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2019-06-17 21:43:43

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週刊日本株式アウトルック

「掉尾の一振」は週後半の動き次第

2013/12/13
提供:DZHフィナンシャルリサーチ 日本株情報部 東野 幸利

来週の株式見通し(2013/12/16〜12/20)

来週(2013/12/16〜12/20)は週後半の動きが注目される。週明けの寄り付き前に発表される12月調査の日銀短観で企業マインドの改善基調が示されれば、メジャーSQ通過後とあって先物への新規買い意欲が強まる可能性はある。一方、米金利上昇を背景としたドル買い・円売り意欲は心理的な下支え要因となるが、米国株の調整入りムードが気掛かりな点である。
いずれにしても、米量的緩和策の早期縮小に対する思惑が高まっており、週前半は米FOMC(連邦公開市場委員会)を前に様子見姿勢が続く公算が高い。米FOMC通過後に米国株が反発基調を強められるかが、東京市場の「掉尾の一振」に向けての今年最後のポイントとなる。米国株が反発基調を強めない限りは、そのままクリスマス休暇モードに入る流れとなり、中小型株への選別物色のスタイルは変わらないだろう。
日本株は買い場探しの局面にある。主要企業の今期想定レートは1ドル=95円付近が多く、次第に業績上振れ期待が高まってくる公算が高い。米国景気の底堅さに加え、欧州や中国などの景況感に持ち直す兆しが出てきた点も追い風となりえるからだ。

国内の経済指標やイベントでは、12月調査日銀短観、11月首都圏新規マンション発売(12/16)、11月貿易統計、11月日本製半導体製造装置BBレシオ(12/18)、日銀金融政策決定会合(〜20日)、10月全産業活動指数(12/19)、日銀総裁会見(12/20)などが重要。
一方、海外の経済指標では、ユーロ圏12月製造業・サービス業PMI速報値、ユーロ圏10月貿易収支、米12月NY連銀製造業景気指数、米11月鉱工業生産・設備稼働率(12/16)、独12月ZEW景況感指数、米FOMC(〜18日)、米12月NAHB住宅市場指数(12/17)、中国11月70都市住宅価格、インド準備銀行金融政策決定会合、独12月Ifo景況感指数、米11月住宅着工件数・建設許可件数、バーナンキFRB議長会見(12/18)、EU首脳会議(ブリュッセル 〜20日)、米11月中古住宅販売、米12月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数、米11月CB景気先行総合指数(12/19)、米7-9月期GDP確報値(12/20)などが発表される。

新規上場では東証2部やマザーズ市場などに9社が予定されている。そのうちで注目度の高い、マザーズに上場するシグマクシス(6088)は、企業の経営課題解決と企業価値最大化に向けて各種事業を展開する経営コンサルティング会社。経営陣には元日本テレコム社長など、経歴がそうそうたるメンバーが並ぶ。業績は2012年3月期の黒字化以降、急激に伸びており早くも今期2桁億円の大台乗せと申し分ない。経営コンサルは既上場株がそれほど人気が高いわけではないが、利益率も高くIPOとしては買いを集めそうな伸び方だ。吸収金額の荷もたれ感が気掛かりだが、実績を伴っているためわりと軽々と持ち上げるのではなかろうか。 上場日は12/18を予定。
一方、同日上場のアーキテクツ・スタジオ・ジャパン(6085)は、建築家を活用した建物づくりの選択肢を提供するASJ建築家ネットワーク事業を展開している。業績水準は小さく市場も限られる可能性はあるが、今のところ競合は見当たらない。新奇性の高さから市場の期待を集めることは想像しやすい。ベンチャーキャピタル保有株を入れても吸収金額は小ぶりで、今の地合いならば4社同日上場のハンディでも初日は初値付かずだろう。

