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週刊日本株式アウトルック

主力株の下値買い継続か

2013/8/16
提供:DZHフィナンシャルリサーチ 日本株情報部 東野 幸利

来週の株式見通し(2013/8/19〜8/23)

来週(2013/8/19〜8/23)の東京株式市場はもみ合いが予想される。休暇明けで売買代金の増加に期待したいところだが、目立った材料はなく、市場参加者の増加は見込みづらい。為替市場を睨みながら、先物市場が主導する展開が予想される。
国内の経済指標では、週前半の7月貿易収支(8/19)、6月全産業活動指数、7月全国百貨店売上高(8/20)など。米国では、7月シカゴ連銀全米活動指数(8/20)、7月中古住宅販売(8/21)、6月FHFA住宅価格指数、7月CB景気先行総合指数(8/22)、米7月新築住宅販売(8/23)などが発表される。
為替市場で注目はユーロ円の動き。現在は5月に付けた円安水準(1ユーロ=133.80円)からそう距離が遠くない水準を維持している。高値圏で三角もち合いを形成している可能性が高く、日本株にとっても短期的には目が離せない。来週の欧州の経済指標では、仏、独、ユーロ圏の8月製造業・サービス業PMI(8/22)が発表される以外に目立った材料はないが、欧州株高で景気減速懸念が和らぐムードが強まれば、ユーロ買いが加速する展開なども想定しておきたい。欧州売り上げ比率が高いところでは、26週移動平均線上を維持しているソニー(6758)や、アルパイン(6816)DIC(4631)など。逆に、26週移動平均線からのマイナス乖離率がリーマンショック直後の水準まで広がったニコン(7731)のリバウンド狙いに注目したい。

日経平均株価の予想レンジは13,800円−14,300円。基調に変化が生じやすいのは、8/22、8/26〜8/30となる。週足の一目均衡表では、今週からの転換線(13,751円)が上昇。順調であれば8月最終週(8/26〜8/30)にはより強い上昇となり、株価上昇を後押しする公算が大きい。
一方、図表1は、月足の一目均衡表である。9月は転換線が上昇基調を一段と強め、13,170円まで上昇する計算となり、これまた株価の押し上げ要因となるだろう。安倍首相が法人税率引き下げ検討を指示したという報道でアベノミクスへの期待感が再度膨らんだ局面であり、9月はオリンピック開催地の決定、国内では消費増税が決定される可能性、米FOMCにおける量的緩和縮小の可否などがあり、9月は相場を動かすイベントは多い。

図表1:日経平均株価の月足一目均衡表(2010年11月〜2013年8月13日)
  • 出所:BloombergよりDZHフィナンシャルリサーチが作成

新興市場の中小型株がさえない。そのため、東証一部に所属する中小型株への選別物色や決算内容を吟味しながらも好業績株への見直し買いは期待できるだろう。
一方、米国主要指数が高値更新に近い動きになっている。高値更新を見越した主力株買いなどが予想されるため、全体が下押す場面では買いを入れてくる公算が高い。足元の海外投資家は依然として様子見スタンスが続いている模様だが、イベントラッシュの9月以降は再び動きだすだろう。
図表2は、TOPIXが戻り高値(1,222.72 ポイント)を付けた2013/7/23を起点として、一部の主力業種とTOPIXを比べたものである。非鉄は当時の高値を上回って上昇している一方、TOPIXをアウトパフォームしながらも、高値をまだ上回っていない卸売や鉄鋼、輸送用機器などが短期的に全体相場をけん引する公算が大きい。トヨタ自動車(7203)三菱商事(8058)新日鉄住金(5401)など該当業種の中のトップ銘柄を仕込んでおきたい。

図表2:TOPIXと業種別株価指数(2013/7/23〜8/13)
  • 出所:BloombergよりDZHフィナンシャルリサーチが作成

来週の注目銘柄!(2013/8/19〜8/23)

銘柄
コード

銘柄名

目標株価(円)

ロスカット株価(円)

