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2018-05-23 23:48:14

マーケット > 朝イチ情報

金利為替動向

(2018年5月11日〜2018年5月18日)

更新 : 2018/05/21 18:00 (更新予定時間:毎週第1営業日18:00頃)

債券をご購入の際に、ご参考として本レポートをご利用ください。現在取り扱っております債券はこちらからご確認いただけます

概要

- 米長期金利上昇でドル買い -

海外主要国利回り比較 主要通貨は対円でまちまちだったが、その中でドルの上昇が目立った。週初14日は米中貿易摩擦への懸念後退から米国株が買われ、ドルは上昇。15日、米5月ニューヨーク連銀製造業景況指数が市場予想を上回り、3%台にある米長期金利がさらに上伸すると、ドルを押し上げた。16日、日本の1−3月期GDP(国内総生産)速報値が9四半期ぶりにマイナス成長となり一時リスク回避の円買いが出たが、同日発表の強い米4月鉱工業生産を受け米金利の上昇が続き、ドル買いが継続した。17日、米5月フィラデルフィア連銀景況指数が市場予想を大幅に上回ると、ドル・円は一段高となり1月以来の高値を更新した。週末18日、イタリアの政局不透明感が強まりユーロが売られた。 新興国通貨は対円で下落した。米長期金利の上昇を嫌気した売りが優勢となった。15日、北朝鮮が定例の米韓軍事演習に対して南北閣僚級会談を中止すると発表したことから地政学リスクが意識されて円買いが加速する場面があった。16日、原油先物価格の上昇などを受けて資源国通貨を中心に買戻されたが、17日は原油高の一服や米長期金利の上昇が重しになって多くの新興国通貨が対円で下落。18日、複数国でのNAFTA(北米自由貿易協定)再交渉の不透明感などを背景に南米通貨はそろって下げがきつくなった。

    前週比
    EURO USD AUD NZD ZAR MXN
各国10年債の
利回り格差
(先週)
EURO 0.066 0.102 0.117 0.258 0.183
USD 2.477 -0.343 -0.438 0.192 0.117
AUD 2.323 -0.154 -0.095 0.156 0.081
NZD 2.283 -0.194 -0.040 0.141 0.066
ZAR 8.639 6.162 6.316 6.356 -2.737
MXN 7.233 4.756 4.910 4.950 -1.406

通貨毎の金利と為替動向を確認!

ランド安円高 8.67円(▼0.28円  
債券利回り 短期債 ―/長期債 上昇  

為替

南アフリカ国債 ランド・円は下落した。週初14日は方向感の乏しい展開。15日も序盤は動意薄だったが、米長期金利の上昇とともに次第安の展開となり、米長期金利が3%台に乗せる中、ランド・円は下値を切り下げた。16日、南ア3月小売売上高など市場予想をやや上回る指標が好感され、ランドは買戻されたが、17日は再び米長期金利の上昇を嫌気した売りが出て、ランド・円は軟化。18日、南ア株式相場の急落などが嫌気され、ランド売りが加速した。

債券

長期債利回りは上昇した。米長期金利の上昇を受けて南ア債券は売りが優勢となった。週半ばに上昇は一服したが、週末にかけて再度売りが強まった。南ア15年債利回りは前週末の8.94%から9.22%に上昇して越週した。

ドル高円安 110.78円(▲1.39円  
債券利回り 短期債 上昇/長期債 上昇  

為替

米国国債 ドル・円は上昇した。週初14日は米中貿易摩擦への懸念後退から米国株が買われ、ドルは上昇。15日、米5月ニューヨーク連銀製造業景況指数が市場予想を上回り、3%台にある米長期金利がさらに上伸すると、ドルを押し上げた。16日、日本の1−3月期GDP(国内総生産)速報値が9四半期ぶりにマイナス成長となり一時リスク回避の円買いが出たが、同日発表の強い米4月鉱工業生産を受け米金利の上昇が続き、日米金利差の拡大観測からドル買い・円売りが継続。17日、米5月フィラデルフィア連銀景況指数が市場予想を大幅に上回ると、ドル・円は一段高となり1月以来の高値を更新した。週末18日、イタリアの政局不透明感が強まりユーロ売り・ドル買いとなると、ドル・円の上昇にも波及した。

債券

短期債利回り、長期債利回り共に上昇した。米5月ニューヨーク連銀製造業景況指数など堅調な米経済指標を受け、米国の追加利上げ加速観測が強まり、米金利を押し上げた。2年債利回りは前週末の2.53%から2.55%に上昇、10年債利回りは前週末の2.97%から3.06%に上昇して越週した。

ユーロ安円高 130.39円(▼0.24円  
債券利回り 短期債 ほぼ横ばい/長期債 上昇  

為替

ユーロ-ドイツ国債 ユーロ・円は小幅に下落した。週初14日は、仏中銀総裁の利上げ観測発言を受けて金利が上昇する中、ユーロ買い・円売りが優勢となった。15日は、独1−3月期GDP(国内総生産)が市場予想を下回ったことから、ユーロ・円は下落した。16日は、イタリアの連立協議でECB(欧州中央銀行)に対し債務減免を求める計画があると報じられたことから、ユーロ・円の下落は続いた。17日は、ドル・円の上昇を受け、ユーロ買い・円売りが強まった。18日は、イタリアの新興政党「五つ星運動」と右派政党「同盟」が連立政権樹立に向けて合意し、リスク回避目的のユーロ売り・円買いが強まった。

債券

短期債利回りは横ばいとなった一方、長期債利回りは上昇した。米長期金利の上昇に加え、仏中銀総裁の利上げ観測発言が影響した。独2年債利回りは前週末のマイナス0.58%からほぼ横ばい、独10年債利回りは前週末の0.56%から0.58%に上昇して越週した。

