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2019-02-19 12:08:52

マーケット > 朝イチ情報

金利為替動向

(2019年2月8日〜2019年2月15日)

更新 : 2019/02/18 18:00 (更新予定時間:毎週第1営業日18:00頃)

債券をご購入の際に、ご参考として本レポートをご利用ください。現在取り扱っております債券はこちらからご確認いただけます

概要

- 主要通貨堅調、米政府機関の再閉鎖回避でリスクオン -

海外主要国利回り比較 主要通貨は対円で上昇した。週初11日は、米中貿易協議への楽観ムードを背景に主要通貨は堅調に推移。12日、米国の与野党が新たな予算案をめぐり合意と報じられ、米政府機関の再閉鎖が回避されるとの見方が投資家心理を改善させた。13日、トランプ米大統領は予算案に署名する意向を明らかにした他、米中貿易協議の進展に自信を示した。14日、米12月小売売上高が市場予想を大きく下回り、ドル売りが強まった。週末15日は、トランプ米大統領は予算案に署名するとともに、メキシコ国境の壁建設費用を確保するため国家非常事態を宣言したが、反応は限られた。 新興国通貨は対円でまちまち。週初11日は、米長期金利の上昇を背景に新興国通貨は総じて軟調。12日は、米中貿易協議の進展期待からリスクオンの動きが広がり、新興国通貨は上昇し、特に年金改革法案の提出が近いとの思惑からブラジルレアルが急伸した。13日、予想を上回る米1月CPI(消費者物価指数)を受けて米長期金利が上昇し、新興国通貨は下落。米上院に新たな対ロ制裁法案が提出され、ロシアルーブルが下げ足を速めた。14日、弱い米経済指標を受けて世界的な景気減速懸念が新興国通貨の重しになった他、南アの電力公社の経営破たん懸念に加え、計画停電の影響が懸念され、南アランドは下値を探った。15日、米国株高を背景にリスクオンの円売りが優勢となり、新興国通貨は底固かった。

    前週比
    EURO USD AUD NZD ZAR MXN
各国10年債の
利回り格差
(先週)
EURO 0.015 -0.018 0.077 0.241 0.012
USD 2.562 -1.093 -1.000 0.226 -0.003
AUD 1.999 -0.563 0.093 0.259 0.030
NZD 2.093 -0.469 0.094 0.164 -0.065
ZAR 9.675 7.113 7.676 7.582 -2.665
MXN 8.228 5.666 6.229 6.135 -1.447

通貨毎の金利と為替動向を確認!

ランド安円高 7.85円(▼0.21円  
債券利回り 短期債 ―/長期債 上昇  

為替

南アフリカ国債 ランド・円は下落した。南ア国内の9割以上の電力を供給している電力公社が経営破たんの危機にあり、同社に対する支援が南ア財政の負担になるとの懸念からランド・円は週初から弱含みで推移。12日は米中貿易協議の進展期待がランド・円をサポートしたが、13日は電力公社の破たん懸念に大規模なデモが重なってランド・円は下値を模索した。14日、電力公社による大規模停電が続き、南ア経済への影響が懸念された他、政府が電力公社の債務を引き受けた場合、南アが格下げされるとの見方が広がり、ランド売りが継続した。15日は米国や南アの主要な株価指数が上昇したことを受けてランド買いが優勢となったが、上値は限られた。

債券

長期債利回りは上昇した。経営破たんへの懸念が高まる南ア電力公社への支援が南ア財政の負担になり、格付け会社による格下げも懸念され、債券売りが優勢となった。南ア15年債利回りは前週末の9.52%から9.78%に上昇して越週した。

ドル高円安 110.47円(▲0.74円  
債券利回り 短期債 上昇/長期債 上昇  

為替

米国国債 ドル・円は上昇した。週初11日は、米中貿易協議への楽観的ムードを背景に上昇。12日、米国の与野党が新たな予算案をめぐり合意と報じられ、米政府機関の再閉鎖が回避されるとの見方がドルを支えた。13日、トランプ米大統領は予算案に署名する意向を明らかにした他、米中貿易協議に自信を示した。また、同日発表の米1月CPI(消費者物価指数)が堅調で、ドル・円を押し上げた。14日、米12月小売売上高が市場予想を大きく下回り、急落。週末15日は、米経済指標がまちまちで、もみ合った。この日、トランプ米大統領は予算案に署名するとともに、メキシコ国境の壁建設費用を確保するため国家非常事態を宣言したが、反応は限られた。

債券

短期債利回り、長期債利回り共に上昇した。米中貿易協議の進展期待や米政府機関の再閉鎖が回避されるとの見方から米金利が上昇した。ただ、期間中には米12月小売売上高の悪化を受けて、債券需要が強まる場面もあった。2年債利回りは前週末の2.47%から2.51%に上昇、10年債利回りは前週末の2.63%から2.66%に上昇して越週した。

ユーロ高円安 124.78円(▲0.52円  
債券利回り 短期債 上昇/長期債 上昇  

為替

ユーロ-ドイツ国債 ユーロ・円は上昇した。週初11日は、米中通商協議の進展期待や中国株の上昇を受けてリスク選好の動から、ユーロ買い・円売りが優勢だった。12日は、米政府機関の再閉鎖が回避されるとの見方が強まり、ユーロ・円の上昇が続いた。13日も米中通商協議への楽観的な見方から、ユーロ買い・円売りが続いた。14日は、独10−12月期GDP(国内総生産)成長率が市場予想を下回ったことなどから、ユーロ・円は下落した。15日は、クーレECB(欧州中央銀行)専務理事がECBの新たな貸出条件付き長期資金供給オペの可能性に言及し、ユーロ・円は下押しした。

