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2019-10-14 14:48:12

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週刊日本株式アウトルック

強含みだが、大型株鈍ければ再び新興小型株にシフトか

2014/8/22
提供:DZHフィナンシャルリサーチ 日本株情報部 東野 幸利

来週の株式見通し(2014/8/25〜8/29)

来週(2014/8/25〜8/29)は強含む展開が予想される。日経平均株価の予想レンジは15,280円-15,660円。週明けは下押す場面も予想されるが、押し目買いが優勢の流れは続く可能性が高い。特段と手控え要因となるイベントはなく、米国市場の動向や円安基調の方向性が日本株の下値を支える重要なポイントだ。景気対策への期待感やインフラ関連のニュースなどが出てきており、売り方には不利な状況といえよう。
米国市場では、ダウ平均やS&P500が史上最高値に迫る勢いである。NASDAQは2000年3月末以来、約14年5カ月ぶりの水準まで上昇した。7月中旬ごろからの欧米株の急落は景気の足踏みを織り込んだものとも懸念したが、足元の強烈な戻りをみる限りでは、地政学リスクに対する回避姿勢が主な要因だったと解釈できる。米住宅市場の思わぬ好調さも上げに弾みをつける要因となった。
この先、高値更新を通じて上昇を続けられるかは、景気認識が良い方向に一段と向かうかが焦点となる。来週の経済指標の中では、米7月耐久財受注(8/26)、米4-6月期GDP改定値(8/28)、米8月シカゴ購買部協会景気指数(8/29)などが注目される。
 特に、米7月耐久財受注(図表1)など企業ベースの指標に対する株価の反応に注目したい。6月は輸送機器、機械、電子機器などの需要が増え前月比1.7%増、除く輸送用機器ベースでは1.9%増加した。企業の設備投資の目安とされるコア資本財受注(除航空機)は3.3%増と前月の1.4%減から増加に転じた。個人消費につながる住宅関連指標の改善に続き、企業ベースの動向に焦点が向かう公算が大きい。

図表1:米7月耐久財受注(前月比、2011/1/〜2014/6)
  • 出所:BloombergよりDZHフィナンシャルリサーチが作成

大型株の動きが鈍いのは、海外投資家が日本株に対して依然として慎重姿勢を崩していないからだ。8/13に発表された国内4-6月期実質GDP (一次速報)を受けて、景気への楽観ムードがやや後退している。消費増税への議論が順調に進まない可能性を海外投資家は懸念しているもようだ。
東証一部の建設株などに向かった短期資金が、再び新興市場を中心とした小型株に資金回帰が起きる公算が大きい。ミクシィ(2121)やサイバーダイン(7779)、コロプラ(3668)などが蒸し返される可能性がある。以前ほど特定銘柄への占有率が高まることはないだろうが、出遅れ感を理由に物色対象に広がりもみられるだろう。また、4月以降に上場した銘柄からは東証一部銘柄にターゲットを絞り、西武ホールディングス(9024)やジョイフル本田(3191)などが比較的株価は好位置にあるとみられる。
今年1月から運用されているJPX日経400指数の銘柄入れ替えが8/7に発表され、実際には8/29の終値を基準に入れ替えられる。新規に採用される銘柄にどのような影響が出るかは予想しにくいが、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が4月からベンチマークとして採用していることや、好地合いの中で短期資金が活発化している環境にあり、採用銘柄には物色が続く可能性もあるだろう。

国内の主要な経済指標は、7月企業向けサービス価格指数(8/26)、7月失業率・有効求人倍率、7月家計調査、7月消費者物価指数、7月商業販売統計、7月鉱工業生産(8/29)などが発表される。
海外の経済指標やイベントでは、独8月Ifo景況感指数、米7月シカゴ連銀全米活動指数、米7月新築住宅販売件数(8/25)、米7月耐久財受注、米6月FHFA住宅価格指数、米6月S&Pケース・シラー住宅価格指数、米8月CB消費者信頼感指数(8/26)、米4-6月期GDP改定値、米7月中古住宅販売仮契約(8/28)、米7月個人所得・個人支出、米8月シカゴ購買部協会景気指数、米8月ミシガン大学消費者信頼感指数改定値(8/29)などが材料視されやすい。

図表2は、ドル円相場の日足チャートである。200日移動平均線上に早期に回復し、7/30高値103.09円を上回る展開となった。1/2高値を起点とした上値抵抗線と2/4安値を起点とした下値支持線で形成される三角もち合いを上方にブレークしたあとの短期的な揺り戻しが終了し、本格的な円安トレンドが始まった公算が大きい。25日、75日、200日移動平均線の収れん後の上放れだけに、1/2高値(105.44円)を通過点として急速に円安が進んでいく展開もありえよう。
月足の一目均衡表では、8月は転換線の上昇が強まるタイミングであり、転換線に押し上げられるような長い陽線を来週に向けて形成する感触を得ることができた。次の注目は11月、12月である。11月は基準線が再び上昇に転じることや、抵抗帯(雲)の下限が最低値に切り下がるため、転換や加速が生じやすい。11月まで円安が進むパターン、105.00円付近を上限にもみ合いが続くパターン、11月まで円高が進むパターンなどが考えられる。
上値の節目は、7/30高値103.09円から8/8安値101.51円までの下落幅1.58円を7/30高値に加えたV計算値104.67円、1/2高値105.44円と4/4高値104.13円の中値である104.79円などが考えられる。月足ベースでも遅行スパンが当時の雲上限と接する水準が104.49円であり、短期波動と重複する水準として意識されやすい。年末に向けてさらに円安が進むとすれば、上値の目安は2006年5月安値108.99円処となろう。

