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2019-10-23 22:01:16

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週刊日本株式アウトルック

反発後は方向感に乏しく、個別物色に焦点か

2019/7/19
提供:DZHフィナンシャルリサーチ 日本株情報部 東野幸利

来週の株式見通し(2019/7/22〜7/26)

来週(2019/7/22〜7/26)の日経平均株価の予想レンジは20,900円-21,500円。米国株の高値警戒感を背景に買い手控えムードが強く、売りに押される展開が予想される。
主力企業の4-6月期(主に第1四半期)決算発表を迎え、決算銘柄への売買が活発化する可能性が高い。期初の4-6月期の段階で通期見通しへの期待が高まることは少ないが、足元のボトム感が示唆されるような内容だと、連想的に関連銘柄に買い戻しが入る展開が予想される。
ただ、今週報じられた業績関連報道には下方修正が多く、特に米中貿易摩擦の影響を受ける景気敏感株に対する業績懸念は根強い。米国株高にもかかわらず日経平均株価の調整色が強まる中、下落により需給が悪化した銘柄には悪材料出尽くしでも下支え効果しか望めそうにない。直近発表された日銀短観で大企業製造業の今期想定為替レートが109円35銭と、足元の実勢レートから約1円程度円安水準であるほか、米中貿易戦争の激化再開や日米通商協議の不透明感もあり、よほど円安に振れない限りは買い方優勢への地合い変化とはならないだろう。

一方、全体的な需給は悪くない。海外投資家の売りが一巡したほか、裁定取引に伴う現物株の買い残が4203億円と低水準で解消売りが下げを加速させる要因にはなりづらい。また、空売り比率が51.1%(7/18)に上昇した(図表1)。50%超えは3/8以来となり、当時は早々に反転上昇につながった経緯がある。
米長期金利(米10年債利回り)は利下げを織り込み、緩やかに上昇し始めている公算が大きく、ダウ平均が下げても円高には大きく動かないといった地合いが21,000円割れからの押し目買い要因になりそうだ。

図表1:空売り比率の推移(2018/7/2-2019/7/18)
  • 出所:BloombergよりDZHフィナンシャルリサーチが作成

日経平均株価(図表2)は200日移動平均線(21,566円 7/18)に続いて、上昇基調にある25日移動平均線(21,402円 7/18)までも下回る展開となっている。7/2には21,784円まで上昇したが、5/8の大幅安で形成したマド(21,875円)を埋め切れてない。マド埋めを前に戻り一巡、反転調整のパターンである。
200日移動平均線を挟んだもみ合いから中期・短期の移動平均線が次第に収れんし、下に放れる展開となった。25日移動平均線が上昇を維持している間はよいが、下落に転じる日柄になってくると下落圧力がさらに強くなっていく可能性があり注意しておきたい。

長期のトレンドを判断する200日移動平均線は下落が続いている。ここから200日前の株価水準(応当日株価)が、昨年10月の24,000円付近の高値まで1,000円程度一気に上昇する。すなわち、当面は200日移動平均線の下落基調が続き、株価は同線よりも下方で調整が続く展開が想定される。現在の株価が200日前の株価よりも高くなるまでは、200日移動平均線は米主要指数のように上向きに変化しない。日経平均株価が米主要指数の上昇についていけない1つの理由が長期線の傾きの違いである。

月足の一目均衡表でみると、6月は基準線の上昇が戻る力を与えてくれたが、7月の基準線は横ばい。その代わりに、7月は転換線が下げに転じている(21,698→20,823円)。過去もそうだったように、転換線の下げが上値を抑え、下落圧力が強まりやすい。
昨年10月高値(24,448円)〜直近安値(19,117円)までの下落幅5,330円が、昨年1月高値(24,129円)〜3月安値(20,347円)までの下落幅3,782円を上回ってしまったため、バランスを崩す格好になった。ただ、2015年6月高値から2016年6月安値までの下落幅6,088円(アベノミクス相場の中で最も大きな調整)を上回って下げていない。つまり、バランスを崩したことで当面のもみ合い期間が長くなる可能性は高まったが、2016年安値を通る右肩上がりの長期のトレンドライン上での上昇基調は現状では崩れてない。