豪ドル高円安 83.19円(▲0.69円  
債券利回り 短期債 上昇/長期債 上昇  

為替

オーストラリア国債 豪ドル・円は上昇した。週初14日は日豪株高や鉄鉱石の上昇を背景に豪ドル買い・円売り優勢。15日に公表された5月RBA(豪準備銀行)理事会議事録は新味がなく小動きだったが、ドル全面高の流れから豪ドル・ドルが下落し、豪ドル・円を下押しした。16日は上値の重い流れだった。その後、イタリア連立政権樹立を協議する「五つ星運動」「同盟」の両党がECB(欧州中央銀行)に債務免除を申請すると伝わりユーロが売られたが、同盟の経済担当幹部がこれを否定するとユーロ・円は切り返し、豪ドル・円もツレ高となった。17日、豪4月雇用統計で新規雇用者数が市場予想を上回り、豪ドル買いが続いた。18日は方向感なくもみ合った。

債券

短期債利回り、長期債利回り共に上昇した。米長期金利は3%での推移が定着し、豪債券利回りもツレて上昇した。2年債利回りは前週末の2.01%から2.05%に上昇、10年債利回りは2.78%から2.90%に上昇して越週した。

NZドル高円安 76.53円(▲0.31円  
債券利回り 短期債 ―/長期債 上昇  

為替

ニュージーランド国債 NZドル・円は上昇した。週初14日はNZドルが対豪ドルで弱含みとなり、NZドル・円は軟化。15日はドル全面高の流れからNZドル・ドルが下落し、NZドル・円を押し下げた。16日は上値の重い流れだった。その後、イタリア連立政権樹立を協議する「五つ星運動」「同盟」の両党がECB(欧州中央銀行)に債務免除を申請すると伝わりユーロが売られたが、同盟の経済担当幹部がこれを否定するとユーロ・円は切り返し、NZドル・円もツレ高となった。17日、豪4月雇用統計で新規雇用者数が市場予想を上回り、豪ドル・円の上昇にNZドル・円もツレ高となった。18日はNZドル・ドルが上昇し、NZドル・円も上伸した。

債券

長期債利回りは上昇した。米長期金利は3%超での推移が定着し、NZ債券利回りもツレて上昇した。10年債利回りは前週末の2.73%から2.86%に上昇して越週した。

レアル安円高 29.64円(▼0.74円  
債券利回り 短期債 上昇/長期債 ほぼ横ばい  

為替

ブラジル国債 レアル・円は下落した。次期大統領選に対する不透明感や、ブラジル経済の先行き懸念がレアルの重しとなった。週初14日は、ブラジルの経済成長率が低水準にとどまるとの見方から、レアル売りが優勢。15日は、米国債利回りが上昇する中、対ドルでレアルは軟化した。ブラジル中央銀行は16日、金融政策決定会合を開き、政策金利を6.50%で据え置いた。市場では、0.25ポイントの利下げが見込まれていた。ブラジル中央銀行は、世界経済の見通しが厳しくなり、投資家のリスク許容度が低下したと指摘している。17日は米長期金利が再び上昇、レアルの上値を抑制した。週末18日は、原油先物価格が下落する中、レアル・円は下押しした。

債券

短期債利回りは上昇、長期債利回りはほぼ横ばいだった。次期大統領選に対する不透明感や、ブラジル経済の先行き懸念がブラジル債券売りにつながった。2年物レアル建て債利回りは前週末の7.56%から8.03%に上昇、10年物ドル建て債利回りは前週末の2.45%からほぼ横ばいで越週した。

リラ安円高 24.66円(▼0.68円  
債券利回り 短期債 ―/長期債 上昇  

為替

トルコ国債ドル建 リラ・円は下落した。米長期金利が3%台で推移する中でドル高基調となり、リラに対して売り圧力が強まった。トルコのエルドアン大統領が6月に前倒しする総選挙で勝利すれば、トルコ中銀への関与を強め利下げを要求するとの見方が広がり、リラを下押し。トルコ中銀はリラ安を防ぐため必要な措置を講じると表明し、リラを下支えする場面もあったが、影響は限定的だった。また、トルコ3月経常収支は赤字幅が市場予想以上に拡大し、トルコ3月鉱工業生産は市場予想を下回るなど、さえない経済指標が目立った。

債券

長期債利回りは上昇した。エルドアン大統領が志向する金融緩和策への観測がくすぶり続け、トルコ債券需要は低調に推移した。トルコ9年債利回りは前週末の6.50%から7.07%に上昇して越週した。

取扱い中の債券を確認!
  • ※ 為替および債券利回りは、2018年5月18日のニューヨークの終値を使用
  • ※ (    )内は、先週末比の数字
  • ※ 2年債、10年債と記載しているものは、残存年限がその年限に一番近い債券の利回りを便宜上使用しています。
  • ※ レアル債券:ブラジルの政府保証債(国債)はレアル建とドル建双方で発行されており、一般的に2年債についてはレアル建が流動性が高く、10年債についてはドル建が流動性が高いため、それぞれを短期債・長期債の指標に用いております。尚、SBI証券で取扱を行っている「ブラジルレアル連動円建債券」は円での投資でブラジルレアル建債券(現在、現地通貨建ての発行は規制によりできません)に投資するのと同様の効果を得られるように設計されている「仕組債」ですので、本情報の指標となる短期債・長期債とは相違点がございますのでご注意ください。
  • ※ リラ債券:債券マーケットが小規模のため、ドル建ての債券利回りを指標として用いています。

提供:コメント/モーニングスター社、グラフ/SBI証券

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