債券

短期債利回り、長期債利回り共に上昇した。米中貿易協議への楽観的な見方もあり週初に債券需要が減退し、独2年債利回りは前週末のマイナス0.58%からマイナス0.56%に上昇、独10年債利回りも前週末の0.09%から0.10%に上昇して越週した。

豪ドル高円安 78.90円(▲1.11円  
債券利回り 短期債 上昇/長期債 横ばい  

為替

オーストラリア国債 豪ドル・円は上昇した。週初11日は東京市場が休場の中、米中貿易協議の進展期待から各国の株価が上昇し、豪ドル・円をサポートした。12日、豪1月企業景況感が改善したことや日本株高などを受け豪ドル買い・円売りが進んだ。13日はNZドル・円の上昇にツレ高。14日、中国1月貿易統計で輸出と輸入が市場予想を上回り豪ドル買いが先行したが、米12月小売売上高の大幅な減少を受けドル・円が下落すると豪ドル・円も軟化した。15日は米中貿易協議が順調に進んだと伝わり米株高・ドル高が進み、豪ドル・円は上伸した。

債券

短期債利回りが上昇した一方、長期債利回りはほぼ横ばいだった。米金利の上昇にツレ高となった他、豪1月企業景況感が改善したことから豪債券利回りは短期債を中心に上昇した。2年債利回りは前週末の1.67%から1.72%に上昇、10年債利回りは同2.10%から横ばいで越週した。

NZドル高円安 75.87円(▲1.88円  
債券利回り 短期債 ―/長期債 上昇  

為替

ニュージーランド国債 NZドル・円は上昇した。週初11日は東京市場が休場の中、米中貿易協議の進展期待から各国の株価が上昇し、NZドル・円をサポートした。12日は豪ドル・円の上昇にツレ高となった。13日、RBNZ(NZ準備銀行)理事会で政策金利が据え置かれたが、オアRBNZ総裁の利下げに否定的な発言を受けNZドル・円は急伸。14日、中国1月貿易統計で輸出と輸入が市場予想を上回りNZドル買いが先行したが、米12月小売売上高の大幅な減少を受けドル・円が下落するとNZドル・円は伸び悩んだ。15日は米中貿易協議が順調に進んだと伝わり米株高・ドル高が進み、NZドル・円は上伸した。

債券

長期債利回りは上昇した。米金利が上昇した他、RBNZ理事会後のオアRBNZ総裁の利下げに否定的な発言を受けNZ債券利回りは上昇した。10年債利回りは前週末の2.10%から2.19%に上昇して越週した。

レアル高円安 29.84円(▲0.41円  
債券利回り 短期債 低下/長期債 低下  

為替

ブラジル国債 レアル・円は上昇した。週初11日は、米中貿易摩擦問題や米政府機関の再閉鎖に対する懸念などから投資家のリスク回避志向が高まり、レアルは売られた。12日は米政府機関の再閉鎖が回避されるとの見方から日米欧ブラジルの株価が上昇、レアル・円は切り返した。13日発表のブラジル12月小売売上高が弱い結果となり、レアル売り・円買いが優勢となった。14日は米12月小売売上高が市場予想を大幅に下回ったことから、ドルが売られる中、レアルは買われた。週末15日は、米国株が大幅高となる中、レアル・円は一段高となった。年金改革法案の提出が近いとの思惑もレアルの支えとなった。

債券

短期債利回り、長期債利回り共に低下した。週初は米中貿易摩擦問題や米政府機関の再閉鎖に対する懸念などからブラジル債券は売られる場面もあったが、米政府機関の再閉鎖が回避されるとの見方や株高から投資家のリスク回避志向は後退、年金改革法案の提出が近いとの思惑もあり、ブラジル債券は買われた。2年物レアル建て債利回りは前週末の7.59%から7.31%に低下、10年物ドル建て債利回りは前週末の2.95%から2.79%に低下して越週した。

リラ高円安 20.91円(▲0.02円  
債券利回り 短期債 ―/長期債 上昇  

為替

トルコ国債ドル建 リラ・円は上昇した。米中貿易協議への楽観的な見方から週央にかけてリスクオンムードが強まり、リラ・円も買われた。ただ、週末にかけては米経済指標の大幅悪化からリスク回避の円買いが強まる場面があり、リラ・円を下押し。期間中の経済指標では、トルコ12月経常収支、トルコ12月鉱工業生産、トルコ11月失業率が前月から悪化するなど、さえないものが目立った。

債券

長期債利回りは上昇した。米中貿易協議への楽観的ムードを背景に一時トルコ債券が買われたものの、その後は売りに押された。トルコ9年債利回りは前週末の6.73%から6.74%に上昇して越週した。

取扱い中の債券を確認!
  • ※ 為替および債券利回りは、2019年2月15日のニューヨークの終値を使用
  • ※ (    )内は、先週末比の数字
  • ※ 2年債、10年債と記載しているものは、残存年限がその年限に一番近い債券の利回りを便宜上使用しています。
  • ※ レアル債券:ブラジルの政府保証債(国債)はレアル建とドル建双方で発行されており、一般的に2年債についてはレアル建が流動性が高く、10年債についてはドル建が流動性が高いため、それぞれを短期債・長期債の指標に用いております。尚、SBI証券で取扱を行っている「ブラジルレアル連動円建債券」は円での投資でブラジルレアル建債券(現在、現地通貨建ての発行は規制によりできません)に投資するのと同様の効果を得られるように設計されている「仕組債」ですので、本情報の指標となる短期債・長期債とは相違点がございますのでご注意ください。
  • ※ リラ債券:債券マーケットが小規模のため、ドル建ての債券利回りを指標として用いています。

提供:コメント/モーニングスター社、グラフ/SBI証券

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