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2018-10-23 05:50:08

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日本株が連日の急落!買い好機の好業績銘柄を探る

2018/02/09
投資情報部 鈴木英之

株式市場が波乱となっています。金利上昇を背景に米国市場ではNYダウが2回も1,000ドル超の下げを記録し、そのあおりで日経平均株価も大きく下げています。昨年来高値からの下落率は11.4%に達しました。

しかし「日本株投資戦略」では来週以降、株価が反発に転じる可能性もあると考えています。今回はその理由と、株価反発局面で有望とみられる好業績銘柄について考察してみました。

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株価が再度の急落!ここは買い好機か?

現地時間2/8(木)の米国株式市場では、NYダウが前日比1,032.89ドル安と急落しました。2/5(月)に1,175.21ドル下げましたが、再び1,000ドルを超える下げとなりました。連邦予算の引き上げ合意や国債の入札不調等を背景に、10年国債利回りが一時2.88%まで上昇し、金利上昇を警戒してVIX指数(恐怖指数)が再上昇し、投資家のリスク回避姿勢が強まったことが要因とみられます。これを受け、2/9(金)の東京株式市場では日経平均株価が508円24銭安と大幅安になっています。

日経平均株価はテクニカル的に、一目均衡表が「三役逆転」の形になっており、調整が長引く可能性が強まっていることは確かです。2/9(金)の段階で同平均株価は昨年来高値24,124円15銭からの下落率が約11.4%に達し、「自律調整」と呼べる下落率(10%以下)を超えてしまう計算です。度重なる急落で投資家心理が悪化する可能性もあり、当面は株価の乱高下が続く可能性も残りそうです。

しかし、株価水準的には2/9(金)の下落局面が当面の安値になる可能性が大きいと考えられます。ここは買い好機となるかもしれません。

米国経済は拡大が続いています。そこに加えて、税制改正やインフラ投資の計画が追加されることになることを勘案すれば、米金利が上昇することに不思議はないと考えられます。ただ、2015年以降、米長期金利は上昇しても2.5%〜2.6%が上限でしたが、2018年に入りそこを上抜けてきたことで、短期的に債券売り(金利上昇)が加速した可能性がありそうです。2/8(木)の米債券市場では10年国債利回りが一時2.88%まで上昇したものの、終値では2.82%と前日比で低下しています。足元は急ピッチで金利上昇が続いてきただけに、そろそろ落ち着きを取り戻しても不思議ではありません。

また、外為相場では「リスク回避」の円高が進み、ドル・円相場は再び108円台となり、株価下落の要因とされそうです。ただ、1/26(金)に記録した108円27銭の円高・ドル安水準には至っていないようです。「リスク回避」の円買いであれば、1ドル数円の単位で円高が進んでも不思議ではないとみられますが、それから考えるとむしろドル・円の動きは落ち着いているとみられます。そもそも、米金利上昇と円高・ドル安が同時進行するというシナリオに無理が伴っていると考えられます。NYダウが2度も1,000ドル超下げたにもかかわらず、円が目先の高値を抜けないということはむしろ、円売り・ドル買いのパワーが蓄積されていると考えるべきではないでしょうか。

こうした中、企業業績はさらに拡大しています。日経平均株価の予想EPS(一株利益)は昨年末の時点で1,511円でしたが、2/8(木)の時点では1,621円台まで増加しています。予想EPSが7%増加しているのにもかかわらず、日経平均株価が下げているため、予想PERは2/8(木)に13.5倍まで低下し、ここ数年(予想PERがおおむね13.5〜16.5倍で推移)の下限に到達しています。

米長期金利の落ち着きが見込め、円高加速の心配が少なく、業績との比較で株価の割安感が強まっているのであれば、日本株については買い場を探るという投資スタンスが有効のように思われます。2/9(金)の寄り付き時点で、日経平均株価の25日移動平均線からのマイナス乖離は8%に達しており、タイミング的にも「下げ過ぎ」と見受けられます。早ければ連休明け以降、相場が好転する可能性もありそうです。

