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2020-01-23 08:38:04

マーケット > 朝イチ情報

金利為替動向

(2020年1月10日〜2020年1月17日)

更新 : 2020/01/20 18:00 (更新予定時間:毎週第1営業日18:00頃)

債券をご購入の際に、ご参考として本レポートをご利用ください。現在取り扱っております債券はこちらからご確認いただけます

概要

- 米中貿易協議「第1段階」の合意署名でリスクオン -

海外主要国利回り比較 主要通貨は対円で上昇した。週初13日は、米中貿易協議「第1段階」の合意署名への期待や、米政府が中国を為替操作国の認定から解除すると報じられたことで、主要通貨が買われた。14日も上昇が続いたが、米国は対中関税のさらなる引き下げを米大統領選挙が終わるまで見送るとの見方が広がり、上値を抑えた。15日は、米中貿易協議「第1段階」合意の署名式が行われたが、開示された合意内容は市場の想定範囲内にとどまり、反応は限定的だった。16日、米1月フィラデルフィア連銀景況指数が市場予想を大きく上回り、ドルを押し上げた。週末17日は、米経済指標がまちまちの結果で、もみ合いとなった。 新興国通貨は対円でまちまち。週初13日は、米国が中国を為替操作国リストから除外すると報じられ、リスクオンの円売りが先行した。14日は、ロシアとトルコがリビア停戦協議で合意に至らず、ロシアルーブルとトルコリラが軟調に推移した。15日は、米中が貿易協議・第1段階合意の署名式を行ったが、材料出尽くし感もあって多くの新興国通貨が弱含んだ。週後半は個別の材料に反応し、方向感の乏しい展開となった。メキシコペソは米上院での新NAFTA(北米自由貿易協定)の可決が好感されて上昇したが、ロシアルーブルはメドベージェフ露首相の辞任を嫌気した売りが継続。南アランドは経営不振の国営電力会社に関する南ア与党の協議を警戒した売りが強まった。

    前週比
    EURO USD AUD NZD ZAR MXN
各国10年債の
利回り格差
(先週)
EURO 0.018 -0.061 0.073 0.028 -0.004
USD 2.037 -1.210 -0.622 0.010 -0.022
AUD 1.392 -0.645 0.134 0.089 0.057
NZD 1.753 -0.284 0.361 -0.045 -0.077
ZAR 9.972 7.936 8.580 8.219 -5.770
MXN 7.071 5.035 5.679 5.318 -2.901

通貨毎の金利と為替動向を確認!

ランド安円高 7.61円(▼0.01円  
債券利回り 短期債 ―/長期債 上昇  

為替

南アフリカ国債 ランド・円は小幅に下落した。15日に控える米中貿易協議・第1段階合意の署名式に対する期待感が高まる中、週初13日は、米国が中国を「為替操作国」とした指定から解除したことが好感されてランド買いが優勢となった。14日も署名式への期待が継続し、ランド・円は底堅く推移し、15日は署名式を無事に通過したことがランド・円を支えた。16日、SARB(南ア準備銀行)が利下げを発表するとサプライズとなり、ランド・円の上値を圧迫。17日は南ア国営電力会社に関する与党の協議が警戒されてランド売りが強まり、前日までの上昇分を帳消しにした。

債券

長期債利回りは上昇した。国営電力会社の会長が辞任するとの報道が嫌気されて週初は債券売りが継続し、長期債利回りは上昇した。ただ、その後は債券を買戻す動きが優勢となり、利回りは伸び悩んだ。南アランド建て15年債利回りは前週末の9.75%から9.76%に上昇して越週した。

ドル高円安 110.14円(▲0.69円  
債券利回り 短期債 低下/長期債 横ばい  

為替

米国国債 ドル・円は上昇した。週初13日は、米中貿易協議「第1段階」の合意署名への期待や、米政府が中国を為替操作国の認定から解除すると報じられたことで、ドル買いに。14日も上昇が続いたが、米国は対中関税のさらなる引き下げを米大統領選挙が終わるまで見送るとの見方が広がり、上値を抑えた。15日は、米12月CPI(消費者物価指数)の伸び率が鈍化しドルを下押し。同日、米中貿易協議「第1段階」合意の署名式が行われたが、開示された合意内容は市場の想定範囲内にとどまり、反応は限定的だった。16日、米1月フィラデルフィア連銀景況指数が市場予想を大きく上回り、ドルを押し上げた。週末17日は、米経済指標がまちまちの結果で、もみ合いとなった。

債券

短期債利回りは低下した一方、長期債利回りは横ばい。米政府が対中関税措置を米大統領選挙後まで維持すると伝わり米国債が一時買われたが、米中貿易協議への期待感や米株高を背景に米債券需要が高まった。ドル建て2年債利回りは前週末の1.57%から1.56%に低下、ドル建て10年債利回りは前週末の1.82%から横ばいで越週した。

ユーロ高円安 122.19円(▲0.54円  
債券利回り 短期債 上昇/長期債 低下  

為替

ユーロ-ドイツ国債 ユーロ・円は上昇した。週初13日は、15日の米中貿易協定・第1段階合意の署名式を控えてリスク選好の動きが強まり、ユーロ・円は上昇した。14日は、米政府が対中関税を米大統領選後まで維持する可能性があると一部で報じられたことから、ユーロ・円は上値の重い展開となった。15日は、米中署名式が実施され、ユーロ・円は堅調だった。16日は、19年12月のECB(欧州中央銀行)理事会の議事要旨の内容を受け、金融政策の据え置き期待が高まり、ユーロ・円は上昇した。週末17日は英ポンド安を受け、ユーロ売り・円買いが強まった。

