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2024-04-26 12:11:48

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2014年6月9日

週間マーケット展望  2014年6月9日

先週の振返り

先週は、主要国の経済指標が良好な結果となったことや、欧米の主要株価が堅調な動きとなったこと、また日米金利差拡大観測から円売り・米ドル買いが優勢となり、米ドル/円・クロス円は堅調な動きとなった。そして、注目されたECB理事会では予想通り政策金利が引き下げられ、中銀預金金利がマイナス金利となったものの、それを見越して先月から下落が続いていたため、材料出尽くし感から反転する動きとなった。米雇用統計では、予想通り堅調な結果となったものの、雇用者数の伸びが前月の大幅増となった結果と比較するとやや見劣りしたことなどから、一時下げる場面もあった。しかし、その後は堅調な株価動向を背景に米ドル/円・クロス円は堅調な動きとなった。

今週の展望

今週は、やや上値の重い動きが予想される。先週の米ドル/円・クロス円は半数が当面の高値近辺まで上昇しており、やや一服となる可能性が考えられる。現状では、そこを上抜ける材料が見当たらないことから上値は限定的となるだろう。ユーロ/円や南アフリカランド/円は先月からの下落に対して半値近く値を戻していることから、やや上値が限定的と考えられる。そして、米国では利上げ時期が早まる可能性に関して、ユーロ圏では更なる追加緩和の可能性やユーロ高に関する要人発言には注目したい。

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米ドル/円

見通し

短期

米ドル高

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

101.43 〜 103.40

 

今週の予想

今週は、底固い展開が予想される。先週末の雇用統計は、予想通りの堅調な結果だったものの下げる場面もあった。しかし、堅調な雇用の伸びが続いていることで、利上げ時期が早まるとの期待感も出ていることが引き続き材料視され、週序盤は堅調な動きが考えられる。その後は、6月12日の米小売売上の結果に左右される可能性が考えられる。また、米長期債利回りの動きに敏感に反応することから、こちらの市場の動きにも注目したい。
テクニカル的には、中盤から一目均衡表の雲上限ライン近辺で上値の重い動きとなっている。今週は、雲上限ラインが102.67円であり、ここを完全に上抜けて一段の上昇となるのかどうかに注目したい。その場合には、@103.03円 A103.12円 B103.40円 が目先のポイントとなる。特に、先週末のローソク足の足型が下影線となっていることから、週前半の動きに注目したい。ただ、先週後半同様に上値の重い動きとなる場合には、一段の下げも想定しておきたい。下値のポイントは、一目均衡表の雲下限ラインが102.55〜102.48円にあり、ここを下抜けるようなら、@102.15円 A101.76円 B101.43円 が目先の下値ポイントとなる。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

138.67 〜 140.80

 

今週の予想

今週は、底固い展開が予想される。予想通りの各種金利の引き下げや、預金金利をマイナスにしたこと、ECB総裁が追加緩和の可能性を示唆したことなど、市場の想定内の結果となった。5月のECB理事会後の会見で利下げの可能性を示唆してから対円、対米ドルで3%の下落となっており、ほぼ織り込み済みとなっていた。そのため、材料出尽くし感から反発する動きとなっており、目先この流れが続く可能性も考えられる。ただ、当局者の牽制発言が続く可能性もあるため、上値はやや限定的と考えられる。
テクニカル的には、5月末に200日移動平均線でサポートされた形となっており、今後も下値のポイントとなるだろう。その200日線は、今週138.50〜138.70円台で推移することから、下値のポイントはこの辺りと考えられる。そして、週後半のローソク足の足型が下影線となっていることから、堅調な動きも考えられる。ただ、週明け下落して始まるようだと、下げを示唆する足型パターンとなることから、週明けの足型には注目したい。上値のポイントは、@140.17円 A140.68円 B140.80円 近辺と考えられる。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

ポンド高

長期

ポンド高

週間予想レンジ

170.68 〜 173.47

 

