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2019-06-27 03:14:54

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週刊日本株式アウトルック

東京市場、週前半は上値を試す場面も

2014/4/4
提供:DZHフィナンシャルリサーチ 日本株情報部 東野 幸利

来週の株式見通し(2014/4/7〜4/11)

来週(2014/4/7〜4/11)は上値を試す展開か。米国市場が米3月雇用統計を好感する流れとなれば、それを受けた週初の東京市場は買い先行となるシナリオが十分予想できる。ただ、日銀金融政策決定会合(〜8日)の結果を前に伸び悩む公算が大きい。足元、追加金融緩和期待が高まった状況だけに、追加緩和のアナウンスがなければ失望売りに押される展開が予想される。一方、4月限のオプションSQを前に思惑的な売買が交錯する可能性もあり、外部環境でネガティブな方向に大きく変化がなければ先物主導で上値を試す場面もありそうだ。

相場の地合い好転と円安基調の流れから、心理的に企業業績に対する期待感が高まりやすく、業績報道が株価の下支え要因になりやすい。また、日本株は海外市場に相対的に出遅れ感があることから、好材料に準じて先物買いを仕掛ける向きなども出てくる可能性がある。

図表1は、シカゴ市場で取引されている日経225先物と、投機筋(CTAやヘッジファンドなど)による売買の建て玉残高の推移を示したものである。その片方の棒グラフは、投機筋による買い建て玉と売り建て玉のネット残高(買い残−売り残)である。 あくまでも取引の結果を追うかたちとなるが、市場の強弱の傾きや市場全体の盛り上がり度合いをみることができる。

昨年来最高に積み上がった32,819枚(1/21)の投機筋の買い越しは急速に整理が進行し、3/11現在で13,350枚まで減少。株価は2月安値から幾分戻したにもかかわらず、ポジション調整は3月安値時まで続いた。つまり、ウクライナ情勢や中国の景気減速懸念を背景に、日本株のポジションを必要以上に落とした可能性が高く、足元はポジションを正常化させる動きが出ている。

直近3/25現在の買い越しは23,725枚。まだ規模はさほど多くなく、短期的に買いが増加していく可能性がある。また、3/11現在の13,350枚は昨年来で最も買い越しが減少した局面である。2月の投機筋によるポジション調整でも株価が大きく崩れてないことから察するに、2月後半〜3月前半までの海外投資家による日本株買いは長期目的の海外年金・ファンドが入った公算が大きい。よって、3月の戻り高値は意外と簡単に上回ってくるかもしれない。

図表1:シカゴ日経225先物の建て玉推移(2012/5-2014/3/25)
シカゴ日経225先物の建て玉推移(2012/5-2014/3/25)

出所:BloombergよりDZHフィナンシャルリサーチが作成

来週の国内の経済指標では、2月景気動向指数、日銀金融政策決定会合(〜8日)(4/7)、2月国際収支、3月景気ウォッチャー調査、黒田日銀総裁会見(4/8)、4月日銀金融経済月報(4/9)、2月機械受注、3月都心オフィス空室率、3月工作機械受注速報値(4/10)、3月10・11日開催の日銀金融政策決定会合議事要旨の公表、3月国内企業物価指数、オプションSQ(4/11)などが重要。国内決算発表は、イズミ、シグマ光機(4/7)、スギHD、Fマート、高島屋、イオンモール、薬王堂、メディアドゥ、カッパクリHD、イズミヤ、乃村工、ミニストップ(4/8)、ABCマート、ダイセキ、柿安本店、DCM、東京個別、サイゼリヤ(4/9)、ローソン、Jフロント、良品計画、ファーストリテ、コシダカHD、津田駒、竹内製作所、コジマ、スター精(4/10)、コスモス薬品、サカタのタネ、JIN、ビックカメラ、ANAP、レナウン、ローツェ、コーナン商事、ガリバー、島忠、リンガハット、歌舞伎、吉野家HD、プレナス(4/11)などが予定している。

