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2018-09-21 03:53:34

マーケット > 朝イチ情報

金利為替動向

(2018年9月7日〜2018年9月14日)

更新 : 2018/09/18 18:00 (更新予定時間:毎週第1営業日18:00頃)

債券をご購入の際に、ご参考として本レポートをご利用ください。現在取り扱っております債券はこちらからご確認いただけます

概要

- トルコ大幅利上げ、不透明感は一旦後退 -

海外主要国利回り比較 主要通貨は対円で上昇した。週初10日は、イタリアの財政悪化や英国のEU(欧州連合)離脱(ブレグジット)への過度な懸念が後退し、主要通貨は堅調に推移した。11日は、米長期金利の上昇を背景にドルが買われた。12日は、米国が貿易摩擦のさらなる悪化を回避すべく中国に新たな通商協議を提案したと報じられると、相場を下支え。13日は、トルコ中央銀行が大幅な利上げを決定し新興国経済をめぐる不透明感が和らぎ、大きく切り返した。週末14日、安倍晋三首相が日銀の出口戦略に言及したことや、トランプ米大統領が中国への制裁関税・第3弾の準備を進めるよう指示したと一部で報じられ、主要通貨の上値を抑えた。 新興国通貨は対円で上昇した。週初10日は高安まちまち。11日は、大型ハリケーンの米国接近に伴う原油先物価格の上昇を背景にルーブルなど資源国通貨が上昇。12日、米中貿易摩擦激化への懸念後退で新興国通貨は買い優勢となった。13日は、トルコ中銀の大幅な利上げを受けてトルコリラが急伸。新興国経済の不透明感が後退し、他の新興国通貨も堅調に推移した。14日は米中通商問題への懸念再燃により新興国通貨の上値が重くなった。レアルは10月のブラジル大統領選に対する不透明感が後退して切り返したが、週前半の下げは取り戻せなかった。

    前週比
    EURO USD AUD NZD ZAR MXN
各国10年債の
利回り格差
(先週)
EURO -0.006 -0.009 -0.033 -0.009 -0.083
USD 2.546 -0.785 -0.857 -0.003 -0.077
AUD 2.152 -0.394 -0.072 0.000 -0.074
NZD 2.104 -0.442 -0.048 0.024 -0.050
ZAR 9.320 6.774 7.168 7.216 -3.402
MXN 7.582 5.036 5.430 5.478 -1.738

通貨毎の金利と為替動向を確認!

ランド高円安 7.51円(▲0.22円  
債券利回り 短期債 ―/長期債 上昇  

為替

南アフリカ国債 ランド・円は上昇した。週初10日、イタリア財政不安や英国のEU(欧州連合)離脱交渉の先行き不安の後退など外部環境の好転を背景にランド・円は底固く推移した。11日は、原油先物や金先物など商品価格の上昇を受けてランド買いが継続。12日、米国が中国に対して通商交渉の再開を提案したと報じられ、ランドなどの新興国通貨の支えになった。13日にトルコが大幅な利上げを発表するとトルコリラが急伸し、ランドもツレ高。14日は米中貿易摩擦への懸念が再燃し、ランドは上値の重い展開となった。

債券

長期債利回りは上昇した。週初は債券売りが優勢となった。その後は債券需要が高まったものの、米中貿易摩擦への懸念再燃などを背景に週末は再び債券が売られ、南ア15年債利回りは前週末の9.72%から9.77%に上昇して越週した。

ドル高円安 112.06円(▲1.07円  
債券利回り 短期債 上昇/長期債 上昇  

為替

米国国債 ドル・円は上昇した。週初10日は、イタリアの財政悪化や英国のEU(欧州連合)離脱(ブレグジット)への過度な懸念が後退し、上昇した。11日は、米長期金利の上昇を背景にドル買いが継続。12日、米8月PPI(生産者物価指数)が市場予想に反し前月比マイナスとなり、ドル・円を下押しした。ただ、米国が貿易摩擦のさらなる悪化を回避すべく中国に新たな通商協議を提案したと報じられると、相場を下支え。13日は、トルコ中央銀行が大幅な利上げを決定し新興国経済をめぐる不透明感が和らぎ、大きく切り返した。週末14日、安倍晋三首相が日銀の出口戦略に言及したことや、トランプ米大統領が中国への制裁関税・第3弾の準備を進めるよう指示したと一部で報じられ、上値を抑えた。