図表2:日経平均株価の日足チャート(2018/1/4-2019/7/18)
  • 出所:BloombergよりDZHフィナンシャルリサーチが作成

主要な国内経済指標の発表は、6月企業サービス価格指数(7/25)、7月都区部消費者物価指数(7/26)がある。

企業決算では、OBC、ADワークス、オービック、ナガワ、コーエーテクモ(7/22)、東製鉄、FDK、信越ポリ、キヤノンMJ、両毛シス、タツタ線、総メディHD、ビオフェル、KOA(7/23)、ジャフコ、帝国ホテル、日本電技、カワチ薬品、信越化、栄研化、サイバエージ、高純度化、日電産、航空電、アドバンテ、FTEC、日車輌、太平洋、キヤノン電、キヤノン、未来工業、日立ハイテク、富通ゼネ、三菱自、日新電、蝶理(7/24)、カイノス、リコーリース、ムスリー、養命酒、東エレデバ、篠崎屋、イーブック、エイトレッド、伊勢化、日立化成、NRI、日精線、アサヒHD、岡部、東洋機械、鉱研工業、日立建、富士電機、オムロン、メルコ、新電工、オーゼックス、ネットワン、菱鉛筆、だいこう、KABU.COM、空港施設、ゴールドクレ、神奈交、メタウォーター、愛光電、ジェコス、日清粉G、システナ、レッグス、ダイトーケミ、中外薬、JCRファーマ、ソフトバンテク、ディスコ、日産自、小糸製、アイカ工、富士通(7/25)、マネックスG、エスリード、エックスネット、芙蓉リース、サカイ引越、MonotaRO、システムリサーチ、Aiming、東映アニメ、大特鋼、日立金、邦チタニウム、アイチコーポ、アマノ、マックス、山洋電、GMOFHD、ショーワ、幸楽苑HD、前田工繊、SHOEI、東エレク、PALTAC、静岡銀、アサックス、日テレHD、沖縄セルラー、NTTドコモ、関西電、三菱総研、キーエンス、日東電、椿本興、ミスミG、Vコマース、椿本チ(7/26)などが発表を予定している。

一方、海外の経済指標は、中国版ナスダックとなる新興ハイテク企業向け株式市場「科創版」の取引開始、米6月シカゴ連銀活動指数(7/22)、英国保守党党首選の決選投票結果を公表予定、米5月FHFA住宅価格指数、米6月中古住宅販売(7/23)、米6月新築住宅販売(7/24)、ECB定例理事会、独7月Ifo景況感指数、米6月耐久財受注(7/25)、米4-6月期GDP速報値(7/26)などがある。

米企業決算では、ハリバートン(7/22)、ユナイテッド・テクノロジーズ、トラベラーズ、アメリカン・エレクトリック・パワー、バイオジェン・アイデック、コカ・コーラ、ロッキード・マーティンビザ、テキサス・インスツルメンツ(7/23)、AT&T、ボーイング、ザイリンクス、フォード・モーター、フェイスブック、キャタピラー(7/24)、3M、コムキャスト、ニューモント・マイニング、アマゾン・ドットコム、イーストマン・ケミカル、スターバックス、アルファベット、インテル、ジュニパーネットワークス(7/25)、ツィッター、マクドナルド(7/26)などが発表を予定している。


新規上場では、7/24に広告物や生活資材・製品などの印刷を手掛けるビーアンドピー(7804)がマザーズに上場する。顧客からの受注に基づき、業務用の大判インクジェットプリンター(IJP)を使用し、プリント・加工・納品までを一貫して行うインクジェット出力サービスをを展開している。参入障壁は低く差別化もしづらい。今期の業績も営業減益と振るわない。一方、閑散期の上場になることで、短期資金は集まりやすい面も。社名も出版不況の影響を受ける一般的な印刷業とも異なることから、ある程度は買い進まれるか。

来週の注目銘柄(2019/7/22〜7/26)

銘柄
コード

銘柄名

目標株価(円)

ロスカット
株価(円)