図表2:ドル円相場の日足チャート(2013/12/11〜2014/8/20)
  • 出所:BloombergよりDZHフィナンシャルリサーチが作成

図表3は日経平均株価の日足チャートである。早期に15,500円付近まで回復し、4/11安値13,885円を起点とした上昇波動は8/8安値14,753円を起点に2段上げ目に突入した可能性がある。目先的には12/30高値16,320円を起点とした上値抵抗線(2)と水平ライン(1)を下限としたもみ合いなども予想されるが、いずれ7/31高値15,759円を上回れば12/30高値などはクリアしてくる公算が大きい。
週足(図表4)では、26週移動平均線や52週移動平均線が集中する水準で下げ止まり、下値支持線(1)と上値抵抗線(3)の間の動きから、三角もち合い上放れの可能性を残すかたちとなった。上値抵抗線(3)を上回れば、上値抵抗線(4)に向けて上昇幅を広げる展開が予想される。

図表3:日経平均株価の日足チャート(2013/9/30〜2014/8/20)
  • 出所:BloombergよりDZHフィナンシャルリサーチが作成
図表4:日経平均株価の週足チャート(2012/4〜2014/8/20)
  • 出所:BloombergよりDZHフィナンシャルリサーチが作成

来週の注目銘柄(8/25〜8/29)

銘柄
コード

銘柄名

目標株価(円)

ロスカット株価(円)

注目ポイント

3064

3,700円

2,630円

工場用間接資材などのネット通販。日本最大の品揃え。リスティング広告や検索エンジン最適化で新規客獲得は好調。韓国子会社も好調。自社株取得にも意欲的。海外からは成長性と景気敏感株としての注目度高い。株価は13週移動平均線をサポートに2013年5月高値3,300円を睨む展開か。上値抵抗線をブレークしたことで、上値切り下げの調整は終了した公算あり。短期もみ合い相場から上放れにつながるシナリオが想定される。信用買い残の整理も一巡し、商い増加と比例して上値余地ありか。ターゲットは3,700円、ロスカットは2,630円

3678

6,530円

5,060円

主力の電子書籍取り次ぎはスマホ、タブレット普及が追い風。「LINEマンガ」により順調に販売量上乗せ。電子書籍読み放題サービスの米スクリブトと提携。グローバル展開加速へ。音楽・映像配信サイトも。株価は出来高が微減なら往ってこいの繰り返し。だが、26週移動平均線をサポートにもち合いながらも上放れのシナリオか。7月高値7,130円を上回れば、騰勢強まる可能性あり。半値戻しである6,570円前後のクリアがその前兆に。次の小型株物色の流れるかがポイントだ。短期ターゲットは6,530円、ロスカットは5,060円

6301

2,720円

2,240円

建設機械で世界2位。中国などアジア地域では首位を維持。利益率の高さに定評。北米、欧州、中近東向け建機需要の堅調が鉱山機械の低迷や中国売上高減少を補う。高採算の部品需要の回復も予想より遅く、新車受注も低水準。外国人持ち株比率高く、海外から日本株への資金流出入のバロメータ的存在である。株価は13週移動平均線上に早期に回復し、上昇トレンド継続を示唆。週足の直近上ヒゲ高値2,407円を上回れば、2013年9月高値2,610円が視野に。信用買い残は整理が相当進んでおり、需給面からの懸念は和らいでいる。業績モメンタムに底打ちムードが広がれば、3,000円付近まで上値を伸ばせる実力はあるだろう。ターゲットは2,720円、ロスカットは2,240円

9726

283円

172円

旅行業界2位。近鉄系。団体向け営業力に定評。企画旅行がCM効果で勢い。傘下クラブツーリズムはメディア型としてシニア世代にターゲット。海外ウェディング商品の積極展開に加え、海外研修プログラムを強化。株価は26週移動平均線を挟んでもみ合いが続いている。信用買い残は依然として高水準で上値の重荷となるが、2011年高値はすでに上回っており、長期的な下値切り上げ波動は継続か。現在のもみ合いは中段もみ合いの可能性が高く、年初高値225円を上回れば300円処までは目立った節目はない。ターゲットは283円、ロスカットは172円

9755

2,370円

1,550円

地質調査で首位。公共投資の比重大。建設コンサルティングも。足元の受注は前期の大型業務の反動あるも、手持ちは豊富。海外は海洋・レーダ探査装置が堅調。公共事業の鈍化を民間や海外市場の商機でカバー。株価は昨年高値からもみ合いが続いているが、13週移動平均線と26週移動平均線とのゴールデンクロスは上放れの兆候か。2006年高値1,775円はすでにクリアしており、中長期の波動は二段上げ目に突入の公算が大きい。ターゲットは2,370円、ロスカットは1,550円

出所:DZHフィナンシャルリサーチが作成

  • 注目銘柄採用基準・・・東証上場銘柄で8/20現在、時価総額が200億円以上、8/15現在の信用買い残が前週比で減少、今期営業増益(日経予想)、8/21現在の株価が13週移動平均線を上回っている銘柄の中から、話題性、需給面などを考慮してピックアップした。
  • 「目標株価(円)」・・・一目均衡表分析の値幅観測やフィボナッチ、株価の過去の節目などを基準に総合判断。
  • 「ロスカット株価(円)」・・・一目均衡表や移動平均線、株価の過去の節目などを用い総合判断。
  • ※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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