債券

短期債利回り、長期債利回り共に上昇した。米8月NFIB中小企業楽観指数や米7月JOLT求人件数がいずれも過去最高を記録した他、米8月小売売上高が市場予想を下回るも前月分が上方修正され、米金利上昇につながった。2年債利回りは前週末の2.70%から2.78%に上昇、10年債利回りは前週末の2.94%から3.00%に上昇して越週した。

ユーロ高円安 130.29円(▲2.06円  
債券利回り 短期債 上昇/長期債 上昇  

為替

ユーロ-ドイツ国債 ユーロ・円は上昇した。週初10日は、EU(欧州連合)首席交渉官が英国のEU離脱交渉に楽観的な見通しを示したことが、ユーロ・円の上昇につながった。11日は、独9月ZEW景況感指数が市場予想を上回った他、トランプ米大統領がカナダとの貿易交渉について順調と述べ、ユーロ・円は上昇した。12日は、ユーロ圏7月鉱工業生産が市場予想を下回り、ユーロ・円は下落した。13日は、トルコ中央銀行が市場予想以上の政策金利引き上げを発表したことでリスク選好の動きが強まり、ユーロ買い・円売りが優勢だった。14日は、米中の貿易摩擦リスクが意識され、ユーロ・円は下げた。

債券

短期債利回り、長期債利回り共に上昇した。イタリアの財政拡大に対する懸念が後退した他、13日のECB(欧州中央銀行)理事会でも今後の利上げ方針が改めて示されたことが上昇につながった。独2年債利回りは前週末のマイナス0.55%からマイナス0.54%に上昇、独10年債利回りは前週末の0.39%から0.45%に上昇して越週した。

豪ドル高円安 80.15円(▲1.28円  
債券利回り 短期債 上昇/長期債 上昇  

為替

オーストラリア国債 豪ドル・円は上昇した。週初10日は、EU(欧州連合)の首席交渉官から離脱交渉をめぐる英国との合意に前向きな発言が出て英ポンドとユーロが買われ、豪ドル・円もツレ高となった。11日、イタリア財政への懸念後退や日経平均株価の続伸などを背景に豪ドル買い・円売りが進んだ。12日はトルコ利上げ観測からトルコリラが急伸、新興国経済に対する過度な懸念が後退し、豪ドル買いに波及した。13日、堅調な豪8月雇用統計を受け豪ドル買い・円売りが先行した。その後、欧州経済の堅調が伝わったことや市場予想を大幅に上回るトルコの利上げでリスクオンムードとなると、豪ドル・円は一段高となった。14日、トランプ米大統領が中国輸入品に対する制裁関税第3弾の準備を側近に指示したと伝わり、リスク回避の円買い優勢となった。

債券

短期債利回り、長期債利回り共に上昇した。豪8月雇用統計が強い結果となったことや新興国経済に対する過度な警戒感が後退したことなどを受け、安全資産とされる豪債券は売り優勢となった。2年債利回りは前週末の1.98%から2.02%に上昇、10年債利回りは2.55%から2.60%に上昇して越週した。

NZドル高円安 73.67円(▲1.14円  
債券利回り 短期債 ―/長期債 上昇  

為替

ニュージーランド国債 NZドル・円は上昇した。週初10日は、EU(欧州連合)の首席交渉官から離脱交渉をめぐる英国との合意に前向きな発言が出て英ポンドやユーロが買われ、NZドル・円もツレ高となった。11日、イタリア財政への懸念後退や日経平均株価の続伸などを背景にNZドル買い・円売りが進んだ。12日はトルコ利上げ観測からトルコリラが急伸、新興国経済に対する過度な懸念が後退し、NZドル買いに波及した。13日、欧州経済の堅調が伝わったことや市場予想を大幅に上回るトルコの利上げでリスクオンムードとなると、NZドル・円は一段高となった。14日、トランプ米大統領が中国輸入品に対する制裁関税第3弾の準備を側近に指示したと伝わり、リスク回避の円買い優勢となった。

