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2019-06-17 23:53:26

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週刊日本株式アウトルック

イベント絶えず前半は様子見姿勢か 日経平均は直近高値更新がカギ

2018/6/8
提供:DZHフィナンシャルリサーチ 日本株情報部 東野幸利

来週の株式見通し(2018/6/11〜6/15)

来週(2018/6/11〜6/15)の日経平均株価の予想レンジは22,500円-23,000円。 来週は海外でイベントがたくさん控えている。6/12開催の米朝首脳会談は市場の変動要因になるかは不明だが、報道のされ方次第では株・為替市場ともに敏感に反応する場面はありそうだ。

一方、週後半は日米欧の金融政策イベントに焦点が移る。6/12-13に開催されるFOMC(米連邦公開市場委員会)では利上げは確実視されておりインパクトに乏しい。だが、今回はパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見が日本時間で6/14早朝(午前3時半)に予定されており、議長発言を受けて利上げ見通しが多少なりとも修正されれば波乱要因となる。

次の材料は、6/14のECB(欧州中央銀行)理事会となる。ユーロ圏の景気鈍化やイタリアでのポピュリズム(大衆迎合主義)の台頭でユーロが一時大幅に売られる場面があったが、ECBが市場の予想よりも早めに量的金融緩和の終了に向けて動き出しそうなことで、足元はユーロ買いが優勢となっている。ECB高官のタカ派発言が続き、ドイツの10年債利回りも上昇。南欧の政局はいったん落ち着きをみせつつある。ECB理事会を通じて欧州金利の先高感が強まるか、それとも再びユーロ軟化のきっかけとなるかが注目される。
週末は日銀金融政策決定会合があるが、ECB理事会までのイベントで短期筋の動きが一巡する可能性が高く、あえて材料視する向きは限定的だろう。

6月メジャーSQの後だけに、各イベントに対する反応が強ければ一方向に先物などのポジションを積み増す動きが予想される。逆に、週初からイベントの多さが手控え・警戒要因となり、ECB理事会の結果が判明する6/14までは様子見姿勢が強まる可能性もあるだろう。

物色面では、円安を材料に外需株でも出遅れ感の強いツガミ、ファナック、コマツなど広義の機械株全般に注目したい。また、時価総額上位の任天堂株が調整色を強める一方、他の大型株の一角が上昇を強めるなど逆相関を強めており、内需ではNTTドコモなど通信株に注目だろう。

国内の経済指標やイベントでは、4月機械受注(6/11)、4-6月期法人企業景気予測調査(6/12)、日銀金融政策決定会合(〜6/15)(6/14)、黒田日銀総裁会見(6/15)が材料になりやすい。  
一方、海外の経済指標やイベントでは、米朝首脳会談(10:00 シンガポール)、独6月ZEW景況感指数、米FOMC(〜6/13)、米5月消費者物価指数(6/12)、パウエルFRB議長会見(6/13)、中国5月鉱工業生産、中国5月小売売上高、ECB理事会、米5月小売売上高(6/14)、米6月NY連銀景気指数(6/15)などが注目される。

日経平均株価(図表1)は75日移動平均線をサポートに足元まで反発基調が続いている。6/5には終値ベースで直近高値(23,002円)からの下げ幅に対する半値戻し(22,510円)を達成。23,000円以上は過去の累積売買代金が比較的少ないことから、直近高値を上回れば年初来高値(24,124円)付近までは上昇が見込まれる。
強気材料としては、(1)3月安値からの上昇過程で2/27の戻り高値(22,389円)を上抜けたこと、(2)75日移動平均線が上抜きに変わってきたこと、(3)米国株式市場でナスダックが再び史上最高値を更新してきたことが挙げられる。

一方、ドル建ての日経平均株価でみた場合、2/27の戻り高値(208.61ドル)を依然として上抜けていない。円建ての日経平均株価の方は、2月から3月にかけて安値を切り下げ、ドル建ての方は3月安値が2月安値を下回らなかった経緯がある。当時は、ドル建ての下値の堅さが3月安値からの相場上昇につながった公算が大きい。
そうだとすると、足元のドル建てがいまだに2月の戻り高値を超えられない現象を、弱気のダイバージェンス(逆行現象)として上値抵抗サインととらえることができる。円建てと同様に2月の戻り高値を超えれば直近高値更新に加え、上昇が勢い付く可能性が高く、ドル建てが2月の戻り高値を超えられずに75日移動平均線を下回ると、円建ての方も影響され、いったん下値をみにいくシナリオが考えられる。

図表1:円建てとドル建ての日経平均株価(2017/10/2-2018/6/6)
  • 出所:BloombergよりDZHフィナンシャルリサーチが作成

来週の主要な国内経済指標の発表やイベントは、4月機械受注、5月マネーストック、5月工作機械受注(6/11)、4-6月期法人企業景気予測調査、5月企業物価指数、4月第3次産業活動指数(6/12)、日銀金融政策決定会合(〜6/15)、5月首都圏新規マンション発売(6/14)、黒田日銀総裁会見、住宅宿泊事業法(民泊新法)施行(6/15)がある。

企業決算では、アスカネット、テンポスHD、サトウ食品、JPNミート、シーズHD、萩原工業、正栄食、トーホー(6/11)、ファーマフーズ、アセンテック、ネオジャパン、SKIYAKI、神島化、ベストワン、トランザス、日本テレホン(6/12)、ヤーマン、神戸物産、カイカ、Hamee、バルニバーヒ、稲葉製作、ウエスコHD、石井表記、アイモバイル、コーセル、クロスフォー (6/13)、丸善CHI、Bガレージ、菊池製作、バロック、エニグモ、ジャストプラ、Mマート、ラクスル、サンバイオ、オハラ、ファーストロジ、鎌倉新書、アルデプロ(6/14)などが発表を予定している。

