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2018-10-22 23:34:18

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週刊日本株式アウトルック

ハイテク株が指数を支える週か、米ナスダックの上昇がポイント

2018/8/10
提供:DZHフィナンシャルリサーチ 日本株情報部 東野幸利

来週の株式見通し(2018/8/13〜8/17)

来週(2018/8/13〜8/17)の日経平均株価の予想レンジは22,200円-22,600円。9月後半まではFOMC(連邦公開市場委員会)や日銀金融政策決定会合がない上、国内企業の4-6月期の決算発表がピークを過ぎ手掛かり材料不足が続く。日経平均ベースの今期の予想利益が前回の決算からほぼ横ばいにとどまっており、割安を理由とする海外投資家からの資金流入は見込めない。また、日米通商協議を通じた米国からの市場開放圧力に対する警戒も根強く、トヨタ自動車株が8日連続で陰線となるなど、主力大型株が指数をけん引する局面ではなさそう。ただ、個別で業績が評価されれば内需・外需に関係なく買われる展開が続きそうなことや、来週はアナリストの決算結果に対する投資判断の変化などは材料になりそうだ。

物色はハイテク株に注目したい。米国市場ではハイテク株主体のナスダックが史上最高値更新まであとわずかに迫っている。今週は日経平均への寄与度が大きいソフトバンクGが業績評価で買われ、直近高値を更新した。米ハイテク株の上昇に刺激され、同じく寄与度が大きい値がさ株が上昇すれば指数を下支えする。来週は小売売上高やNY連銀製造業景気指数など米国の主要な経済指標も比較的多く、米長期金利の上昇によってはメガバンク株も物色の対象になるだろう。

一方、下落相場からここにきて下げ渋っているのが東証マザーズ指数である。7月に1,000P割れで反発し、7/16にいったん戻り高値(1067.42P)を付けた。今週は2番底を試すような動きとなったが、8/7安値(1,002.9P)で下げ渋っている。このまま、戻り高値を更新すれば短期底入れとなる。マザーズでも値ごろ感のある成長期待株の下値を買う動きや、8月の新規上場があと1社のみであることから、直近上場した銘柄がにぎわう可能性もある。

日経平均のお盆(8/13-16)を含む週の騰落と、8月のローソク足の陰線(勝敗)には面白い関係がある(図表1)。2000年〜2017年までの18年間、お盆の週に上昇すると8月は陽線(始値よりも終値が高い)になる、逆にお盆の週に下落すると陰線(始値よりも終値が低い)になる傾向がある。アベノミクス相場に勢いがあった2013年と2014年、2016年は番狂わせとなったが、直近では2012年や昨年が一致した。特に、2000年〜2012年までは13年間続いた経緯がある。

図表1:お盆週の騰落と8月の陰陽(2000年-2017年)
  • 出所:BloombergよりDZHフィナンシャルリサーチが作成

図表2は、日経平均株価、ナスダック、上海総合指数の推移である。4月以降は次第にかい離していく様子が確認できる。5月後半まではおおむね方向は一致していたが、それ以降でも上昇を続けているナスダック、対称的に上海株は今週も安値を更新するなど、下落基調が続いている。
一方、日経平均は全体ではほぼ横ばいだが、5月の戻り高値以降は上海株の下げに強く影響され、安値を更新する場面があった。ただ、7月以降は上海株よりナスダックにより連動性を強めている。特に最近の上海株の下落局面では動じることなく、底堅く反応した。つまり、ナスダックの史上最高値更新といった強気材料待ちの局面にあるといえ、例えば、5月以降の上値の壁である23,000円を超えるポイントになる公算が大きい。

ナスダックの高値更新の条件は、指数を構成する時価総額の大きい主力テクノロジー株の動きであろう。構成銘柄で筆頭のアップルは好決算で上昇が続き、時価総額が1兆ドルを超える規模になった。一方、フェイスブックは決算が嫌気され高値から一時20%以上下落し、指数の足を引っ張っている。
ただ、アップルに次いで時価総額の大きい、アマゾン・ドット・コムが8/9に高値を更新。最近持ち直しているアルファベットやマイクロソフトなどが続けば、ナスダックの高値更新、その後の上昇の原動力となる。