債券

短期債利回りは上昇した一方、長期債利回りは低下した。独国債の発行増に伴う需給緩和期待が後退したほか、利下げ観測が浮上した英国の利回り低下が影響した。ユーロ建て独2年債利回りは前週末のマイナス0.60%からマイナス0.59%に上昇、独10年債利回りは前週末のマイナス0.20%からマイナス0.22%に低下して越週した。

豪ドル高円安 75.75円(▲0.21円  
債券利回り 短期債 低下/長期債 低下  

為替

オーストラリア国債 豪ドル・円は上昇した。週初13日は米国が中国を「為替操作国」から除外すると伝わり、15日に米中貿易協議・第1段階合意の署名式を控えて米中関係改善への期待感が高まったことからリスクオンムードとなり、豪ドル・円は上伸した。14日は米中署名式を前日に控え小動き。15日、米国と中国が予定通り署名。その後は材料出尽くしで、豪ドル・円は軟化した。16日は、米12月小売売上高など良好な米経済指標を材料にドル・円が上昇し、豪ドル・円もツレ高となった。17日は米12月住宅着工件数など堅調な米経済指標を受け豪ドル売り・ドル買いが進み、豪ドル・円を押し下げた。

債券

短期債利回り、長期債利回り共に低下した。米国が中国を「為替操作国」から除外すると伝わったことからリスクオンムードとなり安全資産とされる豪債券は一時売られたが、米中が貿易の第1段階合意に署名し、重要イベント通過となると豪債券は買戻し優勢となった。豪ドル建て2年債利回りは前週末の0.82%から0.78%に低下、豪ドル建て10年債利回りは前週末の1.25%から1.18%に低下して越週した。

NZドル高円安 72.87円(▲0.28円  
債券利回り 短期債 ―/長期債 上昇  

為替

ニュージーランド国債 NZドル・円は上昇した。週初13日は米国が中国を「為替操作国」から除外すると伝わり、15日に米中貿易協議・第1段階合意の署名式を控えて米中関係改善への期待感が高まったことからリスクオンムードとなり、NZドル・円は上伸した。14日は利益確定のNZドル売り・円買いが出た。15日、米国と中国が予定通り署名。その後は材料出尽くしで、NZドル・円は軟化した。16日は、米12月小売売上高など良好な米経済指標を材料にドル・円が上昇し、NZドル・円もツレ高となった。17日は米12月住宅着工件数など堅調な米経済指標を受けNZドル売り・ドル買いが進み、NZドル・円を押し下げた。

債券

長期債利回りは上昇した。米国が中国を「為替操作国」から除外すると伝わったことからリスクオンムードとなったことや、2月12日のRBNZ(NZ準備銀行)理事会での利下げ確率が低下したことを受け、NZ債券利回りは上昇した。NZドル建て10年債利回りは前週末の1.48%から1.54%に上昇して越週した。

レアル安円高 26.47円(▼0.25円  
債券利回り 短期債 低下/長期債 低下  

為替

ブラジル国債 レアル・円は軟調に推移した。週初13日は、米中貿易協議の進展が期待される中、米国株式が史上最高値を更新、ドルが買われた一方、レアルは売られた。14日のレアル・円は小幅上昇した。米12月CPI(消費者物価指数)が弱い結果となりドルが軟化、レアルは底堅く推移した。15日発表のブラジル11月小売売上高が弱い結果となり、ブラジル景気の先行き不透明感が強まると、レアル売り・円買いに傾いた。16日のレアル・円はもみ合い。米国株の上昇を背景にドル買いが強まると、レアルの重しとなった。週末17日は、強い米経済指標を受けドル買い優勢となる中、レアル・円の上値は抑制された。

債券

短期債利回り、長期債利回りは共に低下した。米中貿易協議の進展期待などから米国株が史上最高値を更新、投資家のリスクオン姿勢が強まる中、ブラジル債券は買い優勢の展開となった。レアル建て2年物債利回りは前週末の4.82%から4.72%に低下、レアル建て10年物債利回りは前週末の6.80%から6.78%に低下して越週した。

リラ高円安 18.71円(▲0.11円  
債券利回り 短期債 ―/長期債 低下  

為替

トルコ国債ドル建 リラ・円は上昇した。米国とイランの衝突激化が回避され、中東の地政学リスクへの過度な懸念が後退しリラ買いに。一方、低調なトルコ11月鉱工業生産などがリラ・円の上値を抑えた。トルコ中央銀行は16日開催の金融政策決定会合で5会合連続の利下げを決定し、1週間レポレートをそれまでの12.00%から11.25%に引き下げた。利下げ幅は市場予想通りだったものの、これまでと比較して小幅な緩和にとどまったことを受け、リラ・円はトルコ中銀の利下げ決定後に買い優勢となった。

債券

長期債利回りは低下した。米国とイランの衝突激化が回避され、中東の地政学リスクへの過度な懸念が後退し、トルコ債券が買われた。ドル建てトルコ9年債利回りは前週末の5.56%から5.25%に低下して越週した。

取扱い中の債券を確認!
  • ※為替および債券利回りは、1月17日のニューヨークの終値を使用
  • ※( )内は、先週末比の数字
  • ※リラ債券:債券マーケットが小規模のため、ドル建ての債券利回りを指標として用いています。

提供:コメント/モーニングスター社、グラフ/SBI証券

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