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2024-04-26 21:20:46

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2015年8月3日

週間マーケット展望 2015年8月3日

先週の振返り

先週は、前週に続き世界的に主要株価が全面安の展開となり、世界経済への先行き懸念が広がったことを受けて、投資家のリスク回避の動きが強まり、ドル円・クロス円は序盤から軟調な動きとなった。その後、注目された米FOMCでは、具体的な利上げ開始の時期について明確な言及がなかったものの、声明を受けて9月会合での利上げ開始へ可能性を残したとの見方が広がり、ドルが主要通貨に対して上昇する動きとなった。また、英国でも利上げへの期待感が高まったことから、英ポンドも堅調な動きとなった。ただ、週末には米雇用関連の経済指標が悪化したことから、ドルが売られる場面もあった。

今週の展望

今週は、各国の金融政策の発表や、米国の主要な経済指標の発表が予定されており、結果には注目したい。特に米国では、利上げ開始の時期を巡る思惑が交錯しており、指標の結果を受けて思惑も変化する展開が続いていることから注意したい。そして、先週末に米雇用関連の指標が悪化したことから、米国の雇用統計の結果にひと際注目が集まっている。また、英国では、金融政策決定会合があり、前回の全会一致から意見が分かれるとの見方が広がっており、結果には注目したい。そして、米英で利上げ期待が高まる場合には、主要国の株価や新興国・資源国通貨が軟調な動きとなる可能性もあるため、注意したい。

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米ドル/円

見通し

短期

米ドル高

中期

米ドル高

長期

米ドル安

週間予想レンジ

123.02 〜 124.74

 

今週の予想

先週は、世界的に株価が下落したことから、投資家のリスク回避の動きが強まったことや、米長期債利回りが低下したことを受けて、序盤は軟調な動きとなった。注目されたFOMCでは、利上げ開始時期に関する言及がなかったものの、声明を受けて9月会合での利上げ開始の可能性を残したとの見方も広がり、ドル/円は堅調な動きとなった。ドル/円は124.59まで上昇し、6/10以来の高値を付ける動きとなった。しかし、週末に発表された雇用関連の指標が悪化したことから、ドル/円は反落となった。
今週は、底固い展開が予想される。週明けから発表される主要な経済指標や、週末の米雇用統計の結果に注目したい。先週末に、米雇用関連の経済指標が悪化したことから、やや早期の利上げ期待が後退しており、利上げ時期を見極める上で、重要な週となる。そして、高値を警戒する動きや、利上げに関する思惑が交錯する動きには注意したい。また、再び懸念が高まり始めた中国株の動向にも注目したい。特に、リスク回避の動きが強まる場合には円が買われ、ドルは上値の重い動きとなる可能性もあるだろう。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

ユーロ安

中期

ユーロ安

長期

もみあい

週間予想レンジ

134.38 〜 138.12

 

今週の予想

先週は、週明けからアジアや欧州の主要株価が下落したものの、ドイツの経済指標が市場予想に反して改善したことが材料視され、ユーロは主要通貨に対して堅調な動きとなり、ユーロ/円も序盤は堅調な動きとなった。しかし、その後は、米景気の持ち直しが示されたことを受けて、米国の利上げ期待が高まり、ユーロは対ドルで下落、ユーロ/円も軟調な動きとなった。ただ、週末には、米指標の悪化を受けて、ドル売り・ユーロ買いとなり、ユーロ/円は一時137.34まで上昇し、約2週間ぶりの高値を付ける動きとなった。
今週は、やや上値の重い展開が予想される。ギリシャ懸念が後退したものの、中国株の問題はまだ燻っている。ただ、今週は、各国の金融政策に絡んだ重要な経済指標が発表されることから、改めて金融政策の違いが意識される可能性も考えられる。そして、米国の利上げ期待が高まる場合、ユーロは一段の下げとなる可能性があり、逆に利上げ時期の後退観測が高まるようなら、堅調な動きとなる可能性も考えられる。また、3日には、ギリシャ株式市場が再開予定だが、こちらの値動きにも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

