インドネシアルピア建社債（円貨決済型）
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インドネシアってどんな国？
世界の成長センターとして注目を集める“アセアン”の中でも、けん引役を担う大国。若年層が豊富な人口は世界第4位を誇り、GDPはアセアン主要5ヵ国の約4割を占めます。
近年は経済発展がめざましく、首都ジャカルタを政治経済の中心に今後ますます成長の可能性が広がっています。
「アセアン」とは
1967年、ベトナム戦争を背景に、東南アジアの政治的安定、経済成長促進等を目的に設立。インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムなどを中心に現在では10か国が加盟。ASEANは、総人口6億人、名目GDPは1.8兆ドル、一人当たり名目GDPは3,107ドル、域内総貿易額は2.1兆ドル。
各国の実質GDP成長率
近年、高い経済成長が続いているインドネシアは、GDPの５割以上を個人消費が占めるなど、内需主導で経済発展を実現しています。今後も５％を超える経済成長が予想されており、世界経済の新たなけん引役として期待されています。
- 出所：World Economic Outlook Database（ April 2015）のデータをもとにSBI証券作成
年齢別人口構成比
インドネシアは、２億人を超える世界第4位の人口を有し、その半数以上が30歳未満と若年人口が多いことが特徴です。 長期的な労働力の供給と消費の拡大が見込まれ、今後の成長を後押しするものと考えられます。
- 出所: 国連World Population Prospects: The 2012 RevisionのデータをもとにSBI証券作成
豊富な資源と国内産業
石炭、天然ガスなどのエネルギー資源をはじめ、鉱物資源や農産物など、世界的に上位の生産量を誇る資源を数多く産出しています。政府は、豊富な資源を活用し、国内産業を育成し、工業製品の輸出比率を高めることを目指しています。
資源 |
世界順位 |
製品 |
|---|---|---|
パーム油 |
1位 |
インスタント食品、石鹸 |
すず |
2位 |
液晶ディスプレイ |
ニッケル |
2位 |
ステンレスの原料、メッキ |
ボーキサイト |
2位 |
アルミニウムの原料 |
天然ゴム |
2位 |
タイヤ、ホース、靴底 |
カカオ豆 |
3位 |
ココア、チョコレート |
米 |
3位 |
食用 |
石炭 |
5位 |
燃料 |
天然ガス |
10位 |
火力発電の燃料、都市ガス |
銅 |
10位 |
電線、電子部品の回路 |
- 出所: BP Statistical Review of World Energy 2014、米国地質調査所(USGS) 、
国連食糧農業機関(FAO)のデータをもとにSBI証券作成
