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2017-03-23 19:29:33

マーケット > 朝イチ情報

金利為替動向

(2017年3月10日〜2017年3月17日)

更新 : 2017/03/21 18:00 (更新予定時間:毎週第1営業日18:00頃)

債券をご購入の際に、ご参考として本レポートをご利用ください。現在取り扱っております債券はこちらからご確認いただけます

概要

- 米利上げ加速観測後退でドル売り -

海外主要国利回り比較 主要通貨は対円でドルが売られた以外はまちまちだった。週初13日は、週央のFOMC(米連邦公開市場委員会)を控え、もみ合い。15日、FOMCで米国の追加利上げを決定したものの市場予想通りで、むしろ参加者の17年末の政策金利予測が据え置かれたことから米利上げ加速観測が後退し、ドルは急落した。16日、日銀金融政策決定会合は金融政策を据え置き。同日、トランプ米大統領の18会計年度(17年10月−18年9月)の予算編成の指針が示されたものの、税制改革やインフラ投資は含まれない骨子にとどまり、相場の反応は限定的だった。週末17日は、G20(主要20カ国・地域)財務相・中央銀行総裁会議を控え、もみ合いとなった。 多くの新興国通貨が対円で上昇した。オランダ総選挙では極右政党が想定ほど躍進しなかった。原油先物価格の下落で産油国通貨を中心に上値が重かったが、FOMC、オランダ総選挙と2大イベントの通過を受けてリスク回避の動きが一服し、多くの新興国通貨が対円で上昇した。一方、トルコリラはトルコ中銀の金融引き締めを受けて買いが優勢となったものの、格付け会社が見通しをネガティブに引き下げたことが上値を抑えた。

    前週比
    EURO USD AUD NZD ZAR MXN
各国10年債の
利回り格差
(先週)
EURO -0.024 -0.066 -0.066 -0.144 -0.077
USD 2.066 -0.042 -0.042 -0.120 -0.053
AUD 2.426 0.361 0.000 -0.078 -0.011
NZD 2.847 0.782 0.421 -0.078 -0.011
ZAR 8.066 6.001 5.640 5.219 -2.537
MXN 6.831 4.766 4.405 3.984 -1.235

通貨毎の金利と為替動向を確認!

ランド高円安 8.85円(▲0.14)  
債券利回り 短期債 ―/長期債 低下  

為替

南アフリカ国債 ランド・円は上昇した。週初13、14日は、FOMC(米連邦公開市場委員会)と日銀の金融政策決定会合の結果待ちとなり、もみ合いに終始した。15日のFOMCでは市場予想通り利上げが決まったものの、参加者の17年末の政策金利予測が据え置かれたことから米利上げ加速観測が後退しドルが急落、ランドは買われた。16日は日銀金融政策決定会合が予想通り現状維持だったことから、ランド・円は底固く推移した。週末17日は、G20(主要20カ国・地域)財務相・中央銀行総裁会議を控え、もみ合いとなった。

債券

長期債利回りは低下した。米利上げペースが加速するとの見方が後退、南ア債券が買われた10年国債利回りは前週末の8.70%から8.50%に低下して越週した。

ドル安円高 112.70円(▼2.09円  
債券利回り 短期債 低下/長期債 低下  

為替

米国国債 ドル・円は下落した。週初13日は、週央のFOMC(米連邦公開市場委員会)を控え、もみ合い。14日、原油先物価格の軟調が上値を抑えた。15日、FOMCで米国の追加利上げを決定したものの市場予想通りで、むしろ参加者の17年末の政策金利予測が据え置かれたことから米利上げ加速観測が後退し、ドルは急落した。16日、日銀金融政策決定会合は金融政策を据え置き。同日、トランプ米大統領の18会計年度(17年10月−18年9月)の予算編成の指針が示されたものの、税制改革やインフラ投資は含まれない骨子にとどまり、相場の反応は限定的だった。週末17日、米3月ミシガン大学消費者信頼感指数は堅調ながら期待インフレ率がいずれも前月を下回り、米長期金利が低下しドルを押し下げた。

