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2024-04-26 09:19:18

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2017年9月19日

週間マーケット展望 2017年9月19日

先週の振返り

先週は、マーケットで懸念されていた北朝鮮の建国記念日に、目立った挑発行動がなかったことや、追加制裁決議案が採択されたことで、北朝鮮情勢がやや落ち着くとの見方から、相対的に安全な通貨とされる円が売られる動きとなり、ドル円・クロス円は週明けから堅調な動きとなった。また、大型ハリケーン「イルマ」の被害が当初予想よりも小さくなるとの見方や、米消費者物価指数が良好な結果となったことがドルの押し上げ要因となった。一方、英中銀の声明や当局者の発言を受けて、来月にも英中銀が利上げに動くとの見方が広がったことから、ポンドは主要通貨に対して大幅上昇となった。

今週の展望

今週は、日米の金融政策発表が注目される。FOMCでは、バランスシートの縮小の決定や、声明などを受けて年内の利上げに期待感が高まるようなら、ドルの押し上げに寄与する可能性もあるだろう。ただ、ハリケーンの被害が金融政策にも影響するとの見方が示される場合には、年内の利上げ期待の後退から、ドルは上値の重い動きとなる可能性も考えられる。一方、日銀が金融政策決定会合では、金融政策の現状維持が予想されており、大規模な金融緩和策が当面続くとの見方が強まる可能性も考えられる。また、堅調な動きが続いたポンドやユーロの動きにも注目したい。そして、最高値の更新が続いている米主要株価や、2万円の大台乗せを目指す日経平均株価の動きにも注目したい。

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米ドル/円

見通し

短期

米ドル高

中期

米ドル安

長期

米ドル高

週間予想レンジ

109.20 〜 111.50

 

今週の予想

先週は、北朝鮮の建国記念日の挑発行動がなかったことや、米南部フロリダ州に上陸した大型ハリケーン「イルマ」の被害が当初予想よりも小さくなるとの見方を背景に、週明けからドル買い・円売りが先行した。また、米国の税制改革実現への期待感が高まったこともドルの押し上げ要因となった。そして、週末の早朝には、北朝鮮がミサイルを発射したことを受けて、一時円が買われる動きも見られたが、その後は円売りの動きが強まり、ドル/円は111.33まで上昇し、7/28以来の高値を付ける動きとなった。
今週は、底固い動きが予想される。注目は、9/20のFOMCの結果発表であり、バランスシート縮小の決定や、年内の利上げ期待が高まる場合には、ドルの押し上げ要因となる可能性もあるだろう。ただ、米消費者物価指数が良好な内容だったものの、小売売上高が予想外のマイナスとなったことで、週明けから続く米国の住宅関連の経済指標が悪化するようなら、期待感が失速する可能性も考えられる。また、ハリケーンの影響が経済指標にも表れ始めており、イエレンFRB議長など当局者が、ハリケーンの影響などについてどのような見方を示すのかも注目される。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

129.35 〜 134.60

 

今週の予想

先週は、北朝鮮情勢を巡る警戒感が和らいだとの見方から、リスク回避の動きが後退し、相対的に安全な通貨とされる円を売る動きとなり、週明けから堅調な動きとなった。その後、米国の税制改革実現への期待感が高まったことを背景にドル買いとなり、対ドルで下落したことや、北朝鮮がミサイルを発射したことを受けて、ユーロ/円は下落する場面もあった。しかし、英国の早期利上げ期待を受けてポンドがドルや円に対して上昇となり、ユーロも連れ高となり、ユーロ/円は週明けの129.99から133.09まで上昇し、2015年12月以来の高値を付ける動きとなった。
今週は、底固い動きが予想される。ECBは理事会で、次のステップは資産買い入れ縮小とすることで合意しているが、理事会メンバーが次回理事会で決定を行う公算が大きいとの見方を示したことを受けて、資産買い入れ縮小に対する期待感が高まっており、底固い動きが考えられる。ただ、ユーロ高に対する警戒感も高まっており、当局者からの牽制発言などがある場合には、影響を受ける可能性もあるだろう。
また、日米の金融政策発表が予定されており、結果に反応する可能性もあり、注目しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

