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サキモノの『ココがPOINT!』

2016/03/14

日米の金融政策発表が波乱要因

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 年金系の買い観測が下支え

前週の225先物は週間ベースで150円の下落。1日から4営業日で1,000円近く上昇した反動などから上げ一服の展開となった。4日に発表された2月の米雇用統計の結果が良好だったにもかかわらず、ドル・円の上値は重く日本株は買い材料に乏しい格好に。10日のECB理事会では想定以上の追加の金融緩和実施で上を意識した動きは見られたが、その後はドラギECB総裁が追加の利下げの可能性を否定したことで失速。ただ、年金系の買いが度々観測されたことから下値を模索するような展開は回避された。

なお、3月4日時点の裁定残高はネットベースで1兆3,927.02億円(前週は1兆3,256.73億円)の買い越しと2月26日時点との比較では増加。一方、株数ベースでは10.5億株の買い越しと前週比ではほぼ変わらずとなった。

日経225と裁定残(3/4時点)
日経225と裁定残(3/4時点)
各社ロールオーバーが商いの中心

225先物、TOPIX先物ともにロールオーバーが商いの中心となった。225先物の推定累積建玉の売り筆頭は、ゴールドマン・サックスと見られる。一方、買い筆頭は野村で売り買いともに3月限と同じ状況との観測。

日経225先物手口(期近)  週間累計上位15社(売り買い差し引き)
  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。
TOPIX先物手口(期近)  週間累計上位15社(売り買い差し引き)
  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。
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SQの売買代金は7,500億円に留まる

日経ボラティリティ・インデックス(VI)は28.95p。足元30pを挟んだ水準でもみ合っている。米VIX指数、欧州VSTOXX指数と比較すると低下傾向は一服していると言えよう。先行きに対する過度な警戒感は後退しているが、日米の金融政策発表を控えていることから積極的にリスクを取りに行くような地合いまでは改善していない様子。なお、3月限オプションSQは16,586.95円で3.4万株の買い超(104.4万株売り、107.8万株買い)。売買代金はトータルで約7,500億円とメジャーSQとしては少ないボリュームとなった。

ボラティリティ
NT倍率(先物)は12.5倍前後で推移

NT倍率(先物)は12.5倍前後で推移している。現物市場では、日経平均への寄与度が最も大きいファーストリテイリングが反発しているほか、銀行や資源関連銘柄の一角に買戻しが入っている様子。なお、先物では、メジャーSQに絡んだ売買が中心となりNTに絡んだ手口は観測されなかった。

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日米の金融政策発表が波乱要因 日銀会合では質的な変更を発表する可能性も

今週は14-15日に日銀金融政策決定会合、15-16日に米FOMCが開催される。米FOMCでは追加利上げ見送りが市場コンセンサスとなっており材料視はされにくい。一方、日銀会合の市場コンセンサスは、1月末に導入したマイナス金利が実体経済に及ぼす影響の見極めにはある程度時間がかかると見られ「金融政策の現状維持」となっている。

ただ、市場では「ETFやREITなどリスク資産の買い付けの割合を増やすといった質的な変更を発表するのでは?」といった声がある。可能性はかなり低いと見るが、仮に実施した際はポジティブサプライズとなり17,000円の上値をきれいに抜けると想定。今週のレンジは16,700円から17,400円とする。

経済スケジュール(3月14日〜3月18日)

  • 提供:フィスコ社

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