SBI証券(旧SBIイー・トレード証券:ネット証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2019-06-17 06:24:11

マーケット > レポート > 米国ウィークリー・マンスリー >  “米朝、米中問題は未だ先行き不透明”

“米朝、米中問題は未だ先行き不透明”

2018/5/29
提供:フィリップ証券株式会社
リサーチ部:庵原 浩樹、増渕 透吾

“米朝、米中問題は未だ先行き不透明”

  • 5/24、北朝鮮の金正恩委員長宛て書簡で、トランプ大統領は「現時点での会談実施は不適切」と6月12日、シンガポールで開催予定の米朝首脳会談中止を表明した。北朝鮮側は、ボルトン大統領補佐官やペンス副大統領を激しく非難し、一方的な核放棄に応じないなどと態度を硬化させていた。
    北朝鮮に核兵器開発の即時、無条件の放棄などを求める「リビア方式」採用を訴えてきたボルトン大統領特別補佐官に加え、5/21に北朝鮮に対し「リビアと同じ轍を踏む」などと語ったペンス副大統領に北朝鮮は激しく反発。北朝鮮の崔善姫(チェ・ソンヒ)外務次官は、「米国が我々と会議室で会うか、核対核の最終決戦で対決するのかは、完全に米国の決断と振る舞いにかかっている」と警告するなど、両国の発言はエスカレートした。トランプ大統領の書簡には、感謝、怒り、失望、圧力とあらゆる思いがちりばめられた一方で、書簡という丁寧な形で首脳会談の見送りと同時に開催も呼びかける内容でもあった。
  • 一方、中止の通達を受けて北朝鮮の金桂冠(キム・ケガン)第1外務次官は5/25、「我々はいつでも、どんな方法であれ、対座して問題を解決する用意がある」との談話を発表。トランプ大統領は5/26に一転、当初予定通り6/12の米朝首脳会談開催を視野に入れていると表明。5/26、急遽行われた朝鮮半島の南北首脳会談で、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領の働きかけもあって、金正恩委員長は改めて朝鮮半島を非核化する意思を明らかにした。ただ、完全な非核化を唱える米国と段階的非核化を求める北朝鮮との間の隔たりは大きく、周辺各国の思惑も絡み今後とも紆余曲折が想定される。5/27には複数の米当局者が首脳会談の準備のため北朝鮮入りし、実務者レベルの話し合いが進められる模様。市場への影響が高まる局面も想定され動向を注視したい。
    また、第2回の米中貿易協議で、中国が米国からエネルギーや農産品の輸入を拡大する方針を発表し、トランプ大統領は5/25、中国の通信機器大手ZTE(中興通訊)への制裁緩和で中国の習近平国家主席と合意。ただ、米議会はZTEが米国の政府や企業から機密を盗んでいる疑惑があり、制裁緩和を阻止する法案を検討中で、議会とトランプ大統領の溝が深まっている。日々情勢が変化する、米朝と米中問題が当面の株式相場の重しとなりそうだ。(庵原)
  • 5/29号ではボーイング(BA)コカ・コーラ(KO)ロッキード・マーチン(LMT)マイクロソフト(MSFT)ネットフリックス(NFLX)ティファニー・アンド・カンパニー(TIF)を取り上げた。

ウィークリーストラテジー

S&P500業種別およびNYダウ構成銘柄の騰落率(5/25現在)

主要企業の決算発表予定

5月29日(火)セールスフォース、HP
30日(水)アナログ・デバイセズ
31日(木)ヴイエムウェア、コストコ

主要イベントの予定

29日(火)
  • 3月の主要20都市住宅価格指数
  • 5月の消費者信頼感指数
30日(水)
  • 地区連銀経済報告(ベージュブック)
  • FRB、ボルカー・ルール見直し案巡り会合
  • OECD経済見通し
  • 5月のADP雇用統計
  • 4月の卸売在庫
  • 1-3月のGDP (改定値)
31日(木)
  • アトランタ連銀、講演
  • FRBブレイナード理事、講演
  • 欧州中央銀行(ECB)コンスタンシオ副総裁が任期満了
  • 4月の個人所得・支出
  • 5月26日終了週の週間新規失業保険申請件数
  • 中国5月の製造業・非製造業PMI
6月1日(金)
  • MSCI新興市場指数などへの中国人民元建てA株組み入れ開始
  • 5月の雇用統計
  • 5月のISM 製造業景況指数
  • 4月の建設支出
  • 中国5月の財新製造業PMI
  • ※Bloombergをもとにフィリップ証券作成

