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2019-09-21 10:14:37

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米国大統領選挙は、日本時間11月9日の13:00頃に結果判明の見通し

2016/11/08
提供:三菱UFJ国際投信

荒武 秀至の今週の注目ポイント!

  • 当面、注意すべき5つの不確定要素
  • 米国大統領選挙は日本時間9日13:00頃に結果判明か
  • FBIは私用メール問題で訴追しない意向となりクリントンに追い風

「投資環境ウィークリー」11月7日号より抜粋

PDFです。新しいウィンドウで開きます。 「投資環境ウィークリー」全文はこちら(PDF)

先月28日、米国FBIがクリントン大統領候補の私用メール問題に関する再調査 を発表したことを契機に、先週の金融市場ではリスク回避が優勢となりました。世界的カネ余りを背景とした待機資金がリスク資産市場に流入しやすい環境に変化はないものの、一時的なリスク回避を誘発する不確定要素には注意が必要です。
当面の不確定要素は、(1)今週8日の米国大統領選挙、(2)11月30日のOPEC総会、(3)12月4日の伊国民投票、(4)12月13-14日の米国FOMC(連邦公開市場委員会)における利上げの可能性、(5)来年3月末にかけた英国EU離脱通告です。
まず、(1)米国大統領選挙はクリントン候補が優勢と見られます。11月7日時点のReal Clear Politics発表の選挙人獲得予想は「クリントン候補216人、激戦州158人、トランプ候補164人」と、一時260人獲得していたクリントン候補の減少が顕著です。しかし、過半数の270人までクリントン候補はあと54人なので、激戦13州のうちフロリダ29人に加え、ペンシルベニア20人、オハイオ18人、ミシガン16人、ジョージア16人、ノースカロライナ15人などの大票田を二つ獲得すれば、他の激戦州を全部落としても勝利します。また、クリントン候補が国務長官時代に側近に送信した私用メールに関して、コミーFBI長官が議会に送付した書簡から、「私用メール問題について訴追を求めないとした7月時点の結論に変更なし」との見解が6日判明し、これがクリントン陣営に大きな追い風となる見通しです。
次に、(2)11月30日OPEC総会は、国別生産量割当が焦点です。9月のOPEC原油供給量は日量3,339万バレルでしたが、これを3,250-3,300万バレルに収めることで9月に合意しました。しかし、ナイジェリアとリビアを除き、イラクやベネズエラ等の増産要求は却下される見通しであり、国別割当を承認できるか不透明です。
(3)12月4日の伊上院権限を縮小する憲法改正を問う伊国民投票が否決されると、レンツィ首相が辞任する可能性があります。その際は、欧州において高福祉政策を進めてきた中道左派(独社会民主党・仏社会党・英労働党等)の弱体化が一段と進み、移民排斥を掲げる右傾化の流れが加速する恐れがあります。
(4)に関しては、11月FOMC声明文で前回までの「インフレ目標2%を引き続き下回った」を「インフレは年初から若干上昇した」に変更、12月利上げの準備が伺えます。10月雇用統計も賃金上昇を示し、市場も利上げをほぼ織り込んでいます。
最後に、(5)英高等法院がEU離脱に議会承認必要との判決を示したことは朗報です。政府が上訴するので最高裁判決を待つ必要がありますが、議会承認が必要となれば、下院議員は残留派が多いとみられ、離脱撤回の可能性も浮上します。

◆中国:7日の外貨準備高、8日の貿易統計、9日の物価統計に注目です。
◆ニュージーランド:10日の金融会合で利下げ予想(2.0→1.75%)です。 (荒武)

今週・来週の主要経済指標と政治スケジュール

11/7(月)

(日)日銀金融政策決定会合議事要旨
(9月20日・21日分)
(中)10月 外貨準備高
9月:3兆1,664億ドル
10月:(予)3兆1,325億ドル
(他)第22回国連気候変動枠組み条約締約国会議
(COP22、〜18日)

11/8(火)

(日)9月 景気動向指数(速報、先行CI)
8月:100.9、9月:(予)100.4
(米)大統領選挙・連邦議会選挙
(米)エバンス・シカゴ連銀総裁 講演
(米)9月 求人・労働異動調査(JOLTS)
求人件数 8月:544.3万件、9月:(予)546.9万件
(中)10月 貿易統計(米ドル建て、前年比)
輸出 9月:▲10.0%、10月:(予)▲6.0%
輸入 9月:▲1.9%、9月:(予)▲1.1%

11/9(水)

(日)9月 経常収支(季調値)
8月:+1兆9,757億円、9月:(予)+1兆6,300億円
(日)10月 景気ウォッチャー調査
現状 9月:44.8、10月:(予)44.3
先行き 9月:48.5、10月:(予)47.5
(米)カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁 講演
(米)ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁 講演
(欧)欧州委員会 経済見通し発表
(中)10月 消費者物価(前年比)
9月:+1.9%、10月:(予)+2.1%
(中)10月 生産者物価(前年比)
9月:+0.1%、10月:(予)+0.9%
(他)ブラジル 10月消費者物価(IPCA、前年比)
9月:+8.48%、10月:(予)+7.91%

11/10(木)

(日)9月 機械受注(船舶・電力除く民需、前月比)
8月:▲2.2%、9月:(予)▲1.8%
(米)ブラード・セントルイス連銀総裁 講演
(他)ニュージーランド 金融政策決定会合
オフィシャル・キャッシュレート:2.0%⇒(予)1.75%

11/11(金)

(米)フィッシャーFRB副議長 講演
(米)11月 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報)
10月:87.2
11月:(予)87.9
(米)ベテランズ・デー(債券市場休場)
(他)韓国 金融政策決定会合
7日間レポレート:1.25%⇒(予)1.25%

注)上記の日程及び内容は変更される可能性があります。

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