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2019-10-22 02:24:01

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週刊日本株式アウトルック

日本株、騰落レシオに値ごろ感あり

2014/3/7
提供:DZHフィナンシャルリサーチ 日本株情報部 東野 幸利

来週の株式見通し(2014/3/10〜3/14)

来週(2014/3/10〜3/14)は前半高、後半安が予想される。ロシアのプーチン大統領は、ウクライナへの軍事介入は現時点では必要ないとの認識を示し、クリミア半島をロシアに併合する考えもないと述べた。地政学リスクの後退をきっかけに欧米株に買い戻しが続き、米国市場ではS&P500が史上最高値を更新。何もなかったかのような雰囲気を一気に取り戻した。
来週は週末に3月限の先物・オプションSQ算出を控えており、先物主導で材料に敏感に反応する地合いが予想される。10-12月期GDP改定値などを通じて黒田日銀総裁の会見内容が注目されるほか、2月景気ウォッチャー調査、1-3月期法人企業景気予測調査、1月機械受注など、結果によっては相場に影響を及ぼす指標発表が目白押しである。国内が休日中には中国2月貿易収支(3/8)の発表があり、米雇用統計の結果とあわせ、週初からの波乱要因になりかねない。

米国市場は雇用統計の通過後で材料不足となるが、特段と売り材料もなくショートの買い戻しが指数を支える展開が予想される。株主還元をはじめアナリストの投資判断、企業買収絡みなどのニュースが積極的に消化されている。ダウ平均は25日移動平均線が上昇に転じたことで、NASDAQやS&P500に対する出遅れを解消する動きが予想され、12/31高値(16,576ドル)に迫る場面がありそうだ。
一方、寒波の影響を除く米景気への楽観見通しが当面の下支え要因となるが、目先的には高値警戒感が強い。ダウ平均やS&P500などは、一目均衡表上では変化日となりやすい雲のネジレのタイミングに差し掛かるため、週後半は押し目を入れる公算も大きい。
ウクライナ情勢は安定した様に見えるものの、一時的な休戦状態であり改善はしていない。米10年債利回りが2.7%前後から大きく離れる気配がないのも、景気リスクにせよ地政学リスクにせよ、何かを一部で織り込んでいるのかもしれない。
シティグループが発表している米国のエコノミック・サプライズ指数は最近マイナスに転じた(図表1)。マイナス圏は市場予想を下回る経済指標が続いていることを示している。すべてのケースではないものの、同指数がマイナスに転じるとS&P500は調整に入る過去の経緯があっただけに注意したい。

図表1:エコノミック・サプライズ指数とS&P500(2010.1.1-2014.3.5)

出所:BloombergよりDZHフィナンシャルリサーチが作成

来週の国内の経済指標では、日銀金融政策決定会合(〜11日) 、10-12月期GDP改定値、2月景気ウォッチャー調査(3/10)、黒田日銀総裁会見、2月工作機械受注速報値(3/11)、1月第三次産業活動指数、1-3月期法人企業景気予測調査、2月国内企業物価指数、2月消費者態度指数(3/12)、1月機械受注(3/13)、2月17・18日開催の日銀金融政策決定会合議事要旨、先物・オプションSQ(3/14)などが重要。

一方、海外の経済指標やイベントでは、中国2月貿易収支(3/8)、中国2月生産者物価、中国2月消費者物価(3/9)、独1月貿易・経常収支、米1月卸売在庫(3/11)、ユーロ圏1月鉱工業生産、米2月財政収支(3/12)、豪2月失業率、中国2月都市部固定資産投資・小売売上高・鉱工業生産、米2月小売売上高、米2月輸入物価、米1月企業在庫(3/13)、米2月卸売物価、ミシガン大学消費者信頼感(3/14)などが注目される。

