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2024-05-12 18:04:48

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週刊日本株式アウトルック

主力株に反発の兆し

2013/6/28
提供:DZHフィナンシャルリサーチ  日本株情報部 東野 幸利

来週の株式見通し(7/1〜7/5)

来週の東京株式市場は底固めから反発の兆しへ。新興国からの資金流出懸念や中国株式市場の不安定な動きは続く可能性はあるが、米10年債利回りや円相場が小康状態を維持できれば、日本株の値ごろ感に着目した買いが見込めそう。6/26現在の東証一部の騰落レシオは68%前後と依然として低水準にある。7/3に東証一部に上場するサントリー食品インターナショナル(2587)が順調な滑り出しをみせれば、新興市場よりも底堅い主力株を買う流れにつながりやすい。

イベントは目白押し。米国では、6月ISM製造業景況指数(7/1)や、6月雇用統計(7/5)の発表がある。5月に景気判断の分れ目となる50を割り込んだISM製造業景況指数が50以上に回復できれば、国内の輸出関連株には追い風だ。欧州では、ユーロ圏消費者物価(7/1)、ユーロ圏5月小売売上高(7/3)。国内では、6月調査の日銀短観(7/1)が週初に発表される。注目の大企業製造業の業況判断(前回−8 → 今回予想+3)の改善が見込まれるほか、ドル円の想定為替レートが3月調査の1ドル85.22円から円安方向に修正される公算が高い。

図1:ドル円と想定為替レート
  • 出所:BloombergよりDZHフィナンシャルリサーチが作成

図1は、ドル円相場と大企業製造業の想定為替レートの推移である。実勢レートとのかい離を通じ、輸出企業の業績上振れ余地が再評価されれば自動車株を中心に買い戻しが期待できる。

図2は、過去に行われた衆議院・参議院選挙の投票日を1とし、その前後30日間の日経平均の推移を示したものである。単年ベースではその年によってブレはあるが、各19回平均でみると、投票日までは株高の傾向がみてとれる。
7/21に予定されている参議院選挙に向け、政策のアナウンスが株価の下支え要因になりやすいほか、都議選で自公が圧勝した流れが続くとの思惑なども先行しやすい。

図2:選挙と日経平均の推移
  • ※出所:BloombergよりDZHフィナンシャルリサーチが作成

来週の日経平均の予想レンジは13,300円−14,100円。5/22高値から下落した分の半値戻りの14,000円処までの反発が予想される。

表1は、業種別株価指数の2012/11/13〜2013/5/22までの上昇率と2013/5/22〜6/25までの下落率を示したものである。2012/11/13〜5/22までの上昇相場の間、TOPIXの上昇率を下回った業種別指数(青色)、2013/5/22からの下落局面でTOPIXの下落率を下回った業種別指数(黄色)に注目した。両者で重複する業種は相対的に出遅れ感があるため、全体が下げる局面で下方硬直性があった。

全体が上げる局面では直近の高値に近い分、今後のTOPIXをアウトパフォームしてくる期待感が強い。以下に挙げた銘柄のリバウンド狙いに注目したい。

表1:業種別株価指数の推移

2012/11/13-2013/5/22(11/13=100)

2013/5/22-6/25(5/22=100)