図表2:米中日の主要株価指数の推移(日足、2018/4/2-8/8)
  • 出所:BloombergよりDZHフィナンシャルリサーチが作成

日経平均株価(図表3)は75日移動平均線(22,483円 8/9)を下値で意識する展開となっている。25日移動平均線(22,454円 同)が上昇を続けるなど、短期指標の好転は続いている。依然として、7/18高値(22,949円)までの直前の上昇幅に対する半値押し(22,205円)以内の微調整にとどまっており、23,000円を超える直前の強さは維持している。
一目均衡表上では基準線(22,206円 同)や転換線(22,576円 同)はともに横ばい。基準線は8/13から上昇しやすいタイミングに入ってくる。ボリンジャーバンド(20日)では、+2シグマ〜−2シグマまでのバンド幅の縮小が続いており、昨年16連騰した上昇相場の直前よりも狭くなっている。エネルギーが蓄積されており、そろそろ上か下かに強い動きが生じても不思議ではない。

短期的な上値メドは、7/18高値22,949円〜5/21高値23,050円、1/29安値23,580円などが重要である。下値メドとしては、25日移動平均線、100日移動平均線(22,247円 同)、5/30安値21,931円、7/11安値21,744円などがある。

図表3:日経平均株価の日足チャート(2017/12/1-2018/8/9)
  • 出所:BloombergよりDZHフィナンシャルリサーチが作成

主要な国内経済指標の発表は、7月訪日外客数、7月首都圏マンション販売(8/15)、7月貿易統計(8/16)がある。

企業決算では、ヨコレイ、東京綱、UKCHD、ハウスドゥ、オプティム、クラウドワクス、アミューズ、サイボウズ、アドベンチャ、ワタミ、Vテクノロジー、大分銀、レーサム、トリドールHD、ジャストシステ、ウェルビー(8/13)、出光興産、チェンジ、光通信、フジオフード、ソリトン、オープンハウス、沢井製薬、フェローテック、プレミアG、サイバダイン、リニカル、イオレ、REMIX、LITALICO、ラオックス、ジーエヌアイ、アエリア、フィスコ、スカラ、HANATOUR、PCDEPOT(8/14)、総医研、あいHD、北川精機、環境管理(8/17)などが発表を予定している。

一方、海外の経済指標の発表では、中国7月鉱工業生産、中国7月小売売上高、中国7月固定資産投資、独8月ZEW景況感指数、米7月輸出入物価(8/14)、米7月小売売上高、米8月NY連銀製造業景気指数、米7月鉱工業生産、米7月設備稼働率、米6月企業在庫、米8月NAHB住宅市場指数(8/15)、米7月住宅着工件数、米7月建設許可件数、米8月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数(8/16)、米7月景気先行指数(8/17)などが注目される。

米企業決算では、ホーム・デポ、アジレント・テクノロジー(8/14)、メイシーズ、シスコシステムズ、ネットアップ(8/15)、ウォルマート、アプライド・マテリアルズ、NVIDIA、ノードストローム(8/16) (8/17)などが予定している。

来週の注目銘柄(2018/8/13〜8/17)

銘柄
コード

銘柄名

目標株価(円)

ロスカット
株価(円)

注目ポイント

3627

819円

607円

2019年2月期の第1四半期の営業利益は1.1億円(前年同期比3.0倍)と好調なスタートとなった。ソリューション事業においては、通信キャリアなどのデジタル事業者のネットサービス化を引き続き深耕するとともに、FinTech分野における事業の拡大に、積極的に取り組むという。また、コンテンツ事業では、キッズビジネスの拡大に重点を置いている。5月末には「クレヨンしんちゃん お手伝い大作戦」の英語版・中国語版をリリース、今後の収益貢献に期待したい。株価は高値圏でもみ合い。2013年高値(2,344円)からの長い調整局面にあるが、2016年高値(800円)を超えると調整がようやく一巡する可能性が高い。足元のもみ合いが上放れれば高値超えの可能性が高まる。ターゲットは819円、ロスカットは607円

