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2024-05-11 15:32:18

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週刊日本株式アウトルック

注目企業の決算発表が続く 円安やアジア株堅調ならやや水準切り上げも

2023/2/6
提供:DZHフィナンシャルリサーチ 日本株情報部 東野幸利

今週の株式見通し(2023/2/6〜2/10)

 今週(2023/2/6〜2/10)の日経平均株価の予想レンジは27,400円-27,700円。注目された米1月雇用統計で非農業部門雇用者数(NFP)が予想の2倍以上に増加したことや、失業率が予想に反して低下したことで、米10年債利回りは3.5%台まで上昇した。為替市場で円安・ドル高が進んでおり、夜間で取引された日経平均先物は米国株安に反して堅調に推移した。週初は円安を受けて決算発表を終えた外需関連株などに買いが意識されやすいほか、先週の下落率ワースト上位の銀行や保険株などが金利上昇で選好される場面が想定される。

 国内では引き続き決算発表が目白押し。ソフトバンクG、トヨタ自動車、東京エレクトロンなど注目度の高い企業の発表が予定されている。個別株の活況が期待できるが、決算は良いもの、悪いものまちまちで、日本株全体としての期待値は上がらずといった状態が続くとみられる。
 今週は日銀の次期総裁、副総裁人事に関して気を揉むことになりそうで、上値追いには慎重になりやすい。強弱感が定まらず、先週同様に上がれば売られ、下がれば買われるという一進一退が予想される。米国市場でもナスダックや半導体株指数(SOX指数)などが目先の過熱感からやや不安定な値動きか。
 一方、外部環境で米国株以外に日本株市場を取り巻く為替市場での円安、上海株やハンセン指数などの底堅さが保たれれば、TOPIX(東証株価指数)は一進一退ながらもやや水準を切り上げるイメージも持っておきたい。

 日経平均株価(図表1)は中長期の75日移動平均線(27,244円 2/3)や200日移動平均線(27,226円 同)を上回る水準で、狭いレンジのもみ合いが続いている。2/3は一時27,600円を上回る場面もあったが、伸びきれず上ヒゲのある小陽線で取引を終えた。

 25日移動平均線(26,652円 同)の上向きが続いており、依然として短期上昇波動は上目線のスタンスである。
12/8安値(27,415円)のネックライン、12/16安値(27,488円)のマド埋め水準が上値のフシとして強く意識されているようだが、いずれにせよ短期線の10日移動平均線(27,336円 同)も中長期線に収れんしてきており、煮詰まり感が強くなっている。上か下かにいつ強い動きが生じても不思議ではない。

 上値メドとしては、12/15安値(27,987円)、8/17高値を起点に11月や12月の戻り高値を通る右下がりの抵抗線など。短期的な下値メドは、200日移動平均線、1/23高値(26,938円)、25日移動平均線、心理的フシ(26,000円)などがある。

図表1:日経平均株価の日足チャート(2022/1/4-2023/2/3)
  • 出所:QUICKよりDZHフィナンシャルリサーチが作成

 主要な国内経済指標の発表やイベントは、12月家計調査、12月景気動向指数(2/7)、1月景気ウォッチャー調査(2/8)、オプションSQ、1月企業物価指数、日銀正副総裁の後任人事案を国会で提示検討(2/10)などがある。