銘柄ピックアップ

ボーイング(BA) ・・・2018/7/25に2018/12期2Q(4-6月)の決算発表を予定

  • 1916年に創業。航空宇宙機器製造会社。民間航空機、防衛・軍用機、電子・防衛システム、衛星、衛星打ち上げ機、高度情報通信システムなどの製品を、150カ国以上で展開する。
  • 2018/12期1Q(1-3月)は、売上高が前年同期比6.5%増の233.82億USD、純利益が同56.9%増の24.77億USD。調整後EPSは3.64USDと市場予想の2.58USDを上回った。低燃費が特徴の737型MAXがアジアのLCCなどからの引き合いが強かったほか、軍用機の受注も伸びた。
  • 2018/12通期会社計画を上方修正。売上高は960-980億USDと据え置いたが、調整後EPSを14.30-14.50USD(従来計画13.80-14.00USD)とした。2018/12通期市場予想は、売上高が前期比4.9%増の979.36億USD、当期利益が同19.8%増の98.16億USD。同社が出資するズーナム・エアロは、ハイブリッド電気航空機をジェットスイートへ2022年に納入する計画。(増渕)

コカ・コーラ(KO) ・・・2018/7/25に2018/12期2Q(4‐6月)決算発表の予定

  • 1886年設立の世界最大の飲料メーカー。200以上の国・地域で500以上のブランドを提供。会社名でもあるコカ・コーラのほか、綾鷹、ネクター、ファンタ、ジョージアコーヒーなどを展開。
  • 2018/12期1Q(1-3月)は、売上高が前年同期比16.4%減の76.26億USD、純利益が同15.7%増の13.68億USD。調整後EPSは0.47USDと市場予想の0.45USDを上回った。ボトリング地域のフランチャイズ化の影響で売上高が同26%下押しされた。オーガニック売上高は同5%増。
  • 2018/12通期の会社計画は、オーガニック売上高が前期比4%程度の増加、調整後EPSが同8-10%増。通期の市場予想は、売上高が同9.7%減の319.82億USD、当期利益が同7.2倍の89.65億USD。長期金利上昇の一服により、好配当銘柄が見直される展開となろう。(増渕)

ロッキード・マーチン(LMT) ・・・2018/7/24に2018/12期2Q(4-6月)の決算発表を予定

  • 1955年にロッキード社とマーティン・マリエッタ社の合併により設立。航空機製造や宇宙航空事業を展開。弾道弾迎撃ミサイル「THAADミサイル」やステルス戦闘機「F-35」など手掛ける。
  • 2018/12期1Q(1-3月)は、売上高が前年同期比3.4%増の116.35億USD、純利益が同46.6%増の11.57億USD。EPSは4.02USDと市場予想の3.39USDを上回った。新型ミサイルが好調。
  • 2018/12通期会社計画を、売上高を503.50‐518.50億USD(従来計画500-515億USD)、事業セグメント営業利益を53.15‐54.65億USD(同52.00‐53.50億USD)、EPSを15.80‐16.10USD(同15.20-15.50USD)と上方修正。営業キャッシュフローは30億USDで据え置いた。通期市場予想は、売上高が前期比0.5%増の513.11億USD、当期利益が同2.3倍の46.26億USD。(増渕)