図表1は、ダウ平均の直近20年間の月別平均騰落率である。1月と2月の騰落は芳しくない。過去の動きから予測できる短期的な上値メドは16564ドル〜16918ドルあたりに集中しており、仮に年末から1月(米企業決算で材料出尽くしとなるパターン)あたりで達成感が広がれば、米株主導で日本株も調整が長引くシナリオは想定しておきたい。一方、相対的に出遅れ感のある中国株式市場の底入れが意識されだし、これまでの電機・精密セクターから新興国色の強い鉄鋼、非鉄、海運、商社など出遅れを理由にした物色に移っていく可能性はある。3月期末に向け高配当利回り株の上昇を見越し、大手商社株などの下値を拾う戦略もありだろう。

図表1:ダウ平均の直近20年間の月別平均騰落率(%)
図表1:ダウ平均の直近20年間の月別平均騰落率(%)
  • 出所:BloombergよりDZHフィナンシャルリサーチが作成

来年の有望株として注目は、以前ご案内した安川電機(6506)である。メカトロ製品を手掛けており、次世代ロボットの開発、太陽光パワコン、風力発電、電気自動車などの材料が豊富である。
図表2のグラフは、同じ業態のファナック(6954)と株価の波動を比べたものである。1998年10月安値を100とし、上昇率とメモリは左右で異なる。両者とも、2007年高値がITバブル高値付近まで上昇したパターンだが、2008年10月安値を起点とした場合、ファナックはそれまでの高値を上回り新しいトレンドに入っているのに対し、安川電機は依然として十数年来のレンジ内にとどまっている。この先、反転調整という動きもありえるが、リーマンショックのような事象がない限りは、3度目のトライで高値更新の可能性を十分に残すパターンで動いている。
ファナックの上値の目安は2009年までのレンジの倍化でみると24,000円処(12/11現在、16,780円)。安川電機も高値更新のあと同じパターンを続けるとみれば、2,950円処(12/11現在、1,482円)までの上値が予測できる。世間では企業の設備投資に対して、先行きに明るい見通しが出始めてきたようだ。来年は国内マクロ改善に加え、機械設備の更新需要などが追い風となり、機械株や電機株などが注目されるだろう。

図表2:ファナックと安川電機の株価推移(月足、1998年=100)
図表2:ファナックと安川電機の株価推移(月足、1998年=100)

日経平均株価の予想レンジは14,800円〜16,000円。週足ローソク足は前週の陰線の中に小さな陰線を形成する「陰の陰はらみ」となった。買いサインとなりえる下落後に出現したものではないが、次に陽線が続けば多少はポジティブなムードに変わるだろう。
図表3の週足チャートでは、13週線(14,747円)や26週線(14,354円)は上昇基調を維持している。26週前の応答日株価が13,000円を割り込んだ6月安値付近にあたるため、26週線はしばらく上昇を維持できる公算が大きい。一方、13週前は9月高値14,817円に向けて上昇を強めた時期でもあり、足元の株価がそれ以下に下げるようだと13週線の上昇は止まりやすくなり、同線を下回るリスクが高まる。そのため、14,800円処で下げ止まるかが調整が長引くかどうかの重要なポイントとなりえる。
調整が長引けば、次に上昇に向かうときに強い節目となるのは、5/23高値(15,942円)と直近高値(15,794円)をつないだ上値抵抗線、1996年6月高値を起点とした長期の上値抵抗線となる。それら上値抵抗線と6月安値を起点とした下値支持線とで、2月頃まで大きな三角もち合いが続くシナリオなども想定しておきたい。

図表3:日経平均株価の週足チャート(2013/1/4〜12/12)
図表3:日経平均株価の週足チャート(2013/1/4〜12/12)
  • 出所:BloombergよりDZHフィナンシャルリサーチが作成

来週の注目銘柄(2013/12/16〜 )

銘柄
コード

銘柄名

目標株価(円)

ロスカット株価(円)

