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2019-09-22 10:37:11

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週刊日本株式アウトルック

もみ合い放れにはまだ力不足か?

2013/11/8
提供:DZHフィナンシャルリサーチ 日本株情報部 東野 幸利

来週の株式見通し(2013/11/11〜11/15)

来週(2013/11/11〜11/15)は値固めから上値を睨む展開か。決算イベントを材料にした投機筋の動きも今週がヤマ場となり、次第に売り圧力が和らいでくる公算が高い。ただ、米主要指数の高値更新や国内企業の好業績を好感するムードが漂う一方で、これといった材料がないまま戻り売りをこなす相場展開が予想される。日経平均株価をイメージすると、もみ合いから抜け出せるほどのインパクトのある材料はない。
年内の米連邦公開市場委員会(FOMC)は12/17−18が予定されており、それまでは年末商戦を通じた米経済指標の結果に一喜一憂する展開が予想される。
図表1は、米10年国債利回りの週足の推移である。景気により敏感な米長期金利が2.6%台を回復してきた。実際、マーケットは堅調な景気とテーパリング(米量的緩和による毎月の資産購入の規模を徐々に縮小させること)を織り込み、9月前半には一時3.0%を上回る場面があった。テクニカル面では、2007年6月高値を起点とした上値抵抗線を上回り、長く続いた金利低下局面から金利上昇トレンドに転換するサインが点灯した。現在は、米政局混乱などの影響で「年内緩和縮小なし」との観測から金利は低下基調にあるが、それは夏場までの金利急騰に対する単なる反動と捉えた方がわかりやすい。現在は行き過ぎの修正が完了し、米長期金利は再び上昇に向けて動き出している公算が高い。つまり、米国景気は予想以上に堅調であり、その裏返しとして株価の高値更新が示現していると見るべきだろう。

図表1:米10年国債利回りの推移(週足)
図表1:米10年国債利回りの推移(週足)
  • 出所:BloombergよりDZHフィナンシャルリサーチが作成

来週の国内の経済指標やイベントは、10月企業倒産件数、10月景気ウォッチャー調査(11/11)、9月第三次産業活動指数、10月消費者態度指数、10月工作機械受注(11/12)、9月機械受注、10月国内企業物価指数(11/13)、7−9月期実質GDP(11/14)、次期駐日米国大使に指名されているキャロライン・ケネディ氏が来日の予定(11/15)など。決算発表では、東急、光通信、東和薬品、太陽誘電、東京精、上組、メッセージ、ショーボンド、エナリス(11/11)、大成建、清水建、トレンド、太平洋セメ、いすゞ、三井住友、五洋建、ニプロ、テンプHD、ユーグレナ、パイオニア、MUTOH−HD、タカラトミー、ペプチド、Dガレージ(11/12)、電通、大塚HD、サニックス、日農薬、日本橋梁、鉄建、グリー、ケネディクス、ミズノ、洋エンジ(11/13)、三菱UFJ、三住トラスト、みずほFG、第一生命、T&DHD、オープンハウス、ドワンゴ、ユビキタス(11/14)、あおぞら(11/15)などが予定している。

一方、海外の経済指標やイベントでは、中国共産党第18 期中央委員会第三回全体会議(三中全会)開催(〜12日)、中国10月消費者物価、中国10月生産者物価、中国10月鉱工業生産、中国都市部固定資産投資、中国10月小売売上高(11/9)、米9月シカゴ連銀全米活動指数(11/12)、ユーロ圏9月鉱工業生産、米10月財政収支(11/13)、アジア欧州会議外相会合(〜15日)、仏7−9月期GDP、独7−9月期GDP、ユーロ圏7−9月期GDP、米9月貿易収支、米上院委でのイエレン次期FRB議長の公聴会(11/14)、香港7−9月期GDP、米11月NY連銀製造業景気指数、米10月鉱工業生産・設備稼働率、米9月卸売在庫(11/15)など。米決算では、シスコシステムズ、メーシーズ(11/13)、ウォルマート・ストアーズ、アプライド・マテリアルズ(11/14)が予定している。

日経平均株価の予想レンジは13,930円〜14,750円。今週は75日移動平均線(14,156円、11/6現在)や8/28安値を起点とした下値支持線から切り返す展開となった。同時に25日移動平均線(14,320円、同)や一目均衡表の抵抗帯、転換線(14,307円、同)、基準線(14,274円、同)などを上回ったことで、順調であればそれらを逆にサポートとして推移する公算が高い。
図表2は、日経平均株価と移動平均線の推移である。来週は、25日前の株価が現在よりも低くなるタイミングに差し掛かることで、25日移動平均線は再び上昇基調に転じてくる可能性が高い。そのような好転サインが次第に増えてくれば、下値固めから反発基調を強めていくだろう。
目先的には、10/30高値14,526円を上回れるかに注目。上回ることができれば、上値抵抗線上の14,800円処まで上値余地が広がる公算が大きい。
一方、10/25安値を下回り、10/23高値(14799円)を起点とした逆N字型の二段下げなら、10/8安値(13,748円)付近まで下げるイメージとなる。基調に変化が生じやすいのは、11/14−18などがある。

