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“利上げへの地ならしで相場は堅調さを維持!”

2015/5/26
提供:フィリップ証券株式会社
リサーチ部:庵原 浩樹、袁 鳴、北浦 優子

ウィークリーストラテジー

S&P500業種別およびNYダウ構成銘柄の騰落率(5/22現在)

“利上げへの地ならしで相場は堅調さを維持!”

  • FRBによるコーション(注意喚起)にもかかわらず、米国株式相場は確りとした足取りでの推移となっている。5/6に米国株がかなり割高であると指摘したイエレンFRB議長は5/22、ロードアイランド州での講演で利上げの時期について景気の回復が続けば年内に利上げを行うことが適切である(“It will be appropriate at some point this year to take the initial step to raise the federal funds rate”)旨のコメントを行った。5/22のNYダウ、S&P500種株価指数はほぼ終日、前日比マイナス圏で推移していたが、S&P500指数は一時同プラスとなるなどイエレン議長の講演が始まった直後に米国株の水準は切り上がった。
    一連のコーションは、FRBがバブルの芽を事前に摘みとるための金融正常化を着実に行う意思表示であるとともに、金融市場への利上げショックを和らげるための善後策と言うことができよう。市場との対話を重視するイエレン議長が利上げへ向けた地ならしを進める一方で、市場に明快なるメッセージを送ることで市場参加者との信頼関係がより強固になっていると考えられる。イエレン議長の講演を株式市場が好感したことは何よりのその証左と考えられよう。
  • ただ、利上げへのカウントダウンに伴う金利上昇は株式市場にとってはマイナス要因であり、進展するドル高は米国企業の収益押し下げ要因となる。このため、金利上昇やドル高の影響を受けても高い収益を確保できる企業の選別が進むことが予想され、セクターの選別や銘柄ピックアップが重要となろう。
    金利上昇では利鞘拡大が期待される銀行セクターに注目したい。ドル高進展からは米国内の収益構成比が高いバンク・オブ・アメリカ (BAC)ウォルマート・ストアーズ(WMT)ギリアド・サイエンシズ(GILD)ネットフリックス(NFLX)などをピックアップした。グッドイヤー(GT)は米国内売上構成比が50%以下であるが、北米での収益改善などにより赤字から脱却し利益率やROEにも改善が見られ、増益見通しの同社株価は予想PERから割安感を指摘できよう。今週は、消費者マインドや住宅関連指標のほか、速報値が前期比年率0.2%増となった1-3月のGDP改定値(市場予想▲0.9%)が注目されることとなろう。
  • 5/26号ではバンク・オブ・アメリカ (BAC)ギリアド・サイエンシズ(GILD)グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー(GT)ネットフリックス(NFLX)ウォルマート・ストアーズ(WMT)を取り上げた。

主要企業の決算発表予定

27日(水) ティファニー、マイケル・コース、コストコ・ホールセール
28日(木) アバゴ・テクノロジーズ、アバークロンビーフィッチ

主要イベントの予定

27日(水)
  • G7財務相・中央銀行総裁会議(ドレスデン、5/29まで)
  • 英国新議会開会(エリザベス女王施政方針演説)
28日(木)
  • 新規失業保険申請件数(5/22終了週)
  • グーグル年次開発者会議「Google I/O 2015」(サンフランシスコ、5/29までSF)
  • ECB第4回TLTRO実施
29日(金)
  • 2015/1-3期実質GDP(改定値)
  • 5月のシカゴ゙購買部協会景気指数
  • 5月のミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)
6月1日(月)
  • 中国「カード決済」新規定発効、外国企業の参入容認
  • 4月個人所得・個人支出
  • 4月PCEコア・デフレータ
  • 4月建設支出
  • 5月ISM製造業景況指数
2日(火)
  • 4月の製造業受注指数
  • 5月の国内自動車販売
  • ※Bloombergをもとにフィリップ証券作成