 企業決算では、アステラス薬、住友商、オリックス、エーザイ、島津製、JFE、日清食HD、大ガス、ヤマトHD、大林組、JSR、京王、ワークマン、カルビー、めぶきFG、JMDC、デサント、日触媒、東芝テック、住友ベ、ひろぎん、東京精、ニチアス、西日本FH、H2Oリテイル、日立造、持田薬、三菱食品、マルハニチロ、日証金、キョーリンHD、プリマハム、UT GROUP、日東工、淀川鋼、西尾レント、三菱総研、日ビジシス、メイコー、あらた、シグマクシスH、日鉄鉱、住精化、Uアローズ(2/6)、ソフトバンクG、任天堂、ダイキン、スズキ、バンダイナム、三菱重、協和キリン、三菱ケミG、ヤマハ、SBI、シャープ、リコー、新生銀行、IHI、横河電、太陽誘電、東センチュリー、ユー・エス・エス、アズビル、ブラザー、JR九州、Gウイン、丸井G、メルカリ、京阪HD、参天薬、ニチレイ、F&LC、ファンケル、アルフレッサHD、シップHD、フジHD、レンゴー、丸一管、デンカ、三井金、ノエビアHD、GSユアサ、クレハ、古河電、ミズホリース、住友倉、JESHD、フューチャー、大阪チタ、スターツ、兼松、パーカライ、加賀電、UACJ、タカラトミー、日管財、百五銀、KHネオケム、三井倉HD(2/7)、富士フイルム、ユニチャーム、SUBARU、住友鉱、パンパシHD、旭化成、東レ、AGC、大成建、千葉銀、凸版印、マクドナルド、空港ビル、東武、小田急、リンナイ、日油、IIJ、三浦工、ハーモニック、エア・ウォーター、岩谷産、フジテック、帝人、富士急、Jマテリアル、長瀬産、DMG森精、DeNA、平和、カネカ、第一興商、ベネッセHD、ダイワボHD、ニプロ、不二製油、HUグループ、アトム、セーレン、船総研HD、稲畑産、JTOWER、アリアケ、加藤産業、グリー、エレコム、三星ベ、ヨネックス、武蔵精密、北洋銀行、日本紙、能美防、ニチコン、東洋紡、コロプラ(2/8)、トヨタ、NTT、東エレク、テルモ、NTTデータ、ネクソン、ルネサス、日本製鉄、菱地所、INPEX、日産自、セコム、シスメックス、住友不、いすゞ、ホトニクス、大日印、明治HD、ダイフク、SUMCO、飯田GHD、博報堂DY、セガサミーHD、関西ペ、ニコン、西武HD、大正薬HD、長谷工、三菱ガス、アマダ、クラレ、リログループ、コスモエネHD、アンビス、クレセゾン、フジクラ、コカコーラBJH、神戸鋼、太平洋セメ、TBSHD、リゾートトラス、ナカニシ、東海カ、共立メンテ、ニッパツ、宝HD、タカラバイオ、FUJI、西鉄、大栄環境、レノバ、東邦HD、福山運、コロワイド、ダスキン(2/9)、オリンパス、資生堂、大和ハウス、ヤクルト、ENEOS、三菱HCキャ、日産化、パーソルHD、ホシザキ、マツダ、アシックス、ゼンショーHD、川重、日本新薬、東急不HD、日揮HD、ナブテスコ、名鉄、コムシスHD、ショーボンド、スズケン、日鉄物産、三菱マ、DOWA、ISID、エクシオG、セイノーHD、石油資源、森永乳、いよぎん、ADEKA、Dガレージ、メニコン、日電子、PHCHD、TKC、アイフル、五洋建、森永菓、オープンUP、ミライト・ワン、阪和興、大王紙、リンテック、日清紡HD、ワコールHD、センコーGHD、テレ朝HD、BML、東亜合成、イーレックス、ラウンドワン、CKD、サンゲツ、エスケー化研、上村工業、高砂熱、雪印メグ、大気社、熊谷組、リコーリース、SBSHD、大阪ソーダ、理計器、レオパレス21、フルキャストHD、ホシデン(2/10)などが発表を予定している。

 一方、海外の経済指標の発表やイベントでは、米12月貿易収支、米12月消費者信用残高、バイデン米大統領による一般教書演説(2/7)、米10年国債入札(2/8)、中国1月生産者物価指数、中国1月消費者物価指数、米2月ミシガン大学消費者信頼感指数(2/10)などがある。

 主な米企業決算では、ロウズ、タイソン・フーズ(2/6)、デュポン、イルミナ(2/7)、ウォルト・ディズニー(2/8)、ペイパル、モトローラ・ソリューションズ、フィリップ・モリス・インターナショナル(2/9)が発表を予定している。

今週の注目銘柄!(2/6〜2/10)

銘柄
コード

銘柄名

目標株価(円)

ロスカット
株価(円)