仮に反発に転じた場合、短期的には、それまでに大きく下落した銘柄が買い直される「リターン・リバーサル」となる可能性があります。表1は日経平均株価が昨年来高値24,124円15銭を付けた1/23(火)から2/9(金)までの下落率が大きい10銘柄(東証1部)となっています。

表1:【参考データ】日経平均株価が昨年来高値を記録した1/23からの下落率が大きい10銘柄

コード 銘柄名 株価
(2/9)
株価
(1/23)
騰落率
(%)
7867 タカラトミー 1,106 1,701 -35.0%
5803 フジクラ 807 1,177 -31.4%
6622 ダイヘン 807 1,099 -26.6%
5214 日本電気硝子 3,430 4,645 -26.2%
4819 デジタルガレージ 3,010 4,045 -25.6%
8595 ジャフコ 5,390 7,140 -24.5%
4005 住友化学 660 860 -23.3%
6724 セイコーエプソン 2,120 2,762 -23.2%
6141 DMG森精機 2,104 2,718 -22.6%
6728 アルバック 6,280 8,010 -21.6%
  • ※BloombergデータをもとにSBI証券が作成。対象は東証1部上場の時価総額1千億円以上の銘柄。あくまでも客観的データの提供を目的に作成された表であり、銘柄の推奨を意図した表ではありません。
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買い好機の好業績銘柄を探る

前項でご説明したように、企業業績はさらに拡大しています。日経平均株価の予想EPS(一株利益)は昨年末の時点で1,511円でしたが、2/8(木)の時点では1,621円台まで増加しています。

したがって、仮に来週以降株価が反発に転じた場合、当面は「リターン・リバーサル」となる可能性がありますが、中期的には好業績銘柄が評価される可能性が大きいと「日本株投資戦略」では考えています。

表2は、そうした好業績銘柄の抽出を試みたものです。スクリーニング条件は以下の通りです。

(1)時価総額1千億円以上の東証1部上場銘柄であること
(2)3月決算銘柄で、2/8(木)までに第3四半期決算の発表が終了した銘柄であること
(3)業績予想を行っているアナリストが2名以上いる銘柄であること
(4)来期(2019/3期)の予想営業増益率(市場コンセンサス)が10%以上の銘柄であること
(5)第3四半期累計(2017年4月〜12月期)営業利益が市場コンセンサスを10%超上回っていること
(6)今期(2018年3月期)の予想営業利益について、市場予想が会社予想を上回っていること

上記の全条件を満たした銘柄を、(5)の数字が大きい順に並べたものが表2となっています。なお、日経平均株価が昨年来高値を付けた1/23(火)から2/9(金)までの騰落率も併せて記載しています。

これらの銘柄は、アナリスト予想を上回る四半期営業利益を確保している上、来期も「2ケタ増益」が見込まれている訳ですから、通常の株式相場であれば、すでに大きく値上がりしている銘柄が多いと思われます。しかし、株式相場全般が大きく下げる中で、これら好業績銘柄の多くも冴えないパフォーマンスになっており、買い好機になっている可能性が大きそうです。

表2:買い好機の好業績銘柄を探る

取引 チャート コード 銘柄名 株価
(2/9)
騰落率
(1/23〜)
3Q累計
営業利益
対市場
今期市場
予想営業益
対会社予想
来期市場
予想営業
増益率
現買信買 チャート 6701 日本電気 3,110 -1.0% 160.2% 5.5% 15.9%
現買信買 チャート 6305 日立建機 4,295 -4.4% 43.6% 1.4% 19.8%
現買信買 チャート 4921 ファンケル 3,275.0 -7.4% 35.0% 2.8% 18.0%
現買信買 チャート 7518 ネットワンシステムズ 1,579 -6.9% 20.2% 15.7% 15.4%
現買信買 チャート 6222 島精機製作所 6,550 -18.6% 19.1% 3.3% 11.5%
現買信買 チャート 1893 五洋建設 765 -12.6% 12.6% 7.0% 10.9%
現買信買 チャート 2317 システナ 4,310 12.5% 12.0% 10.2% 13.2%
現買信買 チャート 7296 エフ・シー・シー 3,145.0 4.8% 11.1% 9.6% 15.6%
  • ※Bloomberg、会社公表データをもとにSBI証券が作成。
  • ※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。
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