一方、海外の経済指標やイベントでは、独2月鉱工業生産、米2月消費者信用残高(4/7)、北朝鮮最高人民会議開催、独2月貿易・経常収支、BOE金融政策委員会(〜10日)、米2月卸売在庫、3月18・19日開催のFOMC議事録(4/9)、中国3月貿易収支、豪3月失業率、仏2月鉱工業生産・3月消費者物価、英中銀政策金利発表、米3月輸入物価、米3月財政収支(4/10)、中国3月生産者物価、中国3月消費者物価、米3月卸売物価、米4月ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)、G20財務相・中銀総裁会議(ワシントン)、世界銀行・IMF春季会合(〜13日ワシントン)(4/11)などが注目される。

新規上場は来週は2社が予定している。4/8にJASDAQスタンダードに上場するトレックス・セミコンダクター (6616)は、アナログ半導体のファブレスメーカー。あらゆる電子製品や計測機器、産業機器などの電圧制御に用いられる電源用集積回路(IC)に特化している。工場を持たないファブレス経営でリスクを回避しており、利益率も高い。しかし、半導体業界全般に国際競争で消耗仕切ったイメージがあるうえ、過去5年間は前期まで減収傾向となっており、市場は成長イメージを抱きそうにない。アナログといえど、アジア新興勢力の台頭で価格競争は激化していると同社でも指摘している。利益はたたき出しているため買い優勢にはなりそうだが、かなり上値は重そうだ。

一方、同日上場となる丸和運輸機関(9090)は小売業特化の3PL(物流一括受託)業者。「AZ-COM」のブランドで展開している。営業利益30億円前後とIPOとしては高水準だが、競争が激しく成熟感のある陸運業かつ2部への上場だ。類似企業が多く3PLは上場企業ならばどこのトラック業者も取り組んでおり新奇性はない。荷もたれ感のある吸収金額となっており、上値は乏しいパターンだ。上場期の配当予想を発表していないが、会社側は業界平均を踏まえ配当性向30%にする考えを表明しており、予想EPSに基づけば想定価格での配当利回りは4.29%に上る。成長性に乏しい半面、既に利益水準は高いため配当妙味はある。

日経平均株価の予想レンジは14,700円-15,500円。今週は反発基調を強める展開となり、1つ目のマドを埋め戻した。一目均衡表上の基準線を上回ったことで、短期的には底割れリスクが遠のいたとみてよい。

図表2は、週足ベースの一目均衡表である。今週は転換線がやや下げ止まり、来週からは基準線と同じタイミングで上昇に転じる公算が大きい。3/7の戻り高値(15,312円)をクリアできれば、2月安値と3月安値とで二番底のようなパターンとなる。1/24の下落で形成したマド埋め(15,690円)を前に調整に入る可能性はあるが、5月上旬を起点に再び上昇に向かうシナリオなども想定される。

3/7の戻り高値をクリアできれば、当面の上値メドは、2月安値(13,995円)から3月戻り高値までの上昇幅1317円を、高値からの上昇とみた16,629円どころまで広がると予想する。

昨年11月に形成しもち合い放れの起点となった「大陽線」と遅行スパンが接する5月上旬には、相場の基調に変化が生じやすい。昨年5月高値を起点とした傾斜三角形の波動が続くのなら、7月ごろに16,629円処(上値抵抗線)に到達するシナリオが想定される。

図表2:週足の日経平均株価(一目均衡表、2013/1-2014/4/4)
週足の日経平均株価(一目均衡表、2013/1-2014/4/4)

出所:BloombergよりDZHフィナンシャルリサーチが作成

来週の注目銘柄(2014/4/7〜4/11)

銘柄
コード

銘柄名

目標株価(円)

ロスカット株価(円)

注目ポイント

4680

1,160円

745円

ボウリングやアミューズメントを中心とした複合レジャー大手。ボウリングの定額サービスによる集客効果で既存店売上高は回復傾向。国内事業の業績回復に米国事業の収益が加わり、中期経営計画達成に向け、2015年3月期以降は業績拡大局面へ。既存店舗を所有から賃借する方法を活用することにより、有利子負債の削減や財務体質の強化を進める。株価は直近高値1,027円で2009年高値1,001円をクリアし、長期底入れ気運。足元は、短期過熱感の解消局面にあるが、5月上旬の日足基準線の上昇を前に仕込み場か。信用残は売り長で需給面に不安乏しい。ターゲットは1,160円、ロスカットは745円