図表2:日経平均株価の25日移動平均線と75日移動平均線(2013/8/12-11/7)
図表2:日経平均株価の25日移動平均線と75日移動平均線(2013/8/12-11/7)
  • 出所:BloombergよりDZHフィナンシャルリサーチが作成

来週の注目銘柄(2013/11/11〜

銘柄
コード

銘柄名

目標株価(円)

ロスカット株価(円)

注目ポイント

1803

629円

466円

民間建築が主力の業界大手。今期はオフィスビルや高速道路などインフラ関連工事などが底堅く推移する見通し。通期の営業利益は155億円(前期比18%増)を見込む。10/24、日本建設業連合会は9月の国内建設受注額を発表した。受注額は2兆4,161億円(前年同月比約2.1倍)と、9月の伸びとしては前回増税前の1996年(68%増)を上回った。消費増税前の駆け込みで、民間の病院や学校など「サービス業」が発注する工事が増加している。なお、決算発表は11/12の予定。株価は9月の急騰で形成した大きなマド埋めを完了したあと、戻り基調にある。大商いを演じた9/10高値536円を睨みながら短期的にはもみ合いだろうが、一目均衡表の基準線477円処までの押し目は拾いたい。金融引き締め懸念がくすぶる中国など外部環境に不透明感がある状況下、内需系銘柄の一角として騰勢を強める動きを期待したいところだ。ターゲット629円、ロスカット466円。

4751

4,000円

2,980円

ネット広告最大手。独立系。ソーシャルゲームを強化中。主力の「Amebaスマホ」は広告と課金の両方が収穫期へ。10月31日に前期決算を発表した。営業利益は103億円(前期比40.7%減)、純利益が105億円(同23.3%増)だった。今期の業績見通しについては、営業利益200億円、純利益100億円とした。今期の配当予想は40円(前期実績は分割考慮後で35円)。ネット広告事業やスマホ向けコミュニティ&ゲーム「Amemba」の本格的な利益貢献を見込む。株価は決算内容を好感して急動意。上場来高値3,510円に迫った。短期的には過熱感があり小休止が必要だが、下のマドを残しながら一段高を想定したい。最近の新興市場が盛り上がる局面では物色の圏外にあったことから、手垢が少ない点なども注目したい。高値更新後は、中期で2011年高値3,060円からの下げの倍返しで4,700円処を見込みたい。ターゲット4,000円、ロスカット2,980円。

5706

330円

236円

非鉄大手。銅箔は世界首位級。ハイブリッド車向けニッケル水素電池などの自動車部品や電子材料など多角化を推進してきた。足元は、亜鉛などの主要地金の需要やLME価格の低調が重荷だが、円安効果でカバー。自動車関連製品がエコカー補助金効果剥落などで低迷する一方、極薄銅箔や薄膜材料をはじめとする製品の販売が好調に推移している。
株価は26週移動平均線をサポートに反発の兆し。直近の上昇で5月高値278円をクリアしており、荷もたれ感はない。目先的には、25日移動平均線付近でもみ合いが予想され、大商いとなった10/22高値272円を上回ることができれば、直近高値(293円)更新につながる公算が大きい。ターゲット330円、ロスカット236円。

6376

1,850円

1,180円

化学用精密ポンプ首位。人工腎臓はトップシェアを誇る。11月5日に今期の第2四半期決算を発表。営業利益は26.56億円(前年同期比8.8%増)、純利益は17.96億円(同100.2%増)となった。通期予想、配当予想は据え置き。医療部門では国内透析装置の受注・売上が好調を維持。ポンプ関連では、原油開発をはじめとするエネルギー関連投資が拡大基調。航空宇宙事業は逆噴射装置関連部品の受注好調に加え、円安効果も。株価は26週移動平均線上を回復。当面はもみ合いが予想されるが、調整一巡感は強く、5月高値1,499円を目指す展開へ。2006年6月高値1,350円を既に上回っており、中期的な業績・株価に対する成長期待は高い。ターゲット1,850円、ロスカット1,180円。

6952

1,180円

876円

腕時計や「EX−word」など電子辞書で高シェア、高収益。「G−SHOCK」、「EDIFICE」など高価格時計の販売が北米や中国で好調、デジタルカメラの苦戦を補う。海外売上比率は着実に上昇している。2014年に立ち上がる「リスト端末」への期待感が続く公算が高い。株価は5月高値1,055円を起点に三角もち合いを形成している。11月6日の決算発表では材料出尽くしで売られたものの、13週移動平均線や26週移動平均線が通る900円処を維持できれば、早期に出直りとなる公算が大きい。高値更新後の中長期の節目は2008年4月高値1,565円となる。ターゲット1,180円、ロスカット876円。

  • 出所:DZHフィナンシャルリサーチが作成
  • 注目銘柄採用基準・・・ 時価総額1000億円以上で予想配当利回りは1.0%以上。11/6現在、13週移動平均線が上昇基調にあり、株価が25日移動平均線を上回っている。また、話題性や業績動向なども考慮した。
  • 「目標株価(円)」・・・一目均衡表分析の値幅観測やフィボナッチ、株価の過去の節目などを基準に総合判断。
  • 「ロスカット株価(円)」・・・一目均衡表や移動平均線、株価の過去の節目などを用い総合判断。
  • ※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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