1

証券

324.2

1

証券

75.3

2

海運

222.2

2

金融

77.4

3

輸送

206.2

3

機械

78.0

4

ゴム

205.3

4

不動

78.2

5

不動

198.6

5

非鉄

79.2

6

金融

197.5

6

倉庫

79.5

7

機械

197.2

7

繊維

81.1

8

鉄鋼

194.2

8

鉱業

81.4

9

ガス

190.8

9

卸売

82.1

10

保険

186.5

10

石油

82.2

11

電気

183.0

11

鉄鋼

82.5

12

銀行

182.4

12

ガラス

83.2

13

ガラス

172.1

13

輸送

83.3

14

倉庫

172.0

14

電気

83.4

15

精密

171.8

15

保険

83.9

16

非鉄

171.5

16

銀行

84.4

17

化学

168.1

17

パルプ

85.6

18

金属

166.7

18

化学

85.8

19

建設

165.7

19

金属

86.0

20

情報・通信

165.6

20

陸運

86.3

21

小売

162.6

21

海運

86.3

22

繊維

161.8

22

精密

86.4

23

パルプ

161.1

23

ガス

86.8

24

陸運

158.9

24

医薬

87.2

25

サービス

158.3

25

ゴム

87.3

26

卸売

154.3

26

製品

87.9

27

食料

153.8

27

小売

88.1

28

水産

149.2

28

建設

88.5

29

製品

145.9

29

空運

88.9

30

石油

143.7

30

食料

89.1

31

医薬

142.8

31

水産

89.5

32

空運

139.8

32

サービス

91.1

33

鉱業

120.4

33

情報・通信

91.7

 

 

 

 

TOPIX

176.6

 

TOPIX

84.5

  • ※株価は6/25時点
  • ※TOPIXの上昇率を下回った業種は青色
  • ※TOPIXの下落率を下回った業種は黄色
  • ※出所:BloombergよりDZHフィナンシャルリサーチが作成

来週の注目銘柄!

銘柄
コード

銘柄名

目標株価(円)

ロスカット株価(円)

注目ポイント

1801

520

301

ゼネコン大手の一角。道路や不動産を再編。海外は建築を軸に再評価へ。メタンハイドレート探査・採堀技術で先駆。参院選における与党勝利による公共事業拡大の思惑強い。利益率の先行きに不透明感は残るも、業績に安定感あり。リニア新幹線工事や東京オリンピック開催決まればポジティブ。

2229

11,800

8,620

スナック菓子の国内最大手。米ペプシコの持ち分法適用関連会社。中国事業は先行負担あるも、早期の黒字化目指す。北米事業では「Jagabee」に期待。株価に割安感ないが、安定感ある利益成長力が魅力。株価は13週線をサポートに順調に上昇トレンドを継続中。信用売り残が買い残を上回り、需給面に不安乏しい。

2685

5,900

4,080

駅ビル・ファッションビル、郊外ショッピングセンターを中心に「ローリーズファーム」など複数のカジュアル衣料ブランド店を展開。今期の業績進ちょくは順調。株高による資産効果で恩恵大。自社株買いに意欲的。株価は3月からのモミ合い上放れに向け下値固め完了。まずは25日線をサポートに5/7高値5,090円トライへ。

4543

5,440

4,390

カテーテルなどで国内首位。主力のホスピタルは収益の底上げ、心臓血管は2ケタ成長維持。米医療機器メーカーの買収に積極的。海外比率高く円安効果の影響大。2012年度に130億円の中国売上高を16年度に倍増する方針。財務体質を強化しながら買収機会探索へ。株価は長期上昇トレンド復活に向け再浮上か。

9437

190,000

135,000

国内最大の携帯電話会社。内需大型株の代表格。過去最高の販売ペースのソニーの「エクスペリアA」(スマホ)で同業大手2社を追撃。業績に下振れ懸念あるが、高配当利回りは魅力的。株価は20万円を割り込み9年越しの調整続くも、チャート上では新値十本足は昨年11月以降、底値を切り上げながら陽転。

  • 銘柄採用基準・・・表1の青色と黄色で示した部分で重複した業種の中から、東証一部で信用買い残が前週比で10%以上減少、ないしは予想配当利回りが2%以上の銘柄。
  • 「目標株価」・・・一目均衡表分析の値幅観測やフィボナッチ、株価の過去の節目などを基準に総合判断。
  • 「ロスカット」・・・一目均衡表や移動平均線、株価の過去の節目などを用い総合判断。
  • ※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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  • 本レポートは、株式会社DZHフィナンシャルリサーチ(以下、「DZH」と称します)により作成されたものです。本レポートは、DZHが信頼できると判断した各種データ、公開情報に基づいて作成しておりますが、DZHはその正確性、完全性を保証するものではありません。ここに示したすべての内容は、DZHで入手しえた資料に基づく現時点での判断を示しているに過ぎません。DZHは、本レポート中の情報を合理的な範囲で更新するようにしておりますが、法令上の理由などにより、これができない場合があります。
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