2025-07-09 21:55:13

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先物・オプション市況

更新:2025/7/9(毎営業日9:00頃更新)

毎日更新!相場見通し・テクニカル分析(7/9)

+1σをサポートに4万円の攻防

大阪9月限ナイトセッション
日経225先物 39950 +130 (+0.32%)
TOPIX先物 2834.0 +9.0 (+0.31%)
シカゴ日経平均先物 39985 +165
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

8日の米国市場はNYダウ、 S&P500が下落した一方で、ナスダックは上昇。トランプ米大統領が8日、8月1日発動の関税について「延長は認められない」との考えを自身のSNSに投稿したほか、閣議後の記者会見で分野別の関税にも言及。銅や銅製品に対して50%、医薬品に対しては最大200%の分野別関税を課す方針を示した。米関税政策を巡る不透明感が引き続き相場の重荷になった。ただし、関税を巡る議論は引き続き柔軟であるとの見方から一方的な売りにはならなかった。

S&P500業種別指数はエネルギー、自動車・同部品、半導体・同製造装置が上昇した半面、銀行、食品・生活必需品小売、小売の弱さが目立った。NYダウ構成銘柄では、シェブロン<CVX>、セールスフォース<CRM>、アムジェン<AMGN>、ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>、スリーエム<MMM>が買われた。一方で、ナイキ<NKE>、JPモルガン・チェース<JPM>、ウォルマート<WMT>、ゴールドマン・サックス・グループ<GS>、アマゾン・ドット・コム<AMZN>が軟調。

シカゴ日経平均先物清算値は大阪比165円高の3万9985円だった。日経225先物(9月限)のナイトセッションは日中比40円高の3万9860円で始まった。その後は3万9810円〜3万9890円辺りで保ち合いを継続。米国市場の取引開始後にレンジを上抜け、4万0050円まで買われた。買い一巡後は3万9950円〜4万0050円処の高値圏での推移が続き、3万9950円でナイトセッションの取引を終えた。

日経225先物はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや買い先行で始まりそうだ。昨日はトランプ大統領が通告した日本に対する関税政策は想定内との見方から、売り先行で始まった後はロング優勢の展開となった。トランプ氏は強気な姿勢を示しており楽観視はできないものの、新たな期限である8月1日まではショートは仕掛けにくくなったとみられる。

ナイトセッションではボリンジャーバンドの+1σ(3万9760円)を上回って推移し、一時4万0050円と4万円の大台を回復してきた。積極的なロングは限られるだろうが、4万円の攻防が意識されるなかで、オプション権利行使価格の3万9750円から4万0250円辺りのレンジを想定する。引き続き+1σ近辺では押し目待ち狙いのロング対応となりそうだ。

8日の米VIX指数は16.81(7日は17.79)に低下した。前日に一時18.50まで上げる場面もみられ、下向きで推移する25日移動平均線(18.12)を上回る場面もあった。この日は同線が抵抗線として機能する形で低下しており、リスク選好に向かわせやすいだろう。

昨日のNT倍率は先物中心限月で14.09倍に上昇した。14.04倍に低下して始まったが、同水準に位置する200日線(14.04倍)が支持線として機能しており、その後は14.12倍に上昇する場面もみられた。米国ではエヌビディア<NVDA>やマイクロン・テクノロジー<MU>など半導体株の一角が買われた一方で、アナリストによる投資判断引き下げが嫌気された銀行株の弱さが目立っていた。この流れを引き継ぐ形で、NTロングに振れやすいとみておきたい。

株探ニュース

データ:ミンカブ・ジ・インフォノイド社提供

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