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2018-11-21 07:06:04

マーケット > 朝イチ情報

金利為替動向

(2018年11月9日〜2018年11月16日)

更新 : 2018/11/19 18:00 (更新予定時間:毎週第1営業日18:00頃)

債券をご購入の際に、ご参考として本レポートをご利用ください。現在取り扱っております債券はこちらからご確認いただけます

概要

- 主要通貨まちまち、米国株急落や英国のEU離脱問題が重し -

海外主要国利回り比較 主要通貨は対円でまちまちだった。週初12日は、ハイテク株を中心に米国株が急落し、投資家のリスク回避志向が高まり、主要通貨は対円で下落した。13日、英国とEU(欧州連合)が英国の離脱草案で合意したと伝わると、ポンドやユーロが買われた。原油先物価格の急落を受け、資源国通貨には売り圧力が強まった。14日、弱い中国10月小売売上高を受け世界景気の減速懸念が強まり、主要通貨は対円で軟化した。15日、英国で複数閣僚が辞任し、EU離脱の審議が難航するとの見方が広がり、リスク回避の円買いに。週末16日は、クラリダFRB(米連邦準備制度理事会)副議長が米金利は中立金利と見なす水準に近付きつつあるとし、米国の利上げペース鈍化観測からドルが下押しした。 新興国通貨は対円でまちまち。週初12日は、欧州株や米国株の下落を嫌気したリスクオフの円買いが先行した。13日、原油先物価格の急落などを背景に円高が進んだが、14日は原油先物価の上昇を受けてロシアルーブルなど資源国通貨が急伸。15日も商品市況が堅調だったため、ルーブルや南アランドなどが強含みで推移。16日は米利上げの早期打ち止め観測から新興国通貨は総じて堅調だった。ただ、ブラジルレアルやメキシコペソは政権運営に対する懸念を背景にした週前半の下げを取り戻せなかった。中国人民元は米国との貿易摩擦などで中国経済への懸念が高まる中で上値の重い展開が続いた。

    前週比
    EURO USD AUD NZD ZAR MXN
各国10年債の
利回り格差
(先週)
EURO -0.079 -0.040 -0.050 -0.031 0.175
USD 2.696 -0.809 -0.731 0.048 0.254
AUD 2.311 -0.385 -0.010 0.009 0.215
NZD 2.345 -0.351 0.034 0.019 0.225
ZAR 9.370 6.674 7.059 7.025 -1.640
MXN 8.653 5.957 6.342 6.308 -0.717

通貨毎の金利と為替動向を確認!

ランド高円安 8.07円(▲0.14円  
債券利回り 短期債 ―/長期債 低下  

為替

南アフリカ国債 ランド・円は上昇した。週初12日は、米国株安を嫌気した円買いが優勢となり、ランドも対円で下落。13日は、日経平均株価の下げ渋りなどを背景に持ち直したが、NYダウの続落を嫌気したリスクオフの円買いにより押し返された。14日、原油先物価格や金先物価格の上昇を受けてランド買い・円売りが先行。15日も、商品市況の回復を背景にランド・円は堅調に推移した。16日、クラリダFRB(米連邦準備制度理事会)副議長が世界景気の減速リスクに懸念を表明したことから米利上げの打ち止め時期が早まるとの見方が広がり、資金流出懸念の後退からランド・円は強含んだ。

債券

長期債利回りは低下した。週前半は米国株安を背景にしたリスクオフの債券売りが先行したが、週半ば以降は債券買いに傾いた。週末には米利上げの早期打ち止め観測が広がり、資金流出懸念の後退により債券需要が高まった。南ア15年債利回りは前週末の9.81%から9.74%に低下して越週した。

ドル安円高 112.83円(▼1.00円  
債券利回り 短期債 低下/長期債 低下  

為替

米国国債 ドル・円は下落した。週初12日は日本、中国株高を受けドル買い先行も、ハイテク株を中心に米国株が急落し、伸び悩んだ。13日、英国とEU(欧州連合)が英国の離脱草案で合意したと伝わると、ポンドやユーロに対してドル売りが優勢となり、ドル・円も下落。原油先物価格の下落も重しとなった。14日、弱い中国10月小売売上高を受け世界景気の減速懸念が強まり、米国株が大幅安となると、ドル・円は下落。15日、英国で複数閣僚が辞任し、EU離脱の審議が難航するとの見方が広がり、リスク回避の円買いに。週末16日は、クラリダFRB(米連邦準備制度理事会)副議長が米金利は中立金利と見なす水準に近付きつつあるとし、米国の利上げペース鈍化観測からドル・円を下押しした。

債券

短期債利回り、長期債利回り共に低下した。クラリダFRB副議長による世界経済減速の指摘や、米金利が中立水準に近付きつつあるとの発言がハト派的と捉えられ、米金利は低下した。12日の米国債券市場はベテランズ・デーの振替休日で休場。2年債利回りは前週末の2.92%から2.80%に低下、10年債利回りは前週末の3.18%から3.06%に低下して越週した。

ユーロ安円高 128.82円(▼0.17円  
債券利回り 短期債 上昇/長期債 低下  

為替

ユーロ-ドイツ国債 ユーロ・円は小幅に下落した。週初12日は、英国のEU(欧州連合)離脱を巡り閣僚4人が辞任間際だと報じられたことから、ユーロ・円は下落した。一方、13日は英国とEUが離脱協定の草案で合意したことを受け、ユーロ・円は上昇した。14日は、英国のEU離脱交渉における報道に左右され、もみ合いに。15日は、英国のラーブEU離脱担当相が辞任したことがユーロ・円の上値を押さえたものの、ドル・円の上昇の影響からユーロ・円も上昇した。16日は、米中貿易摩擦問題への懸念が後退、ユーロ・円は堅調に推移した。