ポンド高

中期

ポンド高

長期

ポンド高

週間予想レンジ

191.47 〜 196.33

 

今週の予想

先週は、週明けにアジアや欧州の株価が全面安の展開となり、世界経済への先行き懸念が広がったことから、リスク回避の動きが強まり、序盤のポンド/円は軟調な動きとなった。その後は、株価が反発したことなどを受けて、英ポンドは堅調な動きとなった。ポンド/円は194.60まで上昇し、6/26以来の高値を付ける動きとなった。しかし、高値を警戒する向きもあり、週末まで上値の重い展開が続いた。
今週は、底固い展開が予想される。引き続き、高値警戒感があるものの、英国の利上げに対する期待感が高まりつつあることから、底固い展開が予想される。注目は、6日の英中銀MPC(英金融政策決定会合)であり、前回は全会一致で政策の据え置きを決定したが、利上げに関する議論があったことから、今回は意見が分かれるとの見方が広がっている。現状では、タカ派2名が利上げを支持すると見られており、そうなる場合には利上げ期待が高まる可能性が考えられ、ポンドの押し上げ材料となるだろう。ただ、全会一致となる場合には一旦下押しとなる可能性も想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

豪ドル安

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

89.34 〜 91.82

 

今週の予想

先週は、週明けに前週末に続き中国株が下落したことを受けて、資源国通貨が下落となり、豪ドルも主要通貨に対して軟調な動きとなった。豪ドル/円は89.34まで下落し、7/9以来の安値を付ける動きとなった。その後は、株価も落ち着いた動きとなったことから、堅調な動きとなったものの、米経済指標の結果を受けて、米国の利上げが意識されたことから、上値の重い動きとなった。そして、週末には米雇用関連の経済指標が悪化したことを受けて、豪ドル/円は一時91円台まで上昇する動きとなった。
今週は、上値の重い動きが予想される。引き続き中国の株式市場の動向に注目したい。中国の景気懸念が強まる場合には、貿易上や資源需要の懸念が高まり、豪州経済にも影響する可能性が高まるだろう。また、米国の雇用統計など主要な経済指標の発表が予定されており、結果を受けて米国の利上げ期待が高まるようなら、引き続き上値の重い展開が続く可能性も考えられる。そして、豪州国内では、4日に小売売上高、貿易収支、政策金利発表、6日に雇用統計など重要な経済指標の発表が予定されている。政策金利発表では、今回据え置きが予想されているが、声明や総裁の発言において、追加利下げの可能性や、豪ドル安を示唆する場合には、豪ドルの一段の下げも想定しておきたい。ただ、値頃感から90円台割れでは買いも入りやすいことから、比較的底固い動きも考えられる。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

南アランド安

中期

もみあい

長期

もみあい

週間予想レンジ

9.60 〜 9.91

 

今週の予想

先週は、週明けも引き続き中国株価の下落を受けて、ランド/円は軟調な動きとなり、一時9.71まで下落し7/10以来の安値を付ける動きとなった。その後は世界的に株価が上昇したことや、南アの失業率が予想より改善したことを受けて、ランド/円は9.91まで上昇する動きとなった。しかし、週後半には再び中国株が下落したことを受けて、ランド/円も9.70台まで下げる動きとなった。
今週は、上値の重い展開が予想される。このところ、南アフリカの経済指標はまずまずの結果が続いており、特に懸念する内容ではない。しかし、中国株の下落を背景に中国経済に対する懸念も高まっており、資源需要の減退懸念から資源価格や資源国通貨が軟調な動きとなっており、ランド相場も圧迫している。そのため、今週も中国株の動向がポイントとなるだろう。また、米雇用統計の発表も予定されており、米国の利上げを後押しする内容なら、ランドを圧迫する要因となるだろう。そして、南ア国内では、電力消費・発電の指標が発表されることから、こちらの結果にも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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