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週刊日本株式アウトルック

決算プレイも終盤、売られ過ぎの中国景気敏感株へ買い戻しか

2015/8/7
提供:DZHフィナンシャルリサーチ 日本株情報部 東野幸利

来週の株式見通し(2015/8/10〜8/14)

来週(2015/8/10〜8/14)の東京市場は方向感に乏しい展開が予想される。日経平均株価の予想レンジは20,200円-21,000円。国内では7月景気ウォッチャー調査(8/10)、6月機械受注(8/13)以外に目立った経済指標の発表はなく、業績などを手がかりにまだ個別色が強いだろう。
週末に8月限オプションSQがある。市場参加者がお盆休みで少なくなる時期でもあり、SQに絡めた先物売買によって指数の振れ幅が大きくなる展開なども想定しておきたい。NY原油先物の下落基調が続いていることや、中国では7月の主要経済統計が発表される。上海総合指数は200日移動平均線から戻りが鈍く、統計で景気の減速感が強まれば底割れにつながる可能性が高い。
一方、決算発表シーズンの終盤は円安になる傾向が強い。円安は業績上方修正期待から指数の下支え要因になるが、円安メリットの大きい主力大型株の寄与度が高くなる雰囲気ではなさそう。
むしろ、証券や銀行、不動産や建設に再動意の期待が強まってきたことに加え、相対的に売られすぎ感の強い鉄鋼、機械、非鉄金属、金属製品などのセクターも中国の景気減速懸念の後退で戻り始めることができるかが指数を押し上げるポイントになるだろう。決算プレイも飽きてくるころであり、短期資金のリターンリバーサルの動きが強まる可能性は高い。
ちなみに、7月の業種別指数(33セクター)の月間騰落率では、上位5セクターは、空運(+13.7%)、電気・ガス(+12.2%)、食料品(+8.9%)、陸運(+7.8%)、その他製品(+7.2%)。下位セクターは、鉄鋼(-7.6%)、機械(-6.7%)、電気機器(-5.3%)、非鉄金属(-4.5%)、金属製品(-3.8%)であった。

米国の経済指標では、米7月小売売上高(8/13)に注目だ。先日発表された米雇用コスト指数(イエレンFRB議長が重要視する指標)が伸び悩んだ結果となっただけに、米主要指数は9月利上げをにらみながらも、8月雇用統計までの景気のモメンタムに神経質にならざるをえない。
米アップル株の下落につれて軟調な国内の値がさハイテク株の下げをどうみるか。以前、ご案内した通り、値がさ株から低位株に大きな物色の流れが移っていく現象面でのヒントになっているような気がする。
例えば、電機セクターは村田製作所(6981)や日東電工(6988)、アルプス電気(6770)なども含めた値がさ株に代わり、低位株のパフォーマンスが相対的に高くなっていく可能性が高い。電機セクターに限ったわけではないが、日経平均株価が2万円を超えた今からでも、儲けるコツは意外と単純なのかもしれない。
ちなみに、東証一部の電機セクターで8/5現在、500円以下の銘柄は37銘柄ある。なかでも、過去の長期的な推移から値ごろ感があることに加え、月足の一目均衡表では基準線を上回っている主なものとしては、明電舎(6508)、日本無線(6751)、NEC(6701)、サクサHD(6675)、OKI(6703)、帝国通信工業(6763)などが挙げられる。

図表1は、日経平均株価のお盆前後の動きである。過去の経緯からは、お盆時期(8/13-16)を挟む前半・後半に明確な特徴はない。ただ、リーマン・ショック後の直近6年間(2009〜2014年)だけでみると、後半(8/16-月末営業日)は弱含む傾向が強そうだ。2014年は上昇したが、前半の下落の半分も戻せず強いとは言いがたい。

図表1:日経平均株価のお盆前後の動き(2009年〜2014年)
  • 出所:BloombergよりDZHフィナンシャルリサーチが作成

日経平均株価(図表2)は6/24高値(20,952円)を起点とした短期の上値抵抗線を明確に上抜けば、上昇に弾みが付く展開が予想される。25日移動平均線(20,480円、8/6現在)もやや上昇基調を強める公算が大きい。一目均衡表上では遅行スパンが再び好転。転換線(20,444円、8/6現在)の上昇が強まり、株価を押し上げる要因となるかが注目される。
8/5現在の東証一部の騰落レシオ(25日)は106%。東証の空売り比率も33.6%と30%を依然として上回っている。過熱感がなく需給面での不安も乏しいなか、市場参加者の減少が予想される来週は値動きが大きくなる可能性もあるだろう。
年初来高値(20,952円)更新後の上値メドは21,870円前後。現在のもみ合い相場の中で最も大きく動いた値幅1,837円(6/24高値→7/9安値)を、もみ合い相場の中心(20,033円)から上値に動くと試算した。一方、下値メドは20,500円処や7/28安値(20,070円)となる。

図表2:日経平均株価の短期チャート(日足、2015.1.5-2015.8.6)
  • 出所:BloombergよりDZHフィナンシャルリサーチが作成

来週の主要なイベントや国内経済指標の発表は、7月景気ウォッチャー調査、7月消費者態度指数(8/10)、7月国内企業物価指数、6月第三次産業活動指数、7月14・15日開催の日銀金融政策決定会合議事要旨(8/12)、6月機械受注(8/13)、オプションSQ(8/14)などがある。
決算発表は、日ペインHD、リクルートHD、ホシザキ、第一生命、T&DHD(8/10)、日揮、飯田GHD、電通(8/11)、トレンド、マブチ、近鉄GHD(8/12)などが予定している。