3996

3,850円

2,300円

金融機関や公共機関向けのシステム開発を手がける。AI(人工知能)を搭載した小型無人レジ「ワンダーレジ」に対する期待が高い。昨年11月にマザーズ市場に新規上場し、注目度の高さから騰勢を強めたが、今年に入ってからは売りに押される展開が続いていた。ただ、6月に2,116円の安値をつけ、ほぼ初値の水準(1:4の分割考慮後)まで下げたことから売りが一巡。7月に二番底を形成し、値を戻している。「ワンダーレジ」に関してはさまざまなメディアでも取り上げられているが、6/27には大手企業の社内弁当販売向けに実利用を開始したことを発表しており、このリリースが株価反転のきっかけにもなった。マザーズ指数がやや下げ止まりの兆しが出てきている点も見逃せない。一目均衡表では三役好転が続いている。ターゲットは3,850円、ロスカットは2,300円

6383

6,520円

4,600円

保管・搬送システム世界首位級。立体自動倉庫に強い。自動車、液晶、半導体向けに事業を展開している。同社は8/8、2019年3月期の通期の連結営業利益予想を従来の460億円から480億円(前期比31.6%増)に引き上げた。生産量がかつてない高水準になるが、国内外生産設備などの増強、グループ会社の連携などにより、十分な供給能力を確保するとしている。 第1四半期は85.1億円(前年同期比27.7%増)で着地。単体の増収と原価改善などによる収益力向上に加え、半導体・液晶パネル関連向けを手掛ける東アジアの現地法人の好業績もあり、大幅増益となった。株価は7月安値(4,460円)で底入れ期待が強い。7月は月足では十字足を形成しており、トレンドが上昇に変化するサインと判断できそう。8月に陽線を形成できれば、9月も期待できる。ターゲットは6,520円、ロスカットは4,600円

6645

5,770円

4,810円

同社は7/26、2019年3月期の第1四半期決算を発表。主力のIAB(制御機器事業)やHCB(ヘルスケア事業)における増収が全社の売上高の増加をけん引し、第1四半期の売上高としては過去最高となった。営業利益は196億円(前年同期比14%減)となったが、将来に向けた営業人材の強化や開発投資などを戦略的に増加させたためであり、過度に悲観する必要はないと考える。株価は8/7安値(4915円)から強い陽線で切り返し。7月安値(4,845円)を割り込まずに反発に転じている。7/19に付けた戻り高値(5,210円)を超えれば、上昇に弾みがつく公算が大きい。ターゲットは5,770円、ロスカットは4,810円

8020

2,060円

1,520円

8/3に発表した2019年3月期の第1四半期の営業利益は68.5億円(前年同期比22%増)と好調な着地となった。航空・宇宙事業が航空機部品取引を中心に順調に推移したことにより、車両・航空セグメントが増益となった。その他を除く全セグメントで増益となっており、好調な業績は今後も続くと期待する。株価は好決算に対し素直に買いで反応。7/6安値(1,473円)を起点とした短期上昇トレンドが強化された公算が大きい。大きなフシである2005年高値(1,495円)はすでに超えており、年初来高値(1,795円)を上回ると上値余地は広がる。ターゲットは2,060円、ロスカットは1,520円

出所:DZHフィナンシャルリサーチが作成

  • 注目銘柄採用基準・・・東証上場銘柄で8/8現在、時価総額が1兆円程度以下、PBRが3.5倍以下(マザーズ銘柄除く)、今期増収予想(日経予想)、株価が25日移動平均線を上回り、25日移動平均線が上昇基調にある中から、話題性などを総合的に考慮してピックアップした。
  • 「目標株価(円)」・・・一目均衡表分析の値幅観測やフィボナッチ、株価の過去の節目などを基準に総合判断。
  • 「ロスカット株価(円)」・・・一目均衡表や移動平均線、株価の過去の節目などを用い総合判断。
  • ※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。
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