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2024-05-11 14:33:51

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週刊日本株式アウトルック

米大統領選挙が通過した後はハイテク株主導でリバウンドへ

2020/10/30
提供:DZHフィナンシャルリサーチ 日本株情報部 東野幸利

来週の株式見通し(2020/11/2〜11/6)

来週(2020/11/2〜11/6)の日経平均株価の予想レンジは23,000円-23,700円。世界的にも米大統領選挙(11/3)がメインイベントとなり、11/2の東京株式市場は様子見、祝日明け11/4の取引時間中は神経質な展開が予想される。2016年の大統領選挙時は結果が明らかになるにつれ、株、為替ともに乱高下した。バイデン候補の優位は変わらないとしても、トランプ氏の言動には引き続き警戒が必要だ。米大統領選と同時に米上下両院選挙も実施される。現在は上院では共和党が多数派、下院は民主党が多数派とねじれ状態にあり、両院選挙の結果も当面の米国市場に影響を与えうる。

欧米の新型コロナウイルス感染第2波は深刻さが増している。欧米株が不安定な中、米中の重要経済指標の発表にも注目が集まろう。国内主力企業の決算発表が続くこともあり、個別株、指数ベースともに変動率が高まる一週間となりそうだ。
米国市場では足元の調整局面でダウ平均は9月安値を下回った一方、ハイテク株主体のナスダック指数や米半導体指数は9月安値から依然として高位の水準を保っている。つまり、短期的に反発する場面ではグロース系が相場を主導する公算が大きく、特に国内ではマザーズ指数が1,200ポイント前後の下値固めから反発基調に転じられるかが注目点となる。

海外で注目の経済指標やイベントでは、中国10月製造業PMI、中国10月非製造業PMI(10/31)、中国10月財新製造業PMI、米10月ISM製造業景気指数(11/2)、FOMC(〜11/5)、米10月ADP全米雇用リポート、米10月ISM非製造業指数(11/4)、パウエルFRB議長会見(11/5)、米10月雇用統計(11/6)などがある。

日経平均株価(図表1)は75日移動平均線(23,111円 10/29)付近で下げ渋っている。一目均衡表では横ばいの基準線上を維持しており、特に大きな崩れはない。このところのもみ合い相場の範ちゅうの動きである。
東証1部の値上がり銘柄数を値下がり銘柄数で除した騰落レシオ(25日)は87.5%(10/28)と沈静化に向かっている。RSI(9日)は45.2%(10/29)と50%割れで中途半端な水準ではあるが、8月中旬以降の株価の上げ下げのパターンの中では底値圏を形成した水準である。ここから上向く可能性も高く、株価が早期に25日移動平均線(23,455円 同)上に回復できるかが試される局面だ。

一方、200日移動平均線(21,999円 同)の横ばいが株価の上値を抑える要因になっている。6/9高値を起点にして高値が緩やかに切り上がり、安値が緩やかに切り上がる一見強そうな動きも、高値と安値が収れんする先端部分からは急落することも珍しくなく当面の注意点となる。

TOPIX(東証株価指数)は長期トレンドでみると依然として右肩下がりであり、9月の上昇で長期下降トレンドラインにすでに達している。下降トレンドラインを上回れば上昇への転換サインとなるが、現状10月は上値抵抗となり、押し戻される格好になっている。

当面の上値のフシは、6/9高値から6/15安値までの下げ幅の1.5倍返し24,000円、6/9高値から6/15安値までの下げの倍返し24,841円などに注目。一方、200日線や7/31安値(21,710円)を下回る場合、21,000円の心理的フシまで下落余地は拡大する展開が予想される。

図表1:日経平均株価の日足チャート(2019/12/2-2020/10/29)
  • 出所:BloombergよりDZHフィナンシャルリサーチが作成

主要な国内経済指標の発表では、10月新車販売台数、10月軽自動車販売台数(11/2)、10月マネタリーベース、日銀金融政策決定会合議事要旨(9/16〜9/17開催分)(11/4)、9月家計調査、9月毎月勤労統計調査(11/6)がある。

企業決算では、NTTデータ、オリックス、ヤマハ、CTC、京王、ヒロセ電、日精工、三菱ガス、カルビー、帝人、大和工、ジョイ本田、持田薬、マルハニチロ、フジクラ、東テク(11/2)、ソフトバンク、伊藤忠、SUBARU、サントリーBF、味の素、丸紅、三菱ケミHD、リコー、ファンケル、横河電、ケーズHD、三菱自、東海カ、TKC、寿スピリッツ、スカパーJ、コロプラ、フジミインコ、ゼリア新薬、ヤマシンフィルタ、武蔵精密、三菱総研、タキロンシーアイ、松屋フーズ、Jオイル、IDEC、ミンカブ(11/4)、任天堂、ダイキン、三菱商、テルモ、エーザイ、クボタ、スズキ、シスメックス、三井不、アサヒ、キッコーマン、アコム、ライオン、カカクコム、三浦工、コナミHD、ピジョン、日本新薬、ヤマダHD、アルフレッサHD、SUMCO、王子HD、京阪HD、空港ビル、栗田工、郵船、グリコ、TBSHD、日テレHD、全国保証、日立キャピ、JMDC、昭電工、東建物、福山運、ツムラ、フジHD、住友ゴム、ニコン、エレコム、科研薬、ケーヒン、古河電、ノエビアHD、UTGROUP、神戸鋼、日本紙、日水、キョーリンHD、川崎船、西松建、キッセイ薬、ティーガイア、イリソ電子(11/5)、トヨタ、NTT、ユニチャーム、キリンHD、バンナムHD、ダイフク、旭化成、日本製鉄、日清食HD、住友電、ミネベアミツミ、参天薬、東レ、阪急阪神、スクエニHD、国際帝石、いすゞ、リンナイ、Gウイン、コムシスHD、日ユニシス、セガサミーHD、スシローGHD、日光電、セブン銀行、ベネッセHD、カチタス、アシックス、三菱マ、ダイセル、ミクシィ、日触媒、DMG森精、ナカニシ、日電子、太陽HD、GSユアサ、ニッコンHD、サッポロHD、能美防、パーカライ、デサント、レノバ、ニチハ、ダイヘン、日清オイリオ、渋谷工、長谷川香、ラウンドワン、日曹達、オカムラ(11/6)などが発表を予定している。