債券

短期債利回りは上昇した一方、長期債利回りは低下した。英国でEU離脱の暫定合意案が閣議了承されたことに抗議してラーブEU離脱担当相が辞任したことでリスク回避の動きが強まり、利回りは低下した。独2年債利回りは前週末のマイナス0.60%からマイナス0.59%に上昇した一方、独10年債利回りは前週末の0.41%から0.37%に低下して越週した。

豪ドル高円安 82.73円(▲0.49円  
債券利回り 短期債 低下/長期債 低下  

為替

オーストラリア国債 豪ドル・円は上昇した。週初12日は米株安が進み、豪ドル・円の下押しにつながった。13日、中国の劉鶴副首相の訪米観測報道を背景に豪ドル・円は反発した。14日のもみ合いを挟み15日は強い豪10月雇用統計を受け豪ドル・円は上伸。16日は日本株安・米株高の流れの中、豪ドル・円は下方向に往って来いとなった。

債券

短期債利回り、長期債利回り共に低下した。米金利低下に連動して豪債券利回りも低下したが、豪10月雇用統計が強い結果となり、豪債券が売られる場面もあった。2年債利回りは前週末の2.08%から2.05%に低下、10年債利回りは同2.76%から2.68%に低下して越週した。

NZドル高円安 77.59円(▲0.87円  
債券利回り 短期債 ―/長期債 低下  

為替

ニュージーランド国債 NZドル・円は上昇した。週初12日は米株安が進み、NZドル・円の下押しにつながった。13日、中国の劉鶴副首相の訪米観測報道を背景にNZドル・円は反発した。14日はNZドルが豪ドルに対して強含みで推移し、NZドル・円をサポートした。15日は豪ドル・円の上昇にツレ高となる場面があった。16日は日本株安・米株高の流れの中、NZドル・円は下方向に往って来いとなった。

債券

長期債利回りは低下した。米金利が低下し、NZ債券利回りも連動して低下した。10年債利回りは前週末の2.80%から2.71%に低下して越週した。

レアル安円高 30.17円(▼0.33円  
債券利回り 短期債 低下/長期債 低下  

為替

ブラジル国債 レアル・円は下落した。週初12日は欧米株価が急落、リスクオフからレアル・円は下落した。13日は、ブラジル9月小売売上高が市場予想を下回った他、原油先物価格が下落したことから、レアル売りが優勢となった。14日は、新興国通貨が切り返した他、ブラジル中央銀行による為替介入も観測された。15日はブラジルの祝日で取引参加者が減少、もみ合い。週末16日は、今月30日から開催されるG20(20カ国・地域)首脳会議をめぐり、米中貿易摩擦激化への懸念が後退、レアル・円は上昇した。

債券

短期債利回り、長期債利回り共に低下した。週を通じブラジル債券は持ち高調整の買いが優勢だった。米中貿易摩擦の激化懸念が後退したことも、投資家心理の改善につながった。2年物レアル建て債利回りは前週末の7.39%から7.15%に低下、10年物ドル建て債利回りは前週末の3.28%から3.20%に低下して越週した。

リラ高円安 21.15円(▲0.32円  
債券利回り 短期債 ―/長期債 上昇  

為替

トルコ国債ドル建 リラ・円は上昇した。週後半まで、もみ合いで推移。15日、米政府がトルコの在米イスラム指導者ギュレン師の国外追放を検討しているとの米メディアによる報道を手掛かりに、リラ・円は急伸した。トルコのエルドアン政権はギュレン師を16年に起きたクーデター未遂事件の首謀者だとして、米国に再三引き渡しを要求してきた。期間中の経済指標では、トルコ9月経常収支、トルコ9月鉱工業生産が市場予想を下回った。トルコ8月失業率は前月から上昇したものの、市場予想ほどは悪化しなかった。

債券

長期債利回りは上昇した。米国株の乱調や欧州政治の先行き不透明感などを背景にリスクオフ・ムードが広がり、週末にトルコ債券売りが出た。トルコ9年債利回りは前週末の7.42%から7.44%に上昇して越週した。

取扱い中の債券を確認!
  • ※ 為替および債券利回りは、2018年11月16日のニューヨークの終値を使用
  • ※ (    )内は、先週末比の数字
  • ※ 2年債、10年債と記載しているものは、残存年限がその年限に一番近い債券の利回りを便宜上使用しています。
  • ※ レアル債券:ブラジルの政府保証債(国債)はレアル建とドル建双方で発行されており、一般的に2年債についてはレアル建が流動性が高く、10年債についてはドル建が流動性が高いため、それぞれを短期債・長期債の指標に用いております。尚、SBI証券で取扱を行っている「ブラジルレアル連動円建債券」は円での投資でブラジルレアル建債券(現在、現地通貨建ての発行は規制によりできません)に投資するのと同様の効果を得られるように設計されている「仕組債」ですので、本情報の指標となる短期債・長期債とは相違点がございますのでご注意ください。
  • ※ リラ債券:債券マーケットが小規模のため、ドル建ての債券利回りを指標として用いています。

提供:コメント/モーニングスター社、グラフ/SBI証券

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