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週刊日本株式アウトルック

押しを試す日本株、様子見は賢明だが逆張りは禁物

2014/10/3
提供:DZHフィナンシャルリサーチ 日本株情報部 東野 幸利

来週の株式見通し(2014/10/6〜10/10)

来週(2014/10/6〜10/10)の日経平均株価の予想レンジは15,300円-15,900円。週末に10月限のSQを控え、薄商いのなか先物主導で振れ幅が大きくなる展開が予想される。米雇用統計の結果をこなしたあとは国内外ともに特段と注目の経済指標はなく、週前半の日銀金融政策決定会合(〜7日)に注目が集まる。日銀短観や直近発表の弱い経済指標で景況感の不透明感が強まっており、政策決定会合の無策に対して一段とネガティブな反応を示す可能性がある点には注意が必要である。
物色は幕間つなぎ的に比較的高値圏を維持している中小型建設株に向かう可能性が高い。また、決算に反応する小売株の動向が注目される。

配当狙いの買いで上昇した反動が出やすいところに、地政学リスクや欧米での景気減速懸念、国内景気のもたつきなどが利益確定売り圧力を強める要因となっている。ロールオーバーした裁定ポジションの9月末通過による現物株の解消売りなども出やすい。
11月決算のヘッジファンドによる利益確定売りなどが、今後売り圧力に加わる可能性があり注意が必要だ。時期的にはまだ早いが、5月中間決算を前に4月序盤から日本株が大幅に売り込まれたのは記憶に新しい。
一方、国内では景気対策への期待感に加え、ドル円相場は増税後の景気回復の鈍さなどを背景に再び追加金融緩和期待が台頭している。そういった意味では、円安バイアスが一段と強化されており、目先の円高への揺り戻しが一巡したあとは円安が株価を支える要因となりえる。3月本決算企業の中間決算発表を前に、上方修正期待などが今のところは売り手控えになるだろう。

主力株には欧米での景気減速懸念が短期的には重荷だ。円安でも上昇力が鈍かったトヨタ自動車を中心とした輸出関連株の動きは、景気減速をある程度織り込んでいた可能性もある。ただ、そのため反動安も限定的となる公算が大きく、トヨタ自動車の株価で75日移動平均線(6,100円、10/1現在)付近までの調整が値ごろ感のでる目安になるだろう。図表1のように、日経平均株価の12月高アノマリーへの期待を続けるとすれば、10月の緩む場面では買い場になるはずだ。

図表1:日経平均株価の2014年推移と過去10年の月別騰落率(2008年除く)
  • 出所:BloombergよりDZHフィナンシャルリサーチが作成

図表2は、ドル円相場の月足チャートである。9月は円安基調を一段と強めた。短期波動では2013年5月高値103.74円を起点とした右肩上がりの上値抵抗線(現在は下値支持線)を上方にブレークし、10/1には一時110円台に乗せる場面もあった。
足元の水準は、2002年1月高値135.15円を起点とした右肩下がりの長期の上値抵抗線や、2006年5月安値(108.99円)の節目がおおむね重なる水準でもある。11月は抵抗帯の下限が最低値に切り下がるため、転換や加速が生じやすい。つまり、足元の流れからは11月に向けて一段と円安が加速する展開を想定したいところだが、短期的には短期波動の下値支持線をサポートにもみ合いが続く可能性の方が高いとみている。抵抗帯の下限値が切り上がりに転じる12月頃から再び反発基調を強めることができれば、長期の上値抵抗線を突破する確率がより高まるだろう。
短期的な上値の節目は、2013年5月高値から2013年6月安値93.79円までの下落幅9.95円の倍返しの上げとみた113.69円処となる。
一方、長期の上値抵抗線よりも下方の推移が続く以上、円高へのトレンド転換に対する警戒は解いてはいけない。2013年5月高値を起点とした上値抵抗線と2013年6月安値を起点とした下値支持線とで形成される傾斜三角形は、急落直前によくみられる波動パターンである。

