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2020-12-05 00:12:11

マーケット > 朝イチ情報

金利為替動向

(2020年11月20日〜2020年11月27日)

更新 : 2020/11/30 18:00 (更新予定時間:毎週第1営業日18:00頃)

債券をご購入の際に、ご参考として本レポートをご利用ください。現在取り扱っております債券はこちらからご確認いただけます

概要

- 米政権の移行手続き容認などが材料 -

海外主要国利回り比較 主要通貨は対円で上昇した。週初23日、強い米経済指標の発表を受け、ドルが買われた。24日、トランプ米大統領がバイデン次期政権への移行手続きを容認と伝わり、安全通貨とされるドルが円に対して売られた。25日、米国で週間の新規失業保険申請件数が前週に続き増加し、ドルが売られた。また、前日にマクロン仏大統領が行動制限の段階的な緩和についての見通しを示し、ユーロ買い・ドル売りの動き出た。26日は、米国が祝日で動意の乏しい展開となった。週末27日、米国で新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからず、主要通貨の重しとなった。 新興国通貨は対円で上昇した。週初23日は、英製薬会社の新型コロナワクチンへの期待から多くの新興国通貨が円に対して上昇。24日は、トランプ米大統領がバイデン前副大統領への政権移行手続きを容認したことが好感され、リスクオンの円売りが優勢となった。25日は、まちまち。米国との関係悪化懸念から連日で売られていたトルコリラが買い戻された一方、原油先物価格の上昇も手伝って上昇ピッチが速かったロシアルーブルは売りに押された。26日、米金融緩和の長期化観測から円が買われ、新興国通貨は軟調に推移。27日も米長期金利の低下を受けて円は幅広い通貨に対して買いが強まった。

    前週比
    EURO USD AUD NZD ZAR MXN
各国10年債の
利回り格差
(先週)
EURO 0.018 0.044 0.086 0.106 -0.070
USD 1.425 0.026 0.029 0.088 -0.088
AUD 1.489 0.064 -0.072 0.062 -0.114
NZD 1.474 0.049 -0.015 0.020 -0.156
ZAR 11.268 9.843 9.779 9.794 -9.480
MXN 6.440 5.015 4.951 4.966 -4.828

通貨毎の金利と為替動向を確認!

ランド高円安 6.82円(▲0.09円  
債券利回り 短期債 ―/長期債 上昇  

為替

南アフリカ国債 ランド・円は上昇した。週初23日は、英アストラゼネカが開発中の新型コロナワクチンに高い有効性が示されたことが好感され、リスクオンの円売りが先行。24日は、トランプ米大統領がバイデン前副大統領への政権移行を容認したことで米政治の先行き不透明感が後退し、リスクオンの動きが加速した。25日、南ア10−12月期BER(南アフリカ経済研究所)企業信頼感が前四半期から大幅に改善したことからランド買いが強まったが、約9カ月ぶりに心理的フシ目の7.0円ちょうどに接近したことで利益確定売りが上値を圧迫。米金融緩和の長期化懸念も高まって円が買われたため、週後半のランド・円は上値が重くなった。

債券

長期債利回りは上昇した。ワクチン開発の進展期待や米政治に対する先行き不透明感の払しょくなどを背景にリスクオンの債券買いがやや優勢となったが、週末に債券売りが強まった。南アランド建て15年債利回りは前週末の10.58%から10.68%に上昇して越週した。

ドル高円安 104.09円(▲0.23円  
債券利回り 短期債 低下/長期債 上昇  

為替

米国国債 ドル・円は上昇した。週初23日、強い米11月マークイット総合PMI(購買担当者景気指数)を受け、ドルが急伸。24日、トランプ米大統領がバイデン次期政権への移行手続きを容認と伝わり、安全通貨とされるドルが円に対しても売られた。25日、米国で週間の新規失業保険申請件数が前週に続き増加し、ドルの重しに。また、前日にマクロン仏大統領が行動制限の段階的な緩和についての見通しを示し、ユーロ買い・ドル売りの動きがドル・円を下押し。26日は、米国が感謝祭の祝日で動意の乏しい展開に。週末27日、米国で新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからず、米経済への影響が懸念される中で米長期金利が低下し、ドル・円を押し下げた。

債券

短期債利回りは低下した一方、長期債利回りは上昇した。米政権移行をめぐる不透明感の後退や、一部の米経済指標が堅調だったことから、週前半に米長期金利が上昇した。26日の米債券市場は感謝祭で休場。ドル建て2年債利回りは前週末の0.16%から0.15%に低下、ドル建て10年債利回りは前週末の0.82%から0.84%に上昇して越週した。

ユーロ高円安 124.48円(▲1.32円  
債券利回り 短期債 低下/長期債 低下  

為替

ユーロ-ドイツ国債 ユーロ・円は上昇した。週初23日は、強い米経済指標の発表を受け、リスク選好の動きが強まり、ユーロ・円は上昇した。24日は、独7−9月期GDP(国内総生産)確報値が市場予想を上回ったことなどから、ユーロ・円の上昇は続いた。25日は米国での感謝祭の祝日を控え、方向感に欠ける展開となった。26日は、米国の休場を受け、ユーロ・円は小動きとなった。27日は、ドル売り圧力の高まりから、ユーロ・円は堅調となった。