来週は3社の新規上場が予定されている。3/12に東証2部に上場する日本BS放送(9414)は、ビックカメラの子会社で全国無料デジタルハイビジョン放送による総合編成を行っている。BSは地上波に比べるとまだ視聴者数は少ないが、対応テレビの普及などで各放送局でも伸び盛りの部門。巨額な設備費用が必要な地上波部門をともなわない分、業績も堅調に推移しており、好パフォーマンスが期待できそう。
一方、マザーズ上場のエンバイオ・ホールディングス(6092)は、土壌汚染対策事業や土壌汚染関連機器・資材の販売、土壌汚染地の有効活用の支援などのサービスを展開している。一般的にはあまりなじみのない事業分野だが、土壌汚染に対する規制は厳格化の方向にあり市場は成長する傾向。ただ、業績水準そのものはまだ低く、技術的優位はあるが土壌洗浄を手掛ける企業自体も多い。需給的な問題はないため公開価格割れの心配は少ないが、同日上場の日本BS放送に人気を吸い取られる恐れはある。
3/13に東証1部に上場するダイキョーニシカワ(4246)は、自動車樹脂部品を手掛ける。自動車メーカーの中では円安の追い風を最も受けるマツダの系列だけに業績拡大も顕著。部品メーカー下請けで業態新味もないだけにIPOとしての人気は低いが、市場1部である為しっかりした展開が期待できそうだ。

日経平均株価の予想レンジは14,700円〜15,400円。3/4時点の東証一部の騰落レシオ(25日)は98.5%で過熱感はない。騰落レシオは、値上がり銘柄数と値下がり銘柄数との比率で計算されるため、この約1カ月は値下がり銘柄数の方が多いということになる。
図表2は、TOPIXと騰落レシオ(25)の推移であるが、両者のピークやボトムはほぼ一致しやすい傾向がある。また、過去の経験則では2010年4月のTOPIXの高値以降、騰落レシオは概ね100日〜150日の周期でピークを付けにいく傾向があった。2013年7月高値時のピーク(140.7%)以降、130%以下の推移が3/5時点で149日続いている。しかも、株価は上昇しているのに騰落レシオの方は上値が切り下がり、ボトム圏で詰まってきている。
昨年7月以降は、相場の見た目以上に個別色の強い展開だった、ということなのかもしれない。過去にあった同じようなケース(騰落レシオが煮詰まる)では、あるタイミングから急速に過熱圏(全面高)に向けて上昇した経過が見受けられる。今回もそうであるとすれば、そろそろ過熱圏に向けて全面高が続くシナリオが予想できよう。

図表2:TOPIXと騰落レシオ(25)の推移(日足、2010.1-2014.3.4)

出所:BloombergよりDZHフィナンシャルリサーチが作成

来週の注目銘柄(2014/3/10〜3/14)

銘柄
コード

銘柄名

目標株価(円)

ロスカット株価(円)

注目ポイント

4118

820円

585円

化成品、機能性樹脂、発泡樹脂製品など幅広く展開。1949年創立。食品、医薬品なども収益柱に成長。アフリカで販売拡大のカネカロン(かつら用合成繊維)は引き続き好調を維持。だが、スマホ向けの光学フィルムの販売減少に加え、医薬バルク中間体も弱含み。独BASFとアクリル系モディファイヤー事業譲り受けで合意するなど、海外展開を重視。株価は高値圏でもみ合い。2009年高値720円を前にいったん押し戻されるが、12カ月移動平均線をサポートに一段高への期待は続いている。週足の一目均衡表では遅行線が再び好転。信用買い残の減少で仮需給は改善しており、上値は意外と軽いかも。PBRの割安感も下支え要因だ。ターゲットは820円、ロスカットは585円