図表2:ドル円相場の一目均衡表(月足、1994.9-2014.9.30)
  • 出所:BloombergよりDZHフィナンシャルリサーチが作成

来週(2014/10/6〜10/10)の国内の主要な経済指標の発表やイベントは、日銀金融政策決定会合(〜7日)(10/6)、8月景気動向指数、黒田日銀総裁会見、家電見本市「CEATEC JAPAN」(〜11日)(10/7)、8月国際収支、9月景気ウォッチャー調査(10/8)、8月機械受注、9月都心オフィス空室率(10/9)、8月第三次産業活動指数、9月消費動向調査、9月3・4日開催の日銀金融政策決定会合議事要旨、オプションSQ(10/10)などがある。
企業決算では、ジェイコムHD、レデイ薬局、メディアドゥ、三協立山、4℃HD、パルコ、イズミ(10/6)、ローソン、Jフロント、クリエイトSDH、東武ストア、富士エレク(10/7)、ABCマート、Fマート、薬王堂、東京個別、USEN、ポプラ、吉野家HD(10/8)、ファーストリテイ、ブロッコリー、松屋、近鉄百、プレナス(10/9)、パソナ、サカタのタネ、コシダカHD、ドーン、ディップ、ANAP、コスモス薬品、津田駒、竹内製作所、カッパクリHD、ガリバー、島忠、リンガハット、高島屋(10/10)などが発表を予定している。

一方、海外では、ノーベル生理学医学賞発表(10/6)、豪州準備銀行理事会、ノーベル物理学賞発表、米8月消費者信用残高(10/7)、ノーベル化学賞発表、BOE金融政策委員会、9月16・17日開催のFOMC議事録公表(10/8)、米8月卸売在庫、G20財務相・中銀総裁会議(〜10日、ワシントン)(10/9)、IMF・世銀総会全体会合(ワシントン)、米9月輸入物価、米9月財政収支(10/10)などが材料視されやすい。
米主要企業の決算発表もアルコア(10/8)を皮切りに、モンサント(10/8)、コストコホールセール(10/9)などが予定している。
なお、中国本土市場は国慶節のため10/7まで休場となる。

新規上場の案件では、ヤマシンフィルタ(6240)が10/8に東証2部に上場する。同社はフィルターの専門メーカー。ろ材の主な材料であるガラス繊維や不織布、フィルターの構成部品に使用される金属加工品や樹脂加工品などを仕入れ、建設機械向けや産業機械向けの油圧フィルター、プロセス用フィルターを製造している。創業58年の産業向けメーカーかつ2部市場と地味な要素がそろった案件で、翌日のすかいらーくの影にも隠れて人気薄に終わりそうだ。
すかいらーく(3197)は10/9に東証1部に再上場する。2006年9月に上場廃止となってから約8年1カ月ぶりとなるが、外資系ファンドによる大型再上場案件とあって基本的には避けるべき案件であろう。

日経平均株価(図表3)は、2013年12月高値(16,320円)を更新した直後に反転調整となり、目先的には75日移動平均線をサポートに早期に25日移動平均線上に回復できるかが焦点となる。同時に7月31日高値(15,759円)なども重要な下値の節目となりやすい。15,300円〜15,350円(赤い点線)の均衡線が押し目の限界水準としては非常に重要となる。
前回も指摘したように、現状は2007年7月高値18,261円に向けて上値と下値を切り上げながらの推移が続いている見方を継続したい。当面の焦点は、2013年5月高値(15,627円)を起点に同年12月高値(16,320円)を通る右肩上がりの上値抵抗線を超えていけるかどうかだ。9月25日高値(16,374円)を上回れば、最初の上値メドは7月高値から8月安値までの下落幅の倍返しとなる16,765円処となる。

2009年3月安値7,054円を起点とした上昇波動は、2013年12月高値→4月安値までを下落第4波とみた場合、現在は上昇第5波目が始まったばかりとみることができる。ただ、上昇第5波目に現れやすいとされる上値と下値が切り上がる傾斜三角型は、将来の急落リスクをはらむ。下値支持線を割り込むようなケースは、2013年5月高値からの急落幅(3,182円)程度の下げは想定しておきたい。

図表3:日経平均株価の日足チャート (2013.12.25-2014.10.2)
  • 出所:BloombergよりDZHフィナンシャルリサーチが作成

来週の注目銘柄(2014/10/6〜10/10)

銘柄
コード

銘柄名

目標株価(円)

