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2019-10-14 14:29:37

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中国物価:5月のCPI、予想を下振れ!!

2015/6/15 モーニングスター株式会社

物価の低迷が続いている。

国家統計局によれば、5月の消費者物価指数(CPI)は前年比1.2%上昇で、4月よりも0.3ポイント低く、市場コンセンサスを0.1ポイント下回った。前月との比較では0.2%下落している。

長らく供給過剰が続いた豚肉だが、需給の改善などで前月と比べ価格が上昇。また、たばこは税制の変更など政策的な理由で上昇した。更に、ガソリン、ディーゼル油などは原油価格の持ち直しなどにより、上昇に転じている。

このように一部の商品では価格は上向いているものもある。しかし、生鮮食品、果物、卵など、CPI全体からみてウエイトの高い商品が下落していることから、全体として消費者物価は安定した状態が続いている。

5月の工業品出荷価格指数(PPI)は前年比4.6%下落で、4月と同じであったが、こちらも市場コンセンサスと比べると0.1ポイント下振れした。前月との比較では0.1%下落している。

石油・天然ガス、非鉄金属、化学原料・製品など、一部製品の価格は前月と比べ上昇したものの、全体としては依然として、下落傾向が止まらないといった状態だ。

需要が弱いから物価が下がるのだといった見方が根強い。もちろん、需要が強くないのは貿易統計などを見ていても良くわかるが、それだけが要因ではない。消費者物価指数では季節要因に加え、農業、輸送面での着実な進歩なども加わり、生鮮食品の供給が年々安定的に増えている。足元の状況をみる限り、しばらく物価は安定した状態が続くだろう。

本土株の上昇が止まらないが、海外のマスコミなどはバブルを懸念する意見も見られる。しかし、株式市場にとって、もっとも重要な政策は金融政策である。

国務院は今年の物価目標を3%としているが、足元の状況をみる限り、年内に3%まで戻る可能性は低いだろう。

PPIでは38カ月連続で下落が続いている。年内を通して、中国人民銀行はインフレを警戒することなく、金融緩和政策を続けることができるはずだ。金融緩和が続く限り、株価が大きく崩れることはないだろう。

金融緩和政策で恩恵を受ける銘柄についてはこれまでたくさん紹介してきた。今回は、物価の安定が競争上有利となる銘柄をピックアップした。

銘柄名  恒安国際(01044/メインボード)

福建省に拠点を置く民営の衛生用品メーカー
6月10日終値:89.35香港ドル

 ・ 衛生ナプキンでは国内トップシェア。2014年12月期の部門別売上高は衛生ナプキンが31.2%、紙おむつが13.0%、ティッシュペーパーが45.6%、スナック菓子が6.4%、化粧品、トイレタリー製品、ベビー用ケア製品などが3.8%を占める。また、地域別では福建・広東が18.5%、華東が14.9%、華中が12.3%、山東・河南が10.2%、海外が8.0%など。

 ・ 2014年12月期業績は12.5%増収、5.2%増益。ティッシュペーパーは販売価格下落が響き不振であったが、衛生ナプキンについては、高付加価値製品の投入による製品構成の改善から売上は好調、業績をけん引した。

 ・ ティッシュペーパーでは過当競争が激しくなっており、利益の伸び悩みが続きそうだが、収益の柱である衛生ナプキンでは積極的な新商品投入により好調が続くと予想。

 ・ 物価の安定はコストの低減に繋がる。競争力の高い同社では、販売価格(平均)は引き上げの余地あり。

銘柄名  蒙牛乳業(02319/メインボード)

国内大手乳製品メーカー
6月10日終値:40.9香港ドル

 ・ 2014年の売上規模では伊利股フェン(上海A株600887)に次いで業界第2位だが、牛乳販売量ではトップ。中糧集団、Arla Foods amba、Danone SAが大株主となっている。

 ・ 2014年12月期の部門別売上高は、牛乳が47.4%、乳飲料が23.8%、ヨーグルトが14.8%、アイスクリームが5.4%、粉ミルクが7.9%、その他が0.7%。

 ・ 2014年12月期業績は15.4%増収、44.1%増益。主力の牛乳は安定成長であったが、乳酸菌飲料の売れ行きが好調。ヨーグルトについては生産能力を増強、ダノンとの技術協力の効果などもあって売上は36.7%増となり、業績に貢献した。また、13年8月から粉ミルク大手である雅士利国際が連結対象となったことで、業容が拡大した。

 ・ 昨年初めごろより、原乳価格が下落。供給過剰は簡単には解消されず、原乳価格は今後も低水準が続くと予想。競合他社と比べ原乳の自社生産比率の小さい同社は有利。

銘柄名  玖龍紙業(02689/メインボード)

アジア最大の段ボール原紙メーカー
6月10日終値:7.26香港ドル

 ・ 広東省東莞市、江蘇省太倉市、重慶市、天津市などが主な生産拠点。2014年12月中間期における部門別売上高は段ボール板のライナー、中芯が92.4%、再生紙、包装紙が6.7%、高級特別紙が0.8%、パルプが0.1%。

 ・ 2014年12月中間期業績は6.6%増収、30.2%減益。生産量が12.9%増えたものの、価格が5.5%下落したことで、一桁台の増収率にとどまった。コスト低下効果は小さく、価格下落が響き粗利益率は悪化。販管費の急増もあり、大幅な減益を余儀なくされた。

 ・ 中間期業績は悪かったものの、足元では需給が改善、価格は上昇へ。当局が環境保護のため遅れた設備の製紙メーカーを徹底淘汰している効果が出始めた。長期的には電子商務取引の拡大は段ボール需要の拡大に繋がる。業績底打ちへ。

  • ※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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