注目ポイント

1887

730

510

重機土工事得意。同社は2020年5月期通期の連結営業利益予想を98億円(前期比32.8%減)とした。市場の需要構造の変化に備えて同社グループがこれまで取り組んできた諸施策をより加速するとしている。減益見通しなものの、併せて発表した前2019年5月期の期末配当の増額が好感され、市場では買いが向かっている。株価は500円をサポートに7月以降反発の動きを見せており、トレンドシフトも期待される。ファンダメンタルズ、テクニカル両面から資金を呼び込むと考える。ターゲットは730円、ロスカットは510円

3405

1,680

1,160

高機能樹脂ポバール等とそれを加工した各種フィルムが柱。2019年12月期1Q(1-3月)の連結営業利益は146億円(前年同期比34.5%減)と大幅な減益で大きく売られたものの、株価は1,150円付近で底を打ったとみられ、それ以降はしっかりの展開となっている。バリュエーション面では今期予想PERが11倍と割高感はなく、下値を拾う買いが継続するとみる。13週移動平均線を上抜けた後は、モメンタムの魅力からより勢いづく公算が大きいとみる。ターゲットは1,680円、ロスカットは1,160円

3591

3,730

2,590

婦人下着首位。今期は業績の回復を見込んでいる。同社の2020年3月期の連結営業利益予想(米国基準)は110億円(前期比2.2倍)と、市場予想並みの増益を想定。加えて同社は上限190万株・50億円の自己株取得枠を設定しており、こちらも株価を下支えする要因となる。株価には安定感がある。5月中旬以降、海外リスク要因への警戒が強まる中、内需ディフェンシブとしての特性が評価されて買いが継続。13・26週移動平均線も上抜けており、トレンドフォローの資金流入が想定される。ターゲットは3,730円、ロスカットは2,590円

4631

3,770

2,600

インキ世界首位。2019年12月期1Q(1-3月)の連結営業利益は80.9億円(前年同期比26.7%減)と軟調となったものの、売りは一服し、6月以降は安心感のある推移を見せている。減益の要因として挙げられた原材料価格の高騰に対しては、同社はポリスチレン製品、スチレン系製品の価格を7月分納入より引き上げるなどして、収益性の維持を図っている。株価は目先では、13週移動平均線の上抜けが期待されている。同線上抜けを達成すれば、5月の急落分を回復する展開を見せる公算が大きいと考える。ターゲットは3,770円、ロスカットは2,600円

7593

560

390

日産、ホンダの自動車ディーラー。同社は従来、業績拡大は主にM&Aを軸に進めてきたが、近年は控え目となっている。市場では、日産自動車・ホンダを中心に国内営業部門のトップが頻繁に交代し、特に日産はゴーン元会長の逮捕などで経営陣に混乱が広がったことが主因であるとの見方もある。半面、今後はM&A案件が再び増加する可能性は高く、成長機会が再度拡大することに対する期待もある。今期予想PERは現在10倍を若干上回る水準であり、成長期待は織り込まれていない。今後は、M&A再開に伴う業績拡大期待から、買いが継続して向かうとみる。ターゲットは560円、ロスカットは390円

出所:DZHフィナンシャルリサーチが作成

  • 注目銘柄採用基準・・・東証1部上場銘柄で時価総額が7/18現在で5,000億円以下、PERが20.0倍以下、PBRが1.5倍以下、配当利回りが2.5%以上の中から、テクニカル面や業績面、話題性、材料性などを総合的に考慮してピックアップした。
  • 「目標株価(円)」・・・一目均衡表分析の値幅観測やフィボナッチ、株価の過去の節目などを基準に総合判断。
  • 「ロスカット株価(円)」・・・一目均衡表や移動平均線、株価の過去の節目などを用い総合判断。
  • ※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。
  • ※NISA口座で上場株式等の配当金を非課税で受け取るためには、配当金の受領方法を「株式数比例配分方式」に事前にご登録いただく必要があります。

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  • 本レポートは、株式会社DZHフィナンシャルリサーチ(以下、「DZH」と称します)により作成されたものです。本レポートは、DZHが信頼できると判断した各種データ、公開情報に基づいて作成しておりますが、DZHはその正確性、完全性を保証するものではありません。ここに示したすべての内容は、DZHで入手しえた資料に基づく現時点での判断を示しているに過ぎません。DZHは、本レポート中の情報を合理的な範囲で更新するようにしておりますが、法令上の理由などにより、これができない場合があります。
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