一方、海外の経済指標の発表やイベントは、米朝首脳会談(10:00 シンガポール)、独6月ZEW景況感指数、米FOMC(〜6/13)、米5月消費者物価指数、米5月財政収支、世界最大規模のゲームイベント「E3」(〜6/14)(6/12)、パウエルFRB議長会見、米5月生産者物価指数(6/13)、中国5月鉱工業生産、中国5月小売売上高、中国5月固定資産投資、ECB理事会、米5月小売売上高、米5月輸出入物価指数、米4月企業在庫・売上高(6/14)、米6月NY連銀景気指数、米5月鉱工業生産、米5月設備稼働率(6/15)などが注目される。

来週の注目銘柄(2018/6/11〜6/15)

銘柄
コード

銘柄名

目標株価(円)

ロスカット
株価(円)

注目ポイント

4743

1,583円

1,160円

独立系システムインテグレーターベンダー。 2018年3月期の通期営業利益は15億円(前の期比21%増)と好調な着地となった。2019年3月期の通期営業利益予想は20億円(前期比30%増)。人手不足を背景としたRPA(Robotic Process Automation)業務自動化ソリューションなど戦略商品の拡大により、好調な業績が続くことが期待される。株価は6/1に年初来高値を更新し、5日移動平均線を上にブレークした。翌日も連日の高値更新となるも、強い陰線を形成しいったん押し戻される展開となっている。5月中旬以降のもみ合いが長引く可能性もあるが、引き続き上振れ期待が強い。ターゲットは1,583円、ロスカットは1,160円

5480

440円

320円

ステンレス専業大手。2018年3月期の通期営業利益は2017年の5/14に発生した熱延工場火災事故が響き、42億円(前の期比4%減)となったが、2019年3月期の通期は84億円(前期比2倍)と大幅な増益予想となっている。国内高機能材の需要は自動車関係などを中心におう盛で、引き続き堅調に推移することが見込まれている。株価は直近高値(398円)からの調整で値ごろ感が強くなってきた。6/6には5日移動平均線と25日移動平均線をダブルで上にブレークするとともに、一目均衡表の基準線、転換線を上回ってきた。長期的にも短期的にも下値を切り上げる波動を続けており、次は上向きの波動が予想される。ターゲットは440円、ロスカットは320円

6240

1,520円

1,100円

建機用のフィルタなどを手がける。建機関連はキャタピラーの決算後の会見で業績ピークが意識され、直近では上値が抑えられていたが、目先は出直り機運が強まる展開が想定される。同社の業績に関しては、2018年3月期の連結営業利益が前期比倍増の19億円で着地。今期計画は23%増の24億円見通しとともに大幅増益である。フィルタに関しては、新車向けだけではなく更新需要も見込まれるため、インフラ需要が高水準で推移する局面では、業績の堅調推移が続くと期待できる。株価は今年1月高値1,579円以降で軟調な動きが続いていたが、いよいよ200日移動平均線に接近。長期的には高値警戒感はあるが、いったん買いのタイミングと判断したい。信用残も売り残と買い残がきっ抗しており、取組妙味株でもある。ターゲットは1,520円、ロスカットは1,100円

8919

5,000円

3,900円

地方圏主体に戸建て・マンション中古再生事業を全国展開。2019年3月期の通期営業利益予想は85億円(前期比15%増)としており、業績拡大は続く見込み。不動産取得税軽減措置の土地部分への適用範囲の拡充やその他の住宅ローン減税や住まい給付金などの国家施策などが業績を後押しする。また、2017年4月にニトリHDと資本業務提携、2018年2月からはニトリ製の家具・インテリア付き中古住宅の提供・販売を開始している。ニトリHDとのさらなる協業の進展にも期待したい。株価は年初来高値を更新中。日足、週足、月足のすべてできれいな上昇トレンドとなっている。今後はさらに騰勢を強め5,000円の大台を目指す動きになると予想する。ターゲットは5,000円、ロスカットは3,900円

9616

6,400円

5,490円

学生寮やホテル、高齢者向け住宅事業などを手がける。主力の学生寮事業が着実に伸長している上に、ホテル事業も旺盛なインバウンド需要などを背景に堅調で、2018年3月期の連結営業利益は前期比11%増の131億円と2ケタ増益を達成した。今期は大規模リニューアルなどによる費用増などを見込みながらも、同7%増の140億円を計画している。学生寮に関しては稼働率が高水準を維持しており、ホテルに関しても引き続き需要好調が予想される中、今後も業績は右肩上がりの推移が見込まれる。株価も右肩上がりのトレンドが続いている。足元は5/28の年初来高値が目前。長期のフシ(2015年高値5,325円)はすでに上抜けており、年初来高値の短期のフシ超えは買い乗せだろう。ターゲットは6,400円、ロスカットは5,490円

出所:DZHフィナンシャルリサーチが作成

  • 注目銘柄採用基準・・・東証1部上場銘柄で6/6現在、時価総額が300億円以上、配当利回りが0.4%以上、今期増収・営業増益予想(日経)、株価が200日移動平均線を上回っている(カチタス除く)銘柄の中から、成長性や話題性などを総合的に考慮してピックアップした。
  • 「目標株価(円)」・・・一目均衡表分析の値幅観測やフィボナッチ、株価の過去の節目などを基準に総合判断。
  • 「ロスカット株価(円)」・・・一目均衡表や移動平均線、株価の過去の節目などを用い総合判断。
  • ※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。
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