注目ポイント

4733

6,000

4,500

中小企業向け業務パッケージソフト「奉行シリーズ」で有名。収益の安定感には定評がある。2023年3月期第3四半期累計の営業利益は102.6億円で着地。2Qの段階は67.9億円で10-12月では34.7億円の積み増しとなったが、7-9月では31.1億円の積み増しであったことを踏まえると、足元の業績好調が評価された。株価は堅調。昨年12/1につけた戻り高値を更新した。目先の過熱感はあるものの、もみ合いから次は昨年8月の戻り高値(5,210円)を超えると6,000円台トライの展開が予想される。ターゲットは6,000円、ロスカットは4,500円

4927

2,120

1,680

化粧品4位。高級品のポーラ、通販のオルビスが2大ブランド。中国が日本人向け渡航ビザの発給手続きを再開するとのニュースを手がかりに、化粧品株が物色された。株価は昨年5月の1,442円でボトムを打ち、以降はインバウンド需要の回復期待などを支えに上昇基調が続いている。昨年12/28に1,907円まで上昇した後、1月前半は売りに押された。しかし、26週移動平均線をサポートに反転すると、中旬以降は買いに勢いがついてきた。1/27には25日移動平均線を抜け、昨年12月高値(1,907円)が視野に入ってきた。目先の調整一巡を経て上回ることができると、1/17安値(1,696円)までの下げ幅の倍返しと考えた2,120円まで上値が拡大すると予想する。決算発表は2/14を予定している。ターゲットは2,120円、ロスカットは1,680円

6081

1,600

1,175

SNSを活用した企業のマーケティング支援などを展開。既存広告に代わり、SNSを活用したマーケティングは今後も拡大が見込まれる。注力している海外SaaS事業が好調であり、昨年11月には前期営業利益予想を従来比で20%引き上げた。2/10には通期決算の発表を予定しており、今期のガイダンスに注目が集まる。2020年12月期に営業黒字に転換し、その後の業績拡大とともに株価も上昇基調が継続している。昨年12月後半からはいったん下落したものの、直近では1/6と1/16に安値を付けてダブルボトムを形成。決算発表も近いことから、今期の見通しに期待した買いが強まると予想する。ターゲットは1,600円、ロスカットは1,175円

6264

2,180

1,580

半導体・FPD製造装置の心臓部である真空パーツなどを手がける。全体で見た半導体需要の減速が現れてきているものの、1Qの営業利益は前年同月比12%増と堅調。進ちょくも順調なことから、上期の減益予想に反して増益となる期待もある。米国のインフレ率鈍化に加え、米半導体株指数が週足で逆三尊を形成していることも物色を強める材料と考える。株価は2022年から下落トレンドが継続。一方、直近ではトレンド転換の兆候も見え隠れしている。2/2は75日移動平均線を大きく上回るとともに一目均衡表の雲も上抜ける大幅高。2/3は高寄りで陰線となったが、短期的な買い転換となった可能性が高い。ターゲットは2,180円、ロスカットは1,580円

6658

760

499

プリント配線板の専業メーカー。昨年11月に通期業績予想を上方修正しており、カーエレクトロニクスなどの受注状況が堅調に推移。電気自動車に限らず、自動車自体の高性能化に伴って多層基板などの需要増加が見込まれる。コロナ前よりも利益が大きく伸びている一方、株価は2017年の高値920円を大きく下回る水準。前述の上方修正を好感して上昇したが、その後の地合い悪化もあって昨年12月終盤には上昇分をすべて吐き出した。一方、今年に入ってからは買い戻しが続いており、足元では75日移動平均線上が定着。株価上昇によって出来高が増えてくる可能性もあり、一目均衡表の雲上も定着できれば上昇が加速するとみる。ターゲットは760円、ロスカットは499円

出所:DZHフィナンシャルリサーチが作成

  • 注目銘柄採用基準・・・2/3現在、時価総額5,000億円未満、PERが35.0倍以下、PBRが7.0倍以下、株価が75日移動平均線を上回っている中から、業績面や成長性、話題性など総合的に考慮した上でピックアップした。
  • 「目標株価(円)」・・・一目均衡表分析の値幅観測やフィボナッチ、株価の過去の節目などを基準に総合判断。
  • 「ロスカット株価(円)」・・・一目均衡表や移動平均線、株価の過去の節目などを用い総合判断。
  • ※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。
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