注目ポイント

1414

5,440

3,330

コンクリート構造物の総合企業。社会資本長寿命化に伴う道路補修・設備維持の流れが成長ドライブ。橋りょう分野に強く、国土交通省の受注確率で約30%を誇る。小規模工事が得意。ニッチ市場で高い収益力。株価は26週移動平均線をサポートに調整続くが、5月高値からは許容範囲。13週移動平均線が次に上昇するタイミングを待ち、もち合い放れに繋がる公算が大きい。高値更新後の上値メドは5月高値から6月安値までの下げ幅の倍返しで5,440円処。ターゲットは5,440円、ロスカット3,330円。

2670

6,100

3,890

シューズ専門店「ABCマート」を展開。既存店売上高が伸長。円安で訪日外国人の増加に伴う売上増。キッズ向けやスニーカー類の商品提案力に定評。円高は追い風。現在4割超のPB商品比率の向上図る。株価は2008年12月高値を上回り、中期移動平均線が拡大局面へ。2013年5月上ヒゲ高値も上回り強さ倍増の局面に。13週移動平均線をサポートに上昇基調が続く公算。売り残と買い残はきっ抗し、高値更新銘柄に上値の重荷はない。ターゲットは6,100円、ロスカット3,890円。

3046

4,700

3,060

メガネチェーン店「JINS」を展開。都市部繁華街の出足好調。500店舗体制の早期達成目指す。「JINS PC」の大ヒットで既存店はしっかり。「CLASSIC」も広告費こなし順調。中国事業の黒字化急ぐ。株価は26週移動平均線を下回り安値切り下げパターン。2013年5月高値からの連続陰線は当面見送りサインだが、週足雲上限からの短期リバウンド狙いか。PERとPBRに割安感なく、週足基準線が推移する4,700円処までの短期割り切りが賢明。ターゲットは4,700円、ロスカット3,060円。

4613

1,620

1,200

世界トップ級の総合塗料メーカー。景気回復を背景に住宅建設や公共投資向けは僅かに伸長。国内自動車向け伸び悩むも、海外の改善が追い風。インドネシア子会社が収益拡大に寄与。インドは積極投資継続へ。売り方の踏み上げが一巡し、2013年5月高値1,481円を起点に失速。二段下げのシナリオあるが、買い残低水準で需給面は良好。2008年10月安値からの上昇は5波動目入りが濃厚か。ターゲットは1,620円、ロスカット1,200円。

8136

6,080

4,230

ライセンス事業やテーマパークを展開。円安による観光客増加でハローキティなどグッズが好調、新キャラクター効果も。ライセンス収入は北米がけん引。南米やアジアの増収に加え、アジアけん引役に上乗せへ。海外投資家の注目度高い。株価は26週移動平均線サポートに強含み。信用取組み良好で、1999年高値7,700円に向け順調にトレンド続く。ターゲットは2011年高値4,195円からの下げの倍返しで6,080円。ロスカットは4,230円。

9697

2,700

1,610

家庭用ゲームソフト開発大手。アクション系が得意。商品ラインナップ拡充でDLC(ダウンロードコンテンツ)収益は拡大傾向。オンラインゲームの「モンスターハンター フロンティア G」が健闘したことに加え、台湾では「鬼武者Soul」が順調な滑り出し。新戦略14タイトルで収益拡大を目指す。スマホ、SNS向けに魅力的なコンテンツ供給が急務。配当利回りの高さが下支え。株価は26週移動平均線サポートに強い陽線で切り返し。2013年5月高値1,847円クリアできれば、2011年8月高値2,311円が視野に。ターゲットは2,700円。ロスカットは1,610円。

  • 出所:DZHフィナンシャルリサーチが作成
  • 注目銘柄採用基準・・・東証一部で時価総額が100億円以上、8/8前場引け段階で25日移動平均線を上回っている銘柄、予想配当利回りが1.0%以上。
  • 「目標株価(円)」・・・一目均衡表分析の値幅観測やフィボナッチ、株価の過去の節目などを基準に総合判断。
  • 「ロスカット株価(円)」・・・一目均衡表や移動平均線、株価の過去の節目などを用い総合判断。
  • ※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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