債券

長期債利回りは上昇した。新興国経済に対する過度な警戒感が後退したことなどを受け、安全資産とされるNZ債券は売り優勢となった。10年債利回りは前週末の2.52%から2.55%に上昇して越週した。

レアル安円高 26.85円(▼0.52円  
債券利回り 短期債 上昇/長期債 上昇  

為替

ブラジル国債 レアル・円は軟調な展開となった。週初10日は、米中貿易摩擦の激化に対する不安からレアル売り・円買いが優勢となった。11日はブラジル大統領選に対する最新の世論調査の内容を嫌気し、レアル・円は下押しした。12日のレアル・円はもみ合い。米中貿易摩擦問題に対する懸念が後退したものの、ドルも買われたためレアルの上値は重かった。13日のレアル・円は下押し。大統領選挙戦中に襲われたボルソナロ氏が選挙活動を行える状態にないと伝わり、大統領選挙に対する不透明感が増した。週末14日は、安倍晋三首相が日銀の出口戦略に言及したことや、トランプ米大統領が中国への制裁関税・第3弾の準備を進めるよう指示したと一部で報じられ、レアルの上値は重かった。

債券

短期債利回り、長期債利回り共に上昇した。米中貿易摩擦問題への懸念やブラジルの大統領選挙を巡る不透明感から、ブラジル債券は売られた。2年物レアル建て債利回りは前週末の8.83%から8.92%に上昇、10年物ドル建て債利回りは前週末の3.16%から3.22%に上昇して越週した。

リラ高円安 18.11円(▲0.85円  
債券利回り 短期債 ―/長期債 低下  

為替

トルコ国債ドル建 リラ・円は上昇した。トルコ中央銀行による利上げ観測を背景にジリ高基調で推移。13日、トルコ中銀は金融政策決定会合で政策金利である1週間レポレートをそれまでの17.75%から24.00%へと6.25ポイント引き上げた。市場予想を大幅に上回る利上げ幅となり、リラ・円は急伸。期間中の経済指標では、トルコ4−6月期GDP(国内総生産)が市場予想を若干下回る水準だったものの反応は限られた。

債券

長期債利回りは低下した。トルコ中銀が大幅な利上げを決定。トルコのエルドアン大統領が金融緩和を志向する中、インフレ抑制に向けて中央銀行の独立性を示した格好で、トルコ債券に買戻しの動きが強まった。トルコ9年債利回りは前週末の8.43%から7.53%に低下して越週した。

取扱い中の債券を確認!
  • ※ 為替および債券利回りは、2018年9月14日のニューヨークの終値を使用
  • ※ (    )内は、先週末比の数字
  • ※ 2年債、10年債と記載しているものは、残存年限がその年限に一番近い債券の利回りを便宜上使用しています。
  • ※ レアル債券:ブラジルの政府保証債(国債)はレアル建とドル建双方で発行されており、一般的に2年債についてはレアル建が流動性が高く、10年債についてはドル建が流動性が高いため、それぞれを短期債・長期債の指標に用いております。尚、SBI証券で取扱を行っている「ブラジルレアル連動円建債券」は円での投資でブラジルレアル建債券(現在、現地通貨建ての発行は規制によりできません)に投資するのと同様の効果を得られるように設計されている「仕組債」ですので、本情報の指標となる短期債・長期債とは相違点がございますのでご注意ください。
  • ※ リラ債券:債券マーケットが小規模のため、ドル建ての債券利回りを指標として用いています。

提供:コメント/モーニングスター社、グラフ/SBI証券

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