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2024-04-26 17:20:37

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2018年5月1日

週間マーケット展望 2018年5月1日

先週の振返り

先週は、米国の長期金利の上昇を受けて、日米の金利差拡大が意識され、ドル買い・円売りが優勢となり、ドルは主要通貨に対して上昇した。一方、米長期金利が3%台に達したことを受けて、企業の金利負担増への懸念が強まり、米主要株価が大きく下落したため、クロス円は上値の重い動きも見られた。また、ポンド/円は、日本企業による英国企業の大型M&Aに絡む思惑から週央まで堅調な動きとなったが、週末にかけては上値の重い動きが続いた。ユーロに関しては、ECB当局者のハト派的な発言が影響し、週末にかけて下落した。

今週の展望

今週は、日本市場の休場などで市場参加者が少なくなることが予想され、限定的な動きも考えられる。ただ、米国のFOMCや雇用統計など、週明けから主要な経済指標の発表が続くこともあり、結果を受けて米金利や株価に動きが出るようなら、為替市場にも波及する可能性もあるだろう。また、米財務長官が訪中する予定もあり、米中の通商問題に対する動きにも注意が必要だろう。さらには、引き続き米国の金利動向や株価の動き、本邦企業によるM&Aに絡む決定なども為替市場を動かす要因となるだろう。

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米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

108.50 〜 110.00

 

今週の予想

先週は、引き続き米国債利回りが上昇したことを受けて、日米の金利差拡大が意識され、ドル買い・円売りが先行した。また、北朝鮮情勢に明るい兆しが出ていることも引き続き押し上げ要因となった。ドル/円は、週明けの107.67から109.53まで上昇し、2/8以来の高値を付けた後、終盤まで上値の重い動きが続いた。  
今週は、底固い動きが予想される。2018年4月中旬から続いている米国債利回りの上昇がやや一服しているが、再び上昇に転じるようなら、ドル買い・円売りが強まる可能性も考えられる。また、ムニューシン米財務長官が訪中する予定となっており、貿易問題に関して合意があるようなら、ドルの押し上げ要因となるだろう。また、5/2にはFOMCの結果発表が予定されており、政策の現状維持がコンセンサスだが、2018年6月の利上げに向けた議論が注目される。金利先物市場では、週末時点の2018年6月の利上げ予想確率は92%と高くなっている。さらに、5/4には米雇用統計の発表が控えていることから、こちらの結果も注目される。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

ユーロ高

長期

ユーロ安

週間予想レンジ

131.40 〜 133.00

 

今週の予想

先週は、前週に続き米国債利回りが上昇したことや、北朝鮮情勢の改善の兆しが出ているとの見方を受けて、円を売る動きが優勢となり、週明けの132.11から133.49まで上昇した。その後は、注目されたECB理事会後のドラギ総裁の会見で、域内の景気拡大持続に自信を示したことが好感されたが、最近の景気鈍化が一時的か長期的かを判断する必要があると発言したことから、QE終了に関する手掛かりは2018年7月以降になるとの見方が広がり、ユーロ/円は週末にかけて131.89まで下落した。
今週は、やや上値の重い動きも予想される。ドラギ総裁が定例会見で、最近のユーロ圏の景気鈍化を指摘するなど、ややハト派的な発言が引き続き影響する可能性も考えられる。そして、ユーロ圏では、5/2に域内GDP、5/3に消費者物価指数、5/4に小売売上高の発表が予定されており、結果が注目される。悪化するようなら、景気鈍化に対する懸念が高まる可能性もあるだろう。また、米FOMCや雇用統計の発表も予定されており、こちらの結果にも注目される。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

ポンド安

中期

もみあい

長期

もみあい

週間予想レンジ

151.00 〜 153.85

 

今週の予想

先週は、北朝鮮情勢に明るい兆しが出ていることや、米国債利回りの上昇を受けて円売りが優勢となり、週明けから堅調な動きとなった。また、日本企業による英国企業のM&Aに絡む買収資金の外貨手当てに関する思惑も加わり、ポンド/円は週明けの150.76から152.73まで上昇する動きとなった。ただ、週末には、英GDPなど経済指標が悪化したことが嫌気され、150.26まで下落した。
今週は、やや上値の重い動きが予想される。ゴールデンウィークによる日本市場の休場があり、限定的な動きも考えられる。ただ、海外市場が通常通りであり、米雇用統計やFOMCなど、重要な経済指標も予定されていることから、結果次第で動きが出る可能性も考えられる。また、日本企業による英国企業の買収総額は460億ポンド(約7兆円)と言われており、日本企業による海外企業のM&Aとしては最大とされている。その買収資金のうち、一部を現金で支払いとの報道があり、ポンド調達に動く場合には、ポンド買い・円売りとなることも予想される。そのため、関連する報道には注目したい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

81.50 〜 83.15

 

今週の予想

先週は、米金利上昇が続いたことから、日米の金利差拡大が意識され、ドル買い・円売り優勢の流れから、豪ドル/円も堅調な動きとなった。ただ、株価や原油などコモディティー価格の下落が影響し、軟調な動きとなるなど、やや方向性に欠ける動きとなった。そして、週間ベースの変動幅は0.71円幅となり、2014/5/2週以来の小幅変動となった。
今週は、日本の連休などもあり、限定的な動きも考えられるが、5/1には豪州の政策金利発表、また、米国のFOMCや雇用統計の発表もあり、結果次第では豪ドル相場にも影響する可能性が考えられる。豪州の政策金利発表では、政策金利であるオフィシャルキャッシュレートを過去最低の1.50%に据え置くと予想されており、据え置き期間は2016年9月以来過去最長となっている。金利先物市場では、豪州の利上げは2019年4月以降(2019年4月の利上げ予想確率は70%)から始まると見込まれており、声明などを受けて利上げ時期の思惑が交錯する場合には、動きが出る可能性もあるだろう。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

南アランド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

8.70 〜 8.88

 

今週の予想

先週は、米国の長期金利が上昇したことや、それを受けて株価が大きく下落したことも加わり、新興国通貨が軟調な動きとなった。ランドは、対ドルで2018/1/10以来の安値となり、ランド/円も週明けの8.93から8.72まで下落し、2017/12/18以来の安値を付けた。
今週は、上値の重い動きが予想される。米長期金利の上昇も一服しており、日本の連休もあることから、限定的な動きも考えられる。ただ、米国の主要な経済指標の発表に加え、FOMCも予定されており、米国の利上げペースの加速期待が高まる場合には、ランドは一層軟調な動きとなる可能性もあるだろう。南ア国内では、一部労組のストライキの報道などもあるが、現状では大きな問題となっていない。ただ、今後の動き次第では、ランド相場を圧迫する要因となる可能性もあることから、報道などには注意したい。また、5/30には財政収支、貿易収支の発表が予定されており、こちらの結果にも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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