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2024-05-12 12:47:24

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週刊日本株式アウトルック

日経平均など指数に目先の高値警戒、決算内容に反応する個別物色が主体か

2022/7/22
提供:DZHフィナンシャルリサーチ 日本株情報部 東野幸利

来週の株式見通し(2022/7/25〜7/29)

来週(2022/7/25〜7/29)の日経平均株価の予想レンジは27,100円〜28,000円。東京株式市場は7月最終週を迎える。指数にやや高値警戒感が強く、7/26-27に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え様子見姿勢が強まりやすい。円安を材料にした先物買いもいったん沈静化しそうだ。週後半からは決算発表の数が増加することもあり、お決まりの決算プレーが主体の相場展開が予想される。
FOMCでの利上げ幅は0.75%の可能性が高まっていることで、日米ともに短期的には材料出尽くしによる指数反落の公算が大きい。決算発表銘柄への物色は旺盛だが、全体的には売買代金の減少も予想され、半導体関連を中心とした電気機器・精密・機械といったハイテク業種がけん引する相場展開は一服か。米国でもアルファベット、マイクロソフト、アップルなど超主力級の決算発表も予定されており、内容次第では米主要指数の下落警戒につながりやすく、戻り待ちの売りが上値に控える日本株の独歩高は期待しづらい。

国内経済指標の発表では、7月都区部消費者物価指数、6月鉱工業生産(7/29)に注目。海外では、独7月Ifo景況感指数、米7月消費者信頼感指数(7/26)、米4-6月期GDP速報値(7/28)、ユーロ圏4-6月期GDP、米6月個人所得・個人消費支出(7/29)などが注目材料となる。

日経平均株価(図表1)は27,000円を上限とした下値固めから上方に抜け出す展開となった。7/20は大きなマド開けを伴う大幅高となり、200日移動平均線(27,599円 7/21)を一気に上抜ける陽線を形成。7/21も連続陽線で200日移動平均線上を保った。一目均衡表では抵抗帯(雲)を上回り、ポジティブな値動きを示現した。
RSI(9日)は78.9%(7/21)と強いモメンタムが続いている。200日移動平均線が依然として下向きの推移が続くが、次は6/9高値28,389円を超えていけるかどうか。一方、6/10や6/13の下げで形成したチャート上のマド埋め一巡後はいったん反落調整を入れる可能性も高い。今年の3月高値時と6月高値時には200日移動平均線前後から上値が重くなり、反転下落を強いられた経緯がある。
ただ、27,000円のフシを超えたことで、短期的にはそこまでの揺り戻しは想定内であり、その先の動きが今後重要になってくる。

図表1:日経平均株価の日足チャート(2021/7/1-2022/7/21)
  • 出所:QUICKよりDZHフィナンシャルリサーチが作成

主要な国内経済指標の発表では、6月全国百貨店売上高(7/25)、日銀金融政策決定会合議事要旨(6/16〜17開催分)(7/26)、6月失業率、6月有効求人倍率、7月都区部消費者物価指数、6月鉱工業生産、6月商業動態統計、6月住宅着工統計、日銀金融政策決定会合の「主な意見」(7/20〜21開催分)(7/29)がある。

