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米国株マンスリー“緩和的金融政策を示唆したFRBと米国株価動向”

2015/3/30
提供:フィリップ証券株式会社
リサーチ部:庵原 浩樹

FRBは緩和的金融政策を示唆

3/18のFOMC声明文で、想定通り「忍耐強く」(Patient)の文言が削除され、6月からの利上げも可能となった。一方、FOMC参加メンバーによる経済見通しは、失業率を除きGDP成長率などが下方修正となり、市場の利上げ見通し時期は後退した。
天候不順や港湾ストライキなどの影響も考えられるが、実際、足元の米国経済指標はやや軟化している。2月は小売売上高が前月比0.6%減、鉱工業生産(製造業)が同0.2%減と何れも3ヵ月連続で低下。経済指標の軟化に加え、FOMCメンバーであったタカ派のダラス連銀・フィッシャー総裁やフィラデルフィア連銀・プロッサー総裁らの退任の影響もあるが、3月のFOMCでFRBが緩和的な金融政策を暫く続けることが示唆されたと考えるのが妥当であろう。

3月のFOMCの注目ポイントとFRBの経済見通し

金融正常化への道のりは遠い?

3/18のFOMC声明及びイエレンFRB議長のコメントを受けて、FF金利先物が約0.50%もしくは1.00%程度となる時期は1-2ヵ月先送りとなった(右図表)。フィリップ証券では、米国経済動向や、緩やかな改善基調の日欧経済動向、中国の経済成長率鈍化などもあって、米国の利上げ時期は2015年末、もしくは2016年にずれ込むとの見方を維持する。
エネルギー価格下落やドル高は、個人消費押し上げの側面もあるが、FRBのインフレ目標を妨げ輸出に影響を及ぼし経済成長率を鈍らせている。このため、FRBは金融政策の自由度を高めたが、金融正常化への道のりは未だ険しいと言えよう。

FOMCを受けたFF金利先物の動向

  • 出所:Bloombergをもとにフィリップ証券作成

検証〜ドル高で株安となるのか?

ドル高局面は株安との見方もできるが、2000年代初頭はITバブル崩壊、2008-2009年にかけてはリーマン・ショックが影響しており、ドル高=株安とは言い切れない。現状は、景気拡大に伴う健全なドル高にあり、その面からは株価上昇基調が続く可能性は十分高いとみている。

過去のドル高局面は株安となっていたが・・・

  • 出所:Bloombergをもとにフィリップ証券作成

検証〜利上げ局面と株価動向

1990年以降、3回の利上げ局面があった。1994年時の金融緩和からの金融政策正常化(利上げ)時には、NYダウは利上げ前に上昇が続いた。利上げ後に利上げ直前の高値から9.7%調整したがその後、FF金利誘導目標の6.00%乗せまでにNYダウは7.1%上昇した。
ITバブル時の1999年には、利上げ開始時から約2ヵ月間上昇が続き、上昇率は2.1%となった。ただ、その後はITバブル崩壊もあって株価は大幅に調整した。
2004年は、利上げ前に株価は一旦6.0%の調整をし、利上げ後も調整局面があったものの、NYダウは上昇を続け、利上げ開始からFF金利誘導目標が5.25%に乗せるまでに7.2%の上昇となった。

1990年以降、3回の利上げ局面とNYダウの動き

  • 出所:Bloombergをもとにフィリップ証券作成

鈍化傾向を示すGDP成長率

前述のとおり、足元の米国経済は軟調を示す指標が相次ぎ、2月の耐久財新規受注は、前月比1.4%減と、市場予想の同0.4%増に反し減少。輸送機器が同3.5%減と大幅減となり、ドル高や世界的な需要の弱さを反映している。
年率1.2-2.0%成長見通しの2015/1Qの実質GDPは下方修正もあろう。3月の耐久財受注に大きな伸びがなければ、GDPの設備投資が減少になると予想される。エコノミストの大半は、経済活動の停滞を一時的と見ているが、FRBの利上げ判断に大きな影響を与える可能性があり、経済指標の動向が注目される。

1.2-2.0%成長見通しの2015/1Q(1-3月)実質GDPは下方修正も

  • 出所:Bloombergをもとにフィリップ証券作成

減益織り込み済みの株式市場

ドル高で多国籍企業の利益が目減りし、原油安で関連企業が投資を抑制している。建設大手のキャタピラー(CAT)は、原油安が業績を圧迫するとの見通しを示した。世界最大の家庭用品メーカー、プロクター&ギャンブル (PG)もドル高により今期の売上高を3-4%下押しするとしている。
この結果、S&P500構成企業の利益は、2015/1Qから3Qまで減益見通しだが、株式市場は保守的な悲観シナリオの大半を既に織り込んだとみられる。決算でシナリオに改善が見られれば、緩和的金融政策のなか、再び株価上昇も期待されよう。

保守的な減益シナリオを織り込んだ株式市場は決算発表で再び評価も

  • 出所:Bloombergをもとにフィリップ証券作成
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