債券

短期債利回り、長期債利回り共に低下した。FOMCでの追加利上げ決定は市場予想通り。17年末時点での政策金利予測が前回12月から据え置かれ、市場の一部で予想されていた年内利上げ回数(今回含め3回)の引き上げ観測が後退し、米長期金利は大幅に低下した。2年債利回りは前週末の1.35%から1.31%に低下、10年債利回りは前週末の2.57%から2.50%に低下して越週した。

ユーロ安円高 121.03円(▼1.50円  
債券利回り 短期債 上昇/長期債 低下  

為替

ユーロ-ドイツ国債 ユーロ・円は下落した。週初13日は、15日のオランダ下院選挙やFOMC(米連邦公開市場委員会)を控えて様子見ムードが強まり、もみ合いが続いた。14日には、OPEC(石油輸出国機構)の3月月報をきっかけに原油先物価格が下落したことから、小幅にユーロ安・円高が進んだ。15日のFOMCでは市場予想通り米利上げが発表されたものの、今後の利上げ見通しに変更がなかったことからドル売りが進み、円買いの流れからユーロ・円は小幅に下落した。16日に明らかになったオランダ下院選挙では中道右派の与党が政権を維持したものの、ドル・円の下落に連れてユーロ売り・円買いが強まった。週末17日は、仏大統領選挙の候補者支持率の速報で、極右政党のルペン氏が首位を維持していることが明らかとなり、ユーロ・円の下落が続いた。

債券

短期債利回りが上昇した一方、長期債利回りは低下した。独3月ZEW景況感指数が市場予想を下回ったことや、FOMCをきっかけに米長期金利が低下したことから、独債券利回りは長期債を中心に低下した。独2年債利回りは前週末のマイナス0.83%からマイナス0.77%に上昇した一方、独10年債利回りは前週末の0.49%から0.44%に低下して越週した。

豪ドル高円安 86.80円(▲0.22円  
債券利回り 短期債 低下/長期債 低下  

為替

オーストラリア国債 豪ドル・円は上昇した。週初13日は鉄鉱石価格の上昇を背景に豪ドルは強含んだ。14日、豪2月企業景況感が前月から低下したことを受け豪ドル売りが先行。その後、英議会がメイ英首相にEU(欧州連合)離脱通告の権限を与える法案を可決したと伝わったことも豪ドル・円の押し下げにつながった。15日は中国景気減速懸念の後退や鉄鉱石価格の上昇を背景に豪ドルは買い優勢。16日、前日のFOMC(米連邦公開市場委員会)で予想通り米追加利上げが決定されたものの、米利上げペースの加速は示唆されず、豪ドル・ドルが急伸、豪ドル・円も買いが先行したが、その後は低調な豪2月雇用統計を受け、豪ドル売り・円買いに転じた。週末17日、豪ドルは買い戻しが先行したが、その後はG20(主要20カ国・地域)財務相・中央銀行総裁会議を目前に伸び悩んだ。

債券

短期債利回り、長期債利回り共に低下した。FOMCで米追加利上げが決まったものの、その後の米利上げペースの加速が示唆されなかったことから、米債券利回りが急低下。豪債券利回りも米債券利回りに連動して低下した。2年債利回りは前週末の1.92%から1.83%に低下、10年債利回りは前週末の2.98%から2.86%に低下して越週した。

NZドル安円高 79.10円(▼0.35円  
債券利回り 短期債 ―/長期債 低下  

為替

ニュージーランド国債 NZドル・円は下落した。週初13日から14日にかけてはFOMC(米連邦公開市場委員会)を前に小動きに終始した。15日は中国景気減速懸念の後退や鉄鉱石価格の上昇を背景に豪ドル・円が上昇、NZドル買い・円売り優勢。16日、前日のFOMC(米連邦公開市場委員会)で予想通り米追加利上げが決定されたものの、米利上げペースの加速は示唆されず、NZドル・ドルが急伸し、NZドル・円も買い先行。その後、NZ10−12月期GDP(国内総生産)が市場予想を下回ると、NZドル売り・円買いに転じた。17日、NZドルは買い戻しが先行したが、その後はG20(主要20カ国・地域)財務相・中央銀行総裁会議を目前に伸び悩んだ。