国内企業の決算発表では、コーエーテクモ、キヤノンMJ、ナガワ、インソース、トランコム、KOA、キヤノン電、不二家(7/25)、キヤノン、シマノ、オムロン、日東電、カプコン、マキタ、日清粉G、富通ゼネ、トプコン、日新電、コメリ、帝国ホテル、信越ポリ、栄研化、日本エスコン(7/26)、信越化、ファナック、JR東海、エムスリー、東ガス、JPX、中部電、日立金、小糸製、サイバエージ、三菱自、スクリン、JCRファーマ、きんでん、カゴメ、航空電、九電工、MARUWA、アマノ、太陽HD、SHOEI、トクヤマ、Vコマース、メタウォーター、マクセル、トーエネク、岡三、太平洋(7/27)、キーエンス、OLC、武田、村田製、三菱電、パナソニックH、ルネサス、NRI、三住トラスト、NEC、アドバンテ、積水化、富士電機、ヒューリック、日立物、日立建、野村不HD、アコム、静岡銀、東映アニメ、日野自、ゼオン、邦ガス、ベネ・ワン、NESIC、ISID、PALTAC、コニカミノルタ、相鉄HD、デクセリアルス、松井証、アンリツ、メイテック、システナ、中国銀、信金中金PS、アサヒHD、邦チタニウム、ノジマ、フューチャー、滋賀銀、東海理化、TOKAIHD、インフォコム、マネックスG、山特鋼、シンプレクスH、明電舎、菱鉛筆、横河ブHD、エクセディ、日証金、伊藤忠食、ゴールドクレ、大阪製鉄、フジッコ、コネクシオ、ハマキョウ、ゼンリン、カワチ薬品(7/28)、ソニーG、KDDI、第一三共、日立、デンソー、三井住友、JT、みずほ、コマツ、大塚HD、豊田織機、JR東日本、味の素、SGHD、豊通商、ヤクルト、関西電、りそなHD、商船三井、MonotaRO、ローム、大和証G、日本酸素、ZOZO、ミスミG、LIXIL、エプソン、TOTO、SCSK、小田急、ガイシ、清水建、栗田工、日本M&A、新生銀、特殊陶、メディパル、新電工、KADOKAWA、住友ファーマ、九州電、京都銀、Jパワー、スタンレ電、日精工、ALSOK、トヨタ紡織、ナブテスコ、ポーラオルHD、ニフコ、ジェイテクト、中国電、日テレHD、三和HD、洋缶HD、アルプスアル、豊田合、三菱倉、日電硝、アズワン、エフピコ、SMS、山九、八十二、コクヨ(7/29)が予定している。

一方、海外の経済指標の発表やイベントでは、独7月Ifo景況感指数、米2年国債入札(7/25)、FOMC(〜7/27)、米5月S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数、米7月消費者信頼感指数、米6月新築住宅販売(7/26)、パウエルFRB議長会見、米6月耐久財受注、米6月NAR仮契約住宅販売指数(7/27)、米4-6月期GDP速報値(7/28)、ユーロ圏4-6月期GDP、米6月個人所得・個人消費支出(7/29)などがある。

米企業決算では、アルファベット、マイクロソフト、ゼネラルモーターズ、マクドナルド、スリーエム、ゼネラル・エレクトリック、コカコーラ(7/26)、メタ・プラットフォームズ、ボーイング、フォード・モーター、クアルコム(7/27)、アップル、インテル、ファイザー、メルク、アマゾン・ドットコム(7/28)、エクソン・モービル、P&G(7/29)などが発表を予定している。

来週の注目銘柄!(7/25〜7/29)

銘柄
コード

銘柄名

目標株価(円)

ロスカット
株価(円)

注目ポイント

3681

1,700

1,100

ウェブ会議関連のサービスを展開している。足元では新型コロナウイルスの感染被害が拡大しており、芸能人やアスリートなどが感染したとのニュースが続出している。経済活動正常化に伴い通常出勤の体制に戻した多くの企業でも、リモートワークに戻す動きが出てくると思われる。同社への需要の増加が見込まれる。株価は2月に720円まで下げた後、戻り基調に入っている。4月から6月にかけては節目の1,000円を挟んだ一進一退が続いていたが、6月後半以降はもみ合い上放れの動きが観測される。6/15は実体の長い陽線を形成しており、週足では52週移動平均線を意識した展開が続く。週足では珍しく2021年8月にマドを形成しており、マドを埋め戻すとなると2,100円付近までの伸びしろがある。ターゲットは1,700円、ロスカットは1,100円