債券

短期債利回り、長期債利回り共に低下した。ドイツが部分的なロックダウン(都市封鎖)を12月25日まで延長する方針を示したことから警戒感が高まり、利回り低下につながった。ユーロ建て独2年債利回りは、前週末のマイナス0.75%からマイナス0.76%に低下、ユーロ建て独10年債利回りは前週末のマイナス0.58%からマイナス0.59%に低下して越週した。

豪ドル高円安 76.89円(▲1.04円  
債券利回り 短期債 低下/長期債 上昇  

為替

オーストラリア国債 豪ドル・円は上昇した。週初23日は良好な米経済指標を受けリスクオンムードとなり、豪ドル・円をサポートした。24日は商品相場の急伸やトランプ米大統領が次期政権への引継ぎを容認したことなどが好感され、豪ドル買い・円売りが続いた。25日は、鉄鉱石相場が約6年ぶりの高値水準に接近し、鉄鉱石輸出国の通貨として豪ドルが買われた。26日は米国市場が休場となる中で、小動き。27日、NYダウが反発。リスク回避時に買われていたドルが売られ、豪ドル・ドルが上昇、豪ドル・円の押し上げにつながった。

債券

短期債利回りが低下した一方、長期債利回りは上昇した。トランプ米大統領が次期政権への引継ぎを容認したことなどを受け米長期金利が上昇。豪長期金利も上昇した。豪ドル建て2年債利回りは前週末の0.10%から0.09%に低下、豪ドル建て10年債利回りは前週末の0.86%から0.90%に上昇して越週した。

NZドル高円安 73.15円(▲1.17円  
債券利回り 短期債 ―/長期債 上昇  

為替

ニュージーランド国債 NZドル・円は上昇した。週初23日、NZ7−9月期小売売上高が市場予想を上回ったことや、良好な米経済指標を受けリスクオンムードでNZドル・円は上伸。24日、ロバートソンNZ財務長官がオアRBNZ(NZ準備銀行)総裁に宛てた書簡で権限付託条項に「住宅価格」の文言を盛り込むよう提案。低金利を背景に住宅需給がひっ迫するリスクを抑制する狙いがあり、これにより追加利下げ観測が後退、NZドル・円は急伸した。また、商品相場の急伸やトランプ米大統領が次期政権への引継ぎを容認したことも支援材料となった。25日は堅調な商品相場や豪ドル・円の上昇を背景にNZドル・円も堅調だった。26日は米国市場が休場となる中で、小動き。同日発表のNZ10月貿易収支は赤字幅がほぼ市場予想通りで、NZドル・円への影響は限定的だった。27日、NYダウが反発。リスク回避時に買われていたドルが売られ、NZドル・ドルが上昇、NZドル・円の押し上げにつながった。

債券

長期債利回りは上昇した。ロバートソンNZ財務長官がオアRBNZ総裁に宛てた書簡で権限付託条項に「住宅価格」の文言を盛り込むよう提案したことを受け、追加利下げ観測が後退。NZ金利上昇につながった。NZドル建て10年債利回りは前週末の0.81%から0.89%に上昇して越週した。

レアル高円安 19.48円(▲0.18円  
債券利回り 短期債 低下/長期債 ―  

為替

ブラジル国債 レアル・円は上昇した。週初23日は、強い米経済指標の発表を受け、ドルが買われる中、レアルは軟化した。24日は、新型コロナウイルスワクチンに対する期待が高まり投資家心理が改善、レアル・円は堅調に推移した。25日は、引き続きリスクオンの動きが優勢となり、レアル・円は上昇した。26日は米国が祝日となる中、取引参加者が減少、レアル・円はもみ合い。週末27日は、米政権交代が遅れることによる政治空白ができる可能性が後退、ドルが買われる中、相対的にレアルが売られた。

債券

短期債利回りは低下した。新型コロナウイルスワクチンに対する期待感から投資家心理が改善、ブラジル債券が買われた。ブラジルレアル建て2年物債利回りは前週末の4.88%から4.83%に低下して越週した。

リラ安円高 13.28円(▼0.30円  
債券利回り 短期債 ―/長期債 上昇  

為替

トルコ国債ドル建 リラ・円は下落した。トルコ中央銀行は前週開催の金融政策決定会合で政策金利の引き上げを決め、インフレを抑え込む姿勢を示したものの、リラ買いは続かなかった。低金利政策を志向するトルコのエルドアン大統領は、今回の利上げを「苦い薬」としてひとまず肯定する姿勢を示したが、今後も金融政策に介入する可能性は払しょくされていない。また、米大統領選挙をめぐり、エルドアン政権に批判的とされるバイデン次期政権への移行に不透明感が後退したことも、リラ・円の重しとなったもよう。

債券

長期債利回りは上昇した。前週までトルコ中銀総裁などの人事を好感した債券買いが続いた反動もあり、この週のトルコ債券は売り優勢だった。ドル建てトルコ9年債利回りは前週末の5.36%から5.46%に上昇して越週した。

取扱い中の債券を確認!
  • ※ 為替および債券利回りは、11月27日のニューヨークの終値を使用
  • ※ (    )内は、先週末比の数字
  • ※ リラ債券:債券マーケットが小規模のため、ドル建ての債券利回りを指標として用いています。

提供:コメント/モーニングスター社、グラフ/SBI証券

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