一方、海外の経済指標の発表やイベントでは、中国10月製造業PMI、中国10月非製造業PMI(10/31)、中国10月財新製造業PMI、米10月ISM製造業景気指数(11/2)、米大統領選挙、米上下両院選挙、米9月製造業受注(11/3)、FOMC(〜11/5)、米10月ADP全米雇用リポート、9月貿易収支、米10月ISM非製造業指数(11/4)、パウエルFRB議長会見、英国金融政策発表(11/5)、米10月雇用統計(11/6)などがある。

米企業決算では、ロウズ(11/2)、クアルコム(11/4)、ゼネラルモーターズ、AIG(11/5)などが発表を予定している。

来週の注目銘柄(2020/11/2〜11/6)

銘柄
コード

銘柄名

目標株価(円)

ロスカット
株価(円)

注目ポイント

3064

7,300

5,000

工場・工事用間接資材のネット通販。同社の3Q累計(1-9月)の連結営業利益は143.7億円(前年同期比27.1%増)と堅調な伸びを見せた。新型コロナウイルスの影響を主因に主要業種の注文単価は低下したものの、一般個人顧客を含め顧客増、および新型コロナウイルス関連商品の需要が増加したことが寄与。足元では利益確定売りも出てはいるが勢いは限定的で、13・26週移動平均線のサポートと今後の業績拡大期待を背景に今後も堅調な推移を見せると考える。ターゲットは7,300円、ロスカットは5,000円

3837

3,400

2,400

大企業向け大規模システムの開発に強みを持つ。同社は上期(4-9月)の連結営業利益予想を従来の5.7億円から6.7億円(前年同期比7.7%増)に上方修正した。新型コロナウイルスの影響によってテレワーク移行に伴う一時的な生産性低下が懸念されたものの、エネルギー分野を中心に当初予定通りに推移していること、オンライン・ツールの活用による移動コストの削減などが寄与。近年の増収増益というもともとのファンダメンタルズ的好材料のほか、26週移動平均線の下支えも買い安心感となり、今後も買いが向かいやすいとみる。ターゲットは3,400円、ロスカットは2,400円

4967

13,400

9,300

家庭用品製造販売が主軸。同社の3Q累計(1-9月)の連結営業利益は195.2億円(前年同期比1.6%減)とやや減少したものの、通期計画259.0億円に対する進ちょくは75.3%と順調なものとなり、市場は好感する動きを見せている。国内事業で感染予防策としてマスクなどの除菌・衛生関連用品の需要が急増したことが貢献。国内大手証券では目標株価を引き上げており、こうした足元の好材料から今後も強いモメンタムを維持する公算は大きいと考える。ターゲットは13,400円、ロスカットは9,300円

7421

1,900

1,300

100円均一の回転ずし「かっぱ寿司」が柱。同社の今期売上高予想は708億円(前期比5.3%減)、営業利益予想は3.6億円(同66.4%減)と軟調な見通しとなっている。株価も9月以降軟調な値動きが続いているものの、足元では52週移動平均線をサポートに反発しており、悪材料の出尽くし感は強い。今後は値ごろ感から下値拾いの買いが優勢化すると考える。ターゲットは1,900円、ロスカットは1,300円

8771

3,000

2,100

企業の売掛債権保証で成長。同社の1Q(4-6月)の連結売上高は16.9億円(前年同期比17.6%増)、営業利益は7.3億円(同18.7%増)と堅調に伸びた。新型コロナウイルスの影響に伴う国内での信用リスクの上昇を受け、新規顧客の保証料率を引き上げたことが寄与。逆境下での増収増益を確認できたことで買い安心感があるほか、7月からの株価下落に一服感が見受けられることから、今が買い場と考える。ターゲットは3,000円、ロスカットは2,100円

出所:DZHフィナンシャルリサーチが作成

  • 注目銘柄採用基準・・・東証1部上場銘柄で10/29現在、時価総額が1,000億円以上、PBRが1.0倍以上、株価が10日・200日移
  •              動平均線を上回っている銘柄の中から、業績面、話題性、成長性などを総合的に考慮してピックアップした。
  • 「目標株価(円)」・・・一目均衡表分析の値幅観測やフィボナッチ、株価の過去の節目などを基準に総合判断。
  • 「ロスカット株価(円)」・・・一目均衡表や移動平均線、株価の過去の節目などを用い総合判断。
  • ※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。
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