6751

516円

314円

無線通信機器の老舗。日清紡系。船舶用・防災無線関連に強み。3/24、2014年3月期通期の連結営業利益予想を従来の45億円→50億円(前期比27.6%増)に上方修正した。防災行政無線システムを手掛けるソリューション・特機事業が好調だった。加えて、特別損失の計上が従来見込みを下回るため、純利益予想も従来20億円の赤字→4億円の黒字(前期比95.7%減)と引き上げ、最終黒字を確保する見通し。株価は400円の壁を突破した。目先的には過熱感あるも、2007年6月高値476円はクリアする展開が予想される。信用売り残・買い残とも低位で推移しており、材料次第では2003年10月高値599円を視野に入れた展開が続く公算が大きい。ターゲットは516円、ロスカットは314円

6853

600円

445円

歪みゲージ大手。自動車向け衝突試験装置が引き続き好調に推移。応用計測器は車両や航空機向け一巡だが、自動車やインフラ向けに今後も需要拡大期待大きい。中国や米国に積極展開模索。山形工場増強でゲージやセンサーの生産能力強化。2018年の売上高は200億円目指す。株価は高値圏からもち合い放れ。短期的には過熱感あるが、目指すは2005年高値555円。2002年安値170円を切り上げる格好で反発基調が続いており、2005年高値を越えれば1996年〜1997年の月足の上ヒゲ高値700円台トライも。信用買い残は十分増加余地ありだ。ターゲットは600円、ロスカットは445円

7518

900円

654円

ネットワーク構築で首位。NTTグループ向けの売り上げが3割超。シスコ製品の取り扱いが多い。製造業や金融向けは伸びる一方、苦戦する通信事業者向けはクラウド分野での開拓に注力。受注環境は想定より厳しく、本格的な事業環境の改善はまだ先になる見込み。一方、株価は2013年12月安値603円と2月安値610円とで短期二番底が完成。一目均衡表では三役好転の底入れパターンだ。信用買い残もピークから整理が進んでいる。目先的には800円処が上値メドになりやすい。一方、2013年12月安値は2008年安値を下回らずに反転。2012年高値1,264円を越えられれば、IT相場崩壊にともなう長期低迷相場から脱するサインとなる。短期的な過熱感を解消しながら値動きの荒い相場展開が予想されるが、基準線上を維持している以上は押し目買いのスタンスで望みたい。目先のターゲットは800円〜900円、ロスカットは654円

7751

3,500円

2,970円

カメラやOA機器の世界大手。一眼レフは高シェア。産業用検査カメラに参入など新規事業への進出で収益基盤強化へ。半導体露光装置では次世代機の開発急ぐ。2014年はコンパクトデジタルカメラで2割減見込むが、2期連続の増収増益で成長軌道へ回帰か。株価は2010年高値4,520円を起点に調整が続いている。月足の一目均衡表では雲下の推移から逃れられない。一方、2012年7月安値2,308円で底打ちムードも。短期的には3,000円割れの押し目買いで底固め完了。日足では雲上限と2月戻り高値3,197円を更新した。目先の調整あっても下値買いの判断に変化したとみられる。ターゲットは3,500円、ロスカットは2,970円

  • 出所:DZHフィナンシャルリサーチが作成
  • 注目銘柄採用基準・・・ 東証一部上場銘柄で4/3現在、時価総額が100億円以上、PBRが1.5倍以下、3/28現在の信用買い残が前週比で減少、を満たした銘柄中から売られ過ぎや話題性を考慮してピックアップした。
  • 「目標株価(円)」・・・一目均衡表分析の値幅観測やフィボナッチ、株価の過去の節目などを基準に総合判断。
  • 「ロスカット株価(円)」・・・一目均衡表や移動平均線、株価の過去の節目などを用い総合判断。
  • ※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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