銘柄ピックアップ

  • 1928年に設立した金融持株会社。銀行、投資、資産管理、リスク管理商品とサービスなどを提供している。子会社にはモーゲージ貸付会社、投資銀行、証券ブローカーなどがある。
  • 2015/12期1Q(1-3月)は総収入が前年同期比5.9%減の214.21億USDとなったが、純利益は33.57億USDと前年同期の2.76の赤字から黒字に転換。主力の資金利益が減少したが、費用削減と効率改善が寄与。調整後EPSは0.30USDと市場予想の0.292USDを上回った。
  • 2015/12通期の市場見通しは純利益が前期3.2倍の152.36億USDである。また、22日にFRBイエレン議長は利上げ時期について「景気が想定通り回復すると年内のいずれかの時点で利上げの最初の段階に進むのが適切だ」と述べた。金利が上昇すると銀行貸出金利、債券利回りに連れて上昇するほか、ドル高も予想される。銀行や債券関連業務への投資環境が改善、ドル高からも国内業務の構成比が高い同社にとって利益の拡大が予想される。
  • 1987年に創立。遺伝子組み換えなどの技術を使い、生命に危険を及ぼす難病に対する治療法の研究、発見、開発、商品化を展開するバイオ製薬大手である。HIV/AIDS、肝炎、エイズ、重度の心循環系などの治療薬に注力し世界27ヵ国・地域で展開している。
  • 2015/12期1Q(1-3月)は売上高が前年同期比52.0%増の74.1億USD、純利益が同94.6%増の43.3億USDとなり、EPS は2.94USD と市場予想の2.32USDを上回った。2014/12期4Qに米国と欧州で認可された新製品ハーボニ(C型肝炎治療薬)が大きく収益貢献した。
  • 同社は2015/12期の売上高会社計画を上方修正し、280-290億USD(従来計画は260-270億USD)とした。粗利益率は87-90%を計画している。新薬開発に注力しており中長期的に業績拡大が期待できるうえ、2015/4には150億USDの自社株買いを開始するなど株主還元にも積極的な姿勢がみられたことは高く評価できよう。
  • 1898年創業した世界的なゴム・タイヤ大手メーカーである。乗用車用タイヤをはじめ、商業車用、トラック・バス用、農耕機用など幅広い需要に対応するラインナップを取り揃えている。
  • 2015/12期1Q(1-3月)は売上高が前年同期比10%減の40.24億USDとなったが、純利益が前年同期の5,100万USDの赤字から2.24億USDの黒字に転換した。EPS も0.83USD と市場予想の0.423USDを大幅に上回った。地域別の営業利益は4地域のうち3地域が増益だった。主力の北米は好調に推移し営業利益が同26.9%増の1.98億USDと総体の5割強を占めた。
  • 1Qは中国経済の減速によるタイヤやゴムの輸入減、ドル高による海外事業の採算低下が響き欧州とアジアは軟調。ただ、好調に推移した北米の業績に次ぎ、南米の営業利益は同26.2%増と大幅増益になった。また、4月に同社はメキシコに新工場を建設すると発表。米州向けプレミアムタイヤの年間生産を1,000万本に拡大する見込み。業績拡大が期待される。
  • 映画やドラマなどのオンライン動画配信サービスを50ヵ国以上で提供する。会員数は6,200万人超。会員の視聴時間は月間で20億時間を超える。
  • 2015/12期1Q(1-3月)は、売上高が前年同期比23.9%増の15.73億ドル、純利益が同55.4%減の2,370万ドル。EPSは0.38ドルと市場予想の0.63ドルを大きく下回った。米国内での動画配信サービスは増収増益となったが、海外向けでコスト高や為替要因が利益を押し下げた。
  • 2015/12通期の市場予想は、売上高が前期比23.1%増の67.76億ドル、純利益が同63.5%減の9,750万ドル。同社は海外での市場拡大に向けて重点投資をしており、オーストラリアとニュージーランドでサービスを開始した。また、今秋には日本でもサービスを開始する。有料会員数は国内外で順調な伸びを見せており、投資が一巡した後の伸び代は大きいと考えられる。
  • 1969年設立。ディスカウント・ストアから発足、世界各国でスーパーマーケットチェーン店を運営する。衣料、日用品、家電、食品などを販売。世界最大の小売業である。
  • 2015/1通期は売上高が前期比2.0%増の4,856.5億USD、純利益は同2.1%増の163.6億USDとなった。EPS は5.07USD と市場予想の4.99USD を上回った。ドル高による為替変動要因が売上高を53億USD 押し下げたが、好調なインターネット販売などから増収となった。
  • 2016/1通期の会社計画EPS は、1Q が0.95-1.10USD(前年実績1.10USD)、通期では4.70-5.05USD(同4.85USD)となる見通し。また、配当金は1.96USD(前期は1.92USD)と42年連続の増配を計画している。また、同社は食肉供給業者に対して抗生物質の使用を控えるとともに、より人道的な環境で家畜を飼育するよう要請。消費者が質の高い食品を求める中、対応策への取り組みを強化。今後の食肉業界の動向と同社への消費者の反応に注目したい。
フィリップ証券株式会社

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