債券

長期債利回りは低下した。FOMCで米追加利上げが決まったものの、その後の米利上げペースの加速が示唆されなかったことから米債券利回りが急低下。NZ債券利回りも米債券利回りに連動して低下した。10年債利回りは前週末の3.40%から3.28%に低下して越週した。

レアル安円高 36.46円(▼0.07円  
債券利回り 短期債 低下/長期債 上昇  

為替

ブラジル国債 レアル・円は方向感なく推移した。週初13日は、ブラジル中央銀行が4月に利下げを行う可能性が指摘され、レアル・円は上値の重い展開となった。14日は原油先物価格の下落が続いたことや、ブラジル政府による財政再建が遅れるとの見方から、レアル売り・円買いに傾いた。15日のFOMC(米連邦公開市場委員会)では、今後の米利上げペースの加速が示唆されなかったことから、レアルが買われた。16日は米国やブラジル株式が下落する中、リスクオフの円買いがレアル・円の上値を抑制した。週末17日は、G20(主要20カ国・地域)財務相・中央銀行総裁会議を控え、もみ合いとなった。

債券

短期債利回りが低下した一方、長期債利回りは上昇した。週初は原油先物価格の下落やブラジル政府による財政再建が遅れるとの見方からブラジル債券は売り優勢の展開となった。ただ、FOMCで米利上げペースの加速が示唆されなかったことから、買い戻される場面もあった。2年物レアル建て債利回りは前週末の9.59%から9.57%に低下、10年物ドル建て債利回りは前週末の2.21%から2.30%に上昇して越週した。

リラ高円安 30.99円(▲0.39円  
債券利回り 短期債 ―/長期債 低下  

為替

トルコ国債ドル建 リラ・円は上昇した。週初13日は、14−15日にFOMC(米連邦公開市場委員会)、15−16日に日銀金融政策決定会合を控え、模様眺めでスタート。16日は前日のFOMCで米利上げが決まったものの、米利上げ加速観測の後退により新興国からの資金流出懸念が緩和。トルコ中央銀行が予想通りながら後期流動性貸出金利を11.00%から11.75%に引き上げたこともあり、リラ・円は1リラ=31円台前半まで上昇する場面があった。週末17日は、大手格付け会社がトルコの格付け見通しを「ネガティブ」としたことでリラ・円は反落した。

債券

長期債利回りは低下した。FOMCで米利上げは決まったが、米利上げペースの後退により米長期債利回りが低下。連動する形でトルコ10年債利回りは前週末の5.78%から5.59%に低下して越週した。

取扱い中の債券を確認!
  • ※ 為替および債券利回りは、2017年3月17日のニューヨークの終値を使用
  • ※ (    )内は、先週末比の数字
  • ※ 2年債、10年債と記載しているものは、残存年限がその年限に一番近い債券の利回りを便宜上使用しています。
  • ※ レアル債券:ブラジルの政府保証債(国債)はレアル建とドル建双方で発行されており、一般的に2年債についてはレアル建が流動性が高く、10年債についてはドル建が流動性が高いため、それぞれを短期債・長期債の指標に用いております。尚、SBI証券で取扱を行っている「ブラジルレアル連動円建債券」は円での投資でブラジルレアル建債券(現在、現地通貨建ての発行は規制によりできません)に投資するのと同様の効果を得られるように設計されている「仕組債」ですので、本情報の指標となる短期債・長期債とは相違点がございますのでご注意ください。
  • ※ リラ債券:債券マーケットが小規模のため、ドル建ての債券利回りを指標として用いています。

提供:コメント/モーニングスター社、グラフ/SBI証券

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