一方、海外のイベントや経済指標では、中国7月貿易収支(8/8)、中国7月消費者物価、中国7月生産者物価(8/9)、独8月ZEW景況感指数(8/11)、中国7月小売売上高、中国7月鉱工業生産、中国7月都市部固定資産投資、米7月財政収支(8/12)、米7月小売売上高(8/13)、独4-6月期GDP、ユーロ圏4-6月期GDP、米7月生産者物価、米7月鉱工業生産・設備稼働率、米8月ミシガン大学消費者信頼感指数(8/14)などが注目材料となる。

新規上場では、8/11にパルマ(3461)がマザーズに上場する。セルフストレージ(レンタル収納スペース・トランクルーム)周辺業務の受託業者。不動産開発業者のディア・ライフの子会社として、グループのアウトソーシングサービス事業を展開している。シーアールイーからの受注で足元の業績が急拡大。吸収金額が少なく、ベンチャーキャピタルもいないことからお盆前最後の案件として人気化か。ただ、けん引役となる新事業のターンキーソリューションは売り切り単発の仕事で、不動産販売業者特有の波の大きさによるものである可能性。親会社よりも高いPERの根拠になるのかは、疑問なところ。業績水準もかなり低く、長期で持つにはリスクが高そうだ。

来週の注目銘柄(2015/8/10〜8/14)

銘柄
コード

銘柄名

目標株価(円)

ロスカット
株価(円)

注目ポイント

2450

3,300円

2,300円

宿泊予約サイトなどの運営を手がける。第1四半期決算は連結営業利益が前年同期比55.7%増の5.4億円と業績が大きく改善。訪日観光客の増加でホテルの稼働率が高まっている点が追い風。ホテル側の価格設定も強気になっているもよう。同社の第1四半期の一室あたりの平均単価も前年同期の24,717円から27,381円へと大きく伸びており、手数料収入が大幅に増加。ネットに特化している分、利益の伸びが大きくなりやすく、夏休みや9月のシルバーウイークに向け業績拡大が期待できる。株価は2006年高値3,833円に向けて順調に下値を切り上げる展開。足元は25日移動平均線を意識してもみ合い相場が続いている。7月高値2,798円ブレークで追随買いを断行したい。割安感はないが、短期的に成長期待が高い銘柄だ。ターゲットは3,300円、ロスカットは2,300円

3046

8,180円

5,400円

「ジンズ」ブランドで眼鏡販売を手がける。7月度の月次売上速報では、既存店売上高が前年同期比15.5%増と2桁の増収を達成、先月の10%増から5.5ポイント改善した。既存店売上高は3月までは苦戦が続いていたが、4月以降、4カ月連続で2桁の増収が続いており、業績改善が著しい。米国の子会社、孫会社を今後連結の範囲に追加する意向を示しており、今後の業績拡大にも期待が持てる。 株価は2013年高値6,020円をクリアし、上値余地が一段と広がった公算が大きい。短期的には過熱感はあるが、5,800円処までの買い下がりでもよさそう。信用買い残と売り残はきっ抗しており、ダラダラ下げる状況ではない。ターゲットは8,180円、ロスカットは5,400円

6675

504円

263円

情報通信システム機器やセキュリティ機器を手がける。クラウド、IoT(モノのインターネット)関連。企業向けに付帯サービスが伸長。法人向け光アクセスサービス「サクサ光」を導入。株価は7月初旬の急騰後に調整入ったが、一目均衡表では横ばいの基準線をサポートに底堅く推移している。基準線が上昇に転じるタイミングに差し掛かり、株価に動意がみられるかに注目したい。割安感はないが信用買い残が減少し、取り組み面にも期待だ。出来高の増加前に仕込んでおきたい注目銘柄である。ターゲット504円、ロスカットは263円

6751

540円

374円

船舶用・防災行政無線などを手がける。車載向け強化に加え、新興国向けに防災システムを売り込む。8/5発表の第1四半期の連結決算は、営業損益が前年同期に比べ赤字幅が縮小。2016年3月期の連結営業利益は従来予想通り70億円の黒字になる見込み。官公庁・自治体向け機器の出荷が年度末に集中するため、第4四半期に売上高、利益ともに比較的大きくなる傾向がある。株価は過去の長期的な推移から値ごろ感強い。月足の一目均衡表では基準線を上回る。日足では直近のもみ合いレンジを上ブレークとなり、4月高値459円が視野に。高値更新後の上値の節目は2003年高値599円となる。ターゲット540円、ロスカット374円

8306

1,000円

849円

設備投資銘柄や半導体銘柄などが急落する一方、内需の大型株には資金が流入している。中国など海外の先行き不透明感から目先は内需銘柄の選好が一段と強まる展開を想定。7/31に発表した第1四半期(4-6月)決算は堅調。特段とサプライズはないが、PBR面では依然割安感があり、改めて選好が強まると考える。株価は6月高値(936.8円)を起点にもみ合いが続く。ただ、短期・中期の移動平均線が収れんしてきており、上放れは近いとみられる。ターゲットは1,000円、ロスカットは849円

出所:DZHフィナンシャルリサーチが作成

  • 注目銘柄採用基準・・・ 東証1部上場銘柄で8/5現在、時価総額が100億円以上、テクニカル面では100日移動平均線を上回っている銘柄の中から、話題性や業績面、信用取組面などを考慮しピックアップした。
  • 「目標株価(円)」・・・一目均衡表分析の値幅観測やフィボナッチ、株価の過去の節目などを基準に総合判断。
  • 「ロスカット株価(円)」・・・一目均衡表や移動平均線、株価の過去の節目などを用い総合判断。
  • ※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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