日本株運用のプロが語る!今注目の中小型株ファンド!
2017/11/22
日経平均は22,000円前後と高い水準にあり、(2017.11.15現在)、中小型の新興銘柄から主に構成されるJASDAQ平均も2017年3月に25年ぶりの高値を付けて以降、引き続き上昇を続け、2017年11月9日には年初来高値を更新するなど好調な相場が続いています。
連日、高値更新のニュースが報じられるなど相場が賑わいを見せる中、日本株への投資に興味があるものの、ファンドの選択が難しい、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は日本の中小型株を主な投資対象にしている投資信託からおすすめの3銘柄をピックアップ!
それぞれのファンドには独自の運用スタイルがあるようです!
各ファンドの運用担当者に、運用の特徴を教えていただきました。
お爺さんは孫と買い物に、お婆さんはカフェへ女子会に…“元気なシニア”にビジネスチャンス!
高齢化社会が生み出す新しいビジネス、新技術あるいは様々なニーズ等をシルバービジネスとしてとらえ、こうした分野に注目して事業展開を進めている企業に投資します。銘柄選定の際は今後の成長が期待される有望産業のシルバービジネスの中でも「アクティブシニア関連(元気で健康な高齢者関連ビジネス)」と「ヘルスケア関連(介護関連ビジネス)」の2つのポイントに着目しています。65歳以上の人口増加とともに、今後ますます当ファンドが投資対象としている銘柄についてもさらなる成長が期待できるのではないでしょうか。
データ期間:設定日(2000/5/26設定)〜2017/11/15
「三井住友・げんきシニアライフ・オープン」の運用ポリシーは?
ファンドマネージャーに聞きました!
三井住友アセットマネジメント
シニアファンドマネージャー 葛原 健吾 氏
おもしろいコンセプトですが、ファンドをこのテーマにした理由を教えてください。
キーワードは「人口」です。インドなどアジア関連の投資信託が注目を集めていますが、こうした地域は人口が増加しており、人口増加によって消費が拡大し、経済全体が好循環することが期待されます。
日本の人口は残念ながら減少傾向にあります。しかし、65歳以上の人口に限定すると2040年まで増加が続く見込みです。また、60歳以上の世帯は、個人金融資産の6割超を保有し、家計消費支出の約5割を占めるなど、シニア世代の日本経済に対する影響力は大きくなることが予想されます。
高齢化社会の進展によってビジネスを拡大させる銘柄への投資で持続的なリターンを狙う、これが当ファンドのベースコンセプトです。
「元気で健康な高齢者関連ビジネス」に投資をする魅力は?
「高齢化社会の進展=元気なシニアの増加」であることがポイントです。65歳以上の人口のうち介護・支援を必要とする方は約2割、つまり約8割は元気なシニアなのです。元気なシニアの多くは時間とお金に余裕があり、ゴルフ、旅行、スポーツクラブなどに他の世代よりも多くの金額を支出しています。
また、シニアの消費の変化にも着目しています。例えば、ここ数年、60歳以上の方でカカオ含有量の高いチョコレートの消費が増えていますので、チョコレート関連銘柄も投資対象の一つにしています。
このようにシニア関連と言っても様々な分野に及び、中長期的で注目できることが魅力です。
今まで投資をした中で、リターンに貢献した銘柄を教えてください。
2017年10月末時点で、リターンに大きく貢献したのは以下の2銘柄です。
ベルーナ(9997)
<注目点>シニア世代のネットショッピングが増加
ベルーナは婦人服を中心としたカタログ通販を展開しています。現在ではカタログだけでなく、ネット販売、リアル店舗での販売も行っています。若年層だけでなく、シニア世代も含めた幅広い年代層でネットを利用した購買が増えており、同社のネット売上増加が期待されます。
タカラトミー(7867)
<注目点>孫への消費増加
玩具大手。「トミカ」、「プラレール」、「ベイブレード」、「トランスフォーマー」、「デュアル・マスター」、「リカちゃん」、「こえだちゃん」など数多くの定番アイテムを持っています。シニア世代の孫消費を取り込んでいます。
- ※個別銘柄の紹介にあたっては、当ファンドの過去の組入銘柄の一部および運用担当者による見解を紹介したものであり、当該銘柄について将来の保有を約束するものでも、売買を推奨するものでもありません。また、当ファンドが組入れる銘柄などのパフォーマンスを示唆するものでもありません。
- ※上記グラフ・データは過去のものおよび予想であり、将来の運用成果等を約束するものではありません。
- ※レーティング、トータルリターンは2017年10月末時点のものを記載しています。
当ファンドのご注意事項
- 「毎月分配型」の投資信託については、お取引の前に必ず「毎月分配型投信の収益分配金およびNISAでのご注意事項、ならびに通貨選択型投信に関するご注意事項」の内容をご確認いただきますようお願いいたします。
- 投資信託は、主に国内外の株式や債券等を投資対象としています。投資信託の基準価額は、組み入れた株式や債券等の値動き、為替相場の変動等により上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。
- 投資信託は、個別の投資信託毎にご負担いただく手数料等の費用やリスクの内容や性質が異なります。ファンド・オブ・ファンズの場合は、他のファンドを投資対象としており、投資対象ファンドにおける所定の信託報酬を含めてお客様が実質的に負担する信託報酬を算出しております(投資対象ファンドの変更等により、変動することがあります)。
- ご投資にあたっては、目論見書や契約締結前交付書面をよくお読みください。