ポンド高

中期

もみあい

長期

もみあい

週間予想レンジ

148.10 〜 152.50

 

今週の予想

先週は、北朝鮮情勢に絡むリスク回避の動きが後退したことを受けて、週明けから堅調な動きとなった。また、英国の消費者物価指数の上昇率が市場予想を上回ったことや、英中銀が政策金利を据え置いたものの、近い将来に金融緩和措置の縮小が必要になる可能性があるとの認識を示したことを受けて、ポンドは大半の主要通貨に対して堅調な動きとなり、ポンド/円は週明けの142.70から151.54まで上昇し、2016年6月以来の高値を付ける動きとなった。また、英当局者が早期の利上げの可能性を示唆する発言をしたことも、押し上げ要因となった。今週は、堅調な動きが予想される。英国の消費者物価指数の上昇やMPCの声明を受けて、英国の年内の利上げ期待が上昇しており、また、英中銀MPCメンバーの中で最もハト派とみなされる委員が、数ヵ月以内に利上げが必要になる可能性があると発言したことも加わり、金利先物市場では、次回11月の利上げ予想確率が64.5%(8日時点18.4%)、12月が72.7%(21.9%)で推移していることから、底固い動きが続く可能性が考えられる。ただ、先週1週間で9円近く上昇したことから高値を警戒する声もあり、調整の動きとなる可能性も想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

豪ドル高

中期

豪ドル安

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

87.00 〜 90.50

 

今週の予想

先週は、市場で懸念されていた北朝鮮の建国記念日の挑発行動がなかったことや、北朝鮮に対する追加制裁決議案が採択されたことを受けて、警戒感が和らいだとの見方から、相対的に安全な通貨とされる円を売る動きが優勢となった。また、豪州の消費者関連の経済指標や、雇用者数の伸びが市場予想を上回る結果となったことを受けて、豪ドル/円は週明けの87.11から89.27まで上昇し、7/27以来の高値を付ける動きとなった。今週は、底固い動きが予想される。豪州の経済指標の良好な結果が続いていることや、堅調な株価動向、資源価格の上昇が続くようなら、引き続き堅調な展開が続く可能性も考えられる。また、年末から来年の利上げ予想確率も前週から上昇していることも好材料となるだろう。ただ、米国のFOMCが予定されており、バランスシート縮小開始や、年内の利上げの可能性が高まる場合には、対ドルで上値の重い動きとなり、対円にも影響する可能性も考えられることから、注目したい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

南アランド安

中期

南アランド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

8.28 〜 8.50

 

今週の予想

先週は、北朝鮮に対する国連の追加制裁決議案が採択されたことで、北朝鮮情勢を巡る警戒感が和らいだとの見方が広がり、相対的に安全な通貨とされる円を売ってドルを買う動きが先行し、ランド/円は堅調な動きとなった。その後、南アの財務相が、今年の経済成長率が政府目標に届かない可能性があるとの見方を示したことや、南アの経済指標が予想を下回る結果となったことも影響し、ランド/円は高値の8.50から8.35まで下落する動きとなった。また、週末早朝に北朝鮮がミサイルを発射したことも影響した。今週は、上値の重い動きが予想される。南アフリカの経済成長と、税収に対する懸念があることから、財政赤字が最大500億ランドに達するとの予想も出ており、財政赤字縮小が進まないとの懸念から南アフリカの格付けがさらに低下するリスクも生じている。そして、9/21の南アの政策金利発表では、利下げの可能性もあることから、上値の重い動きが続く可能性が考えられる。また、米FOMCではバランスシート縮小開始の決定や、年内の利上げ期待が高まるようなら、対ドルで軟調な動きとなり、対円でも上値の重い動きとなる可能性も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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