注目ポイント

3046

5,000円

3,790円

メガネ専門店「JINS」を展開。都市部繁華街の出足好調。早期500店舗達成目指す。12月5日発表の11月度月次売上では、「ジンズ」の既存店売上高が前年同月比24.5%減、全店ベースでは同4.6%減となった。全店売上がマイナスになるのは上場以来初めて。パソコン用眼鏡「JINS PC」の需要が一巡し、続くヒット商品がないことが響いた。株価はそれを受けて急落し、25日移動平均線を一時は割り込む場面もあったが、翌日は下げ否定の大陽線を示現した。振り落としで上値が軽くなった可能性があり、10/25高値越えから5,000円処までは狙いたい。ターゲットは5,000円、ロスカットは3,790円。

7251

1,750円

1,550円

ホンダ系最大の部品会社。電子燃料噴射機や空調機器を製造している。四輪事業が約7割。今期は米州・中国での四輪車製品、アジア・中国での二輪車・汎用製品の販売増に加え、 為替換算上の影響などで増収見込み。労務費や新規拠点の固定費増加はあるも、合理化効果で努力。電気自動車向けに制御部品などを強化中。サンデンと空調部品で提携。株価は11/28高値から「九陰連」かつ、一目均衡表では抵抗帯(雲)上を維持しており、値ごろ感からの反発期待大。週足の基準線上昇で反発基調を強められるか。ターゲットは1,750円、ロスカットは1,550円。

7832

2,400円

1,960円

家庭用ゲームソフト、ネットワークコンテンツが想定超。家庭用は「ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル」のヒットや、11月発売の「GOD EATER 2」などの健闘で国内市場における存在感が向上。ネットワークコンテンツでは、スマホ向けアプリの成長に今後も期待。韓国に続きシンガポールに開発拠点を設立しアジアも本格展開へ。2014年度以降の北米コンテンツ事業にも期待が大きい。株価は2007年高値(2,155円)を前に上昇一服の押し目だが、足元は25日移動平均線割れから早期に持ち直し。出来高も増加基調にあり、11月高値(2,143円)更新なら、2007年高値も単なる通過点か。ターゲットは2,400円、ロスカットは1,960円。

8001

1,440円

1,220円

総合商社大手。繊維や情報通信関連が柱。中国ビジネスに強い。非資源事業を中心に収益が底上げ基調。食料はドール事業取得により増益幅上乗せ、機械は自動車関連事業の増加や鉄鉱石などの販売数量増加が寄与。円安も効果大。豪州の鉄鉱石権益をBHPビリトンから取得。株価は13週移動平均線や26週移動平均線上をキープ。週足の一目均衡表では遅行スパンが好転。再度の抵抗帯(雲)上抜けで騰勢強まる公算も。出遅れ感と高利回りの優位性は株価の下支え要因。ターゲットは1,440円、ロスカットは1,220円。

8411

360円

202円

銀行・証券・信託の連携強化。反社会勢力への融資問題が報じられた9月末以降、株価は同業に対しアンダーパフォームが続いたが、織り込む日柄が経過したとみられる。今期は低い与信費用を背景に好調が続く見通しであることや、証券分野も堅調。来年は国内における貸出の本格回復に期待したい。株価は5月高値を起点にもち合い。週足では26週移動平均線で下げ渋り、11月中旬に形成した大陽線に対して小さな陰線の連続で押さえ込む動きが続いている。ベストシナリオならば、そろそろもち合い放れの陽線が形成される可能性がある。月足の一目均衡表上では2014年1月からの基準線上昇に備え、仕込み場ではないか。少し長めの観点から、ターゲットは360円(2008年3月安値)、ロスカットは202円。

  • 出所:DZHフィナンシャルリサーチが作成
  • 注目銘柄採用基準・・・東証一部で時価総額 1,000億円以上が対象。12/11現在、予想配当利回りが0.67%(10年債利回りが目安)以上、PBR10倍以下、26ヶ月移動平均線を上回っている銘柄の中から、話題性や最近の物色の流れを考慮した。
  • 「目標株価(円)」・・・一目均衡表分析の値幅観測やフィボナッチ、株価の過去の節目などを基準に総合判断。
  • 「ロスカット株価(円)」・・・一目均衡表や移動平均線、株価の過去の節目などを用い総合判断。
  • ※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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