3914

6,490

5,020

主力はサーバーなどの自動監視システムだが、IoTエンジンも手がける。5月に発表した1Q(1-3月)の営業利益は6割の増益と好調。先行投資が過去最高となっても、順調なサブスク収入の積み上がりなどにより費用を大きくカバーしている。新サービスの商用化や事業投資など不確定要素が多いために今期見通しは非開示としているが、2Qの着地によっては通期でも大幅な増益が期待できる。高バリュエーション株の見直し機運が高まりつつある中、この6月後半から下落してきたところで7/19に十字足を形成。7/20は十字足から陽線が続く格好となった。今年、2度値固めをした水準でもあり、まずは自律反発に期待したいところだ。ターゲットは6,490円、ロスカットは5,020円

3915

2,100

1,350

セールスフォースやAWS(アマゾンウェブサービス)のクラウドシステム導入・開発を展開している。先行投資が続くため今期は大幅な営業減益の見通し。一方、売上高は前期比26%増と過去最高を見込む。7/15に発表した1Qの売上高は前年同月比26%増、営業利益は同14%増と順調。DX業界ではコロナ禍で止まっていた案件などもあり、オンプレミスからクラウドへの気運が一段と高まる期待もある。株価は2020年10/12の高値5,750円を付けてから売り一辺倒となり、2022年5/12の安値1,156円をつけるまでに8割下落した。足元では戻り基調となっているが、2ケタ増収が続くにもかかわらずコロナ前を下回る水準であり、売られすぎの水準に変わりはない。1Q決算発表も通過したことから、見直し買いが強まると予想する。ターゲットは2,100円、ロスカットは1,350円

4937

1,300

740

基礎化粧品のファブレスメーカー。4月にはプロテイン「Cobody Slim+」のコミュニケーションディレクターに、俳優の佐藤健氏が就任したことで一時話題になった。6月には湘南美容クリニックのSBCメディカルグループ代表が筆頭株主になると発表。業務提携に向けて協議する予定であり、今後の事業展開に期待感も高まる。最近の株価は、5/26に十字線を示現して上昇トレンドへ転換。6月後半からは三角保ち合いとなり、直近では25日移動平均線が株価に追いついてきた。次第に煮詰まり感が強くなっており、上放れに期待したい局面だ。ターゲットは1,300円、ロスカットは740円

6323

9,600

7,560

半導体向けのウエハーやガラス基盤の搬送装置の製造などを手がける。1Q決算を受けた7/12に株価は急落。営業利益は前年同期比77%増の50億円と大幅増となったものの、上期計画が119億円と高かったこともあって、サプライズに乏しいと受け止められた。ただ、業績に陰りが出ているわけではなく、受注残高は過去最高を更新している。米国でナスダックが持ち直していることで、半導体関連に対する過度な警戒が後退する展開を想定。決算反応が下に振れ過ぎた感のある同社に見直し買いが入ると予想する。昨年の8月や10月も8,000円を割り込んだところで切り返しており、ここで強い反転が見られれば大底を打ったとの見方も強まる公算が大きい。PERは1ケタ台と足元の業績を踏まえれば割安感が強いターゲットは9,600円、ロスカットは7,560円

出所:DZHフィナンシャルリサーチが作成

  • 注目銘柄採用基準・・・7/20現在、東証プライム・グロース銘柄で時価総額が2,000億円未満、PBRが18.0倍以下の中から、特に成長性、話題性に注力し、業績面やテクニカル面など総合的に考慮した上でピックアップした。
  • 「目標株価(円)」・・・一目均衡表分析の値幅観測やフィボナッチ、株価の過去の節目などを基準に総合判断。
  • 「ロスカット株価(円)」・・・一目均衡表や移動平均線、株価の過去の節目などを用い総合判断。
  • ※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。
  • ※NISA口座で上場株式等の配当金を非課税で受け取るためには、配当金の受領方法を「株式数比例配分方式」に事前にご登録いただく必要があります。

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