マイクロソフト(MSFT) ・・・2018/7/20に2018/6期4Q(4-6月)の決算発表を予定

  • 1975年にビル・ゲイツとポール・アレンが設立したPCソフトウェア会社。個人・企業向けに基本ソフトウェア(OS)をはじめ、サーバー用アプリケーション、ソフト開発ツールなど提供する。
  • 2018/6期3Q(1-3月)は、売上高が前年同期比15.5%増の268.19億USD、純利益は同35.3%増の74.24億USDであった。EPSは0.95USDと、市場予想の0.84USDを上回った。
  • 2018/6期4Q(4-6月)会社計画は、プロダクティビティ&ビジネスプロセス部門の売上高が95.5-97.5億USD、インテリジェントクラウド部門の売上高が89.5-91.5億USD、モアパーソナルコンピューティング部門の売上高が103-106億USDである。2018/6通期の市場予想は、売上高が前期比13.1%増の1,091.85億USD、当期利益が同34.6%減の166.77億USD。同社は、タブレット端末「Surface」で、価格を抑えた廉価版を2018年後半にも発売する計画。(増渕)

ネットフリックス(NFLX) ・・・2018/7/16に2018/12期2Q(4-6月)の決算発表を予定

  • 1997年設立。インターネットを通じTV番組や映画等を配信する世界のリーディング企業。従来事業であるレンタルDVDの提供から、月間定額制のストリーミングサービスに事業を転換。
  • 2018/12期1Q(1-3月)は、売上高が前年同期比40.3%増の37.01億USD、純利益が同62.9%増の2.90億USD。EPSは0.64USDと市場予想の0.63を上回った。国内ストリーミングサービス契約者数は196万人純増、海外ストリーミングサービス契約者数は546万人純増となった。
  • 2018/12期2Q(4-6月)会社計画は、国内ストリーミングサービス契約者数が120万人純増、海外ストリーミングサービス契約者数が500万人純増、売上高が同41.3%増の39.34億USD、純利益が同5.4倍の2.82億USD。通期市場予想は、売上高が前期比37.7%増の160.97億USD、当期利益が同2.3倍の12.86億USD。時価総額でウォルト・ディズニーを上回る局面も。(増渕)

ティファニー・アンド・カンパニー(TIF) ・・・2018/8/28に2019/1期2Q(5-7月)の決算発表を予定

  • 1837年にNYで創業。宝飾品などを販売する世界的企業。「Tiffany&Co」ブランドのもと宝飾品を製造するほか、販売店舗「TIFFANY &CO」を運営する。ネット販売やカタログ販売も行う。
  • 2019/1期1Q(2-4月)は、売上高が前年同期比14.9%増の10.33億USD、純利益が同53.2%増の1.42億USD。EPSは1.14USDと市場予想の0.83USDを上回った。ほとんどの地域・製品カテゴリーで販売が好調。既存店売上高は同10%増、為替の影響を除くベースでも同7%増。
  • 2019/1通期会社計画は、売上高が為替の影響を除くベースで前期比1桁台後半の伸び率、EPSが4.50-4.70USD、既存店売上高が1桁台中盤から後半の伸び率。通期市場予想は、売上高が前期比8.2%増の45.11億USD、当期利益が同56.2%増の5.78億USDである。(増渕)
フィリップ証券株式会社

今すぐ外国株式口座開設

今すぐお取引

免責事項・注意事項

  • 当資料は、情報提供を目的としており、金融商品に係る売買を勧誘するものではありません。フィリップ証券は、レポートを提供している証券会社との契約に基づき対価を得ております。当資料に記載されている内容は投資判断の参考として筆者の見解をお伝えするもので、内容の正確性、完全性を保証するものではありません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。また、当資料の一部または全てを利用することにより生じたいかなる損失・損害についても責任を負いません。当資料の一切の権利はフィリップ証券株式会社に帰属しており、無断で複製、転送、転載を禁じます。

    <日本証券業協会自主規制規則「アナリスト・レポートの取扱い等に関する規則平14.1.25」に基づく告知事項>
    本レポートの作成者であるアナリストと対象会社との間に重大な利益相反関係はありません。

お客様サイトへログイン

SBIアナリストレポート

アナリストによる投資情報を配信

商品・サービスのご案内

  • MAXISETF売買手数料全額キャッシュバックキャンペーン
  • 【リスクヘッジに効果的!?】SBI証券で貴金属関連商品に投資しよう!

PR


ページトップへ

入金・出金・振替

ご利用にあたって

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号 加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会
SBI証券(旧SBIイー・トレード証券:ネット証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.