今週の予想

今週は、やや上値の重い展開が予想される。英国経済の回復傾向は続いているものの、一部では指標結果の悪化も見られる。ただ、それまで堅調な結果が続いたことによるものであり、悲観材料にはならない。しかし、ここまでの景気回復はすでに織り込まれており、一段の上昇には新たな材料が必要だろう。市場では利上げ時期が話題になっているが、英中銀総裁は今年3%を越える成長が見込まれるものの利上げ開始を急がない考えを示しており、利上げは来年との見方が強まっている。このことから、利上げ期待での上昇は限定的であり、当面は170.00円台から174円台でのレンジ内の展開が続く可能性が考えられる。今週は、6月11日の英雇用統計の結果には注目したい。
先週は、週明けから一目均衡表の雲上限を再び上抜ける形となり、その後は小動きながら堅調な展開が続いた。また、週央には、オシレーターのMACDで両線がゴールデンクロスとなり、先行するラインがゼロラインを上抜けており、両線がゼロラインを上抜ける場合には上昇継続のシグナルとなることから、注目したい。上値のポイントは@172.75円 A172.99円 B173.47円 近辺。下値のポイントは、一目均衡表の雲上限ラインの171.50〜171.93円、ここを下抜ける場合には、雲下限ラインの170.68円が次の重要なポイントとなる。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

豪ドル高

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

94.51 〜 96.10

 

今週の予想

今週は、やや上値の重い展開が予想される。5月21日の安値93.04円から堅調な展開が続いたことから、やや一服となる可能性が考えられる。ここまでの利下げの効果が出始めていると豪中銀が指摘するなど、豪州経済は徐々に改善が見られ始めている。しかし、豪州の最大の輸出品目である鉄鉱石の価格が6ヵ月連続で下落しており、過去最長の下落局面となるなど、鉱業関連の改善に遅れが出ている。これが豪州経済の成長のブレーキとなっている。そのため、やや上値は限定的と考えられる。そして、ドイツや米国の主要株価が最高値を更新する動きとなったことで、高値警戒感が出て株価に調整が入る場合には、豪ドル相場にも影響する可能性が考えられる。そして今週は、豪州の企業の景況感・信頼感、雇用統計の発表が予定されており、結果には注目したい。
テクニカル的には、週央に一目均衡表の雲上限ラインを上抜けており、一段の上昇となっている。また、オシレーターのMACDでは先週明けにゴールデンクロスとなっている。ここから両線がゼロポイントを上抜ける動きとなるようなら、上昇継続のシグナルとなる。ただ、4月4日からのトレンドラインが95.83〜95.77円にあることから、この近辺の動きには注目したい。先週末にはこのライン近辺で上値の重い動きとなっているものの、ここを上抜ける場合には一段の上昇も考えられる。ただ、ここを完全に上抜けず上値の重い動きとなり、さらに雲上限ラインの95.26〜95.08円を下抜ける場合には、一旦の調整となる可能性も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

南アランド高

週間予想レンジ

9.50 〜 9.78

 

今週の予想

今週は、上値の重い展開が続く可能性が考えられる。先週の自動車販売や企業景況感が悪化するなど、最近は南アフリカの経済指標の悪化が続いている。総選挙から1ヵ月が過ぎたが、資源相が鉱山ストライキの解決に乗り出す意向を示した以外は、目新しい政策も出ていない。引き続き、南アフリカの経済指標結果や、世界的な株価動向・資源価格の動きに注目したい。今週は、製造業生産、鉱物生産量の発表が予定されており、前月比ではマイナスが続いている。今回も引き続きマイナスが予想されており、南アフリカランドの圧迫材料となる可能性が考えられる。
テクニカル的には、週央に一目均衡表の雲下限まで下落したもののここでサポートされて週末には雲上限まで上昇している。ここを完全に上抜ける場合には一段の上昇も考えられる。今週の雲上限ラインは9.68〜9.70円、ここを上抜ける場合には9.78円が次の重要なポイントとなる。また、9.72円近辺には200日移動平均線があることから、このラインを上抜けるのかどうかにも注目したい。下値は、雲下限ラインの9.52〜9.57円、ここを下抜ける場合には、9.50円が次のポイントとなり、下げ継続のシグナルとなる。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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