ロスカット株価(円)

注目ポイント

2193

4,300円

3,100円

料理レシピ専用サイトを運営。会員事業、スマホ広告事業ともに順調に拡大。プレミアム会員数の純増ペースも好調に推移している。衣料、キッチン用品および雑貨のオンラインショップ「アンジェ」を子会社化し、EC事業を本格化。世界展開に合わせてロゴをリニューアル。株価は週足の下ヒゲで下値を確認。上昇基調の転換線をサポートに下値も切り上げか。高値圏までの回復力も強く、買い方は一段高目指す。日足では横ばいの基準線を意識し、目先は日柄調整も動意は時間の問題とみられる。ターゲットは4,300円、ロスカットは3,100円

2450

1,850円

1,390円

ネット宿泊予約「一休.com」を展開。高級感のあるホテルや旅館などに注力している点が特色だ。外食予約や海外のリゾート予約なども。会員拡大や客単価の上昇などを要因に業績は増収増益基調が続く。新サービスへの先行投資によりコスト増になるも過去最高益は確保へ。配当性向は中長期的に40%程度を目指す。自己株式にも意欲的。株価は12カ月移動平均線上を維持し、2013年高値1,880円をにらむ。信用買い残は整理が進捗し、上値の重荷は解消された公算が大きい。週足の一目均衡表では雲をサポートに強含み、基準線の再びの上昇を見越し仕込み場か。ターゲットは1,850円、ロスカットは1,390円

2651

8,900円

7,280円

「成城石井」の買収に続き、ポプラ(7601)との業務提携を発表するなど、積極的な事業展開が光る。ポプラは中国地方を中心に店舗展開しており、エリア面での業務補完効果は高い。「成城石井」とは女性をターゲットとした「NATURAL LAWSON」などとのシナジー効果は大きく、同社の変化を市場は評価する公算が大きい。株価は26週移動平均線をサポートに8月高値8,130円をトライ、上回る展開が予想される。26週移動平均線の強い上昇と出来高の増加がポイントか。信用残は売り残・買い残とも安定しており、当面の需給面に不安は乏しい。直近高値更新で倍返しの上値目処を探りたい。ターゲットは8,900円、ロスカットは7,280円

5262

1,090円

830円

ヒューム管、合成鋼管などを製造。下水道向けヒューム管でシェア高い。太平洋セメント系。下水道工事が公共事業向けに堅調。高速道路向けにはコンクリートパイルの需要が見込まれる。中国や東南アジアなど国際事業を展開し、新たな収益基盤の確立に注力。旭コンクリートと資本業務提携へ。株価は2006年高値(590円)のフシを上抜け、大台替りをうかがう急騰に。24カ月移動平均線までスピード調整も、高値に急回復の実力派。2001年安値84円を起点としたE計算値1,090円処をクリアできれば、直近波動の倍返しで1,400円も。短期的なターゲットは1,090円、ロスカットは830円

9861

1,430円

1,250円

国内2位の牛丼店「吉野屋」が収益柱。すし、ステーキ、「はなまる」うどんなども店舗展開している。増税後の客数減を客単価上昇でカバー。上期累計の既存店はプラスで着地した。9/25新発売の「ロース豚丼十勝仕立て」が人気。株価は週足では上昇継続中の52週移動平均線を意識し下げ渋り。上げ下げの振幅激しいが、直近下げのあとは上げ波動か。日足では9/4の陽線包み足で底打ち確認後はしっかり。25日移動平均線も下げ止まる公算が大きく、同線までの揺り戻しは買いだろう。ターゲットは1,430円、ロスカットは1,250円

出所:DZHフィナンシャルリサーチが作成

  • 注目銘柄採用基準・・・東証一部上場銘柄で10/1現在、時価総額が200億円以上、実質増収基調で配当利回りは0.8%以上、株価が52週移動平均線を上回っている中から、話題性、需給面などを考慮してピックアップした。
  • 「目標株価(円)」・・・・一目均衡表分析の値幅観測やフィボナッチ、株価の過去の節目などを基準に総合判断。
  • 「ロスカット株価(円)」・・・一目均衡表や移動平均線、株価の過去の節目などを用い総合判断。
  • ※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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