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2024-04-26 12:15:22

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2018年4月16日

週間マーケット展望 2018年4月16日

先週の振返り

先週は、中国の習近平国家主席が、アジアフォーラムの講演で市場開放を進める方針を示したことを受けて、米中の貿易摩擦に対する懸念が後退し、序盤からは投資家のリスク回避の動きが和らいだ。しかし、シリア情勢を巡る米国とロシアの対立に加え、トランプ米大統領がシリア空爆を示唆したことも加わり、再びリスク回避の動きが強まり、ドル円・クロス円は上値の重い動きとなる場面もあった。ただ、要人発言などから、シリア情勢を巡る米国とロシアの対立が一旦緩和したとの見方が広がり、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。また、株価が堅調な動きとなったことも影響した。

今週の展望

今週は、比較的堅調な動きも考えられる。米中貿易摩擦に対する懸念が一旦緩和したことから、ドル円・クロス円は堅調な動きが続く可能性が考えられる。ただ、要人発言などで急転回する可能性も考えられることから、注意も必要だろう。また、米企業の四半期決算の結果や、本邦企業の英国企業の買収が決定される場合にも、為替市場に影響する可能性もあることから、報道などに注目したい。

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米ドル/円

見通し

短期

米ドル高

中期

米ドル安

長期

米ドル高

週間予想レンジ

106.62 〜 108.45

 

今週の予想

先週は、米FBIがトランプ大統領の顧問弁護士の事務所を捜索したとの報道を受けて、ドルは週明けから軟調な動きとなった。ただ、中国の習近平国家主席が講演で市場開放を進める方針を示したことを受けて、米中の貿易摩擦への懸念が後退し、ドルは堅調な動きとなった。しかし、トランプ大統領がシリアに対する軍事攻撃を示唆したことから、投資家のリスク回避の動きが強まり、安全資産とされる円が買われた。ただ、その後トランプ大統領がシリア攻撃は差し迫っていないと示唆したことを受けて、ドル/円は堅調な動きとなり、週末には107.78まで上昇し、2/22以来の高値を付けた。
今週は、底固い動きが予想される。米中貿易摩擦の懸念が後退したことから、リスク回避の動きが和らいでおり、引き続き円売り・ドル買いが続く可能性も考えられる。また、米主要企業の四半期決算が予定されており、好決算への期待もあり、株価上昇に繋がるようなら、ドルの押し上げに寄与する可能性もあるだろう。ただ、反対に冴えない結果となる場合や、米中貿易、シリア情勢に一層の懸念が高まる場合には、リスク回避の動きが強まる可能性もあることから注意したい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

ユーロ高

長期

ユーロ安

週間予想レンジ

131.50 〜 133.40

 

今週の予想

先週は、週明けにドラギECB総裁が、「ユーロ圏の政策担当者は域内経済の力強い成長を引き続き見込む」と発言したことが好感され、ユーロは主要通貨に対して堅調な動きとなった。また、米中の貿易摩擦への懸念が後退したことも加わり、ユーロ/円は堅調な動きとなった。その後は、シリア情勢の緊迫感からリスク回避の動きが強まったことや、ECB理事会の議事要旨がハト派的と受け取られたことから、上値の重い動きとなった。ただ、週末には132.89まで上昇し、2/21以来の高値を付ける場面もあった。
今週は、底固い動きが予想される。米中貿易問題がやや後退したことが引き続き材料視される可能性が考えられる。ただ、上昇が一服する場合には、ECB理事会の議事録で、「経済に存在するスラックが考えられている以上に大きい可能性があり、インフレ上昇が持続的ではないと判断した」とされたことが改めて意識される可能性も考えられる。また、経済指標では、4/18に消費者物価指数の発表が予定されており、結果が注目される。特に、金融政策の判断の参考にされることから結果に注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

ポンド高

中期

もみあい

長期

もみあい

週間予想レンジ

151.20 〜 154.50

 

今週の予想

先週は、週明けから堅調な動きとなった。そして、米中の貿易摩擦への懸念が後退したこと受けて、世界的に株価が大きく上昇となり、安全資産とされる円が売られた。しかし、シリア情勢の緊迫化に対する懸念からリスク回避の動きが意識され、151円台まで反落する場面もあった。ただ、週後半には、米国によるシリアへの軍事攻撃の懸念が後退したことに加え、本邦企業による英企業のM&A報道も影響し、ポンド/円は週明けの150.50から153.85まで上昇し、2/8以来の高値を付けた。
今週は、底固い動きが考えられる。英国のEU離脱交渉や、英金融政策動向に関する報道や発表は当面出てこないと考えられ、目先の急転回も考えにくい。一方、米中貿易摩擦に関しても一服しているものの、急に流れが変わる要素があることから、注意も必要だろう。そして、M&Aに絡み、本邦企業が金融機関に資金の借り入れを打診したとの報道もあり、決定すればポンドの押し上げ要因となる可能性もあるだろう。また、英国の経済指標では、4/17に雇用統計、4/18に消費者物価指数、4/19に小売売上高の発表が予定されており、特に消費者物価指数の結果は、英国の金融政策に影響する可能性もあることから、注目したい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

82.50 〜 84.53

 

今週の予想

先週は、週明け上値の重い動きとなったものの、中国の習近平国家主席が講演で市場開放を進める方針を示し、米中の貿易摩擦が激化するとの懸念が後退したことから、投資家のリスク回避の動きが和らぎ、相対的に安全な通貨とされる円を売る動きが優勢となった。また、シリア情勢の懸念も後退し、主要株価が上昇したこともあり、豪/ドル円は週明けの81.97から84.07まで上昇し、3/14以来の高値を付けた。
今週は、底固い動きが予想される。米中貿易摩擦に対する目先の懸念が後退したことから、堅調な動きが考えられる。ただ、完全に問題が払拭されたわけではなく、問題が再燃すれば、豪ドル相場に影響する可能性も考えられる。特に、ここまで米中の貿易問題の報道には、比較的敏感に反応していたことから注意したい。そして、国内では、雇用統計の発表が予定されており、豪ドル相場が敏感に反応する経済指標でもあることから、こちらの結果にも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

南アランド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

8.77 〜 8.96

 

今週の予想

先週は、前週末の流れを引き継ぎ、週明けから軟調な展開で始まった。ただ、米中の貿易摩擦への懸念が後退したこと受けて、投資家のリスク志向の動きが強まったことや、世界銀行が南アフリカの今年の経済成長率見通しを引き上げたことが材料視され、ランド/円は週明けの8.81から8.96まで上昇した。その後、FOMC議事録がタカ派的となったことから、上値の重い動きも見られた。
今週は、上値の重い動きが予想される。米中貿易摩擦に関する懸念が後退したことから、比較的底固い動きも考えられる。ただ、南ア中銀の金融政策報告で、改革の道筋が明確示されなければ、2017年に弾みがついていた景気回復は続かないとの見通しが示されており、冴えない経済指標結果が続く場合には、軟調な動きが続く可能性も考えられる。国内では4/18に消費者物価指数、小売売上高の発表が予定されており、結果が注目される。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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