現物市場では、ソフトバンクグループが買われる場面が見られたが、NT倍率(先物)は静かな推移となった。ただ、6月SQが近づいていることから思惑的な売買が今後入る可能性はある。特に225先物の動向に注目したい。

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20,000円上放れは6/2米雇用統計次第か

朝方、北朝鮮が弾道ミサイルを発射、日本の排他的経済水域(EEZ)に落下と伝わっているが、為替、株式市場で目立った動きは観測されていない。警戒感は残っているが、地政学リスクとして市場に影響を与えるようなニュースとは捉えられていないが、安倍首相は「米と具体的な行動」と発言していることか日米の防衛体制強化が図られる見通し。

今週は、6/2の米国雇用統計や6/1の米ISM製造業景況指数等国内外の重要な経済指標に注目が集まるなか、堅調な米国経済を材料に今週はしっかりした動きを想定する。円安の追い風は吹いていないが、企業の今期前提為替レートの平均は1ドル108円辺りとみられており、1ドル111円水準はネガティブな材料とは捉えられない。

堅調な国内企業の業績を再評価する動きが入り、5月11日、16日以来となる20,000円を捉えにいく場面も期待できよう。ただ、20,000円より上を意識した展開となるかどうかは、週末の5月の米雇用統計次第か。今週のレンジは19,600円から20,000円とする。

経済スケジュール(5月29日〜6月2日)

  • 提供:フィスコ社
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