5233

420円

339円

セメント最大手。米国やアジアなどに積極展開。国内セメント需要増の取り込みや、資源・建材なども好調。一方、復興関連や消費増税前の住宅需要増の反動が気掛かり。だが、好調な海外セメント事業をけん引役に、当面は業績拡大基調が続くと予想したい。株価は52週移動平均線をサポートに自立反発に近い。RSI(13週)も底打ちの兆し。信用買い残は上値の重荷だが、それなりの出来高増加で吸収できる公算も。長期の上値抵抗線(500円台前半)を目指す動きに変化なしか。2/4の大陽線を下値で意識し基準線(372円付近)を上回れば、一目均衡表上でいわれる底固めのパターン「準備構成」となる可能性は高い。ターゲットは420円、ロスカットは339円

6256

10,000円

6,780円

電子ビームマスク描画装置は世界で独占。利益率も高い。半導体製造工程における高成長企業。装置単価が高いため期ズレの影響が大きくネガティブ視されやすい。同業の受注減や収益性悪化に連想売りが続いたが、PERの割安感が下支えか。株価は7,500円どころの節目到達で自立反発狙い。足元は下落モメンタムが低下しており、反転に期待。深追いは禁物だが、10,000円までの上値余地あり。先行指標になりえるRSI(9日)はすでに底入れのサインか。ターゲットは10,000円、ロスカットは6,780円

6361

865円

615円

ポンプの総合メーカー。半導体研磨装置などでも技術力に定評。足元は精密事業が急回復し、風水力事業が引き続き好調に推移している。第3四半期決算発表時に、通期の売上高見通しのみ4,220億円→4,340億円に上方修正した。併せて、期末配当を2.5円→5.0円に引き上げ、通期7.5円(前期は5.0円)に増額した。株価は13週移動平均線をサポートに強含み。2006年高値776円が視野に入ってきた。25日移動平均線の上昇にともない再動意の展開が予想される。直近高値(730円)に続き、2006年高値を上回ると次のフシは815円前後。だが、2008年安値149円を起点としたE計算値865円前後までは上値余地があるとみられる。ターゲットは865円、ロスカットは615円

9603

7,000円

5,350円

個人向け海外旅行や格安航空券販売に定評のある旅行会社大手。株価は昨年秋以降のレジスタンスであった5,800円を上にブレイクし、2/27には6,060円まで上昇した。25日移動平均線の上昇をサポートに上値を目指す展開が期待できそうだ。足元の円安一服はプラス材料。学生向けでは3月の卒業旅行、法人向けでは3〜4月の異動に伴う需要、4〜5月はゴールデン・ウィークでの個人向け旅行などの取り込みに期待。また、「本場!アメリカ野球2試合観戦&球場裏側見学ツアー付きニューヨーク5日間」と題した米大リーグツアー(パック商品)を企画。田中将大投手のNYヤンキース入団で米大リーグに関心が集まる中、同ツアーがヒット作となり業績への貢献を見込む。ターゲットは7,000円、ロスカットは5,350円

  • 出所:DZHフィナンシャルリサーチが作成
  • 注目銘柄採用基準・・・ 時価総額 500億円以上が対象。3/5現在、今期業績が増収増益(経常)予想で連結PERが23倍以下、連結PBRが3倍以下の中から、売られ過ぎや話題性を考慮した。
  • 「目標株価(円)」・・・一目均衡表分析の値幅観測やフィボナッチ、株価の過去の節目などを基準に総合判断。
  • 「ロスカット株価(円)」・・・一目均衡表や移動平均線、株価の過去の節目などを用い総合判断。
  • ※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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  • 本レポートは、株式会社DZHフィナンシャルリサーチ(以下、「DZH」と称します)により作成されたものです。本レポートは、DZHが信頼できると判断した各種データ、公開情報に基づいて作成しておりますが、DZHはその正確性、完全性を保証するものではありません。ここに示したすべての内容は、DZHで入手しえた資料に基づく現時点での判断を示しているに過ぎません。DZHは、本レポート中の情報を合理的な範囲で更新するようにしておりますが、法令上の理由などにより、これができない場合があります。
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